真・恋姫†無双 呉入死神
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フレア「それで、俺はどうすればいいの?」

 

雪連「あなたには天の御使いになってもらうわ」

 

フレア「天の御使いとは?」

 

雪連「今、国の至る所でこんな噂が流れてるのよ、『 天からの流星に乗り、灰の法衣を纏し御遣いが、天下太平のために訪れるだろう 』って、フレアなら容姿もぴったりだし」

 

フレア「なるほど畏敬によって治めるのか」

 

冥琳「ほう、よくわかったな」

 

フレア「だから言ったろ、伊達に長く生きてないって」

 

雪連「後は…戦ってもらうかもしれないわ」

 

フレア「それも全然構わない」

 

雪連「最後に、私たちを含めた呉の上層部の女の娘たちと積極的仲良くなって欲しいの」

 

フレア「何でまた?」

 

雪連「あなたの血を呉に入れるわ」

 

フレア「…は?」

 

雪連「要は紹介する女の子と交わっちゃえってこと、でも嫌がる娘はダメよ? 両者同意の下でね」

 

フレア「まさかと思ったが…そういう事か…」

 

雪連「公認でヤレるんだから役得じゃない?」

 

フレア「それは否定出来ないが、一つだけ問題がある」

 

雪連「問題?」

 

フレア「その行為自体をすることはできるのだが、子をなす可能性が物凄く低い」

 

冥琳「それはまた何故?」

 

フレア「単純に子をなす必要がないからだよ」

 

祭「何故じゃ?」

 

フレア「子をなすというのは基本的に自分が死んだとしても、自分の血や意志、知識などを後世に残す為だろう、だけど俺にはその必要が無いからな」

 

雪連「可能性が低いだけで、0では無いのよね?」

 

フレア「まぁ、そうだが…」

 

雪連「それなら大丈夫だわ」

 

フレア「それでいいのかい…」

 

雪連「そういうわけで、これからよろしくね♪」

 

フレア「こちらこそな」

 

?「孫策様?少しよろしいでしょうか?」

 

雪連「入っていいわよ」

 

?「それじゃ?お邪魔します?」

 

間の伸びた返事と共に入ってきたのは、緑髪の眼鏡をかけたお姉さんだった。

なんでこの国の女性はこうも破壊兵器を持っているのだろうか、歩く度揺れる揺れる…

 

冥琳「穏、どうしたんだ?」

 

穏「なんか、袁術さんが呼んでいますよー?」

 

雪連「あのおバカちゃんが…私たちは犬猫じゃないっての…」

 

冥琳「まぁ、兎に角行ってきなさい」

 

雪連「はーい」

 

フレア「周喩さん、こちらはどちら様で?」

 

冥琳「おぉ、穏、自己紹介しなさい」

 

穏「私の名前は陸孫?字は、どこまでですかー?」

 

冥琳「私たちは真名も教えたぞ」

 

穏「わかりました?真名は穏(のん)と言います?宜しくお願いします?」

 

フレア「僕はフレア・T・グランザナイトと言います、宜しくお願いします」

 

穏「これはまた可愛らしい子で?」

 

フレア「そうですか? ありがとうございます」

 

ニコッ

 

穏「あら?///」

 

冥祭「「………」」

 

穏は赤面している、冥琳と祭は先程のを見ていなかったら赤面していただろうが、今は無理な話である。

 

冥琳「随分と早い変わり身だな、どうして隠す?」コソコソ

 

フレア「このなりでさっきの態度は流石に違和感があるしな、それに味方まで畏怖させる必要は無いだろう? どうせ直に皮が剥がれるよ」コソコソ

 

穏「何話してるですか??」

 

冥琳「いやなんでもない」

 

フレア「じゃあ、雪連さんが帰ってくるまでは待機ですか」

 

冥琳「そうなるな(先程のを見たあとだと違和感が凄いな…)」

 

祭「(世の中は広いのぅ…)」

 

 

 

雪連「ただいまー」

 

冥琳「おかえり、雪連」

 

フレア「おかえりなさい、雪連さん」

 

そう言った瞬間、雪連が物凄い速度でこっちを見た、その顔は驚きで満たされていた。

 

フレア「どうしました? 雪連さん?」

 

雪連「…フレア、大丈夫?」

 

フレア「いたって普通ですよ?」

 

雪連「…まぁ詳しいことは後で聞けばいいか」

 

冥琳「それで? 袁術の用は?」

 

雪連「毎度のことの近くの賊退治よ…」

 

冥琳「まぁまぁ、少しでも名声を得なければいけないからいいでしょう」

 

雪連「だから、今から出陣るわよ」

 

フレア「雪連さん、僕はどうすれば?」

 

雪連「フレアは私と一緒に来なさい」

 

フレア「わかりました」

 

冥琳「直ぐに出陣の準備を!」

 

『応(は?い)』

 

 

 

南陽から東に5里行ったところに小さな村があり、賊達はそこを襲おうとしているらしい。

幸い、賊はまだそこに到着してないらしく、遠術のところも細作だけはしっかりしてるらしい。

 

雪連「冥琳、賊の数は?」

 

冥琳「斥候の報告だと、2500だそうよ」

 

雪連「こっちは1000… 相手は烏合の衆だから辛くはないだろうけど、できるだけ被害は抑えたいわね…」

 

冥琳「私たちは圧倒的勝利をしなければならない」

 

穏「なら?、正面から引きつけて、横撃が無難ですかね??」

 

冥琳「少々、被害が出るのもしょうがないか…」

 

流石に烏合の衆とはいえ二倍以上の敵に被害皆無は難しいだろう…

これからの呉にとって被害はできるだけ抑えなければならない。

 

フレア「冥琳さん、被害、出ない方がいいんですよね?」

 

冥琳「そうだが、どうした?」

 

フレア「被害が全くでなくて、出たとしても一人っていう方法はありますよ?」

 

冥琳「…まさかと思うが…」

 

フレア「そのまさかですよ…僕が単騎で出ます」

 

雪連「いやいや、それが流石に無理でしょ」

 

冥琳「あまり、良策とはいえないな」

 

フレア「まぁまぁ、僕の力量を測るってことで任せてくれませんか?」

 

冥琳「被害が出ないにこしたことは無いが…お前は大丈夫なのか?」

 

フレア「大丈夫ですよ、それともう一つ」

 

冥琳「?」

 

フレア「派手にやった方がいいですか? 静かにやった方がいいですか?」

 

冥琳「…あまり周りに知られるわけにはいかないから、静かな方が好ましいな」

 

フレア「了解です」

 

そういったと同時にフレアの体は消えた…

 

雪連「相変わらず私たちの常識を凌駕しているわね… 全く見えなかったわ」

 

祭「うむ、儂もじゃ…」

 

雪連「(そういや、妖術が使えるって言ってたな…今度見せてもらおうっと♪)」

 

 

 

所変わって敵陣の前

 

フレア「この世界での初の戦闘か…」

 

前の世界だと基本的に超大型の生物とばっか戦っていたから、人間、それにこんな多くと戦うことはあまりなかった。てか、一回もなかったんじゃね?

まぁ、今はこの世界にいるので、それなりに楽しませてもらうか…

 

フレア「それじゃ…始めるか」

 

?敵陣内?

 

賊A「早く始まらねぇかな、さっさと殺したい」

賊B「綺麗な女が居ればいいなぁ…」

賊C「お、おでは、可愛い子がいて欲しいんだな」

賊A「お前は根っからの幼女好きだな…」

賊B「やっぱ、お姉さん系が…」

B が不意に黙った。なんか目が虚ろになってる。

賊A「おい、どうしたんだ?」

そう言って肩を少し揺らした。

そしたら、

ズルッ

首と体が

離れた

賊A「何だこれ!?」

それに呼応するかのようにCも同じように首と体が別れた。

賊A「なんなんだよ…なんなんだっ…」

ボトッ

味方を呼ぶこともかなわなかった…

 

フレア「ふぅ… 雑魚はバカだから殺りやすいな」

 

影からフレアが現れた。

 

フレア「このまま行くか…」

 

そう呟くと音もなく消えた…

 

 

賊将「なんなんだよ、これはっ!?」

賊将の前ではありえない光景が広がっている。

周りは味方しかいないのに、仲間がどんどん死んでいくではないか。

それも剣で切られてとか、槍で突かれてではなく、皆一様に首が体と別れて死んでいくのだ。

その様子はまるで悪夢のようだった。

そして、自分の前にいた護衛も死に、遂には賊将一人となった。

一時の静寂のあと、人が一人現れた。

灰色の衣服を纏った小柄な人だが、そいつから出る威圧感が今まで感じたことがない。

直ぐにでも逃げ出さなきゃいけないと思うが足がすくんで動けない、それに、こいつから目を離したらその瞬間殺される気がする。

 

フレア「お前が最後の一人か」

 

賊将「…」

 

フレア「まぁ、俺がいた事を不幸だったと思え」

 

奴がそう言うと俺はなけなしの力を振り絞り逃げようとした。

だが、逃げようとするのに俺は地面に倒れて入れような感覚になった。そこで俺の意識は無くな…た…

 

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いやー遂に主人公が戦いましたねー

 

まぁ、今回は単騎で戦いましたが、こういう事はそうそうありません

 

考えている中で後は一回のみ

 

 

 

 

後、皆さんに聞きたいことがあるのですが、

 

シナリオから言って全員とヤっちゃう訳ですが、

 

そんな中でもこのキャラは目立って欲しいとかあります?

 

いや、まぁ、俺のクソな文章で出来るかどうかわからないけど、

 

努力はします(´・ω・`)

説明
やばい、遂に書きためていた分が無くなってしまう…

早く書かないとな
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コメント
思春でおながいします(月牙)
冥琳「それで? 遠術の用は?」のところで、冥琳「それで? 袁術の用は?」袁違いです。(黄昏☆ハリマエ)
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死神 真・恋姫†無双 呉√ チート主人公 

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