IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 戦いーBattleー
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「シュア」

 ネクサスはメガフラシに食われそうになっている生徒をセイビングビュートで助け出そうとする。しかしセイビングビュートは虹色の光によって弾かれる。

「グゥ・・」

 ネクサスは驚いた。そんなことをしている間にも女子生徒たちは食われそうになっている。

「シュア」

 ネクサスはマッハムーブを使い、生徒たちに接近し救出する。ネクサスは生徒全員を手に乗せ、地上に下りる。ネクサスは生徒たちを地上に下ろす。

「ウルトラマンが・・・・」

「助けてくれた・・・・」

「あ、ありがとう・・・・・」

 ネクサスは頷いた。生徒たちが避難したのを確認するとネクサスはメガフラシのほうを向く。メガフラシは徐々に高度を落としてきた。

「シュア」

 ネクサスはパーティクルフェザーをメガフラシに向け放つがメガフラシに当たる前に消滅した。

「フアッ」

「どうして消滅したの!」

「おそらくあのビーストが発しているこの虹が一定量のビームを拡散しているんだよ。ビームはここじゃ使い物にならないね。」

メガフラシは千冬たちのほうに身体を向け、触覚から赤き光線を放つ。

「シュアッ」

 ネクサスは千冬たちを庇い、メガフラシの攻撃を受ける。

「ジュアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

「一夏!」

 ネクサスは片膝を突く。

「ハァ・・・ハァ・・・・」

 ネクサスは立ち上がり、メガフラシに向かい飛翔する。

「シュア」

 ネクサスはメガフラシに接近する。メガフラシはネクサスをまこうとする。が、自身で作り上げた空間により逃げられる範囲は限られていた。ネクサスはメガフラシに取り付く。メガフラシはネクサスに光線攻撃をする。

「ジュアア」

 ネクサスはメガフラシから離される。ネクサスはマッハムーブを使い急接近し、メガフラシにパンチを叩き込む。メガフラシは地上に向け真っ逆さまに落ちていく。

「チュィィィィィィ」

 メガフラシは逆さまの状態になる。ネクサスは地上に着地し。構える。

「シュア。」

 メガフラシはネクサスを身体全体で押す。ネクサスはメガフラシが学園に近づかないように抑える。メガフラシは森のほうに反転しネクサスを容赦なく押す。

「チュィィィィィィィィ」

「フアァァァァァッァァ」

 マガフラシは急停止、ネクサスを弾き飛ばす。

「グァァァァァ」

 ネクサスは弾き飛ばされ、倒れる。メガフラシは上昇し、ネクサスを餅つきのように攻撃する。

「ジュァァ、フ、グァァ」

 その時、箒達はISを展開する。

「一夏!」

「今助けますわ!」

「今まで助けてもらった分!」

「今度は僕たちが一夏を助ける番だよ!」

「お前だけ戦わせないぞ!」

「私達も力になる!」

「だから負けないで!」

 簪が山嵐を使い、メガフラシにミサイル攻撃をする。ミサイルは命中し、メガフラシは悲鳴を上げる。

「チュィィィィィィィィィ」

 メガフラシはネクサスから離れる。ネクサスは立ち上がる。

「フ、ハァァァァァ」

 ネクサスは飛翔し、メガフラシにキックを食らわせ、そのまま回転する。ネクサスはメガフラシにスピニングクラッシュキックを喰らわせる。

「シュァァァァァァァァァ」

「チュィィィィィィィ」 

 メガフラシは悲鳴を上げる。ネクサスが空中でバク転し、距離を取った瞬間メガフラシによって作られた空間にヒビが入り、やがて空間が割れた。割れたところから徐々に崩れ、割れたところからは空はもう夕焼け色に染まっていた。

「シュ、シュア」

 ネクサスは左手を胸にかざし振り下ろす。ネクサスはアンファンスからジュネッスブルーに変わる。ネクサスはメタフィールドを展開しようとする。

「シュ、ファァァァ、シュグハァァ」

 ネクサスは突然倒れる。

「なに!」

「なにが起こった!」

「あれ!」

 シャルロットが指差す方向には時空を歪ませガルベロスが姿を現していた。

「キャォォォォォン」

「またあのビースト。」

「で、でも目が白いよ。」

 メガフラシ戦に出てきたガルベロスは他のガルベロスと違い目が白い。故に幻術が使えないのである。

 ガルベロスはネクサスに両腕を振り攻撃する。ネクサスはジャンプしガルベロスの後ろに回りガルベロスの左顔を掴みチョップを喰らわせる。

「シュア、ヒュア」

「キィォォォン」

 ネクサスは腕で掴みガルベロスを振り回し、投げる。ガルベロスはよたつく。ネクサスはガルベロスに追い討ちをかけようとする。だがガルベロスは片腕を振りネクサスの腹部に攻撃をする。

「グァァァァ」

 ネクサスは腹を抱えて後ろに下がる。ガルベロスはネクサスを掴み、前に投げる。

「シュァァァ」

 ネクサスは前に転がり背中を打つ。ガルベロスはネクサスに追い討ちをかけようとするが、ネクサスは両足を伸ばし、ガルベロスの腹部をキックする。

「ギォォォォォン」

 ネクサスは身体を上体起こしで立ち上がり、ガルベロスに接近、ガルベロスの中央の顔を握りこぶしで数回叩く。

「フア、フウ、シュア、フィア」

「ギォォォォォォン」

 ネクサスはガルベロスの中央の顔を両手で上に上げる。ガルベロスは抵抗しつつも火球を放つ。火球はネクサスの背中に直撃する。

「ファァァァ」

 ネクサスが前のめりになったところをガルベロスが腹部にキックを喰らわせる。ネクサスは仰向けになる。そこをメガフラシが上から全体重をネクサスに乗せ、攻撃する。

「ジュァァァァァァァァ」

 メガフラシは浮いては下ろし、浮いては下ろしを繰り返す。

「チュィィィ、チュィィィィ」

 その二体に簪が山嵐を使いミサイル攻撃をする。

「キィォォォォォン」

「チュィィィィ」

「フアアアア」

 ネクサスはマガフラシを自分の上からのける。ネクサスは中腰で前転する。ネクサスは立ち上がるとガルベロスに向け掛け走る。ガルベロスは腕を振り攻撃するがネクサスは腰を低くし回避、ガルベロスの後ろに回る。ガルベロスはネクサスのほうを向くと身体を回転させ尻尾で攻撃しようとする。ネクサスはそれを受け止めると身体を横に大きく回転する。それによりガルベロスは体制を崩し倒れる。ネクサスはガルベロスに近づき追撃しようと身体を起こすがガルベロスは抵抗しネクサスを振りほどく。

「キィォォォォン」

 ガルベロスはネクサスに体当たりをしようとするがネクサスは両腕を突き出しガルベロスの中央の顔に両手パンチを喰らわす。ガルベロスは後ろに下がる。ネクサスはガルベロスに右キックを喰らわせる。

「キィォォォン」

「ヘヤ」

 一方メガフラシに向けてセシリアと簪が攻撃をする。

「チュィィィィ」

 メガフラシは二人に電撃で攻撃しようとする。それを簪のミサイルが相殺する。

「今ですわ!」

「撃って!」

「喰らえ!」

 箒がオーバーレイバニッシャーを展開しフルチャージの状態でマガフラシに向けて放つ。オーバーレイバニッシャーはメガフラシに命中する。

「チュィィォォォン」

 メガフラシは光の粒子となり消滅する。

 ネクサスはガルベロスを逆さに持ち上げると、ガルベロスにドライバーを掛ける。

「ハァァァ、シュア」

「キュィィィォォン」

 ネクサスは走りながらガルベロスの右首に右腕を引っ掛け、ラリアットを喰らわし、ガルベロスを倒す。

「ヘヤ」

 ネクサスは構え、ガルベロスに向け走り出す。エナジーコアが鳴り響くと同時に鈴、シャルロット、ラウラがネクサスの後ろに隠れる。

「ギャォォォン」

 ガルベロスは火球を放つ。ネクサスは前転をし回避。三人はガルベロスに向け集中砲火をする。

「キォォォォォン」

 ガルベロスは立ち止まり、悲鳴を上げる。

「今だ!」

「いっけ――――――!」

「決めなさい!」

「フ、シュア」

 ネクサスはガルベロスに近づき、ソードレイ・シュトロームをガルベロスに喰らわせる。

「キォォォォン」

 しばらくの沈黙。そしてガルベロスは真っ二つに割れ、光の粒子となった。

 ネクサスは殺気を感じ取り振り向いた。振り向いた先には空を裂き、亜空間から何か邪悪なものが声を上げながらそこにいた。亜空間が閉じるとネクサスは片膝を突いた。ネクサスは光となり姿を消した。

 

 一夏はよたよたしながら箒達の方に歩み寄っていた。

「はぁ・・・・あ・・・が・・・・・」

 一夏が足を躓き、倒れそうになった。その瞬間一夏は支えられた。一夏は支えた主を見るとそれは千冬であった。

「大丈夫か、一夏。」

「千冬・・・・・・姉・・・・・」

 千冬の後に続くかのように箒達もやって来た。

「皆・・・・・よかっ・・・た・・・・」

 一夏は気を失う。千冬は一夏が気を失ったことに気づき肩を貸す。

「織斑先生、一夏は、一夏は大丈夫なんですか!?」

「大丈夫みたいだ。幸い、気を失っているみたいだ。早く一夏の部屋に運ぶぞ。」

『はい!』

 千冬の指示の元、箒達は一夏を自室に運んだ。

 

「どうだ、束?」

「いっくんの今の状態は危険だよ。もし次に変身でもしたら確実に死ぬかもしれない。」

「そんな・・・・」

 箒は束の言葉に驚く。

「どうしてなんでしょう?」

「え?」

 セシリアの言葉にシャルロットが首をかしげる。

「どうして・・・・・どうして戦うのでしょう・・・・・」

「確かにそうだな。自分の命がまるで惜しくないような戦い方だ。」

「それにどうして一夏君がウルトラマンなの!?」

 皆が一夏がウルトラマンネクサスであることに疑問を抱く。その時であった。

『知りたいですか?』

 突然、頭に語りかけてくる声がした。

『何故、彼がこれを選んだのか知りたいですか?』

「知りたいです!」

「私も!」

「あたしも!」

「僕も!」

「当たり前だ!」

「誰か知らないけど。」

「教えてください!」

「お願いします!」

「一夏のことを教えてください!」

 全員が謎の声に頼む。

『わかりました。あなた達に話しましょう。』

 一夏のエボルトラスターから光が溢れ箒達を包み込んでいった。

 

説明
ネクサスとなりメガフラシと戦う一夏。守るために彼は決意を決め立ち向かう。
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コメント
さてさてどうなるのだろうか?(駿河)
タグ
インフィニット・ストラトス IS ネクサス メガフラシ Battle 戦い 

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