真・リリカルなのは 第三章 彷徨う欠片編 第十七話 マテリアルの実力
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読者は疑問に思っていたのではないだろうか?

 

何故レヴィと戦っていたカイトがヴォルケンリッター達の救援に来たのか………

 

レヴィ「そこを退けよ! 僕はあの男を倒したいんだ!」

 

フェイト「あなたの相手は私!」

 

レヴィを瞬殺した?

 

そんなことはない

 

フェイトがカイトに頼んだのだ

 

自分をモデルにしているマテリアルだからこそ、自身で戦いたいと

 

カイトは「フン、好きにしろ……貴様で奴に勝てるかどうかしらんがな」と言って、飛び去った

 

レヴィは「待て! 僕のあまりの強さにビビって逃げるのか!!」と言ってカイトを追う

 

しかし、フェイトがそれを許さない

 

レヴィ「くっそ〜 弱虫のくせに〜」

 

フェイト「次は勝つ!!」

 

レヴィ「お前のような、頭が悪くて、遅くて、弱虫が僕のオリジナルなんて信じられない!!」

 

フェイト「………………………………………………………………」

 

レヴィ「本当はお前が偽物じゃないのか? 強い方が本物に決まってる!」

 

フェイト「………………………………………………………………」

 

レヴィ「図星だから黙ってるんだろ? このにせ「くだらない」………なに?」

 

フェイト「くだらないって言ったんだ!! 偽物とか本物とか関係ない!! 自分は自分、私はフェイトであなたはレヴィ……それだけだ」

 

レヴィ「なに訳のわからないことを!!」

 

レヴィはフェイトに切り掛かる

 

フェイト「自分の存在を偽っていては、何時まで経っても自分になれない………あなたは自分をレヴィではなく、私を主体にして作られた存在と認識している………そんなんじゃダメだ!!」

 

レヴィ「!?」

 

レヴィの斬撃を弾き飛ばす

 

レヴィ(何だ………何で急に強くなったんだ?)

 

フェイト「行くよ! レヴィ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜なのはVSシュテル〜

 

なのは「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

シュテル「……………………………………………………」

 

スターライトとルシフェリオンブレイカーはまだ撃ち合っていた

 

なのは「もう一時間以上、スターライトブレイカーを出し続けているの………もう限界なの………」

 

レイジングハート(マスター 心が折れれば終りです)

 

なのは「でも……………………」

 

シュテル(このままでは不味い……………………………………)

 

向こうにはまだ少しだけ余裕があるように思える…………………しかし私の魔力は尽きかけている

 

シュテル(なら、全ての魔力をルシフェリオンに注ぎ込む!)

 

王よ………申し訳ありません……あなたの元へは戻れないかもしれません……………しかし!!

 

シュテル(この勝負……勝ちたい!!)

 

なのは「いい加減 終わらせるの!!」

 

シュテル「望む所です!! ナノハ!!」

 

なのは「シュテル?」

 

シュテル「私の全てを……………………これに掛ける!!」

 

シュテルは全ての魔力をルシフェリオンに送った

 

なのは「威力が格段に上がったの……………………」

 

絶対負けたくないんだね シュテル

 

でもっ

 

なのは「それは私も同じだよ!!! レイジングハート! カートリッジオーバーロード!」

 

レイジングハート(マスター!! それは!!!)

 

なのは「お願い!!! シュテルは全てを掛けてきている!!! だから私も、自分の力をすべて出し切る!!!」

 

レイジングハート(……………………カートリッジオーバーロード)

 

カートリッジを5本使い、一気にスターライトの威力を上げる

 

なのは「シュテル!! これが私のフルパワーだよ!!」

 

ピンク色の閃光は、徐々にシュテルに迫る

 

シュテル「なるほど…………ナノハの力……私の計算を超えましたか………」

 

なのは「押し切る!!」

 

スターライトはルシフェリオンブレイカーをも飲み込み、シュテルを包み込む

 

シュテル(悔しいですね………ですが、心は清々しい………人間ではない私にもこのような感情があるのですね………)

 

ナノハ…………あなたが私のオリジナルで良かった

 

なのは「シュテル!」

 

地面に倒れているシュテルの元へ駆け寄る なのは

 

シュテル「ナノハ………お見事です」

 

よく見ると、シュテルの体は透けているようだ

 

なのは「シュテル……消えちゃうの?」

 

シュテル「ええ、私達は欠片………魔力切れは死を意味します」

 

なのは「そんな!!!」

 

シュテル「おかしいですね、何故 勝者のあなたが泣くのです?」

 

なのは「だって!! 友達になれると思ったから………」

 

シュテル「友達? 私は欠片ですよ?」

 

なのは「そんなの関係ないよ!! 心が通じれば友達になれるんだよ?」

 

シュテル「そうなのですか………覚えておきます………もし、次戦う事があれば………今度は勝たせてもらいます……………………」

 

なのは「シュテル…………………………」

 

シュテル「王よ………お先に失礼します……」

 

シュテルの体は、そっと消えていく

 

なのは「………………………………………………………………………………」

 

レイジングハート(マスター………………………)

 

なのは「行こう………レイジングハート」

 

レイジングハート(……………………………………………)

 

なのは「終わらせなくっちゃ………悲しみしか生まない戦いなんか…………」

 

レイジングハート(ええ、行きましょう………何所まででも)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜はやてVSディアーチェ〜

 

ディアーチェ「塵芥が……生意気な……」

 

はやて「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

はやては、ディアーチェの圧倒的火力の前に苦戦していた

 

しかし、ディアーチェの攻撃をまともに受けてはいなかった

 

ディアーチェ「いい加減、我の足下にひれ伏せ!!」

 

はやて「やめとくわ………うちMやないし」

 

ディアーチェ「M? 一体何の話だ?」

 

はやて「王様に言ってもわからん話や」

 

ディアーチェ「貴様、王を侮辱するか!!」

 

ええい、狸一匹狩れんとは!!!

 

いや、腐っても我のオリジナル…………ふざけているように見えて、実は何か策を考えているのか?

 

はやて「王様の攻撃………全部遅いな〜 当たる方が難しいんとちゃうか?」

 

ディアーチェ「………………………………………………………………………」

 

コイツだけは我の手で粉砕する!!

 

ディアーチェ「!?」

 

急にディアーチェは、後ろを振り向く

 

はやて「どないしたんや? 王様」

 

ディアーチェ「…………………………シュテル………まさか!!!」

 

はやて「シュテル? ああ、王様の仲間のこと?」

 

ディアーチェ「よくも…………………よくも我の家臣を!!!!」

 

はやて「!?」

 

魔力が跳ね上がりよった………………………

 

ディアーチェ「貴様を潰し、シュテルの仇も潰す!!! 覚悟しろ子鴉!!」

 

はやて「王様…………………………」

 

創られた存在か………………………………

 

はやて(仲間が倒されて、怒るんやったら心がある証拠やな)

 

ディアーチェ「アロンダイトォォォォォォォ!!!!!!」

 

はやて「これは避けんかったら死ぬな………………」

 

ディアーチェの技を躱す

 

ディアーチェ「ウロチョロするな!! 塵芥!!」

 

ディアーチェは怒りにまかせて攻撃を繰り出す

 

はやて(さ〜て、どないしょうかな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、カイトに異変が訪れる……………

 

 

 

説明
明日は投稿出来無さそうだから、今日の内にしておこう
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う 内容はオリジナル マテリアル 

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