魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者
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あの((神城|バカ))を撒いてからバスの中は終始賑やかだった。

 

景色を見て感傷に浸ったり、お互いの友情を深めるために色々な人と会話したりとしていたらあっという間に目的地に着いてしまった。

 

まず一言。

 

夕也「でけぇ・・・」

 

アリサ「ふん、当たり前でしょうっ!!」

 

アリサが胸を張る。

 

いや、ホントにでかい・・・

 

目的地である旅館は山を切り開いて建てたのだろう。

 

色々なレジャー施設がある。

 

パッと見ではテニスコートや体育館、その他にも色々と見える。

 

・・・・・・ここって山だったんだよな?

 

アリサ「ここはバニングス系列の会社が建てた所でね?いろんな著名人が利用しているのよ。」

 

すげぇな・・・俺達って思いっきり場違いなんじゃ無いかとさえ思えてくる。

 

すると恭也さんが何かに気づく。

 

恭也「あれは道場か?」

 

士郎「そうだろうな。後で利用してもいいですか?」

 

鮫島「ええ、構いませんよ。」

 

・・・・・・何か嫌な予感がするんだが・・・

 

よそう・・・こんな所でこんな事を思っていると本当に起こってしまう。

 

夕也「とりあえず、荷物置きに行こうぜ〜〜〜?」

 

あまり入り口に居るわけにもいかず旅館の中に入ることにした。

 

そこである疑問が浮かぶ。

 

夕也「部屋割りってどうすんの?」

 

俺は独り言のように呟く。

 

アリサ「そういえばそうね・・・」

 

そんな訳で部屋割りを話し合いで決めることに。

 

その結果こうなった。

 

俺 ユーノ クロノ組

 

士郎 ザフィーラ 西園父組

 

なのは 遥 伽夜 アリス組

 

フェイト アリシア ライ組

 

はやて リインフォース 美夜組

 

アリサ すずか アルフ 夕璃組

 

ヴォルケンズ エイミィ組

 

母親ズ リニス セイバー組

 

恭也 忍組

 

という風になった。

 

ちなみに恭也さんと忍さんは一緒の部屋が決まった瞬間にうろたえていていた。

 

これを作ったのは確か母親ズじゃなかったっけ?

 

・・・・・・狙ったな。

 

まあ、その後それぞれの部屋に行き荷物を置いてそれぞれのやりたい事をし始めた。

 

俺は何しようかな〜〜〜まだ夕方だし温泉に入るのもな〜〜〜

 

遥「あっ夕也。」

 

夕也「遥?何してんだ?」

 

遥と鉢合わせた。

 

遥「私はそこの売店に行こうと思って・・・」

 

夕也「売店?」

 

遥が指差す方向には確かに売店があった。

 

どうやらお土産やお菓子などが売られているらしい。

 

夕也「・・・・・・俺も何か買っていこうかな?」

 

遥「ホントっ?じゃあ一緒に選びましょう。」

 

遥は俺の腕を引っ張って連れて行く。

 

夕也「お、おいおい、引っ張るなって。」

 

遥「だって楽しいんだもの!!」

 

振り返った遥の顔は笑顔に包まれていた。

 

 

 

その後色々と物色していたら外を散歩していたのかいつもの(遥を除いた)六人娘がやってきた。

 

何か皆「しまった・・・」って顔をしていたけど・・・

 

・・・・・・って考えてみたら俺と遥の二人っきりだったんだよな・・・

 

なんてことも考えてしまってそれからはあまり集中できなかった。

 

そして夕食を食べる前に温泉に入ることに。

 

遥「じゃあね、夕也。付き合ってくれてありがとう。」

 

夕也「ああ、これくらいだったらいくらでも付き合うよ。」

 

俺達はそれぞれの部屋に分かれ温泉に向かった。

 

〜温泉〜

 

夕也「おお〜〜〜これが温泉か・・・」

 

恭也「本当に温泉に来たことが無かったんだな・・・」

 

士郎「まあ、最初に見たときは誰でもあんな反応をする物だよ。」

 

クロノ「確かに・・・すごいな・・・」

 

ユーノ「うん・・・」

 

魔導師組も感心している。

 

早速入ろう。

 

夕也「あぁ〜〜〜気持ちいい〜〜〜」

 

クロノ「何だろう・・・疲れが一気に取れていくようだ・・・」

 

ユーノ「ふぅ〜〜〜」

 

温泉初の俺達はそれぞれふにゃけていた。

 

クロノ「ところで夕也?」

 

夕也「うん?何だ?」

 

クロノ「戦闘中に言うのもおかしいことだなと思って指摘しなかったんだが・・・その((右目|・・))はいったい何なんだ?」

 

夕也「何なんだっというと?」

 

ユーノ「つまりクロノはこう言いたいんだよね?その右目を何で((隠していたの|・・・・・・))って・・・」

 

夕也「ああ、そういうことだな・・・別に眼帯で隠さなくてもいいんだけどな・・・この目の所為で昔はいろいろと言われたし・・・でもやっぱり一番の理由は((見えていない|・・・・・・))ってところかな・・・?」

 

クロノ「見えていない・・・?」

 

ユーノ「それってどういう・・・」

 

夕也「そのままの意味。右目は見えていないんだよ。だからこうしていても俺は右側を見ることは決して無いってことさ。」

 

クロノ「それは治療でどうにかならないのか?」

 

夕也「ならないよ。これは先天的な物でね。」

 

ユーノ「そうだったんだ・・・ごめん、深く入り込みすぎたね・・・」

 

クロノ「そうだな・・・謝罪する・・・」

 

夕也「いいよ、謝罪なんて・・・この眼の事で何か言われるのはなれてるから・・・な?」

 

クロノ「ああ、すまない。ありがとう。」

 

その頃その三人から離れている三人は

 

士郎「彼はああ見えても結構大人びていますからね。」

 

恭也「そうだな・・・それに彼は強い・・・力だけじゃなくそれを持つ事で負う責任も持ち合わせている・・・」

 

西園父「そうですね・・・彼だからこそ私の娘や色々な子達が惹かれているんでしょうね・・・」

 

そんな渋い会話をしていた。

 

そんな中

 

ザフィーラ「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ザフィーラは無言で立ち上がっていた。

 

終始無言だったから居たのにも気づかなかった・・・何て言ったら怒るかな・・・?

 

女湯SIDE

 

美由紀「はあ〜〜〜気持ちいい〜〜〜」

 

忍「最高ね・・・」

 

皆は脱衣所で服を脱いで扉を開けるとそこには広い温泉があった。

 

一番風呂を貰った美由紀と忍は蕩けそうになっている。

 

なのは「気持ちいい〜〜〜」

 

フェイト「本当だ・・・」

 

はやて「やっぱり温泉はええな〜〜〜」

 

アリシア「家のお風呂よりも気持ちいいよ〜〜〜」

 

ライ「わーーーーいっ!!」

 

美夜「こらっ!ライっ!騒ぐでない!!」

 

伽夜「王の言うとおりです。気持ちが高揚するのはわかりますが・・・」

 

夕璃「まあ、そうですね・・・本当に気持ちいですし・・・」

 

アリス「これが温泉なんだ・・・」

 

セイバー「ああ・・・気持ちいい・・・」

 

皆それぞれの感想を持っている。

 

その後色んな話で盛り上がったとか・・・(主に恋愛絡み)

 

SIDE OUT

 

さあて、夕食タイム!!

 

・・・といきたいんだが誰が乾杯の音頭を取るのかで話し合いをしていた。

 

そして数分の話し合いの結果俺になった。

 

あれぇ?俺話し合いには参加していない筈なんだけど・・・

 

まあ、いいか・・・

 

俺はグラスを手に取る。

 

夕也「ええ〜〜〜この約一年間、色々なことが起こりました。でも俺達はそれを乗り越えてきました。それには此処にいる全員が頑張った結果だと思います。・・・長ったらしいのは苦手なんでここまでにしたいと思います。とにかく皆さんお疲れ様!そしてこれからもよろしくお願いします!!皆さん!!かんぱ〜〜〜〜い!!」

 

全員「かんぱぁーーーい!!」

 

俺の乾杯の合図で俺達は夕食にがっついた。

 

おっこれうまいな。

 

すると俺の隣にいた遥が何かに気づく。

 

遥「あれ?あれって・・・」

 

遥はその場所を目で見る。

 

俺はその目線を追った所そこには一つの機材があった。

 

夕也「あれって・・・カラオケか?」

 

俺のその一言は皆にも聞こえていたらしくみんなその場に注目する。

 

西園母「この際だから誰か歌ってみたら?」

 

桃子「そうねっ!」

 

遥の母親の一言に桃子さんが同意する。

 

皆がざわつき始める。

 

誰が歌うかってのを決めているんだろうな・・・

 

おっこのお吸い物いけるな・・・

 

桃子「じゃあ最初は夕也君って事で!」

 

・・・・・・は?桃子さんは何をいってるんだ?

 

夕也「あの〜〜〜?何を仰ってるんだかわからないんですが・・・」

 

桃子「だから一番最初に歌うのは夕也君って事!!」

 

ええ〜〜〜〜〜〜〜

 

夕也「他の皆も歌うんですよね・・・?」

 

桃子「ええ、最低一回は皆歌ってもらうわ。」

 

夕也「はあ・・・わかりました。」

 

俺はどの曲を歌うかで迷う。・・・・・・・・あれ?

 

何でこの曲があるの?でも好きだし・・・ええいっままよ!!

 

俺は生前好きだったその曲を歌うことにした。

 

表示されるタイトルは・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Alicemagic」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前奏が流れる。

 

夕也「〜〜♪」

 

俺は上機嫌だった。

 

まさかこの世界でこの歌を歌えることになろうとは・・・

 

遥「これって・・・」

 

遥も気づいたらしい。

 

そして歌が始まる。

 

 

 

歌が終わり俺は一礼する。

 

すると拍手が巻き起こった。

 

なのは「すごいっ!すごいっ!夕也君っ!」

 

フェイト「うん、すごかったよ・・・」

 

はやて「でも歌詞もよかったな〜〜〜特にサビの所の「君は〜〜〜」の所。何や元気を分け与えてもらってるみたいやった。」

 

夕也「そうか、それならよかった。」

 

俺は各々の感想を聞いてから席につく。

 

遥「何であの歌があるの・・・?」

 

夕也「知らん・・・でもあれの小説があるんだからあっても不思議じゃないけどな・・・」

 

遥「それと・・・ね・・・歌ってる姿・・・その・・・カッコ・・・よかったよ・・・?///」

 

やめてくれ・・・そんな赤い顔で言われたら恥ずかしくてしかたないから・・・///

 

その後それぞれ違う歌を歌った。

 

ちなみに最後らへんになってデュエット曲なんかを入れ始めて忙しかった。

 

最後にはなのは フェイト はやて達で歌った。

 

歌った曲は前世で遥が紹介してくれた・・・まあ・・・女の子が見る系の奴の歌で・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「KIZUNA」である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲は俺も聞いて結構いいと思っていたんだが・・・これが流れてるアニメ見てるとまんま女の子向けなんだよな・・・

 

そして宴会も三人が歌って区切りがついたということでお開きになった。

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あとがき

 

はい・・・すいません・・・悪乗りしすぎました・・・

 

今回出させていただいた「Alicemagic」と「KIZUNA」・・・

 

私、この二曲好きなんですよ・・・

 

というわけで出させていただきました。

 

次回もお楽しみに!

説明
温泉旅行 一日目
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コメント
ほのぼのも良いと思います。次回も楽しみです。(Fols)
今回は平和でしたね(なゆた)
さて次回はどうなるか・・・・・・・・(匿名希望)
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魔法少女リリカルなのは 恋愛 ハーレム クロス ジャンヌ・ダルク 

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