軽巡洋艦 「綾瀬
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説明
最近はずっとエンジン作ってましたが、何の脈絡もなく艦船を完成させました。

暇潰しにやってたウォーシップガンナーが動機です。

軽巡洋艦「夕張」をベースとした架空艦です。

5500t級の老朽化に対応しつつ、建造予算を抑えるため、5500t級と同等の武装を3500t級の艦体にギッチリ詰め込んだ重武装艦です。

実験艦的な要素が強いため、一隻しか建造されず、またほとんど戦果も挙げていませんが、当時日本が保有する中でもっとも評価の高い艦だったそうです。

製造費用と製造期間を低く抑え、それでいて戦闘力は非常に高いというインチキ艦ですが、実際のところ、復元性(傾きが戻る速さ)が悪く、居住性と発展性が劣悪だったようです。

残念美人の称号がふさわしいこの夕張ですが、当初は「綾瀬」なる雅な名前が用意されていたそうで、妄想スイッチが入りました。

んで以下。


<妄想>

 夕張型軽巡洋艦二番艦として建造されたこの綾瀬は、本来の目的である水雷戦隊旗艦としての役割を果たす機会を持つことなく、戦況に対応した改装を施されることとなった。姉である夕張が、単装砲の高角砲、機銃への交換程度の軽改造で済まされるなか、本艦はより思い切った改装を施されることになる。
 本艦の戦闘力の象徴であった4基6門の14サンチ速射砲は全て撤去され、12.7o連装高角砲に交換。さらに、使用機会の疑わしい連装魚雷発射装置2基も撤去、高角砲へと換装された。
これらの改造により綾瀬は、片舷に12門もの高角砲を指向できる防空巡洋艦として生まれ変わった。
米国の有するアトランタ型防空巡洋艦に比べ、門数で4門劣る代わり、砲口径で優る形となった。
対空砲の装備により、専用の射撃指揮装置を2基設置し、電探等も強化された。

しかしながら、装備された12.7o連装高角砲は、対艦兵装としての効果は限定的であり、また砲の配置も効率がよくないことから、アトランタ型に比べ完成度では何枚も落ちるとの評価がされている。
 現に、余裕のない艦体構造が災いし、高角砲の即応弾が甲板上の弾薬箱に置かれていたり、高角砲に砲郭や防盾がないなど、即席改造ゆえに問題点も多かった。
 特に問題とされたのが、メインマストに余裕がなく、対空電探を装備できなかったことである。これにより、せっかくの高角砲群も敵航空機を捉えることはほとんどなかった。

<製作>
キットは元々改装後の夕張型だったので、主砲と高角砲、機銃、魚雷発射機を撤去し、そこに高角砲を生やしただけです。
あとは、煙突に電探つけたり、舷側に窓穴開けたり錨つけたり。

しかし、夕張型は、主砲の上段が連装で下段が単装という謎の配置がポイントの珍艦なのですが、高角砲にすげ替えちゃうと、何かフツーの姿になっちゃいました・・・・。


<塗装>

グレー:軍艦色(佐世保)
艦底 :ダルレッド


<感想>

久しぶりの軍艦は楽しかったです。
いや、実のところ、軽巡洋艦って中途半端で大嫌いな艦種だったんですが、いざ作ってみると駆逐艦よりゴージャスだけど甲板の塗り分けがいらないので、手軽でいいですねえ。

不憫な艦が多いですが(´・ω・`)

この綾瀬も、きっと最後は潜水艦とかにやられて戦没している予感。
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ウォーターラインシリーズ 大日本帝國海軍 1/700 軽巡洋艦 夕張 架空艦 

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