魔法少女リリカルなのは〜原作介入する気は無かったのに〜 第六十三話 海小の修学旅行(後編)
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 「むぐぐぐ…むぐーーー!!!」

 

 「やかましいぞ変態。少しは静かにしろ!!」

 

 ゴツッ

 

 「むぐっ!!?」

 

 ディアーチェの拳骨が謙介の頭に落ちる。

 謙介は縄で縛られ、口にはガムテープを張られているためロクに声も出せず、誘拐された少年の様な格好で俺達の部屋に放置されている。

 俺、誠悟、直博はそんな様子を遠巻きに眺め、喚く人質を黙らせる様な行動を取り、誘拐犯っぽい立場になっているディアーチェに声を掛けられずにいた。

 結局対策といっても俺が人目の無い所で宝物庫から取り出した縄で謙介を縛り、ガムテープを口に張った後、女子がこの部屋で見張るというものだった。

 部屋の外にも3人程、女子がいるらしい。

 別に見張るだけなら俺達に任せてくれても良いんだけどな。覗くつもりなんて無いんだから。

 

 「ディアーチェさん、相当お怒りだね」

 

 「いや、覗こうとしてる奴がいるんだ。別に怒ってても不思議じゃない」

 

 「それにしても凄い迫力。ディアーチェさんは絶対怒らせない方が身のためだな」

 

 直博と誠悟は改めてディアーチェの怒気に呑まれているが

 

 「まあ、ディアーチェも怖いけど一番怒らせてはいけないのは間違い無くシュテルだ」

 

 シュテルに比べたらまだディアーチェはマシな方だぜ2人共。

 

 「失礼ですねユウキ。私はあそこまで怒ったりはしませんよ」

 

 「えっ!?」

 

 背後から声が聞こえてきたので振り返ると、今話題に出てたシュテルが丁度部屋に入ってきたところだった。

 俺の言葉が聞こえていたのだろう。その表情はムスッとしたモノになっている。

 

 「しゅ、シュテル来てたのか。……何か御用ですか?」

 

 語尾が敬語になってしまった。

 

 「ディアーチェと見張り番を交代しようかと思いまして」

 

 「そうか。ご苦労様」

 

 「いえ…。ディアーチェ、交代です。貴女もお風呂に入ってきて下さい」

 

 「むっ?シュテルか?もう風呂はいいのか?」

 

 「はい。充分に堪能しましたので」

 

 「そうか。なら我は風呂に入る。この変態の見張りは任せるぞ?」

 

 「分かりました」

 

 ディアーチェが部屋を出て行く。

 

 「…という訳ですのでユウキ」

 

 「ん?」

 

 「私は風呂上りで多少のぼせ気味です」

 

 「うん。風呂上りなのは見たら分かるぞ」

 

 シュテルから若干湯気が立ち上がってるから。

 左手には団扇が握られてる。

 

 「少し歩くとフラつきます」

 

 「なら座れ。今は自由時間なんだし謙介見張るついでにちょっと休んでいけばいい」

 

 「では…//」

 

 そのまま俺の隣に座ったかと思いきや、頭を膝の上に乗せて身体を横にする。

 ちなみに俺は正座して座ってます。

 

 「…何故に膝枕?」

 

 「駄目ですか?」

 

 「別に駄目って事はないけどな」

 

 「なら良いではないですか//」

 

 俺を見上げながらリラックスしてるシュテル。

 

 「「……………………」」

 

 「…何か言いたそうだな?」

 

 こっちを見てる直博と誠悟。

 

 「「べーつーにー」」

 

 言い方が何かムカつくんだが。

 

 「〜〜♪〜〜♪」

 

 シュテルはご機嫌だし。

 

 「むぐぐぐぐぐうううぅぅぅっっっっ!!!!」

 

 謙介五月蠅い。

 

 「シュテル、団扇貸してくれたら扇いでやるけど?」

 

 「そうですね。お願いします」

 

 シュテルが持っている団扇を受け取り、パタパタと扇いでやる。

 おーおー、涼しい風に当たって余計にふにゃけてますよシュテルさんは。

 

 「「仲良いですなあお二人さんは」」

 

 「そりゃあ家族だからな」

 

 「「そーれーだーけーかー?」」

 

 その冷やかす様な言い方止めてくれんかね?後ニヤニヤするのも止めい。

 

 「////////」

 

 ほら、シュテルも恥ずかしがってるじゃんか。

 

 「シュテル、アイツ等の言う事なんか気にすんな」

 

 「は、はい…//」

 

 「……………………」

 

 睨むな謙介。

 

 「そう言えばシュテルはもうお土産買ったのか?」

 

 「…………////」

 

 反応が無い。

 

 「シュテル?」

 

 「…ハッ!?ななな、何ですか!!?(ユウキの膝枕を堪能していて何も聞いていませんでした)//」

 

 「いや…『お土産はもう買ったのか?』って聞いたんだけど?ひょっとしてまだのぼせてる?」

 

 見下ろしたシュテルの顔が赤いままだ。ちょっと心配になってきた。

 

 「ま、まだです…(ユ、ユウキ…顔が近いです)////」

 

 なら丁度良いかな。

 

 「じゃあ後で売店行って皆に買うお土産選ばないか?」

 

 謙介の見張りは直博と誠悟、それと部屋の外にいる女子達に任せておけばいいだろう。

 

 「い、一緒に行っても良いのですか?」

 

 「それは俺の台詞かな。他の奴と行くならそっちを優先させて「いえ!行きます!!一緒に行かせて下さい!!」…そ、そうか」

 

 凄い勢いで返事されたので俺はたじろぐ。

 

 「じゃあシュテルの体調が良くな「もう大丈夫です!!さあ行きましょう!!すぐに行きましょう!!」……了解」

 

 何か凄く元気になってる。

 俺の膝から頭をどけ、立ち上がると『早く立って』と言わんばかりに俺の腕を引く。

 立ち上がって財布を手に取り

 

 「じゃあ、そういう事でちょっと土産買ってくる」

 

 「「いってらー」」

 

 「むぐぐぐぐぅ〜〜」

 

 部屋にいる3人に言う。

 シュテルが部屋の扉を開け、出る前に直博達の方へ振り返り

 

 「二人共、その男を決して解放しない様に。もし解放したら…ドウナルカワカッテマスネ?」

 

 信じられない程のプレッシャーを放ち、低い声で言葉を発する。

 

 「「大丈夫です!!絶対に解放しません!!(こ、怖ええええええぇぇぇぇぇっっっっっ!!!)」」

 

 直博と誠悟は即座に立ち上がり最敬礼で返事する。

 うん、今のシュテルに逆らったら……ガクガクブルブル。

 

 「じゃあユウキ。行きましょう♪(さりげなく…さりげなくユウキと腕を組んで…)////」

 

 俺の腕に自分の腕を絡めて引っ張るシュテルの姿に苦笑しながら部屋を出る。

 さてさて、皆が喜ぶ様なお土産はあるのかな………。

 

 

 

 売店には俺とシュテル以外にもお土産を買おうとしてる生徒達がいた。そのほとんどは風呂上りの女子だ。

 

 「シュテルは何買うか決めた?」

 

 「このクッキーの詰め合わせにしようかと」

 

 「そうか。俺はやっぱ赤福かなぁ」

 

 三重といえば赤福だよな。

 

 「しかし買う数が多いから結構金使うな」

 

 「そんなに多いのですか?」

 

 「なのは達以外にも渡す人達はいるぞ」

 

 さざなみ寮の皆の分、レジアス中将や108部隊の皆の分、聖王教会にいるカリム達の分、スカリエッティとナンバーズ達の分etcetc………。

 

 「私も((首都防衛隊の同僚|お世話になってる人達))の分は買っていった方がいいですね」

 

 「後、そろそろ腕を離してくれるか?片手だと少しキツいから」

 

 買い物カゴに入れる量が多いから片手で持つのが辛かったりする。

 

 「…仕方ありませんね(うう…至福の時間だったのですが)」

 

 腕を離してくれたシュテルはどことなく気落ち気味。

 

 「シュテル、そこまで落ち込まんでも…」

 

 「落ち込んでなんていませんよ。ええ、落ち込んでなんていませんとも…ハア〜」

 

 そんな事言っても声に元気が無いぞ。それに溜め息まで吐いて………。

 

 「さっさとお土産の選定をしましょうユウキ…」

 

 「あ、ああ…」

 

 何か俺が悪い訳じゃ無いのに罪悪感を感じる。

 お土産を選定している間はテンションがダダ下がりだったシュテルだが、部屋に戻る際に俺から腕を組んであげたら超ご機嫌になった。

 皆腕組むの本当に好きだよねぇ………。

 

 

 

 シュテルと途中で別れ、部屋に戻って来た時、謙介は既に解放されていた。

 女子生徒の入浴時間が終了し、覗きの防止に成功したからだ。

 謙介に煽られて覗きを敢行しようとした男子が他にもいるらしいが、それらも全員失敗に終わり現在は先生達にこってり絞られている。

 そういう意味では部屋で俺達に監視されてた謙介は運が良いのかも。

 

 「勇紀。僕の野望を邪魔した罪は重いよ」

 

 「アホな事言うな。普通は覗かないのが常識だ」

 

 「それは間違いだよ勇紀!!『旅館』『露天風呂』とくれば覗くのが男の常識じゃないか!!」

 

 『じゃないか!!』じゃねえよ。

 

 「誠悟も直博も何故僕を助けてくれなかったんだい!?」

 

 「「シュテルさんには逆らえんから」」

 

 賢明な判断だ。部屋を出る前のシュテルに逆らっていたらO☆HA☆NA☆SHI確定だっただろう。

 

 「くっ!この薄情者達め」

 

 「何とでも言え。それよりお前等は土産買わなくていいのか?」

 

 「うーん…どうする直博?」

 

 「そうだな…俺達も買いに行くか」

 

 誠悟、直博はお互いに頷き合い、腰を上げて部屋を出ていく。

 

 「勇紀。俺達が戻ってきたら一緒に風呂へ行くぞ」

 

 部屋を出る前に誠悟が俺にそう言って、俺もその言葉に頷く。

 

 「…で、謙介は?」

 

 「僕も行くよ。部屋の荷物を見ておいてくれるかい?」

 

 「オッケー」

 

 謙介も2人の後を追って行き、部屋には俺が1人残っている。

 押入れから布団を出して敷き、誰もいない間にパジャマに着替える。

 そしてリュックサックからカルピスとしおりを取り出し、

 

  「…ゴクゴク…ふう〜」

 

 カルピスを飲みながら明日の予定を確認する。

 明日の午前中はミキモト真珠島の見学で昼は電車に乗って夕方頃、海鳴まで帰宅…か。

 

 「せめて伊勢神宮とか志摩スペイン村は行きたかったな〜」

 

 誰もいない部屋で1人呟く。

 1泊2日っていうのが少な過ぎるね。行動できる時間や場所がかなり限られるから遠出もあまり出来ないし。

 しおりを枕元に置いてそのまま身体を布団に預ける様にゆっくりと倒れ込む。

 

 「うーん…」

 

 少し横になっていたがすぐに起き上がる。

 横になっていると徐々に眠気が襲ってくるからだ。風呂に入る前に寝るのだけは避けたい。

 せっかくの温泉だからな。

 

 「…ヒマ過ぎる」

 

 こんなコトなら誠悟達に着いて行けば良かったかな?

 部屋の窓に近付き、暗くなった外を眺める。

 

 「………ん?」

 

 その時、窓から見える旅館の別館へ行ける渡り廊下で2人の人影が見える。

 

 「あれって…」

 

 外が暗いため、正確にとは言えないがその人影はレヴィ、ユーリのクラスを受け持っている2組の担任の先生と料理人の阿部さんの様だった。

 

 「何で別館の方に向かってるんだろ?」

 

 海小は本館の方に泊まっているから別館の方には特に行く理由無いだろうに。

 

 「……うーん」

 

 …ま、いいか。

 俺がわざわざ考えるまでもないだろうし、そもそも本当に先生と阿部さんか分からない。

 

 「それよりも…」

 

 誰でもいいから俺の相手になってほしい。

 1人はヒマ過ぎるぜ………。

 

 

 

 〜〜謙介視点〜〜

 

 あれから僕は直博、誠悟と共に部屋へ戻ってくると窓から外を眺めている勇紀の姿があった。

 僕達4人で温泉に浸かった後、部屋に戻ってきてからは4人で他愛の無い雑談を交わして時間を潰し、あっという間に就寝の時間になった。

 僕、誠悟、直博も勇紀同様に押入れから布団を出して敷き、部屋の電気を消して眠りに着く。

 3人共、布団に潜り込んでからはすぐに死んだように眠っている。余程今日は疲れが溜まってたんだねぇ。

 おかげで好都合だよ。

 寝たフリをしてしばらく待っていた僕は足音を立てずにそっと部屋を出る。

 旅館の廊下内は完全に静まり返っており、僕以外に誰もいる気配が無い。

 

 「(ふ…ふはは…ふはははははははは!!!)」

 

 僕は心の中で高らかに笑い上げる。

 甘い!甘いよ!勇紀、それに海小の女子生徒一同よ。

 確かに露天風呂に入浴する同級生の裸体を拝めなかったのは遺憾と言えよう。

 だがしかし!!

 同級生の裸を拝めなかっただけで諦める僕ではないわ!!

 むしろ今回の覗きの大本命は未成熟な子供ではなく、発達しきった大人の女性の裸体をこの目に焼き付ける事さ!!!

 

 「(ふふふ…この旅館に宿泊してるのは僕達海小の一同だけじゃないんだよ)」

 

 実際旅館内で働く従業員の方々や一般客の人の中にも美人でスタイル抜群な人がいるのは既に確認済みさ。

 そして今僕が起きている時間帯は女性従業員が風呂を使う時間帯だという事もね。

 それに僕以外の男子達は露天風呂を覗ける場所を探して失敗したらしいが僕はそんなヘマはしない。

 周囲を警戒し、抜き足差し足忍び足で僕は温泉へと向かう。

 そして今…

 

 「(桃源郷への入り口に到達しました〜♪)」

 

 誰にも見つかる事無く、風呂場の脱衣所前に来る事が出来た。

 僕は小学生…まだ子供なんだから銭湯で女湯に入れる様にこのまま女の人が入っているであろう露天風呂に正面から正々堂々と入っても問題無いのだよ。

 

 「(ではでは…)」

 

 いざ、脱衣所の扉に手をかけ、開けようとした瞬間

 

 「おい」

 

 突然声を掛けられ、僕は反射的に扉から離れた。

 声の主は

 

 「お前、今女が使ってる温泉に入ろうとしていたな?」

 

 料理人の人だった。

 馬鹿な!?人の気配は感じなかったのに一体いつの間に!?

 

 「いけないな少年。今は従業員だけが使える時間帯だぜ」

 

 「そ、そうだったんですか。僕、脱衣所に忘れ物をしたみたいで取りに来たんですけど…」

 

 『あはは』と笑って誤魔化す。

 

 「ふっ、そんな言い訳をしなくても少年の目を見れば分かる。お前さんはそのまま風呂に入って女の裸を拝もうとしてただろ?」

 

 『どうなんだ?』と料理人さんの目が訴えている。

 …くっ、これは確信めいてるな。

 

 「お前さん、そんなに覗きたいのか?だったら覗くのに最適の良い場所知ってるがどうする?」

 

 あれ?何言ってるんだこの人?

 てっきり僕を捕まえて先生達の元に突き出されるかと思ってたのに。

 

 「別に俺はお前さんの行為を大人にチクったりするつもりは無いぜ。むしろ覗いても良いと思ってる」

 

 「マジですか!?」

 

 「ああ、俺もお前さんぐらいの時はもうそういった事に興味を持っていたからな。気持ちは良く分かる」

 

 何て事だ!まさかこんな旅館で同志に会えるとは。

 

 「それでどうする?俺に着いて来るかい?見付かるというリスクを負わず安全に覗けるスポットへ」

 

 「是非!!お願いします!!」

 

 僕はこの料理人さんのいうスポットへ案内して貰う事にした。

 しかしここで感極まり、舞い上がっていたせいで気付かなかったのだ。

 料理人さんがひそかに口元を緩め、邪悪な笑みを浮かべていた事を…。

 

 僕は料理人さんの背中を追って本館と別館を繋ぐ渡り廊下を渡り、一つの部屋に案内された。

 

 「ここは何です?」

 

 「俺が使ってる部屋さ」

 

 「何でこんな所に?」

 

 「それは入ってから説明しよう」

 

 ガチャリとドアノブが音を立て、料理人さんが部屋への扉を開ける。

 僕はそれを追う様に後へ続く。

 部屋の造りは僕達の泊まっている部屋よりも一回り大きかった。

 それと部屋の中は少し変な臭いが漂っている。

 でもこの部屋でどうやってリスク無しに…。

 ………ハッ!?まさか隠しカメラの映像越しにとか!?

 

 「コイツを使って窓から覗きな」

 

 そう言われて料理人さんに手渡されたのは…双眼鏡?

 

 「ここの部屋からなら双眼鏡を使えばじっくり露天風呂を覗けるぜ」

 

 『あの明かりが点いてる場所が露天風呂だぜ』と教えられ、僕は早速双眼鏡を使い、覗きを決行する。

 

 シュルシュル…

 

 むうう…。確かにこれならばリスクを負わずに覗ける。

 

 バサッ

 

 自分の目で直接覗けないのが残念だが、ここは我慢しよう。

 

 シュルシュル…

 

 だが湯気が少し邪魔だね。女の人がいるのは分かるんだが、湯気のせいで肝心な部分が見えないじゃないか!!

 

 バサッ

 

 しかしさっきから衣類を脱ぐような音が背後から聞こえてくる。

 おそらく料理人さんが服を着替えているんだろう。

 男の人の着替えなんて見たくもないから決して振り返らないけどね。

 

 ガッ

 

 おおっ!!?夜風で湯気が若干飛ばされ、大人のお姉さん達の裸体がつ、つつ、遂に!

 

 グイッ

 

 「って、何するん…です……か……」

 

 突然僕のズボンをパンツごとずり下ろされ、抗議しようとしたが振り向いた僕は固まってしまった。

 

 「何って、これからするのに((衣類|コイツ))は邪魔だろう?」

 

 そこに立っていたのは((全裸の料理人|・・・・・・))さんだった。

 ただ、僕を見る目がもうヤバい。

 まるで獲物を捕えた狩人の様な…。

 

 「しかしお前さんは中々の上玉だな。良かったのか?そんな簡単に俺にホイホイ着いて来て」

 

 「い!いえいえ!!僕なんか上玉でも何でもないです!!それに僕は子供ですからそういった行為は大人の人相手にしてください!!」

 

 「気にするな。それに俺はノンケどころか子供だって構わないで食っちまう人間なんだぜ」

 

 『食っちまう』という言葉を聞いて僕は身が竦む。

 

 「それに…大人ならついさっき((食っちまったからな|・・・・・・・・・))」

 

 「え?」

 

 料理人さんが指差すのでその先を見ると部屋の奥…僕が入って来た時には気付けない位置に敷かれていた布団の上には

 

 「うえへへへ………////」

 

 「せ、先生ーーーーーっっ!!!?」

 

 2組の担任をしているイケメン先生だった。

 全身が汗だくで何か白い液体も付着している。

 部屋の異臭の原因はここだ。

 先生は満足しきった様な悦の表情を浮かべ、口元からは涎が垂れている。

 

 「ソイツも中々だったぜ。ソイツがメインディッシュならお前さんは食後のデザートってところだな」

 

 「ひいっ!!?」

 

 僕の本能が警鐘を鳴らす。

 僕の師匠とも言える存在であるエロの権化、父さんが母さんとしてたえちぃ事(偶々見てしまった)を今まさに、この料理人さんは僕に対してしようとしている。

 立ち上がって逃げようとするが料理人さんに腕を掴まれ、逃げられなかった。

 子供と大人じゃあ腕力に差があり過ぎる。

 

 「おいおい。焦るなよ。夜はまだこれからなんだぜ?」

 

 「た、助けて!誰か助けてーーーーー!!!!」

 

 「ふっ、ここの壁は完全防音だし、露天風呂には声が届かないから安心して声を上げてくれても構わないぜ」

 

 そう言ってぼくに迫ってくる料理人さん。

 

 「ぼ、僕は((正常|ノーマル))なんだ!!嫌だ!こんな経験は嫌だーーー!!!」

 

 だが僕の叫びは誰にも聞こえる事も無く…

 

 「じゃあ今からトコトン悦ばせてやるからな」

 

 ……………………

 

 ………………

 

 …………

 

 ……

 

 

 

 

 

 アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 …この日、僕は望まずして大切なナニカを失った………。

 

 

 

 〜〜謙介視点終了〜〜

 

 朝、目が覚めたらこの部屋にいる筈の人物が一人、いない事に気が付いた。

 

 「(謙介の奴、早起きだな。散歩にでも出掛けたのか?)」

 

 誠悟は規則正しく寝息を立てて眠っており、直博は掛布団を蹴飛ばし、枕を抱き抱えて眠っている。

 

 「(うーん…ちょっと散歩にでも行くかな)」

 

 着替えを済まし、俺は部屋を出た。

 旅館から出て昨日、地引き網を体験した砂浜に着く。

 波の音と潮風が心地良く、しばらくは立ち尽くしながら海を眺める。

 海鳴の砂浜とはまた違った雰囲気や景色というのが新鮮でいいものだ。

 

 「……ていうかユーリ、お前もコッチに来たらいいのに」

 

 「あはは…ばれてました?」

 

 ひょこっと姿を現して俺の隣に並ぶユーリ。

 旅館を出てすぐ見知った魔力が着いて来てるのを感知したからな。

 

 「お前も散歩か?」

 

 「散歩というよりただ単に早く目が覚めまして…。そしたら旅館の窓からユウキが外に出て行くのを見掛けたので」

 

 「で、俺の後を追って来たと?」

 

 ユーリはコクリと頷く。

 

 「ならすぐに声を掛けてくれても良かったのに」

 

 「ちょっと声を掛け辛くて…(海を眺めているユウキ…何だか凄く絵になってましたし)////」

 

 別に家族なんだからそこまで気を遣わなくてもいいんだけど。

 ……む?

 

 「ユーリ、ちょい後ろ向いて」

 

 「はい?」

 

 「ね・ぐ・せ」

 

 俺は櫛を宝物庫から出して後ろを向く様に指示する。

 

 「髪を梳いてやるから」

 

 「あっ、はい。お願いします」

 

 後ろを向いたユーリの髪を優しく梳いて寝癖を直していく。

 

 「しかしユーリとレヴィは髪長いから手入れが大変じゃないのか?」

 

 「自分でやってみるとそうでもないですけどね。もう慣れましたし」

 

 俺に髪を梳かれているユーリは気持ち良さそうに目を細める。

 

 「………よし。これでオッケーだ」

 

 「ありがとうございます」

 

 「で、ユーリはどうする?俺はもう少しここにいるけど」

 

 「私もこのまま一緒に居てもいいですか?」

 

 「別にいいぞ。と言っても何をする訳でも無くただ、風に当たるだけだけど」

 

 「構いません(早起きは三文の得ですね。ユウキと二人きりです)////」

 

 俺はそのまま、俺の腕に抱き着いて来たユーリと一緒に浜辺での静かな一時を過ごしていた。

 その間はお互い無言だったが、特に文句は無くむしろゆったりと出来て満足な時間だった………。

 

 

 

 あの後、ユーリと旅館で別れ部屋に戻ると謙介が帰っていたのだが

 

 「痛かった……痛かった……でも気持ち良かった……」(ブツブツ)

 

 何やら部屋の隅で体育座りをし、ブツブツと呟くその姿に軽い恐怖を覚えた。

 俺が声を掛けても当の本人には届いていない様子で、ビンタしてやっとコチラの声が聞こえる様になったぐらいだ。

 コイツ、散歩でもしてる間に何かあったのか?

 昨日と今日とでテンションの落差が激し過ぎるんだが。

 それを聞くと再びブツブツと呟き始め、ビンタで目覚めさせる。

 これの無限ループだ。

 しばらくして俺は聞くのを諦めた。思い出そうとする度にこの状態になるなら聞くに聞けない。

 朝食を旅館で食べた後、バスに乗ってミキモト真珠島に向かう。

 真珠島へは『パールブリッジ』という橋を渡ってやって来た。鳥羽湾を見ながら真珠島へ渡るというのも単にフェリーで島に渡るよりかは良い経験だったと思う。

 で、真珠島の博物館で真珠の知識を得たり、海女さんの実演等を見終えた俺達の班は『パールプラザ』という施設の横にある階段を上ったところにある見晴らし台に設置されている椅子に座り休憩中である。

 

 「何か疲れた…」

 

 「誠悟…お前どんだけ体力無いんだよ…」

 

 「全くだ。まだ真珠島を見回り始めて30分ぐらいしか経ってないぞ?」

 

 疲れた様子の誠悟に俺と直博は呆れた感じで言う。

 真珠島の見学は2時間だから後1時間半はある。

 

 「俺はお前等と違って体力が無いんだ。もう少し労わってくれ」

 

 「情けないね誠悟。僕ですらまだ余裕はあるというのに」

 

 「朝から意味不明な事呟いてたお前に言われると何かムカつくな」

 

 「馬鹿誠悟!!謙介の前で言うな!!」

 

 俺が制したが遅かった。

 

 「痛かった……痛かった……でも気持ち良かった……」(ブツブツ)

 

 ああー、まただ。

 謙介はもう呟いてた事を指摘したりすると完全にスイッチが入る。何かのトラウマになってるみたいだ。

 ホントに何があったのさ?

 

 「…済まん。俺が悪かった」

 

 今謝っても遅えよ。

 とりあえず直博がビンタして目を覚まさせる。

 

 「…ハッ!?僕は一体!?」

 

 良かった。謙介が元に戻った。

 

 「謙介も若干疲れが溜まってるんだろ?」

 

 「そうかい?」

 

 「今ボーっとしてたのがその証拠だ」

 

 「ふむ。自分ではそんなに疲れを感じてはいないんだけど」

 

 「それより休憩はもういいか?他の所も見て回りたいんだけど」

 

 「「「だな(構わないよ)(…うーい)」」」

 

 俺達は椅子から立ち上がって再び真珠島の見学に戻る。

 それからは謙介が壊れる事も無く、真珠島の様々な場所を見学した。

 見学後は昼食を食べて、電車に乗る。

 海鳴に向かって進む帰りの電車の中では皆眠っているか、友達とワイワイ騒いでいるかのどちらかの行動を取っていた………。

 

 

 

 「…で、帰って来た訳だが…」

 

 俺達は増築が済んでいる我が家に帰ってきた。それと同時に増築も終わったみたいで大工さん達にお礼を言い、今回の修学旅行で買ったお土産を『皆で食べて下さい』と伝えて渡した。

 まあ、普通の一軒家に隣の一軒家が合わさった程度の大きさの家だ。

 ただ…

 

 「本当にこれを1日で仕上げてるっていうのが信じられませんね」

 

 「やっぱりシュテルもそう思うか?」

 

 俺の中で建築に対する常識が間違っているのか疑ってしまう。

 これで耐震強度も十分あり、10トントラックの衝撃にも耐えられるらしい。

 そこまで頼んだ覚えは無いんだけどな。

 

 「そんな事よりも早く入ろうよ!!」

 

 「うむ。我も中の変化に興味がある」

 

 レヴィは新しい部屋の確保、ディアーチェは以前の家との違いに興味があるみたいだ。

 けどリフォームって訳じゃ無いから増築された部分以外は前と全く同じ筈。

 

 「まあ入るか。荷物も置きたいし」

 

 俺達は家の中に入る。

 それからすぐにメガーヌさんに連絡し、帰って来た事と『増築が終わったからいつでも戻って来て下さい』と伝えて電話を切る。

 レヴィは早速部屋の物色に向かう。

 とりあえず自室に戻り

 

 「洗濯物洗濯物…」

 

 洗濯する衣類をリュックサックから取り出す。

 

 「それとお土産は後日皆に渡して…と」

 

 お土産もリュックサックから取り出して机の上に置く。

 

 「…そういや、夕食どうするか決めてなかったな」

 

 誰が作るのか、何を食べるのか皆に相談しないといけない。

 レヴィ辺りは早速『フグ食べに行こうよ!!』とか言いそうだけど旅行帰りで疲れがある今日は流石に勘弁して貰いたいな。

 

 コンコン

 

 不意に部屋の扉がノックされる。

 

 「どうぞー」

 

 俺が許可すると扉を開けて部屋に入って来たのはディアーチェだった。

 

 「ユウキ。今日の晩ご飯なんだが誰が作るのだ?」

 

 「俺も今それを皆に聞こうと思ってたんだよ。どうする?」

 

 「我が作ろうか?それ程疲れてはいないからすぐにでも準備に取り掛かるが…」

 

 「一応、シュテルにも聞いてみる。何なら皆で分担して作れば負担もそこまでかからないし」

 

 「そうか?なら決まったら言ってくれ」

 

 「了解」

 

 ディアーチェの言葉に頷いて俺はシュテルに念話で聞いてみる。

 結果、俺とディアーチェで夕食を作る事にし、レヴィは新しい部屋にお引越し、ユーリとシュテルは俺達全員の衣類の洗濯をするという事で今日の役割分担が決まった。

 それからメガーヌさんとルーテシアも帰ってきていつも通りの夕食の風景に戻るのだった………。

 

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 〜〜少し時は遡り〜〜

 

 勇紀達海小の生徒達が乗り、旅館から出発するバスを旅館の女将と数名の従業員…そして料理人の阿部の姿があった。

 

 「(今回の客は中々良いのが揃ってたじゃないの)」

 

 阿部が生徒達に気付かれない様に撮っていた写メの画像には謙介は勿論男子は、勇紀、亮太、誠悟、直博、女子はシュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ、椿姫…他にも男子女子を問わず多数の生徒と今回彼が食ったイケメン担任を始めとした教師数人の画像だった。

 比率で言えば男子8割、女子2割といった所か。

 

 「(これだけの有望な連中、見逃すなんて勿体無いね)」

 

 阿部は軽くほくそ笑んだ後、女将に声を掛ける。

 

 「女将、俺料理人の仕事を辞めさせて貰いたいんだが…」

 

 「そりゃあまた…いきなりだねぇ」

 

 「悪い。だが俺にもやりたい事が見付かっちまったんでな」

 

 今日来た客を一人でも多く食ってみたいと阿部は思う。

 

 「(まあ、今すぐじゃなく唾をつけとくだけでもいいかもな。成長した後で食うのも悪くは無い)」

 

 「アンタの料理は結構評判が良かったんだけどねぇ…」

 

 「済まねえ女将」

 

 阿部は頭を下げて謝る。

 

 「頭を上げなよ。アンタ自身が決めたんならアタシは止めやしないさ。その料理の腕前が惜しいのは本当だけどね」

 

 「……………………」

 

 「アンタのやりたい事ってのが何なのかは知らないが後悔はしない様に頑張りな」

 

 「ああ………ところで女将。今見送ったのは何処の学校の生徒さん達だったっけ?」

 

 「修学旅行で来たって言ってたからこの辺りの学校じゃない事だけは確かだねぇ。確か『海鳴小学校』っていう学校名だった筈だよ」

 

 「海鳴小学校…ね」

 

 阿部の心の中に海小の名が刻み込まれる。

 

 「(とりあえずは教員、もしくは給食を作る職員として行くのが手っ取り早いな)」

 

 実はこの阿部、大学時代に色々な資格を取得しており、教員免許や調理師免許、理容師免許等も持っていたりする。

 『狙った((獲物|ターゲット))にすぐにでも近付ける事の出来る様に』という考えの元、ここまでの資格を沢山取ったのだ。

 

 「(待ってろよ。俺もすぐに後を追うからな)」

 

 そして阿部は新たな獲物達を追うため、今後の行動方針を考えるのだった。

 

-3ページ-

 〜〜あとがき〜〜

 

 謙介とイケメン先生が食われ、勇紀達がロックオンされ、阿部さんの海鳴へお引越しフラグが立ちました。

 阿部さんが海鳴に来るという事は………。

 まあそれは今後の阿部さんの活躍(?)にご期待ください。

 

 さて、現在自分にはこの作品で悩んでいる事が2つ程あります。

 1つ目は勇紀達転生者一同にユニゾンデバイスを持たせるかどうかという事。

 2つ目はこの空白期がいつ終わるか未定だったりする点です。

 1つ目のユニゾンデバイスはまあ正直どっちでも良いんですけど2つ目が…。

 自分の予定では中学生編→高校生編→Sts原作という時系列の流れを想定してるんですが書きたい事全部書いてるとかなり先の話になると思います。『リリカルなのは』以外にも結構他作品の絡みがあるもので…。

 今のままだと第百話以内にSts原作に入るのが無理なのは確実で下手したら第百五十話〜第二百話ぐらいまでかかるかも…。

 

 正直、話を端折って『キングクリムゾン!』みたいに時間飛ばした方が良いのかマジで悩みます。

 

 という事でちょこっとアンケート的な物を…。

 

 Q1

 勇紀達に専用のユニゾンデバイスは?

 @持たせるべきだろう。

 A必要無いね。

 

 Q2

 今後の話の流れは?

 @話数が掛かってもいいのでSts原作入るまで空白期はじっくりと。(他作品との絡みも当然書く。)

 A最低限の話だけ書いて一気にSts編に突っ走る。(他作品との絡みを消してでもStsを優先。)

 

 

 

 以上です。

 期限は1週間後の4月21日(日)を予定していますので、もしよければ気楽にアンケートにご協力ください。

 

説明
神様の手違いで死んでしまい、リリカルなのはの世界に転生した主人公。原作介入をする気は無く、平穏な毎日を過ごしていたがある日、家の前で倒れているマテリアル&ユーリを発見する。彼女達を助けた主人公は家族として四人を迎え入れ一緒に過ごすようになった。それから一年以上が過ぎ小学五年生になった主人公。マテリアル&ユーリも学校に通い始め「これからも家族全員で平和に過ごせますように」と願っていた矢先に原作キャラ達と関わり始め、主人公も望まないのに原作に関わっていく…。
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コメント
阿部さんが接近中!!総員警戒せy―――(文章はここで途切れている)・・・?(Q1、Q2とも”1”でと書いたメモがある)(海平?)
Q1・2両方共1で。ユニゾンデバイスはそらおとのエンジェロイドで(セルビン)
両方1で(hiro)
Q1 :1、Q2:1で。Q1のユニゾンデバイスは今のデバイスと同様そらのおとしもの関係だと嬉しい。Q2は300話くらいになったとしても個人的には問題ないというかむしろ嬉しい。(chocolate)
俊さんと同意でとことんやっちゃえ(匿名希望)
俊さんに同意で、両方とも@で(kaito)
両方とも@(不知火 伍型)
両方とも@で(妖精の尻尾)
俺も俊さんに同意で 帝国つくろう(妖精の尻尾)
両方とも@がいいかな(匿名希望)
俊さんに同意(匿名希望)
俊さんと同じ意見(りょう)
Q1は2かな。あんまりキャラ増やしてもしっちゃかめっちゃかになるだけですし。Q2も2で。そして阿部のターゲットは自称オリ主の男のみで。女の子は流石に可哀想で・・・。女の子には目の前でトラウマ与える程度で。(あんの)
俊さんに同意 もう勇紀帝国作ろうぜ(にゃん死神)
↓俊さんに同意(FDP)
Q1 1 Q2 1 で阿部のターゲットは自称オリ主どもにw(ドラグ)
Q1とQ2も2で。それから阿部のターゲットは自称オリ主の男と元ロリコン教師でw(tenryu)
勇紀にアギトを与えて見るのはどうですか?(takumi)
追記 そろそろ新しいキャラはいらないかと もう、覚えきれなくなるので(にゃん死神)
謙介ぇ・・・ Q1は2で Q2は(高校生編)を中学生はそろそろいいかな〜 それがダメなら2かな(にゃん死神)
意見が大分割れるな〜   ワシは両方Aかな(匿名希望)
海鳴に来た安部の最初の餌食として、現在投獄中の元担任(ロリコン)は如何ですかね?その結果ホモショタに目覚めるとか。後、銀髪トリオの内の男二人が餌食になった後で暁が襲われそうな時に勇紀が助けに来て、ソレが切っ掛けで百合ハーレムを諦めて勇紀に惚れるって言うのも面白そうな気もしますね。(俊)
自分は Q1A Q2 @ですね(匿名希望)
両方共1でお願いします。ユニゾンデバイスは勇紀だけでお願いします。(サイシ)
両方共1でお願いします。空白期は面白いので続けてほしいです。ユニゾンデバイスは勇紀だけでエンジェロイドの誰かを付けるのもいいと思います。(匿名希望)
Q1もQ2もAで(匿名希望)
Q1は1だ Q2も1だ(秀介)
Q1は1で、でも全員には多いので一体で思います、神様が作ってその子に誰が主がいいか選ばせたらお前になったみたいな感じの。Q2は1で、今の雰囲気が結構好きなので。最後に安倍さんオソロシス。(イレギュラー13)
両方1でお願いします(クライセス)
あかんかった〜やっぱり喰われたか・・・Q1は1で、勇紀のみで。Q2は1でお願いします。安部さんが参戦か・・・海鳴はより混沌になりそうですね。(Fols)
どっちも1で、ユニゾンはオリジナル(オリ主無し)で(呑兵衛)
Q1は1で。ただ勇紀だけでいいのでは。あまりキャラを増やしすぎても読みづらいので。Q2はだんぜん1で。笑いありラブコメあり受難あり(笑)の空気感は空白期ならではだと思うのですよ。(プロフェッサー.Y)
いやいや、ここは両方@でしょ(渡部一刀)
Q1は2で。これ以上キャラが増えるとゴチャゴチャしそうだから。Q2は1でじっくりやってほしい。(ハッサン)
両方@ですかね Q1は自称オリ主なしがいいですね これ以上自称オリ主が増えても、他のオリ主(笑)とキャラ被りしまくって誰が誰だか分からなくなりそうですしね(蕾姫)
両方2かな!Q1は1でもいいけどオリジナルにしてほしいかな!アギトを取ると、シグナムが可愛そう・・・・・(匿名希望)
Q1は1で、でも自称オリ主には無しでアギト出てないし(鍵山雛)
自分もNaition様やアサシン様以下他の方々同様、両方「1」でお願いしますね。 俊様>>おそらくかなりの方々が想像したことでしょう。 一番下の方>>そのような魂の叫びを上げると・・・来ますよ、奴がwww(黒咲白亜)
今回のは物語は...特に安部高和さんのは私の脳は油で揚げた, EMPな感じで /&/ 個人的に,私の本能がAnzio 20mm Anti-material Rifleで 安部高和さんをスナイプしろど私に言った...手遅れになる前に(?) /&/ 謙介さん, たぶんそれは神の罰だったがな?(deltago)
Q1:2 Q2:1 でお願いします。このままつっ走っちゃってください。(nemus)
Q1 [1] / Q2 [1] /&/ 個人的に、私はより深くこの物語を探検したいと思います!/&/ がんばってください!(deltago)
勇紀に持たせるならイカロスとニンフとアストレアとカオス、「天火布武テンマオウ」の火に関連してアギトが良いと思いますね。(俊)
謙介はやっぱり安部に喰われましたね。阿部も勇紀達をターゲットに行動を開始し始めた様だし、コレで銀髪達が餌食になるんでしょう。アンケートですが、Q1とQ2共に1でお願いします。空白期の話をじっくり読みたいですし、ユニゾンデバイスは勇紀だけに持たせた方が良いんじゃないですかね?(俊)
Q1:1(ただし勇紀のみで。いきなり複数増えると……) Q2:1(夜の魔王)
Q.1-2、 Q.2ー2 でいいと思われ。なんか間に挟むとグダリそう。(ルンフェルス)
両方とも1希望ですね。もう60話もこの流れで書いているんですから今更な気もしますし、普通に空白期楽しみですし。 それでも気にするというのであれば別案としてsts編を同時に書いてしまうとかどうでしょう。負担がひどいことになるでしょうからおすすめはしませんが一案として銀河の片隅にでも。それにしても阿部さん怖えぇ・・・(Nation)
ターゲットにされた方の自称オリ主以外の無事を祈ります。(なゆた)
Q1:2でQ2:1でお願いします。(なゆた)
Q1は1でQ2は2を希望します。ユニゾンデバイスは勇紀だけでいいと思います。イカロスとかアりかと。(匿名希望)
q2、1で(蓮)
q1は2で、これ以上キャラ増やしてもあれだしなんかありがちな内容になりそう(蓮)
Q;1=1 Q;2=1で、ただ個人的にはユニゾンデバイスを持つのは勇紀だけがいいなと思います。(FDP)
Q;1=1 Q;2=1 で(アサシン)
それか勇紀の特典を考えたらエンジェロイドとかもありそうですね(シュヴァイツァ)
両方@で ゼスト隊とスカさん助けたしアギト?(シュヴァイツァ)
Q1:1 Q2:1(セイバー)
両方1を希望  勇紀たちはじっくりと時間をかけて成長させるべきだと思う(匿名希望)
Q1はA Q2もA(ohatiyo)
Q1:1 Q2:1でお願いします(FUMI)
Q1:1 Q2:2 でお願いします(匿名希望)
両方1でQ1に対してアギトが絡んでくれると、とても嬉しいです(アラル)
恐れていたことが.....! あ、Q1は1でQ2も1でお願いします。(匿名希望)
Q1 : 1 Q2 : 1でお願いします(アヌビス)
Q1とQ2はどっちも1で(デルタ)
Q1:1、Q2:1 阿部が海鳴へ!? どうなっちゃうの なのは達にも危機迫る(ゆっちゃん)
Q1は@が良いです。Q2も@で(匿名希望)
Q1 :2、 Q2:1でお願いします。(青髭U世)
Q1 は @がいい。アギトが絡んできて欲しい。Q2 は@かな?(紅天の書架)
両方1で(匿名希望)
1で(カルピスソーダ)
阿部さんが参戦!?哀れな自称オリ主組喰われろぉぉぉおおおおっ!!!!www(匿名希望)
Q1はどちらでもアギトとかでフラグとかというと@ですかね… Q2は@がいいですかね(夜刀)
Q1 @ Q2 @がいいと思う。(はらっぱ)
あべーーーーーーー!!(匿名希望)
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魔法少女リリカルなのは 多重クロス ハーレム 原作ブレイク オリ主 転生者 恋愛 

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