魔法少女リリカルなのはStrikers ダメ人間の覚悟
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九喇嘛 Side

 

 

九喇嘛「おらぁぁぁぁぁ!!!」

 

ワシはマダラ達と離れ今はあの狸モドキとやり合っている、まずは出方を見ようと思い牽制のつもりで軽く殴ったんだが・・・・・・何故か当たりやがった。

 

九喇嘛「ふんっ!どうした?少しはやり返さないのか?何やら他の力も感じられるから期待してやってたんだがよぉ・・・・・ワシの勘違いだったようだなぁ」

 

ワシが言った事は事実だった、奴からは元々の力とは別の何かが感じられた。しかもとても気味の悪いものが奴から感じられた。

 

九喇嘛「けっ、尾獣と恐れられたモンがなんてザマだよ、この恥晒しが!」

 

守鶴?「うぅぅぅ・・・・・・・」

 

九喇嘛(やはりコイツはあのクソムカつく狸野郎の気配じゃねぇか・・・・・・)

 

九喇嘛「・・・・・言葉すらも満足に話せなくなっちまったのかよ」

 

こんな野郎に時間なんぞ掛けてられるかよ、適当に切り刻んでやる。ワシは守鶴の右腕を自慢の爪で引っ掻いてやった。

 

ザシュッ!!

 

守鶴?「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!」

 

九喇嘛「けっ・・・・・仮にも尾獣の一角を担うモノがだらしねぇ、それくらいでいちいち痛がってんじゃ・・・・・・何?」

 

守鶴?「うぅぅうゔぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙っ!!!」

 

ワシが愚痴を言っていると守鶴の野郎から急に呻き声が聴こえてきた、気になって見てみると俺が引っ掻いた守鶴の右腕が変化していっていた。

 

しかしどういうことだ?アイツの手足は・・・・・頭もおかしなことになっちってたけどよぉ、何であのクソ狸の手が『鎌のように』なっちまってんだ?

 

九喇嘛「テメェ・・・・・その身体は一体どーゆーこった?・・・・それの所為か?それの所為でテメェ・・・変わっちまったのか?!」

 

守鶴?「じゃぁぁぁぁぁっ!!」

 

守鶴は変わっちまった右腕でワシに攻撃してきやがった。

 

九喇嘛「しまっ・・・・・!」

 

 

Side Out

 

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マダラ「やはりサーバールームにはデータは残っていなかったか・・・・・やはり所長室か、あるいは・・・」

 

チンク「おいマダラ、そろそろいいだろう?」

 

マダラ「何がだ?」

 

ディエチ「さっきの・・・・キツネの事」

 

マダラ「九喇嘛の事か」

 

ディエチ「クラマって言うの・・・・・」

 

チンク「それでそのクラマのことなのだが、アイツは一体何なんだ?」

 

マダラ「アイツは・・・どう言えばいいだろうか・・・・・アイツは『尾獣』と呼ばれる魔獣の事だ、『尾獣』とはまぁその名の通りまぁ尾を持つ魔獣だ」

 

チンク「魔獣・・・・・アレが」

 

マダラ「『尾獣』とは9匹の魔獣がいてな、それぞれ尾の数が違っていて『一尾』は尾が1本、『二尾』は尾が2本ある魔獣の事を指し、「九尾」までの9体が存在する」

 

まぁ正確には違うけどのぉ・・・・・、まぁ言うたところでおるかどうかもわからんけぇな。

 

マダラ「アイツ等はそれぞれが莫大な魔力の塊のような存在でな、分かっただろう?アイツの魔力が」

 

チンク「あぁ、言葉では上手く言い表せないが、強大というのがすぐに思い浮かんだな」

 

マダラ「そしてそれぞれに名前があってな、アイツはさっき言った九喇嘛でさっきの狸は『一尾』こと守鶴という」

 

ディエチ「アレは・・・気持ち悪かった、アイツはクラマより弱いの?」

 

マダラ「・・・尾の数だけで『尾獣』の強さが決まるものではないが、だがまぁあの九喇嘛に至ってはそれが該当するのかもしれんな」

 

チンク「やはり強いのか?」

 

マダラ「少なくとも俺はアイツが『尾獣』の中でも最強だと思っている」

 

チンク「最強・・・・」

 

ディエチ「でも、驚いた」

 

マダラ「驚いた?何がだ?」

 

ディエチ「マダラが召喚士だったって事」

 

チンク「あ、あぁ・・・確かにそうだな、お前はてっきり召喚士一族の者ではないと思っていたんだが」

 

マダラ「・・・・・間違いがないよう言っておくが、俺はその召喚士一族の者ではないしアイツもそうではない・・・・・まぁ似てはいるがな」

 

ディエチ「へぇ・・・・」

 

マダラ「それと補足だが、俺の所ではアイツは『九尾の妖狐』、妖怪として知られている」

 

チンク「そ、そうなのか・・・・・妖怪・・・お化けと言う奴か?」ボソボソっ

 

ディエチ「クラマ・・・・大丈夫?」

 

マダラ「問題は無い、むしろ奴が本気を出したらここにいる俺達ですら危ないからな」

 

チンク「ならば、急いだ方が良いということだな?」

 

マダラ「そういうことだ、行くぞ!」

 

九喇嘛・・・・本気出してもええけど、出来るだけ俺等に被害が来んようにしてくれぇや。

 

 

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九喇嘛 Side

 

 

九喇嘛「チィッ!テメェ・・・・・」

 

奴の右腕が鎌に変わってからの奴の動きが変わった、それまでは尾と土遁と風遁を中心に戦ってやがったが鎌に変わったとたん土遁風遁は使ってこずに変わっちまった右腕を中心に攻めてきやがった。

 

ワシもあらゆる箇所に攻撃をしたのだが、悉く再生していきおった。しかし謎なのが攻撃した時に奴に触れたが、奴の体温が異常に高かった・・・・アレはどういう意味なのか。

 

九喇嘛「・・・・けっ!流石に腹が立つな・・・・テメェはもちろん、俺達『尾獣』をこんな実験体のように扱った研究所の人間がよぉ」

 

守鶴?「ヴぅぅぅぅ・・・・・・・・」

 

さっき奴の攻撃を受けてしまったが、なんてことはないただの大振りで隙だらけの攻撃だった、あれなら躱すのは造作もない・・・・・・がまた再生でもされたら厄介だ、それならアレを使うしかないな。

 

九喇嘛「コイツを使うのはアイツ等が出て来てからと思っていたが、まぁいいだろう・・・・・・・『尾獣』を忘れたテメェには勿体ねぇとは思うが、テメェを消し飛ばすには丁度いいだろうよ」

 

コイツを再生させない程の技となれば、アレしかねぇだろうよ・・・・・。

 

九喇嘛「コイツを喰らって少しは思い出しやがれ!!!」

 

ワシは口を開けチャクラを練った、それも赤チャクラと青チャクラだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九喇嘛「『尾獣玉』!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

守鶴?「ヴォォォォォ・・・・・・・・・・・!!!」

 

ワシが放った『尾獣玉』は奴を捉えた、逃げることは不可能だ・・・・・まぁ同情はしてやらんでもないがな・・・・。

 

ワシはさっきまでおった守鶴の場所を眺めていた、『向こう』では碌に会うこともしてはおらんが、ここでこんな形であることになろうとはな・・・・・・・それに。

 

九喇嘛「・・・・・・・・・・・反吐が出るぜ・・・」

 

ワシはそう口に出すと元の場所に帰った、ナルトや透・・・・・それにアイツ等に関わる奴等はそうでもないが、相変わらず人間は気に入らねェことをしやがる。

 

 

 

Side Out

 

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俺達は所長室で必要な情報や不必要な情報の破棄を行っとった。

 

チンク「マダラ、ここにある情報やそれに類するモノはすべて破棄およびウイルスをやっておいたぞ」

 

ディエチ「完了」

 

マダラ「わかった、では引き・・・・ん?」

 

チンク「??・・・・・どうした?」

 

俺はチンク達に撤収の合図を言おうとしたら、九喇嘛が念話で『帰った』と一言言ってきた、ただその言葉は少し怒気が含まれとった。

 

マダラ「いや、九喇嘛が帰ってきたようだ」

 

ディエチ「無事?」

 

マダラ「あぁ」

 

チンク「先程の激しい揺れがあったが、アレはクラマがやったのか?」

 

マダラ「だろうな、ただ・・・・戻って来てから、少し機嫌が悪いようだ」

 

チンク「そうなのか?」

 

マダラ「・・・・・・・まぁ心配いらんだろう、おそらくあっさり決着が着いてしまい拗ねているんだろ」

 

ディエチ「クラマ・・カワイ」

 

チンク達はそう言うと帰り支度を始める為、部屋の奥に入って行った、俺はその間に九喇嘛と会話した。

 

マダラ『九喇嘛・・・・・・どしたんや』

 

九喇嘛『・・・・・・・・何でもねぇ』

 

マダラ『何でも無かったらどうしてそがぁに怒っちょるんじゃ?』

 

九喇嘛『・・・・・・・・・』

 

アシュロン『そうだぜクラマ、あんたいい年してやる事がいちいちガキっぽいな』

 

九喇嘛『黙れ若僧が!?』

 

アシュロン『そ、そんな怒んなくてもよぉ』

 

九喇嘛『・・・・・ふんっ!』

 

マダラ『・・・・・・・・・・・・守鶴の事じゃろ?』

 

九喇嘛『・・・・・・・・・・・・・・』

 

マダラ『なぁ九喇嘛、話してぇや・・・・・・・・・もしかしたら俺の予想が当たっとるかもしれんけぇ』

 

九喇嘛『・・・・・・ハァ、アイツ・・・・あの狸野郎はコピーなんかじゃねぇ・・・・・・』

 

マダラ『・・・・・・・・・・・・・・・・ほいじゃぁやっぱ』

 

 

 

 

 

 

 

九喇嘛『あぁ・・・・・・・ありゃぁオリジナルの狸・・・・・・守鶴に間違いなかった、まぁかなり身体を弄られてたみてぇだがなぁ』

 

 

 

 

 

 

アシュロン『おいおい・・・・・じゃぁ何か?あの狸さんはクラマの昔のダチって事か?』

 

九喇嘛『馬鹿野郎!!あんな野郎ダチでも何でもねェ!』

 

マダラ『・・・・・まぁ実際戦ったお前は分かるじゃろうけぇな、俺もついさっきここのデータで・・・・・なんとなくじゃけど、そう思っとったんじゃけど・・・・・・まさかマジじゃったとはね、しかも多少弄られとったようじゃしのぉ』

 

九喇嘛『あー・・・・・・・・そー言えばよぉ、あの野郎の右腕を引っ掻いてやったら野郎の腕が鎌のようになりやがったぜ・・・・・・・ありゃぁ明らかに砂じゃなかったなぁ』

 

マダラ『鎌?』

 

負傷したら鎌のようになるって・・・・・・なぁ〜んか覚えちょった気ぃするんじゃけど・・・・・・・。

 

九喇嘛『・・・・・もういいか?ワシはしばらく寝る』

 

九喇嘛はそう言うと念話を切った、余程ムカついたんかのぉ・・・・って当たり前かぁ・・・・・・アイツ等原作でもいい思い出なんぞあんま無かったじゃろうしのぉ。

 

アシュロン『クラマの奴、大丈夫なのか?』

 

マダラ『まぁあーはなったけど、アレでも一応尾獣仲間じゃったけぇな・・・・・仲悪かったつっても流石にやれんかったんじゃろうよ』

 

アシュロン『やれんかった?何をやるんだ?』

 

マダラ『あー・・・・・・まぁアレ、ちょい落ち込んじょるっちゅー事じゃって』

 

アシュロン『ふむ・・・・』

 

マダラ『しばらく九喇嘛に協力してもらうんは止めといたほうがええじゃろうけぇ、その分アシュロンには手伝ってもらうかもしれんけぇな』

 

アシュロン『あぁ・・・・てか、もっと俺の出番を増やしてくれよ!!??』

 

マダラ『・・・・・・・・・・・・ほいじゃ』

 

アシュロン『ちょっ!!!』

 

俺はアシュロンとの念話を強制的に切った、なんかあのまま行くと飲み屋での愚痴をこぼすサラリーマンの如くベラベラ言って来そうじゃったけぇな。

 

しかし、今日は嫌な事1つと奇妙な事が1つ、同時に起こってしもぉたなぁ・・・・・・、嫌な事はアレがマジの守鶴じゃったってこと・・・・九喇嘛にゃぁ悪いけどもアイツを倒しとかんと後々面倒になってしまうけぇ倒して正解じゃったわ。

 

そんで奇妙な事っちゅーんは・・・・・・その守鶴の右腕の事よのぉ、こっちはまぁ戻ってからでもじっくり思い出せりゃぁええんじゃけど・・・・・なんじゃろぉなぁ・・・・・・なんか嫌な予感しかせんなぁ・・・・・ってまたフラグみたいな事思ってしもぉたなぁ。

 

 

 

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あとがき

 

 

更新が遅くなり、どうもすみませんでした!!!!!!!!!!!

 

言い訳になってしまいますが、実はこのゴールデンウィークは親戚の家に行っておりまして、そちらにはネット環境が無く、ずっとPCを触る機会がありませんでしてひとっつも進みませんでした!!!

 

更にゴールデンウィーク後半、なんと風邪をこじらせてしまいましてずっとダウンしておりました。ゴールデンウィークに入る前から花粉症になってたのですが、まさかの風邪に昇格するとは思いませんでした。実を言えば今現在も風邪は治っておりませんので、今回の作品はもしかしたらグダグダな所が多々あるかもしれません。

 

一応この作品の大まかなところはゴールデンウィーク前には打って、ここ数日で仕上げました。

 

そしてお詫びではないのですが、連続投稿をさせていただいたのですが・・・・・・・・申し訳ありません、こんな事くらいしか思い付きませんで。

 

えぇ〜ですので、こんな私めに応援メッセージを送って頂いた方々に本当に申し訳ないと思っております。大変恐縮でございますですハイ・・・・・・・・あぁ・・・・・段々ネガティブに・・・・・・・。

 

 

 

 

さて!!ここからは切り変えまして今回はなんと尾獣バトルでございます!!!・・・・・・といいましても、ほとんど戦っている話しは出て来ておりませんでしたね・・・・・・すみません・・・・・一応必殺の『尾獣玉』を出させていただいたのですが・・・・・・ハァ・・・・上手くいきませんでしたね。

 

次回は少しだけシュテル達との絡みを出していこうかと思います、そしてアシュロンもそろそろ出そうかと思っておりますので!!

 

そして透のこれからの立場についても触れて行こうかと思っております!

 

では次の作品を・・・・・・・・どうぞ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
第3話 尾獣バトル!!
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
7566 6822 10
コメント
待ったかいがありました(渡部一刀)
乙(渡部一刀)
アシュロンがリーマンのごとく愚痴をこぼすとか、少しは出番をあげようやww(神余 雛)
これは…………他の尾獣も出てくる伏せんかな?(頭翅(トーマ))
タグ
魔法少女リリカルなのは 転生 恋愛 チート 

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