真・リリカルなのは 第三章 彷徨う欠片編 第十九話 激昂する王 |
未だに決着が付かないフェイトVSレヴィ
必ず勝つという思いが、フェイトを強くする
一方、カイトに多大なダメージを与えられた レヴィ
最早、優位は逆転している
レヴィ「さっさと倒れろよ!!」
フェイト「ジェットザンバー!!」
レヴィ「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
フェイトの技を受け止めきれずに吹き飛ばされる レヴィ
フェイト「……………………………………………………」
レヴィ「何でだよ……………………何で勝てないんだよ!!」
フェイト「…………………………………………………………………」
レヴィ「偽物は……………本物に勝てないのか……………………………」
フェイト「バルディッシュ」
バルディッシュ(カートリッジロード)
フェイト「私の想いを全てぶつける!」
バルディッシュ(プラズマザンバーブレイカー!!!)
レヴィ「クッ 舐めるなよ!!!」
レヴィはプラズマザンバーに突っ込む
レヴィ「押し返す!!」
そんなことできる筈もなく
レヴィ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
黄色い閃光に飲まれる
レヴィ「う、う…………………………………………」
消滅はしなかったが、もう立つことはできず、地面に寝そべっている
フェイト「………レヴィ」
フェイトはレヴィーに近づく
レヴィ「くそっ 僕は所詮偽物だ……………負けるのは当たり前なんだ!!」
フェイト「ッ」
パチンッ
フェイトはレヴィを打った
フェイト「どうして自分を偽るの!! 私の偽物? そんなの関係ないでしょ!!」
レヴィ「オリジナル……………………」
フェイト「あなたはレヴィなんでしょ? 胸を張ってレヴィだって言えるでしょう? 私の偽物として生まれ、偽物として死んでいくの?」
レヴィ「僕は偽物さ…………………誰が何と言おうと…………ナハトに生み出された欠片」
フェイト「違う! 確かに生れは私の偽物だったかもしれない…………でも、あなたは一瞬でもフェイトとして生きた? 生きてないでしょ!! 初めて会ったときからあなたはレヴィだった………………他人が何? 自分の存在は自分で決めていいんだよ? 本当に私の偽物のままでいいの?」
レヴィ「…………嫌だ…………僕は…僕でありたい……………レヴィがいいよぉ〜」
涙を流す レヴィ
フェイト「あなたはレヴィ……何度だって言うよ?」
レヴィ「ありがとう……………オリジナル」
フェイト「違う……私はオリジナルなんて名前じゃない、私はフェイト………フェイト・T・ハラオウン」
レヴィ「ありがとう……フェイト………バイバイ王様」
フェイト「レヴィ!!」
そっと消えていく レヴィ
最後の最後で彼女は本物になったようだ
フェイト「……行くよ、バルディッシュ……悲しいのはもう……沢山だから」
バルディッシュ(Yes sir)
〜はやてVSディアーチェ〜
ディアーチェ「!?」
はやて「なんや、急に攻撃が止まった」
ディアーチェ「あ、あ、あ、何と言う事だ……………」
はやて「王様?」
ディアーチェ「共に来いと言っておきながら………失ってしまった……大切な者達を……」
はやて「王様…………………」
ディアーチェ「まさか……レヴィまでやられるとは…・¥………………………うぉぉぉぉぉ!!!!!!」
はやて「………………………………………………………………………………………」
大声で泣き叫ぶディアーチェを、ただ見ることしかできない はやて
自分達は正しいのだろうか?
欠片は悪と決め付け、倒していく
しかし、欠片にも感情があり、仲間を失うと悲しみ、そして怒る
どう考えても普通の人間である
自分達と変わらない……見た目も、言葉も、感情も
はやてはわからなくなっていた
自分の正義を…………………………………
ディアーチェ「……許さん………絶対に許さんぞ!! 塵芥がぁぁぁぁ!!!!!!!」
ディアーチェは魔力を解放する
はやて「うっ!!」
魔力だけで吹き飛ばされてしまいそうになる はやて
ディアーチェ「皆殺しだ…………我に逆らう者共は……………全員死罪だ!」
はやて「王様、そんなん暴君やん!!」
ディアーチェ「黙れ!! 我の愛しき家臣たちを葬った者共を我は許さん!! 木端微塵にしてくれる!!! だが、その前に貴様を殺す!!!」
ディアーチェは本気の殺意を、はやてに向ける
はやて「…………………………………………………………………」
はやては恐怖で動けないでいた
はやては一番の新参者
これほどまでの殺意を向けられたことがないのだ
はやて「う……………………………………………」
恐怖で足が竦む
ディアーチェ「もう闇の書など、どうでもいい……………………全てを滅却する!! この世界を滅ぼさなければ、我の怒りは収まらん!!!」
はやて「……王様」
ディアーチェ「エクスカリバァァァァァァ!!!!!!!!」
ディアーチェの本気の技がはやてに迫りくる…………………しかし
なのは「スターライトブレイカー!!!!!!」
なのはの砲撃がディアーチェの技と相殺する
ディアーチェ「チッ 邪魔が入ったか!!」
なのは「そんな……………………」
今のスターライトブレイカーはカートリッジを3本も使ったのだ
それなのにもかかわらず、相殺で精一杯だったことに驚愕する なのは
ディアーチェ「王の攻撃をかっ消すとは忌々しい者よ………貴様も消してやるぞ! 塵芥!」
なのは「はやてちゃんをモデルにしていることだけあって、口が悪いの!」
はやて「ちょっ!! うちの口が悪いみたいやん!!」
ディアーチェ「貴様らの漫才に興味は無い! 消えよ! アロンダイト!!」
なのは「躱すの!!」
はやて「わかってる!!」
2人は、ディアーチェの攻撃を躱す
ディアーチェ「フン、ハエめ! ブンブンと飛びまわりおるわ…………………叩いて墜としてやる」
なのは「いちいち口が悪いの!」
はやて「もう慣れたけどな!!」
ディアーチェ「ゲフェングルス!!」
空が割れ、魔力で出来た、巨大な剣が2つ降り注ぐ
なのは「っ!! アレを何とかしてなの! はやてちゃん!」
はやて「ちょっ! うち!? いやいやいやいや無理や!!」
ディアーチェ「滅せ!!」
はのは&はやて「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
カイト「プロミネンスバーストォォォォ!!!!!」
小さい太陽が巨大な剣を破壊する
ディアーチェ「何だと!?」
我の最強の技が…………………………
カイト「まともに戦う気が無いなら失せろ……………」
なのは&はやて「「ごめんなさい………………………」」
カイト「フン、八神をモデルにした欠片か………………化け物並の魔力量だな」
アレほどの大技を使っても、ほとんど魔力を消費していなさそうだな
ディアーチェ「貴様………王の((剣|つるぎ))を砕いた罪……重いぞ?」
カイト「フン、青髪の奴よりかは楽しめそうだな」
ディアーチェ「青髪………貴様、まさかレヴィを殺った奴か?」
カイト「フン、だったら何だ?」
ディアーチェ「フ、フフフハハハハハハハ!!!!!」
カイト「…………………………………………………」
ディアーチェ「あの様なミジンコに倒されるとは…………情けないぞ レヴィ」
カイト「………………………………………………………………」
ディアーチェ「貴様、覚悟はできているな?……………………楽には死なさん!! 四肢を切り裂き、目玉を抉り、内臓を掻き出し、苦しめてから殺してやるぞ!! この塵芥がぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
カイト「フン、まさか貴様らに仲間意識があったとはな……あの青髪は雑魚だった……貴様は楽しませてくれよ?」
ディアーチェ「我に勝てるつもりか? 逆上せるなよ!! 塵芥!」
ガキィィィン
ウィザードとエルシニアクロイツがぶつかり合い、火花を散らす
カイト(怒りにまかせて、接近戦とは…………この程度か…………………)
ディアーチェ(こやつは殺す!!! 我の手で殺す!!! 魔法で楽には殺さん!!!)
カイト「甘い!!」
ザシュッ
ディアーチェを切り裂くカイト………しかし、直撃はしなかった
ディアーチェ「クッ」
ディアーチェの左頬を掠っただけだ
ディアーチェ「…………我の…………王の顔に傷を!!!!」
カイト「はぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
再びディアーチェに切り掛かる カイト
ディアーチェ「ベヘルソード!」
ブラディダガーに似た技
周りにナイフみないなものが出現し、獲物を襲う
ディアーチェ「百本の刃から逃げれるか!!」
カイト「チッ」
なのは「ディバインバスター!!!」
はやて「デアボリック・エミッション!!!」
なのはとはやての技で、ナイフは消滅する
なのは「私達も忘れないでほしいの!」
はやて「一番最初の相手はウチやったやろ!!」
なのはとはやてが、カイトの前に立つ
ディアーチェ「退け!! 塵芥!! 貴様らは後だ!!」
なのは&はやて「「断る!!」」
カイト「貴様ら……足を引っ張ったら消すぞ?」
ディアーチェ「全員ここで死ね! アロンダイト!!」
フェイト「トライデントスマッシャー!!!!」
ディアーチェの技が相殺される
ディアーチェ「何?」
またも王の技が………………………………………
フェイト「お待たせ!!」
なのは「フェイトちゃん!!」
はやて「最強魔導師チームが全員揃ったで!!」
カイト(貴様らの何所が最強だ………………………………)
フェイト「あなたがレヴィの言っていた王様?」
ディアーチェ「何故 貴様がレヴィを知って!?」
そうか……………レヴィがミジンコ1人に倒されるはずが無い
2人で嬲ったのだな……………………
なのは「王様? もしかしてシュテルの言ってた王のこと?」
ディアーチェ「っ!!」
シュテルはこの塵芥に負けたのか!!
ディアーチェ「そうか……………フフフフフフ」
全員「「「「?」」」」
はやて「何や? 何で笑うんや?」
ディアーチェ「滅ぼす………貴様らを……………滅却する!!」
ディアーチェは両手を空に掲げると
ディアーチェ「来い! 我が家臣よ! 我の力となりて、共に奴らを滅ぼさん!!」
紅い宝石と蒼い宝石が飛んできた
ディアーチェはそれを掴む
なのは「アレは何?」
フェイト「欠片!?」
カイト「この屑共め! 欠片を壊さなかったら意味が無いではないか!!」
なのはとフェイトは、シュテルとレヴィが消えてすぐにこちらに向かってきた
その為、本体とも言える欠片を破壊を忘れていたのだ
そして、ディアーチェは2つの欠片を
ディアーチェ「パクッ」
はやて「食った!?」
なのは「はやてちゃん…………………」
はやて「ご、誤解や!! ウチは何でも口に含む癖とかないで!!」
カイト(イラッ)
バキッ×2
カイトは馬鹿2人を殴った
カイト「いい加減耳障りだ……」
なのは&はやて「「はい、すみませんでした」」
ディアーチェ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
カイト「!?」
ディアーチェ「力が……………溢れる……………」
ディアーチェの背中から翼が6枚生える
右の3枚は紅く、左の3枚は蒼い
エルシニアクロイツはルシフェリオンとバルニフィカスが合体したような形に変化する
ディアーチェ「さて、誰から殺してほしい?」
全員「「「「!?」」」」
嘗ての闇の意思やナハトヴァールを遥かに超える魔力量
これが欠片の真の力か!
ディアーチェのキャラが残虐になってしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ディアーチェファンの人には申し訳ないことをしたと思っております
・・・・・・・・・・・・まぁ反省はしていませんが・・・・・・・・・
説明 | ||
最初にディアーチェファンのみなさまには謝っておきます どうもすみません・・・・・・・・・・・・・・ |
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