魔法少女リリカルなのは黄金の腕輪を持つ転生者
[全1ページ]

 

ジリリリリリリリリリリリッ

 

 

「・・・ん、う〜ん・・・」

 

 

目覚ましの音が鳴り、眠りから眼を覚ます。

 

 

「ふぁぁ〜、よく寝たぁ〜・・・って、なんだこれ?」

 

 

膨らんでいる横のシーツがもぞもぞと動いていた。

 

 

「なんでここに・・・?」

 

 

シーツを捲りあげると、隣で気持ち良さそうにアリスが寝ていた。

 

 

・・・いつの間に入って来たんだ?はぁ…とりあえず起こすかな。

 

 

「お〜い、アリス起きろ〜」

 

 

僕はアリスが潜っているシーツを軽く揺する。

 

 

「う、う〜ん・・・」

 

 

アリスは唸り声をあげてもぞもぞとシーツから顔を出す。

 

 

「おはよう。」

 

 

「うぅ〜ん・・・」

 

 

半分寝惚けながら、アリスはゆっくりと体を起こす。

 

 

「今から朝ご飯作るけど、食べる?それともまだ寝ておく?」

 

 

「うぅ〜、食べる・・・」

 

 

「じゃあ、朝ご飯出来たら呼ぶからその時にリビングに降りてきて。」

 

 

「ふぁ〜い・・・」

 

 

手を振りながらおぼつかない足取りで、自分の部屋に戻っていった。

 

 

「さて、おはよう、イース。」

 

 

「おはようございます、マスター」

 

 

机の上に置いてあるイースに挨拶をした後、イースを首に掛け、服を着替えてから朝食を作る為にリビングに向かうのだった。

 

 

「メニューは、簡単に焼き鮭に玉子焼き、漬け物に味噌汁の和食にしようかな。」

 

 

まずは片方のフライパンを火にかけて、油をひき、鮭を作る。

 

 

そしてもう片方のフライパンで玉子焼きを作る。

 

 

味噌汁は鍋に水を入れて沸騰してから、だしの素と味噌を入れ、かき混ぜた後に豆腐などの具を入れて完成。

 

 

「よし、こんなもんかな。」

 

 

さて・・・完成したしアリスを呼ぶかな。

 

 

「アリス〜、ご飯出来たよ〜」

 

 

『は〜い、今行くよ〜』

 

 

返事が聞こえて来た後、階段を降りてくる音が聞こえてきた。

 

 

「う〜ん、いい臭い〜」

 

 

「もう出来てるから、席について。」

 

 

「はーい!」

 

 

アリスは返事をしたあと、席に着く。席に着いたのを確認してから僕も自分の席に着く。

 

 

「じゃ、いただきます。」

 

 

「いただきまーす。」

 

 

僕とアリスは朝食を食べ始めた。

 

 

それから食事を終え後片付けを済ませると、携帯の電話が鳴った。

 

 

誰だろうと思い、携帯を開きディスプレイを見ると、昨日の女の子のなのはちゃんからメールが来ていた。

 

 

一体どうしたんだろう・・・?とりあえず見てみよう。

 

 

メールの内容を見ると、どうやら昨日のお礼がしたいらしく、翠屋に来てくれないかと言う内容だった。

 

 

・・・特にする事も無いし、行ってみようかな。

 

 

「アリス、僕は出掛けるけどアリスはどうする?一緒に行く?」

 

 

ソファに座りながらテレビを見ているアリスに声をかける。

 

 

「うん、私も一緒に行く!」

 

 

「じゃあ、行こうか。」

 

 

テレビの電源を消し、戸締まりを確認したあと玄関に向かい靴を履き、扉を開けて外に出る。

 

 

「そういえば、どこに行くの?」

 

 

「ん、喫茶点・翠屋だよ。」

 

 

玄関の鍵を閉めたあと、僕たちは翠屋に向かうのだった。

 

 

説明
朝のできごと
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
1825 1748 4
コメント
においって漢字はこの場合「匂い」が正解です。この「臭い」はくさい物とか、悪臭を表す時に使う漢字です(カイ)
タグ
オリ主 ハーレム 恋愛 転生者 魔法少女リリカルなのは 

レヴィアタンさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com