蒼天の雫3
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剣「今日からこの部屋を使えば良いよ。あまり使ってないから汚いけどね。」

リン「大丈夫・・・」

リンはそう言いながら扉を開けた。

剣「飯が出来たら呼ぶから。」

リン「ん」

リンは良いのか悪いのかどちらか分からない返事をして部屋に入って行った。

翌日、朝早くから剣は困難に直面していた・・・

剣「大人しく家で留守番していなさい。」

リン「なぜ?」

剣「僕、今日は学校があるから。」

リン「私も学校に行く。」

剣「ダメ。」

リン「なぜ?」

剣「大変な事になるから家で大人しく留守番していなさい。」

リン「なぜ?」

この会話のやり取りの繰り返しである。

剣「(もう30分以上もやってるぞ。)」

と心の中で思っている剣は時計を見た『8:30』剣は慌てて身支度をして

剣「いいか、家に誰か着ても絶対に扉を開けるなよ」

そう言いながら剣は慌てて家を出た。

剣は高校2年一学期初日は無断欠席、二日目は遅刻、という事で職員室に呼び出され怒られた。

剣は教室に戻り自分の席を確認して窓際の席に座りため息をついた。

そんな剣に一人の少女が近寄ってきた。

???「ねぇ、龍ちゃん、昨日はどうしたの?新学期初日から無断欠席なんて。」

剣「いろいろあったんだよ、いろいろとな・・・」

剣が顔面を机に伏せたまま言う。

???「もう、せっかく、可愛い幼馴染が心配してあげてるのに。」

剣「別にいいだろ友、僕は疲れてるから寝る!おやすみ!」

剣はそう言うとすぐ寝てしまった。

女「友花〜、幼馴染も大変だね〜。」

友花の友人が言う。

友花「まったくよ!毎日毎日大変なんだから。」

女「(否定しないんだ)」

と友花の友人は思っていた。

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同時刻・・・

???「友 本名は浅沼 友花、龍神 剣の幼馴染。6歳の頃にこの町に来た。この子が今回の

ターゲットなのか?」

???「あぁ、生かして連れて来い。」

???「わかった。」

そんな会話が誰もいない倉庫に響く・・・

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その頃、リンは・・・

リン「お腹減った」

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コメント
ありがとうございます、いとっちさん。まぁ、何となく頑張ります。(隆行)
読みましたよ〜。無理しない程度に頑張って下さい!(いとっち)
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