魔法少女リリカルなのは ?プリティでキュアなお友達? |
どうも、皆様お元気ですか?
GO♪サマです。
この前出しましたアンケートの結果ですが……
「魔法少女リリカルなのは ?プリティでキュアなお友達?」を
このTINAMIにも連載しようと思います。
と言っても、「是非載せてください!!」というよりは
「まぁ、どっちかっていうと興味あるかな」
「載せるんだったら見るよ。」
的な感想が全てで、ちょっと凹みました。
ちなみに、「ハーメルン」にも投稿しますので
「toheart2 自由の翼を持つ者」に興味がある方は、是非ご覧ください。
それでは、「魔法少女リリカルなのは ?プリティでキュアなお友達?」
をどうぞ、ごゆっくりご覧ください。
ガラガラガラ…………
一人の少年が玄関を開ける。
外は「これでもか!!」というほどの雲一つない晴天。
4月の日差しはキツくなくて、むしろ心地いい。
風が吹き桜が舞い散る。
その景色はどこか神秘的に見えた。
「今日もいい天気だな?」
どうも?、初めまして僕は”小鳥遊 ユウ”
実は転生者でございます。
何でも間違えて殺しちゃったみたいな?って言われたんだけど、一人暮らしだったし、親も居なかったから別にいいって言ったら、転生させてくれることに
なんか特典をくれるて言っていたけど、特に要らないから「その世界に適応出来ればいいや」ってお願いした。
その際にスマートフォン型の携帯電話を貰った。
………最初もらった時は、普通の二つ折りの携帯なんだったけど、なんかスマフォになった。
まぁ、『特殊な携帯』って聞いていたけど、ここまで特殊だとは思わなかった。他にも特殊な機能があるけど……
とと、話がそれちゃったね。
その神様が言うには、この世界はアニメの世界らしい。
………なんのアニメかは知らないけど………
まぁ、そんなこんなで転生してから
17年が経ちました。
初めて鏡を見た時はビックリしました。
見た目が「灼眼のシャナ」のシャナでした。
髪はショートだけど
そして今!! 17歳になった僕は何と!!
身長が164cm!!
……170は欲しかった…
シャナの外見で低身長だから、よく女の子に間違われます。
ただ、声だけは「くぎみー」ではなかった!!
ちなみに声が「くぎみー」なってしまうと、『くぎみー病』にかかってしまうらしい…
なんとも恐ろしい病気だと聞いた。
…ブルブル、うがい手洗いをきちんとしよう。
ちなみに中学校卒業して、高校には行ってません。
仕事は現在、骨董屋の店主をしています。
僕の爺ちゃんが骨董屋の店主だったんだけど、4年前に死んじゃってから、僕が引継ぎました。
反対されるかなって思ったけど、両親は快くOKしてくれたし、爺ちゃんの遺言でも僕が引き継いていいって書いてあったから、僕が引き継ぎました。
小さい頃から、手伝っていたから要領はわかるしね?。
………まぁ、引き継ぐのにはチョットした事があったけど、それは追い追い…………
ちなみに両親はトレジャーハンターとして、世界を回っています。
お婆ちゃんは居ないから、現在僕1人暮らしです。
さて、今日も仕事に行きますか?
ー移動中ー
さて、お店の前に着きました。
ようこそ!「小鳥遊骨董屋」へ!
見た目はHOLiCの願いを叶える店だけどね?。
………これ見た時、この世界HOLiCかと思ったよ。
さってと、まずは倉庫の片付けから始めますかね?
………毎度思うけど、この仮面とか置物とか誰が買いに来るんだろ?
パタパタパタパタパタパタ…………………………
ーしばらくお待ちくださいー
「ふぅ、こんなとこかな??」
大体は綺麗になったかな?
ふと時計をみると、針が真上を指していた。
あ、もうこんな時間か?
お昼にしよ?
今日は何にしようかな?っと
ガラガラガラ……………
「「「「「「すみませ?ん」」」」」」」
あれ?誰か来たのかな?
「は????い」
僕は玄関にむかった。
そこには((5人|・・))の女の子がいた。
「「「「「「こんにちわ?」」」」」」
「あぁ、君たちか?
いらっしゃ?い、なのはちゃん、すずかちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃん、はやてちゃん。」
「ちょっと!!私もいるわよ!!」
気の強そうな金髪の子が叫ぶ。
1人忘れてた。
「あ??…ハイハイ、こんにちはアサリちゃん」
「アリサよ!!ア・リ・サ!!
いい加減に私の名前ちゃんと言いなさいよ!!」
「……………え???????」
「なんでそんなに不満そうなのよ!!!!」
僕が不満だ!!と言わんばかりに返事をすると、先ほど叫んだ金髪の子が地団駄を踏みながら抗議してきた。
「こらこら、こんな所で暴れてはいけないよ。」
僕は年上なので、優しく注意をしてあげる。
年上だからしっかりダメなものはダメと教えないとね。
「誰のせいよ!!誰の!!」
注意したら怒られた。
むぅ、人がせっかく注意してあげたのに………
反抗期かな?
「ア、アリサちゃん…落ち着いて……」
おっとっと………僕としたことが……
危うく大事なことを忘れるところだった。
オッホン!!………それでは皆様に現在この店に来ている方をご紹介します。
「なのはちゃ?ん! チョットおいで?」
「…? は??い。」
彼女は「高町なのは」
この町にある私立学校に通う小学6年生。
彼女との関係は、幼なじみと言ってもいいのかな?
何でも、お父さんとなのはちゃんのお父さんが知り合いみたいで、なのはちゃんが赤ちゃんの時からの付き合いだから、幼なじみというよりかは僕的には姪っ子って感じなんだよね。
なのはちゃんが小さい時、なのはちゃんのお父さんが入院していた時期があってその時僕の家に良く遊びに来ていたんだよ。
………ただ、残念ながらなのはちゃんのお父さんは亡くなってしまったけどね…………
その当時の、なのはちゃんの家族関係は最悪だった。
なのはちゃんのお兄さんは、仇を取ろうと家族をほっといて道場にこもり、
なのはちゃんのお姉さんは部屋から出なくなって、
なのはちゃんのお母さんは、当時開店したばっかのお店休みにしてずっと遺影の前で泣いていて、
なのはちゃんは、家族の前で泣かないようにガマンしていたからね。
流石に見ていられなくて、僕が一肌脱いだんだけど、そのかいあって今は大丈夫だし、なのはちゃんのお母さんが経営している「翠屋」は地元どころか全国に有名になったからね。
この間「ミシュラン」に載ったって言っていたから、下手したら世界的に有名かも。
ただ、なのはちゃんが小学校3年生になった頃からチョット様子が可笑しくなった。
連絡もなしに何処かに遊びに行くことが多くなったんだよね。
まぁ、なのはちゃんが元気なら良いんだけど。
「はい、ありがとうなのはちゃん。
次、フェイトちゃんとアリシアちゃん。」
「…ふえ?もういいの?」
「……? はい?」
「な?に??」
次に紹介するのは、「フェイト・テスタロッサ」と「アリシア・テスタロッサ」
2人は双子で、金髪の外人さん。
ちなみにアリシアちゃんが長女で、2人の見分け方は「元気いっぱい!!」って感じの子がアリシアちゃん。
「あうあうあう……」って感じの子がフェイトちゃん。
出身国はミッドチルダって国らしい。
ミッドチルダがどこの国かは分からないけど。
実はアリシアちゃん、病気にかかっていたらしくて、小学校3年生になるまで、「ポット」と呼ばれる機械で治療していたとか。
そしてそんなお姉さんを助けようと「ジュエルシード」と呼ばれる薬を探して日本に来たらしい。
そこでなのはちゃんと知り合って、今では親友関係にあるっと。
ただ、やはり自分の娘が病気にかかってたせいで、フェイトちゃんのお母さんが、精神的に病んでしまったらしい。
そのせいで、フェイトちゃんが酷い目に会っていた。
背中とか傷があって、流石に見過ごせなかったから、この店にある良く効く傷薬を塗ってあげたら、すぐに傷跡がなくなってフェイトちゃんすごい喜んでいたな?。
その後、親戚のお姉さんの「アルフさん」と一緒にお店に来てくれてお礼を言われたな?
アルフさんのほうは泣いて喜んでいたけど…………
今は、フェイトちゃんのお母さんである「プレシアさん」と一緒に近くのマンションに暮らしている。
ただ噂では、何でもこの2人には『雷神様』が憑いているっていう噂がある。なんでも怪しいオジさんが2人に手を出そうとしたら、『紫の雷』が落ちてきたとか…
クラスメートがストーカーしようとしたら『紫の雷』が落ちてきたとか…
さすが外国人。雷様まで仲良く出来るとは。
異文化交流ってやつだね。
「はい、ありがとう2人とも。
次、はやてちゃん。」
「あ、はい。」
「ぶぅーーー!! もう終わりーー!?」
「なんや??」
この子は「八神 はやて」ちゃん。
実はこの子、ちょっと前まで足が不自由で車椅子で生活していたんだよね。
しかも、はやてちゃんの両親は小さい頃に亡くなったらしく、ずっと一人暮らしだった。
僕のところによく遊びにきていたな?。
やっぱり1人は寂しいよね。
でも、小学校3年生になった頃、親戚がはやてちゃんの面倒を見るために一緒に暮らしてからは、はやてちゃんも明るくなったな?。
まさか海外に親戚が居るとは思わなかったけど
いや?、初めて外国の家族の方に会った時はビックリしたな?。
玄関上がったら、いきなりピンクのポニテの女性に剣を突き付けられて、おさげの女の子にハンマーを振り下ろされて、金髪のショートボブの女性に手足を縛られて、大きなワンちゃんに吠えられるとは…
やっぱり、日本は『安全大国』なんて呼ばれているけど、他の国は日本みたいに治安がいいとは限らないからね。
おそらく彼女たちの国では知り合いが来ても、本人かどうかを調べるためこうやって身元確認をするのだろう。
うんうん、さすがは『犯罪大国』からきた人だ。
SPも真っ青なセキュリティー。
今まで1人だったのが一気に5人増えたってすごい喜んでいたしね。
いいこと尽くめだね。
「はい、ありがと? はやてちゃん。
すずかちゃんおいで?」
「わかったで?」
「? なんですか?」
彼女は「月村 すずか」ちゃん。
見た目は大和撫子なんだけど、運動が大の得意なんだよね?。
『アウトドアで清楚な女の子』あらたなジャンルを確立させた。
しかも家はかなりの金持ち。さらにメイドまでいるし…
さすが「逆玉を狙うならどの人を狙う?」で殿堂入りしただけのことはある。
ちなみに好物は「血」
さすがお金持ち。一般人とは感性が違うというけどここまでとは…
なので暑中見舞いに輸血パックをあげるんだけど、なぜか苦笑いされる。
…おかしいな?? 僕の血をあげた時はものすごく喜んでいたのに……
やっぱり「血」にもブランドがあるのかな?
今度調べて見よう。
「ありがとう?、すずかちゃん。
アスナちゃん、カモ?ン」
「あ、はい。わかりました。」
「ア・リ・サ・よ!!!!
いい加減にしなさい!!!!」
彼女は「アリサ・バニングス」
なぜか彼女の名前がちゃんと言えないのだ。
まるで神がそうしろと言わんばかりに…
金髪で気が強そうなのが特徴
なんでも「くぎみー病」というものに掛かっているらしい。
コレに掛かると主な症状に「ツンデレ」「貧乳」「金持ち」になってしまう。
…なんて恐ろしい病気なんだ。
この病気のおかげで、風呂上がりのパンツ一丁の姿を見られたり…
トイレ開けたら彼女が座っていたり…
石につまづいたら彼女のスカートの中にダイブしたり…
いつの間にか彼女のパンツを僕が持っていたり…
おかげで生傷が絶えません……
ちなみに彼女も大金持ち。
彼女のお父さんとはいい関係なんだけど、事あるごとに彼女とお見合いさせようとするのはやめて欲しい…
その度に殴られるんだから……
「はい、もういいよ?」
「……名前」
「ん?」
「わたしの名前…言ってみなさい!!」
………さて、もうお昼か?
今日はちょっと季節は早いけど、そ?めんにしようかな?。
「ちょっと待ちなさいっ!!
わたしの名前言いなさーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!」
さてさて、早速お昼の準備を…
「ご、ごめんなさいユウさん!!
ちょっと急用が…」
「ごめんね?、ユウ?」
おや? どうやらフェイトちゃんとアリシアちゃんに急用が出来たらしい。
「私もなの…」
なのはちゃんも急用が…
「……ウチもや」
はやてちゃんも出来たらしい。
最近よくこの4人に急用が出来るのだ。
すごい偶然だな?。
「気をつけてね?」
僕が玄関で見送ると4人とも、すごい早さでいなくなった。
すごいな?、瞬きしてる間に居なくなっちゃったよ。
よっぽどの急用なのだろう。
『あなたのソレは、いつになったら治るのかしら?』
僕以外の声がした。今玄関には僕しか居ないんだけど
といっても声の主は分かっているんだけどね。
僕はポケットに入れていたスマフォを取り出した。
「哀ちゃん、僕ってもしかして何かの病気にかかってる?」
『そうね。 おそらく一生治らない病気にかかっているわ。』
スマフォの画面に、茶髪のショートでウェーブのかかった女の子が映っていた。
「というわけで、紹介します。」
『……誰によ?』
彼女はスマフォに内蔵されている僕の『サポートAI』!!
名前は「灰原 哀」
某国民的子ども探偵に出てくる人で、なぜかスマフォに内蔵されていた。
しかも哀ちゃん、自己進化機能まで付いているのだ。
僕が貰った時は、二つ折り携帯だったんだけど、3年前朝起きたらスマフォになっていた。
哀ちゃん曰く、『あら、女の子がオシャレしては、いけないのかしら?』とのこと。
どうせならロボットになってって頼んだら『……そのうちね。』って言ってくれたので、いつロボットになってくれるのか、すごく楽しみ。
『…それより、結界を感知したわ。場所はここから5km先。
おそらく、彼女達の急用っていうのはこのことみたいね。』
なるほど、訓練か。
実は彼女達、今年で小学6年生なのだがなんと、彼女達は自衛隊に入隊していたのだ!!
しかも、たしか空尉や陸尉という階級で普通の兵隊さんより偉いらしい。
ただ、なぜか僕にだけ教えてくれないのだ。
理由を聞いたら、何でも特殊な軍らしくて、一般人には秘密らしいのだ。
さすがに国家機密を好奇心で聞くわけにはいかず、彼女が話してくれるまで待つことにした。
ただ、すずかちゃんやアリサ?ちゃんには話しているみたいなのだが…
ちなみにどうやって理由を聞いたかは、あとで話すとして…
「いや?、さすがなのはちゃん達だね。まさか最新鋭の『K-kai』を使っての訓練とは、彼女達も頑張っているんだね。」
『…………そうね。』
僕が、うんうんと頷きながら感心していると、哀ちゃんから呆れたような返事が返ってきた。
『…ところで、「アースラ」をハッキングして見たら、どうやら次元犯罪者がここに来ているみたいね。
彼女達も出動命令が下りたみたい。先ほどの結界場所におそらく犯罪者がいると思うわよ。』
なんと!! それは大変だ!! なのはちゃんたちを助けにいかないと!!
ちなみに、『次元犯罪者』とは地球を征服しようとする『悪の組織』の仲間なのだ!!
「おのれ?、また地球を征服しようとするとは?…
哀ちゃん今すぐ助けにいくよ!!」
『………そうね。征服されたら大変だものね。
(彼女が咄嗟についたウソを未だに信じてるなんて……
一体いつになったら気づくのやら…)』
哀ちゃんが可哀想な人を見るような目で見ているけど、今はそれどころじゃない!!すぐに現場へ急行だ!!…とその前に…
「すずかちゃ???ん」
「なんですか??」
「ちょっと醤油が切れちゃって、買ってくるから待ってて?」
「わかりました。」
「早くしなさいよーー!!」
そして、僕は玄関を出て倉庫に来た。
ここかなり広いんだよね。飛行機も入れるんじゃないかな?
「入ると思うよね?哀ちゃん?」
『…バカなこと言っていないで早くしなさい。」
怒られられた。
それよりも早く助けにいかないと!!
僕はスマフォのアプリから『チェンジ』というアプリを選択する。
「いくよ!! 哀ちゃん!!」
『ええ』
僕はスマフォを前に見せるように出す。
「変身」
『キュアチェンジ』
『キュウウゥゥゥゥウウアァァァァァァ・クラアアァァァァァァアアアアアウンン!!!!』
スマフォから光が出て僕の体に巻きつく。
光が収まると、僕の姿が変わっていた。
白と黒のアイドルが着そうな服に変わっている。所々にある赤・青・黄色のアクセントがポイントだ。
そして右の腰付近にスマフォをしまうポシェットみたいなのが付いている。
そして何より、髪が黒のロングになって、頭の左側に女性のような神秘的な仮面が付いている。
名を『プリキュア』の戦士『キュアクラウン』!!
「言っていて恥ずかしいんだけど…」
それに僕、男の子なんだけど……
『…何を言っているのか分からないけど、早く行くわよ。』
僕はスマフォを出して、アプリを操作する。
そして、ポシェットにしまう。
『サポートシステム・テレポート』
そして僕は倉庫から消えた。
シュン!!
到着?、ってここは近くの公園ではないか!!
そして僕は今、公園の茂みの中にいる。
『あそこにいるわね。』
公園の真ん中になのはちゃんたちと、『悪の組織』である男が相対していた。
「管理局です!!」
「そこの次元犯罪者!! ロストロギアをおとなしくウチらに渡すんや!!」
「ハッ誰が渡すかよっ!!」
おぉ?、すごい迫力だ!!
まるで「警察24時」みたいだ。ちょっとドキドキしてきたぞ。
もう少し見てよう。
『クラウン、どうやら相手は「ロストロギア」を持っているみたいね。
油断しないようにしなさい。』
なんと!! 『悪の組織』は『ロストロギア』を持っているみたいだ。
『ロストロギア』とは、『悪の組織』が作り出したパワーアップパーツで、それを使われたら相手の欲望がパワーアップしてしまうの恐ろしいものなのだ。
「貴様ら管理局にこの『ロストロギア』は渡さんぞ!!
この『ロストロギア』があれば、夢のハーレム生活が待っているのだ!!
今まで俺のこと「恋人にしたくない男 1位」などと、ふざけたランキングともおさらばだ!!
デブがなんだ!! ブサイクがなんだ!! 今に見てろ!!
ハーレム王に俺はなる!!
このロストロギアは貴様ら管理局に絶対に渡さんぞぉ!!」
そうか…彼は女の子にモテたかったのか。
思春期に良くあるよね? 異性が気になるっていうの。
たしか「中2病」だっけ?
もしかして彼は高校デビューしたいのかな?
それとも新しい自分を発見したいのかもしれない。
たしか「若い時にヤンチャした方がいい」ってお父さんが言っていたし…
これも彼の青春なのかもしれない。
「青春なら仕方ないよね? 哀ちゃん。」
『…なにをどう見たらアレが青春に見えるのかしら。
それに彼はもう40歳を超えているわよ。」
なんと、彼はオジさんだった。
『「ロストロギア」で若返っているみたいだけど、容姿までは変えられなかったみたいね。』
「ヴぅん!? よく見ると今話題のエース達ではないか!?
フハハハ、しかもなかなか可愛いではないか!!
決めたぞ!! 喜べ!! お前たちを俺の初めての彼女にしてやるぞ!!」
「誰がアンタみたいなのと!!」
アリシアちゃんが怒っていた。
「それに、私たちにはもう心に決めた人がいます!!」
フェイトちゃんが言った。
「そうなの!! それに犯罪者が恋人は嫌なの!!」
なのはちゃんが杖を構えながら言った。
「そうやで!! やからウチらの事は諦めて、大人しくお縄につきぃ!!」
はやてちゃんが額をピクピクさせながら言った。
なるほどぉ?
どうやらなのはちゃんたちは心に決めた好きな人がいるみたいだ。
うんうん、なのはちゃんたちもそういうのに興味が出るお年頃になったのか?
「初恋は実らない」なんて言われているけど、これは是が非でも実って欲しい。
なのはちゃんたちは僕が見てもいい子だから、思われている子達は幸せな未来がまっているだろうな?。
「哀ちゃん、なのはちゃんたちも成長しているんだね。」
『…そうね。
ところでユウ?彼女達が誰が好きなのか気になる?』
「気になるよ?、なのはちゃんたちの恋が実って欲しいもん。」
『………………そう』
でも、相手がわからないな。
哀ちゃんは知っているのかな?
「ところで、哀ちゃんはなのはちゃんたちの好きな人は知っているの?」
『ええ、知っているわ。』
哀ちゃんは知っていた。
やっぱり女の子同士だからわかるのかな?
「哀ちゃん、教えて。」
『い・や・よ。
それに、この手の話は「女の子の秘密」らしいわ。
だからあなたには教えられないわね。』
それなら仕方が無い。
「女の子の秘密」を知ったら生きて帰れないってお母さんが言っていたし
「じゃあ、その好きな人とは上手くいっている?」
『……………全然ね。』
哀ちゃんがなぜか呆れながら言った。
そうか全然なのか。
よしここは、年上である僕が一肌脱ごう!!
などと考えていると上から男の子が2人降りてきた。
「ヒャッハーーーーーー!!
おいモブ!! 俺の嫁に手ェ出してんじゃねーぞ!!」
「その通りだ。彼女達はオリ主である僕の嫁だ。」
おや?彼らは「モブくん」と「オリ主くん」じゃないか。
一人は、金髪で世の中のイケメンって言われる顔をしており、目が左赤・右黄色の「オッドアイ」っていう目らしい。
ちなみに口癖が「モブ」
もう一人は、銀髪で同じくイケメンの顔。
「オッドアイ」で右青・左緑色で口癖が「オリ主」
まだまだかまって欲しい年頃らしく、僕がなのはちゃんたちと一緒にいるとちょっかいをかけて来る。なので僕はちゃんと2人も一緒に遊んであげるんだけど、途中で帰っちゃうんだよね。
そして、彼らも自衛隊の一員なのだ。
「なのは、フェイト、アリシア、はやて、俺が来たから大丈夫だ」ニコッ
「お前は黙っていろ王騎、なのは、アリシア、フェイト、はやて
私が来たからにはもう大丈夫だ。安心しろ。」ニコッ
「あ……うん」
「…何で来たの?」
「誰や!! コイツら呼んだの!!」
「あんた達の助けなんかいらないよ!!」
あれ? 気のせいかな?
2人が来た瞬間に能面の様な顔になったような?
「まったく、アリシアはツンデレだな!!」
「違うよ!!」
そういえば、みんなこの2人と仲がいいよね。
しかもたしか幼馴染だったはずだし
それに「ツンデレ」ってたしか…
ズガアァァァァァァァァァアアン!!!!
僕の頭の中にイナズマが走った。
ハッ!! わかったぞ!!
なのはちゃんたちの好きな人が!!
「哀ちゃん、わかったよ!!
僕の推理が正しければ、なのはちゃんたちの好きな人は…」
『あの2人では無いわよ?』
どうやらこの事件は迷宮入りのようだ。
う????ん、困ったぞ。
相手が分からないと「恋のキューピット」になれない。
これでは、なのはちゃんたちの恋が実らないじゃないか。
『…それより、助けに行かなくていいの?』
「2人が来たなら大丈夫だと思うよ。」
『その2人なら、あなたがなにか悩んでいる間に、やられたわよ。』
…あれ? 本当だ。
あの2人がいない。 どこに行ってんだろう?
「哀ちゃん、2人はどこに行ったの?」
『2人なら、あっちの方に飛ばされたわね。』
あっちはたしか……海岸の方だった様な?
『海岸まで飛ばされたみたいね。
「アースラ」の人達も、彼らを無視してるみたい。
誰も助けに行かないみたいね。』
どうやら2人は、仕事をサボって海に遊びに行っているみたいだ。
まったく「アースラ」の人達も呆れてるよ。
「フハハハハ!! まったく口ほどにもない!!
待たせたね4人共、さぁハネムーンと行こうじゃないか!!」
「誰がアンタと!!」
むっ!! いけない!!
このままじゃ、なのはちゃんたちは「政略結婚」されてしまう!!
僕は茂みから飛び出して、そのまま男に飛び蹴りをした。
これぞ!! 「ラ○ダーキック」!!
「グベッ!!」
ドゴォン!!
男は高速回転しながら、飛んで行き電柱に頭から当たった。
「……大丈夫?」
ちなみに、この姿の時は話し方も変えている。
僕の正体は秘密なのだ!!
なぜなら、その方がカッコいいから!!
…けして「なのはちゃんたちが自衛隊に入隊しているのを、僕にだけ秘密にしているから」とかの理由じゃないよ。 本当だよ?
「「「「クラウンさん!!」」」」
「ここは、任せて」
「いたたた…誰だ!?
俺のハーレムを邪魔するやつは!!
…んぅん?」
…なんだろう?
彼の、僕を見る目が気持ち悪い。
「……可憐だ。」
はい?
「是非!! 私の妻に!!」
ヒイイイィィィィィイイ!!!!
気味が悪いので早く倒そう!!
僕はスマフォを操作して、ポシェットにしまう。
『キュアチェンジ』
『キュウゥゥゥゥウウアアァァァァアア・ブラァァァァァアアアック!!!!』
僕の服が変わる。
色が黒衣装になり、ハート形のバックルがポイント。
この姿の時は、格闘技術が大幅に上がる。
僕は彼の元に超ダッシュ!!
その勢いを乗せたまま、体のバネを使ってパンチをする。
名づけて「メガトンパンチ」!!
ドゴオオォォォォォォオオオン!!!!
彼が吹っ飛ばされた。 地面も抉れた。
…ちょっとやり過ぎたかな?
「…あとは任せる。」
僕はそう言って、スマフォを操作する。
『サポートシステム・テレポート』
「あっ、待って…」
シュン!!
公園から僕は消えた。
ズルズルズル…………
僕たちは今「そ?めん」を食べている。
うん、やっぱり自分の作った「そ?めん」は美味しいね?。
あの後、醤油を買って料理してたら、なのはちゃんたちが戻ってきた。
なんでも、「急用」が終わったらしい。
お腹空いている? って聞いたら空いているとのことなので、なのはちゃんたちの分も作った。
「ところで急用って何だったの?」
「ふぇ!?」
「あ、あの…その…」
「き、今日も世界を守っていたんだよ!!」
「そ、そうやで!! 危うく地球征服されそうやったんやから!!」
(お、お姉ちゃん、さすがにそれは…)
(大丈夫大丈夫、前もこう言った時は大丈夫だったから)
(でも、さすがにこの理由もう効かないと思うの。)
(いくらユウくんでも気づかれると思うよ。)
(そうね、さすがにバレるわよね。
こんな子供みたいな理由を何回も…)
(…やっぱアカンかったかな?)
「そうなんだ。大変だったね?。」
((((((信じちゃった!!!!))))))
ふっふっふ、いくら僕でも分かるよ。
「一流の詐欺師はウソを言わない。」
彼女達は、子供がつきそうなウソをついている振りをしているけど、実はそれが真実なのだ。
普通の大人なら、「ウソを言わないの。」って言う所だろうけど、僕を騙すにはまだまだ未熟だよ。
『………バカね。』
僕が得意気に思っていたら、哀ちゃんから飽きれた様な声が聞こえた気がした。
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魔法少女の世界にプリキュアがやってきた!! しかも男の娘!? 果たして彼はどんな人生を送るのか!! |
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プリキュア(SEED) 修正しました。 現在中学2年生と書きましたが、小学6年生の間違いでした。(GO♪サマ) 誤字です説明の部分で中学二年生は小学校六年生は分かりません(アサシン) 何時の日か、正体がバレるのだろうか?(ohatiyo) |
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