真・リリカルなのは 第四章 裏月村家急襲編 第十一話 シグナムVS弥勒
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恭也に変わって、((弥勒|みろく))と戦う シグナム

 

そして弥勒は、シグナムに対して、新たらなる技を出してきた

 

宙を舞う5本の剣

 

1本1本がバラバラに動き回るようだ

 

弥勒「これを食らう!」

 

シグナム「断る!!」

 

5本の剣の内、2本が舞い、シグナムを襲う

 

シグナム「………………………………………………………」

 

5本全てを操れないのか?

 

それとも、敢えて3本手元に残しているのか…………

 

シグナム(試してみるか………)

 

シグナムは弥勒に突撃する

 

弥勒「やっぱり単調な奴」

 

弥勒は残りの3本の剣を使い、シグナムに切り掛かる

 

シグナム(やはり、わざと使わなかったか)

 

では、何故使わなかった? 余裕か?

 

いや、こやつが驕るような真似をするはずがない………………

 

防御に徹しているのか………………

 

弥勒(こいつ………何か考えてる………)

 

少し距離取ったシグナムに5本の剣で切り掛かる

 

シグナム「ムッ!」

 

ガキィン

 

弥勒の攻撃を弾く シグナム

 

5本ともそれぞれ生きているかのようにバラバラに行動するため、1本に集中していると、残りの剣に斬られる

 

シグナム(戦いにくいな………だがっ)

 

スパァァァァン

 

血の剣を一本だけ切断する シグナム

 

弥勒「!?」

 

シグナム「剣その物を全て切り捨てればいいだけの話」

 

弥勒「……………生意気」

 

シュンッ

 

4本の剣が舞う

 

シグナム「レヴァンティン!!」

 

レヴァンティン(カートリッジロード! シュランゲフォルム!)

 

弥勒(形が変わった…………)

 

シグナム「飛竜一閃!」

 

残りの剣を全て切断する

 

弥勒「………強い」

 

シグナム「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

 

まだまだ剣は伸び、弥勒を狙う

 

弥勒「当たったら痛い………」

 

しかし、シグナムの攻撃は掠りもしない

 

シグナム(すばしっこいな)

 

シュランゲフォルムでは不利か………

 

シグナム「ならば!!」

 

レヴァンティンを元に戻す

 

シグナム「近づいて斬るのみ!」

 

弥勒「やっぱり単調………」

 

パチンッ

 

指を鳴らすと5本の剣が再び出来る

 

シグナム「何!?」

 

弥勒「……造れないとは言ってない」

 

シュンッ

 

自在に動き回り、シグナムを翻弄する

 

シグナム(クッ 一旦距離を取る!)

 

弥勒から離れる

 

弥勒「……離れても無意味」

 

しかし、シグナムの狙い通り、2本しか来ない

 

シグナム(やはり2本だけか………)

 

弥勒「……これを食らう」

 

シグナム「はぁ!」

 

スパァァァン

 

2本とも切断する

 

シグナム「レヴァンティン!」

 

レヴァンティン(カートリッジロード! ボーゲンフォルム!)

 

弥勒「また形変わった………」

 

シグナム「貫け! 鶺鴒!」

 

レヴァンティン(タウゼントフォイヤーレーゲン!!)

 

深紅の矢を空に放つ

 

弥勒「……何所を狙った?」

 

シグナム「無論、お前だ」

 

弥勒「?」

 

シグナム「弾けろ!!」

 

上空の矢は分裂し、雨のように弥勒に降り注ぐ

 

弥勒「避けれない…………」

 

シグナム(あいつのフレイムランサーと言う技を真似て創った技だがな……)

 

奴のより発動が早く、範囲も広い!!! 威力は劣るだろうがな………

 

全ての矢が弥勒に直撃する

 

シグナム「倒せなかったとしても、傷は負うだろう」

 

煙が晴れると………

 

シグナム「なんだと!!!」

 

弥勒は大きな羽で自分を覆い、ダメージを最小限に抑えたのだった

 

はっきり言って無傷に近い

 

弥勒「危なかった………この姿じゃなかったら負けてた」

 

バサッ

 

羽を広げる

 

シグナムの攻撃でボロボロになり、もはや役に立たないだろう

 

シグナム「羽を犠牲にしたか」

 

弥勒「有効活用………」

 

弥勒は自分の羽を持ち

 

ブチッ

 

シグナム「!?」

 

引き裂いた

 

シグナム「何故羽を捨てる? 千切ってしまえば再生できまい?」

 

弥勒「……さっきの攻撃で穴が空いた……もう飛べない、だからいらない」

 

シグナム「そうか……いつか完治するものだと思っていたが……」

 

こやつらは怪我をすると治らないんだな

 

シグナムの予想は当たっている

 

吸血鬼状態(戦闘形態)で怪我をすると一生残る

 

その為、滅多に吸血鬼状態にはならないのだ

 

弥勒「………そろそろ終わらせる」

 

シグナム「…………………………………………」

 

弥勒「体軽くなった………早く動ける」

 

弥勒は、シグナムに突撃する

 

シグナム「接近戦か………よかろう」

 

シグナムも弥勒に向かって走り出す

 

弥勒「ブラットダンスブレード!!!」

 

タウゼントフォイヤーレーゲンで3本も壊されていたが、再び剣を造る

 

シグナム「紫電一閃!」

 

弥勒「しつこい!」

 

弥勒はシグナムの攻撃を躱し、5本の剣で切り裂く

 

シグナム「グハッ!」

 

弥勒「……止め!」

 

ザシュッ

 

シグナムのバリアジャケットは見るも無残に壊され、肌が露出し、切り裂かれ、血が吹き出る

 

シグナム「クッ」

 

レヴァンティンを杖にして立ちあがる シグナム

 

弥勒「まだ立つ………」

 

シュンッ

 

剣は再びシグナムを襲う

 

シグナム「ハァッ!」

 

ガキィィィン

 

しかし、シグナムは5本全ての剣を切断する

 

シグナム「我々は負けん!」

 

弥勒「……負けたも同じ」

 

何度でも蘇える剣

 

シグナム「レヴァンティン……カートリッジ弾数は?」

 

レヴァンティン(残り5)

 

シグナム「上等だな………」

 

弥勒を睨む シグナム

 

弥勒「何をやっても悪足掻き………いい加減死ぬ」

 

シグナム「無理だな……私が死ねば主が悲しむ……騎士は主を悲しませることはしない」

 

そう、もう二度と約束を違えてなるものか………

 

リインフォースをカイトが葬ってから数日、はやては部屋に閉じ籠り、出てこなくなった

 

ごはんも食べないため、このままでは衰弱してしまう

 

困ったヴォルケンリッターは心を鬼にした

 

無理やり はやてを部屋から出し、ごはんを食べさせた

 

その時はやては「死ねばリインに会えるかな?」と言った

 

シグナムは、はやてを打った

 

シグナム「あなたが死んではリインの死が無駄になります!!」

 

シグナムの心の叫びだった………

 

はやてはこの言葉で心を取り戻した

 

そして、シグナム達に約束させた

 

はやて「家族が1人減っただけで、うちは心が壊れかけた……次、誰か居らんようなったら立ち直れるかわからへん……そやから約束や………絶対居らんようにならんといてな」

 

即ち、死ぬなという命令である

 

シグナム(主はやて……こやつを倒し、見事あなたの元まで帰還しましょう)

 

シグナムはレヴァンティンを握りしめる

 

シグナム「貴様の長は他の者に任せよう………だが貴様だけは私が倒す!!」

 

弥勒「………………………………………」

 

シグナム「行くぞ!! 烈火の将 シグナム! 生き残るため! 次の技に全てを託す!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

折角のGW

 

何所にも行かずに、小説書いている作者

 

アレ?こんなにも時は過ぎるの早かったけ?

 

 

 

説明
やっぱりシグナムを贔屓しちゃうよ
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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