真・リリカルなのは 第四章 裏月村家急襲編 第十四話 最強の吸血鬼
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はやてに頼まれ、ザフィーラを救出する為に、源三郎の元へと行く ヴィータ

 

ヴィータ「あのジジイだな!!」

 

ヴィータは真っ直ぐ源三郎に向かう

 

ヴィータ(貰った!!)

 

ヴィータのハンマーが源三郎の後頭部を狙う……………しかし

 

ヴィータ「え?」

 

突如体が痛みだし、ヴィータは混乱する

 

ヴィータ「な!?」

 

自分の体から血を吹き出していることに…………………

 

源三郎「眠りなさい、お嬢ちゃん」

 

ザシュッ

 

ヴィータ「カッハッ!」

 

何をされたかわからないまま地面に倒れる ヴィータ

 

源三郎「そうだな……コイツは殺しておこうか」

 

倒れているヴィータに近づく源三郎……………しかし

 

カイト「フレイムバレット!!」

 

カイトの銃弾が、行く手を阻む

 

源三郎「おっと」

 

銃弾を躱す 源三郎

 

カイト「………………………………………………」

 

コイツ…………………強いな

 

プレシアとは比べ物にならんぞ…………

 

リインフォースと対等か?

 

魔法を使えないのにも関わらずこれほどの力とは…………………………

 

カイト「…………………………………………………………………」

 

戦っていないが、源三郎の力を見極める カイト

 

源三郎「今度はボウヤかね? 黒牙を倒したのは見事だと言っておくよ……………が、黒牙は我らの中で一番弱いんだ……残念だったね」

 

カイト「フン」

 

源三郎「では死ね」

 

カイト「っ!? 下か!!」

 

地面から血の刃が生えてくる

 

ヴィータは、この刃にやられたのだ

 

源三郎「ほう? 初見でこれを躱したのは君が初めてだよ! いや、すごいな!」

 

カイト「ウィザード!!」

 

ウィザード(カートリッジロード!!)

 

カイト「大紅蓮斬!!」

 

紅い斬撃が地面を這いながら、源三郎を狙う

 

源三郎「うむ、中々の攻撃だな」

 

カイト「!?」

 

カイトの攻撃を片手で弾いて消した

 

カイト「俺の大紅蓮斬を消すだと!?」

 

源三郎「おや? 信じられないかい? これが実力の差だ」

 

カイト「チッ」

 

地面から生える刃は何所まででも伸びる

 

真上に逃げることは不可能である

 

カイト「フレイムイレイザー!!」

 

カイトは砲撃で、源三郎を狙うが、

 

源三郎「効かんよ?」

 

砲撃魔法すら片手で消す

 

カイト「チッ」

 

どうするか…………………

 

源三郎「どれ、ワシも動こうか!!」

 

シュンッ

 

カイト「消えただと!?」

 

一瞬で姿を消す 源三郎

 

源三郎「後ろだよ」

 

カイト「仕舞っ!?」

 

バキッ

 

蹴り飛ばされる カイト

 

カイト「グゥゥゥゥ!!!」

 

源三郎「ほう、体勢を立て直し、落下を防いだか」

 

すばらしい戦闘技術だ………………

 

あと10年経験を積めばワシに勝てたかもなぁ

 

カイト「ウィザード!!」

 

ウィザード(フォームチェンジ! Verパワード)

 

カイト「圧倒的なパワーで攻める!!」

 

源三郎「服装が変われば力が付くのかね? 何とも不可解な力だな」

 

カイト「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

 

源三郎「真っ直ぐに飛んでくるのかね? 隙だらけだよ」

 

血の刃がカイトを襲う

 

カイト「効かん!」

 

しかし、カイトは血の刃を拳で砕く

 

そして、源三郎の間合い入り、

 

カイト「((渾身の一撃|グランドブレット))!!」

 

カイトの拳が源三郎の腹にめり込む

 

源三郎「っ! 今のは効いたよ」

 

カイト「!!!」

 

バキッ

 

お返しに殴られ、吹き飛ばされる カイト

 

源三郎(もう少しだ………………もう少しで目覚めさせれそうだな)

 

カイト「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

 

真っ直ぐ、源三郎に向かう カイト

 

源三郎「猪突猛進だね、弱いぞお前」

 

カイトを殴る 源三郎……………しかし

 

カイト「グッ!」

 

ガシッ

 

源三郎「む?」

 

カイトは、源三郎の右手を掴む

 

カイト「はぁっ!」

 

ドカッ

 

源三郎の顔を蹴り飛ばす カイト

 

カイト「まだだ!! ((尖翔天導脚|せんしょうてんどうきゃく))!!」

 

源三郎を蹴り、吹き飛ばす

 

源三郎「グッ」

 

カイト「少しは効いたか?」

 

源三郎「……………ああ」

 

鼻から血を流す 源三郎

 

源三郎「貴様はワシの激鱗に触れたようだ………覚悟はいいかね?」

 

カイト「…………………………………」

 

戦闘形態になる 源三郎

 

細い爺さんからマッチョな爺さんへ…………

 

羽が小さく見えるほど盛り上がった筋肉

 

力は凄そうだ………………………

 

カイト(スピードを殺したか?)

 

源三郎に殴りかかる カイト

 

源三郎「フン」

 

またも消える源三郎

 

カイト「!?」

 

は、早い!!! スピードが先ほどとは桁違いだ!!!

 

源三郎「遅くなったと思ったか? 甘いわ!!」

 

バキッ

 

カイト「グハッ!!」

 

何時の間にか、後ろに回り込まれ、殴り飛ばされる カイト

 

源三郎「さて、砕かれるのと裂かれるの……………どっちが好みだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜VSカエデ〜

 

カエデ「あの小僧…………死んだわね」

 

カイトと源三郎の戦いを観戦してる カエデ

 

なのは「カイト君!!」

 

カイトを助けようとするが、

 

カエデ「行かせないって言ってるでしょ!!」

 

なのは「グッ!」

 

カエデに蹴られる なのは

 

カエデ「あなた達は前菜、擂り潰してから縊り殺す………その後にメインディッシュの忍を………………フフフフハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!」

 

フェイト「させない!! 忍さんもカイトも助ける!!」

 

カエデ「生意気な口……………?いであげる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜カイトVS源三郎〜

 

源三郎「フン!!」

 

バキィ

 

カイト「ガハッ!」

 

源三郎に殴られ続ける カイト

 

魔力による攻撃ではない為、バリアジャケットは普通の服の耐性力に等しい

 

源三郎「しぶといのぉ………吸血鬼並みの生命力じゃわ」

 

こいつはここで殺さなくてはな

 

生かしておいては後の脅威となる

 

源三郎「クククククククククク」

 

コイツを焙り出したと言う意味では黒牙も役に立ったな

 

源三郎「さて、貴様は特別に砕いてから、裂いてやろう」

 

強靭な腕が振り上げられる

 

カイトの体を砕くつもりだ

 

シグナム「シュツルムファルケン!」

 

燃える矢が、源三郎の脇腹に当たるが、

 

源三郎「ん? ハエでも止まったか?」

 

シグナム「傷1つ付かんか……………………」

 

どうやら、シャマルが回復させたようだ

 

源三郎「ククククククククク、蟻が龍に勝てると思ったか?」

 

シグナム「勝てるさ…………蟻は味方と団結して、どんな生物でも倒す」

 

源三郎「なるほど……………だが一匹で何が出来る?」

 

シグナム「時間を稼ぐ!」

 

源三郎に突撃する シグナム

 

シグナム<私はもう大丈夫だ、天城を回復してやれ! そいつの力は、この男を倒すのに必要だ>

 

シャマル<わかってるわ>

 

シャマルは、カイトに近づく

 

源三郎「回復係が敵から目を離してはいかんだろ!!」

 

シャマル「!?」

 

血の刃が地面から生え、シャマルを突き刺す

 

シャマル「う……………あ…………」

 

躱すことが出来ずに、シャマルは倒れる

 

シグナム「シャマル!!!!!!」

 

源三郎「未熟だな! 味方がやられた位で余所見するとは!!」

 

バキッ

 

シグナムを殴り倒す

 

源三郎(フム、やはり小僧だけが脅威になる存在か)

 

優先して殺さねばな…………………

 

倒れているカイトに近づく 源三郎………………………しかし

 

カイト「ウガァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

源三郎「何だ!?」

 

急に叫び出す カイト

 

さらにバリアジャケットが紫に変色し、鎧のような形になる

 

シグナム(またか!! またアレになるのか!! 天城!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜なのは視点〜

 

カエデ「へぇ〜 あの小僧も化け物だったのね」

 

なのは「カイト………………君?」

 

フェイト「何……アレ?」

 

はやて「うそやろ? あんなんカイト君ちゃうやん…………………………」

 

初めて、カイトの暴走を目の当たりにする なのは達は、事態が飲み込めず、混乱していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜源三郎視点〜

 

源三郎(何だこれは?)

 

人間の力じゃない………………

 

何という禍々しいオーラじゃ……………

 

吸血鬼以上ではないか!!

 

暴走カイト「ウガァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

叫び声だけで、大地が震えるような感覚に陥る

 

それほど、耳に響き渡る咆哮である

 

源三郎「何があっても貴様は殺さねばならんな!! 天城カイトォォォォォォ!!!!!!」

 

源三郎は初めて、人間に対して恐怖心を抱いた

 

目覚めてしまった暴走状態…………………………

 

戦いはさらなる混乱を呼ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、暴走カイトVS源三郎

 

お楽しみに!!

 

 

 

 

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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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