魔法少女リリカルなのはStrikers ダメ人間の覚悟
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マダラ「今回の研究所はここか・・・・・」

 

俺達は次の襲撃ポイントに到着していつでも乗り込めるようにしとる、ちなみに今回のメンバーは・・・・セッテとウェンディを含めたスリーマンセル、何とも偏った面子になってしもぉたのぉ〜。

 

マダラ「ブリーフィングでも言ったが今回から攻撃する対象が増えるからな、公安だけではなく元々ハルが造ったガジェットドローンとやらが向かって来るはずだ、なのでそれの撃破も込みだ」

 

セッテ「了解しました」

 

ウェンディ「はいはいッス〜♪」

 

俺は二人に伝えるといつも通り研究所の壁を破壊して侵入した、この研究所は生体系の研究をしとってこれといった成果は出しとらんのんじゃけど、内容が『寄生』と見るからにヤバ気な研究じゃったんで速攻潰すことにした。

 

中に入ると早速防衛に当たっとる公安の連中のお出ましじゃった、唯一違ったんは公安の連中と一緒に出て来た噂のガジェットがおるくらい。

 

公安1「やはり来たな、『暁のマダラ』」

 

マダラ「相も変わらずしゃしゃり出て来るとは、管理局の上の阿呆共も余程頭が残念と見える」

 

ウェンディ「(セッテ・・・・)」

 

セッテ「(何でしょう?)」

 

ウェンディ「(マダラは戦闘時は何であぁも普通の口調で、しかも罵るのが普通に言えるんスかね?)」

 

セッテ「(戦闘時の口調でしたら先日ご本人がおっしゃてたように、普段の口調だとマダラがジョンであると認識されてしまう恐れがあるからだと、罵倒の事でしたら残念ながら私にもわかりかねます)」

 

ウェンディ「(あ・・・いや・・・・・・そこまで懇切丁寧に説明してくれなくても・・・・・よかった・・・・・スよ?)」

 

セッテ「(そうですか)」

 

何やら後ろで二人がヒソヒソと会話をしとるけど、俺はそれを聞き取る余裕が無かった・・・・つーか目の前の奴等に集中しとったけぇな。

 

公安2「それは貴様にも言えることだ、毎度毎度我々が所有する研究所を潰すようなマネをして」

 

マダラ「お前達がくだらない研究をいているからな」

 

公安4「最高評議会のお歴々のお墨付きの研究をくだらないだと!!??」

 

マダラ「人に言えないような研究をくだらないと言って何が悪い?」

 

公安3「所詮貴様のような出来損ないに理解することは出来んさ」

 

マダラ「エリートの中でも特に能力が高く引き抜かれた公安が、一組の襲撃者・・・・・いや一人の男に手も足も出んミソッカスよりかはマシだと思うがな・・・・・・・・ま、中にはミソッカス以前の輩もいるようだが」

 

公安全員 ビキッ!!

 

俺の挑発に公安の連中はキレたようで、全員殺意を俺に剥き出しにしてきおった。

 

 

管理局:公安部・・・・・・表向きは日本の警察と同じ様な感じでテロリズムなどに対しての捜査・情報収集を行う。主にミッドの治安・体制を脅かす事案、若しくはそういった事態につながる可能性がある事案に対応する・・・・てのが表向き、裏向きは・・・まぁドラマとかでよくある汚い裏の仕事とかをさせとるんよね、こういう奴等みたいに。

 

公安部には通常の局員が引き抜かれてってのが管理局内で知られとることなじゃけど、そんだけで膨大な数もある研究所の警備に割くことなんぞ出来るわけが無い。ほんならどうするか?話は簡単、実態がよく掴めてない部署で能力もかなり高い連中を入れたいんなら、要は誰でもいいって事・・・・それが例え犯罪者や極悪人であろうがね。

 

そぉ・・・・・・こいつ等は正規の奴等がおる中に犯罪者上がりの奴も交じっとるって話なんよ、じゃけぇ最高評議会にとって不都合な事・邪魔な奴を消したかったらこいつ等がやるって形になるこっちゃね。

 

 

ウェンディ「(あぁ〜〜、またそんな事言って・・・・皆さんキレちゃってるッスよぉ〜)」

 

公安2「・・・・・まぁそれもこれで終わる、我々にも戦力が増えたのでな」

 

マダラ「あぁガジェットドローンとか言う奴か?」

 

公安1「ほぉ、知っていたか」

 

公安7「コイツは研究員が我々にとのこと開発した『ガジェットドローン・デストロイT型』だ、遠近の戦闘も可能にし更に我々の盾にもなる、素晴らしい作品だと思わうだろう?」

 

マダラ「あぁ、あのジェイル・スカリエッティの研究データを火事場泥棒のようにして持ち出して造った、『欠陥品』のことだろう?」

 

公安5「っ!貴様!」

 

ウェンディ「あ、あのぉ〜〜マダラさん?そろそろその辺にしといた方がいいと・・・・・」

 

マダラ「生前のジェイル・スカリエッティならいざ知らず、「あぁ聞いてくれないッス・・・」そんな『欠陥品』を研究員に造りださせて自分達が使うことで自らの力を誇示しているのだろうが・・・・・『欠陥品』に何の意味がある?」

 

公安6「いい加減にっ!!」

 

 

マダラ「やはりお前達は上の脳ミソ同様、『欠陥品』で満足する可哀そうな奴等だな・・・・・・・・・同情してやろうか?」

 

 

公安1「〜〜〜〜っ!!殺せぇぇっ!!!」

 

 

 

ウェンディ「ほらぁーーっ!!??皆さんお怒りじゃぁないッスかーー!!」

 

セッテ「敵が複数こちらに向かって来ます、中にはガジェットも確認・・・・敵は戦闘をする意志を示しています」

 

ウェンディ「当たり前ッス!!!」

 

セッテ「マダラ・・・・・どうしますか?」

 

マダラ「決まっている・・・・・いつも通り」

 

 

 

 

マダラ「叩くだけだ!」

 

 

 

 

俺達は公安の連中+ガジェットに向かって攻撃した、向こうは公安が約50人、ガジェットが約100機くらいあった。

 

まぁそこからは一方的じゃったね、向こうがどんだけエリートでも、人殺し集団でも俺達には何も意味もなさんかった・・・・・・あの修行に比べたら・・・・あの超人共との戦いと・・・・・。

 

ガジェットに至ってはまぁ攻撃するにしてもワンパターンで、ハルやウーノも通信越しで「何だこれは?」とか「ドクターが造られた物より弱いわね」とか言っとった、やっぱ改良じゃのぉて改悪されとったんかな。

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・

 

 

研究所の壁を壊してから、かれこれ30分くらい経ったかね?俺達は研究所のデータを消滅させて撤収作業に入っとった。

 

セッテ「マダラ、こちらの作業は終了しました」

 

ウェンディ「こっちも終わったッスよ」

 

マダラ「そうか」

 

はぃ?公安の連中?あーアイツ等なら開始10分で即行終了したね、一言だけ言えば弱いね・・・・弱過ぎじゃってアレは。

 

ガジェットを手に入れたんじゃろうけど、ガジェットもなんか言うほど強くは無かった・・・・てかたぶんありゃぁ別の目的の為に造られたんじゃろうね。

 

ウェンディ「しっかしあの公安の連中、相変わらず弱いッスね〜」

 

セッテ「彼らの力量は決して低くはありません」

 

ウェンディ「てことは、アタシ等が強過ぎるってことッスかね?!」

 

マダラ「そこに繋がるかどうかは分からんがな」

 

ウェンディ「それにあのガジェットも言うほど凄くなかったッスよぉ、あんなの量産したところでアタシ等の敵じゃないッスよ!!」

 

マダラ「・・・・・いや、あのガジェットを造った目的はそこではない」

 

ウェンディ「はぇ?んじゃぁ何なんッスか?」

 

セッテ「陽動・・・・時間稼ぎでしょうか?」

 

マダラ「それもある、それにあれだけのガジェットを惜しむことなく出したなら、まだ数はある筈だ・・・・・ただ俺達に当たらせたんじゃ無く、俺達と戦わせることでガジェットに活かせる戦闘データが取れるからだろうな」

 

ウェンディ「マジッスか?!」

 

マダラ「まぁ今はそれほど気にする相手ではない、それより早いところ撤収するぞ」

 

ウェンディ セッテ「「はいッス(了解しました)」」

 

俺達は『飛雷神の術』で研究所の外に出て、研究所を破壊してから撤収しようとした・・・・・・・今までの流れじゃったらね。

 

ウェンディ「・・・・・ありゃぁ〜〜」

 

セッテ「包囲されてます」

 

俺達の周りはさっき叩きのめした公安の連中じゃなく、正規の部隊に包囲されとった。

 

部隊長?「お前達!!そこで何をしている?!」

 

マダラ「・・・ハァ、とうとうこいつ等を相手にするか・・・・」

 

部隊長?「お前達・・・・・まさか今世間を騒がせてるという犯人グループか?」

 

マダラ「さぁ・・・・・どうだろうな」

 

部隊長?「恍けるな!?ではその施設の有り様は何だ?それにそこに倒れているのは公安部の・・・・お前達がやったんだろ?」

 

ウェンディ(あちゃ〜・・・・このタイミングで正規の部隊が本当に出て来るッスか?)

 

セッテ(人数は・・・・・約300人把握、イレギュラーな事態ですが特に問題ありません)

 

マダラ「・・・・・・俺達がやった証拠でもあるというのか?」

 

部隊長?「現場にいることが何よりの証拠になるだろう?」

 

マダラ「ハァ・・・・・さっきから言いたい事ばかりだな、お前達は・・・・公安の奴等ではなさそうだが?」

 

部隊長?「俺達は陸士120部隊だ!俺は部隊長のアンドレ・リチャードソン三等陸佐だ・・・・・お前達を器物破損疑い及び一連の騒動の容疑で身柄を拘束する!大人しく投降しろ!?」

 

三等陸佐・・・・・・か、結構な役職に就いとるやんけぇ・・・・てことは、それなりに力があるっちゅーことなんじゃね?・・・・・・・・・じゃけど・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

マダラ「・・・・お前達では、無理だ!」ダッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は正規部隊・陸士120部隊に向かって行った、コイツ等には悪ぃが・・・・・・倒させてもらいましょうかねぇ。

 

 

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フェイト Side

 

 

はやて「これが今回私等に来た要請の内容や」

 

私達ははやてから作戦の内容を確認していた、今回出動するメンバーは

 

ヴィータ「なぁはやて、確か要請があったのって聖王教会からだけじゃなかったよな?」

 

はやて「せや・・・・・カリムからの要請の最中に現場におる部隊から救難要請があったんや」

 

シグナム「救難要請・・・・・・支援要請ではなくですか?」

 

はやて「そぉ、そこが気になる所なんや・・・・それもあって私等も出動することになったんや」

 

フェイト「『も』ってことは私達以外にも?」

 

はやて「私等含め10くらいの部隊にも要請が掛かったんよ」

 

アリシア「10も?!なにそれ?!」

 

はやて「尋常やない数・・・・・・そんくらい切羽詰ってんねん・・・・・・と、到着や」

 

私達は要請があった現場に到着すると、目の前には激しい戦闘がされたと思われるくらい辺り酷い有り様になっていた。

 

スバル「うわぁ・・・・・・・」

 

ティア「何・・・・・これ・・・・」

 

エリオ「・・・・・・・・」

 

キャロ「ひどい・・・・・」

 

今日が初任務となる新人達はこの惨状に驚いてあまり言葉が出ていないようだった。

 

現場には救護に当たっていた部隊が居てはやては現場の責任者に話を聞きに行っていた。

 

ヴィータ「しっかしよぉ、派手に暴れた奴等も居たもんだなぁ?」

 

なのは「これだけの事をやったのって一体誰が・・・・・」

 

アリシア「でも今搬送されてる部隊の人数ってざっと見ても2,30人はいたから結構な人数がいたんじゃ「それがそうでもないようや」あ、はやて!おかえりぃ〜」

 

はやて「ただいま」

 

なのは「そうでもないって、どういうこと?」

 

はやて「待ったなのはちゃん、それは戻ってからにしよか」

 

ティア「え、でもココの方は・・・・・」

 

はやて「ここでの私等の役目はなんもあらへん、せやから戻っても大丈夫やって」

 

はやての言葉で私達は本部隊舎に戻った、すると中から私達を出迎えてくれた人たちが居た。

 

ザフィーラ「む、皆早い帰りだな」

 

リインフォース「おかえりなさいませ、主」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤石「皆早いね、おかえりぃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザフィーラと一緒に私達を迎えてくれたのは、以前地球の学校で透のクラスメイトでもあった赤石 薫子だった。

 

何故薫子が居るのかと言うと、実は私達が小学生の時にクロノが透の監視兼調査をさせる為に薫子を潜入させて透と密かに接触しようとしたらしい。

 

私達がそれを知ったのは3年前、彼女が管理局の人間である事を薫子本人の口から聞いたから。薫子も透が居なくなった事にショックを受けていて、自分も力になれればと言って機動六課に入り今は姉さんの分隊の副隊長をしていて、薫子の実力はSランク程だった。

 

ちなみにその事実を知った私達はいずれクロノにO☆SHI☆O☆KIをしようと決めていた、あと薫子は私達と同じ一等陸尉だそうだ。

 

薫子は念の為にザフィーラとリインフォースと一緒に本部隊舎で留守番をしてもらっていた、私達にもしも何かあった時の為に指揮が執れる人がいないとね。

 

はやて「ただいまやザフィーラ、リイン、薫子ちゃん」

 

フェイト「じゃぁはやて、さっきの話の続きを話してくれる?」

 

薫子「ナニナニ?何の話?」

 

ヴィータ「はやてにさっき行って来た現場の事を聞くんだよ」

 

はやて「その前にまずあの現状についてや、さっき現場責任者の人に聞いてきたんやけど、やられたんは陸士120部隊の面々で今回は隊員の演習で偶々あの辺を移動しとった所にさっきのや・・・・・んで、全員が気を失って今病院に運ばれてん」

 

フェイト「そんなに酷くやられたの?」

 

はやて「あー運ばれた言うても骨折や身体を激しく打ち付けた為の打ち身・鞭打ちくらいやから、そない心配するもんやあらへんよ」

 

シグナム「陸士120部隊・・・・・・隊員がかなり多い事で有名な部隊でその部隊長もかなり手練れなはず」

 

ティーダ「詳しいですね、シグナム副隊長」

 

彼はティーダ・ランスター、新人のティアナのお兄さんで今は姉さんの分隊の隊員をやっている。

 

ちなみに姉さんの分隊名はブリッツ分隊となっている、一度母さんに私と姉さんの分隊の事を言ったら・・・・・。

 

プレシア(回想)「プレシア分隊にしなくてもいいから、せめてパープル分隊にして、ね!ね!!」

 

と本気で泣きついてきた、なんとかリニスに頼んだけど・・・・・・・母さん大丈夫かなぁ・・・・、でもパープルは流石に無いよね。

 

シグナム「あぁ以前にその部隊長と手合わせをしたんだ、彼はあの騎士ゼストの弟子であったらしくてな・・・・・なかなかだった」

 

ヴァイス「そうだったんですか・・・」

 

リインU「ですが驚くことにですぅ」

 

はやて「残念やけど、シグナム・・・・・その部隊長さんが一番最初にやられたらしいんや、しかもたった一撃で・・・・更に言うと相手は素手らしいで」

 

シグナム「なっ!それは本当ですか主?!」

 

はやて「偶然、気ぃ失ぉてへんかった隊員が一部始終ハッキリ記憶してたらしいから、間違いあらへんとは思うねんけど」

 

ヴィータ「無事な奴いたんだ」

 

はやて「その隊員が言うには、部隊の皆をやったんは・・・・・・わずか3人や」

 

スバル「たった3人ですか?!」

 

アリシア「少なっ?!」

 

はやて「せやけど、その隊員が目を覚ましたら立っとったのがその3人らしいんや、しかも戦闘を始めてから5分経過した時の話や」

 

エリオ「ご、5分で・・・・300人を・・・・・・」

 

皆相手の人数を聞いて驚いていた、確かに陸士120部隊は隊員の数が多くて流石のなのはや私、姉さんやはやてが『本気』でやってもかなり辛いと思うもん。

 

はやて「話続けんで?その隊員が今回の部隊をこないにした奴の特徴も聞いてこれたんや」

 

なのは「聞けれたんだね?」

 

はやて「搬送されるギリギリやってんねんけどな、その隊員から聞いたんは・・・・今ニュースとかで話題になってる奴らしいんや」

 

アリシア「あの色んな所を壊して回ってるっていうあのニュース?」

 

はやて「せや、そんでその隊員に詳しゅう聞いてみたんや、そしたら・・・・」

 

はやてが言うにはその隊員は直接、その犯人と言葉を交わしたらしい・・・・交わしたというより一方的に言われたらしいんだけど。

 

はやて「そいつ等の容姿は残念やけど、全員フードを被っとったらしいから顔は分からんかったらしいんや、あと全員仮面をしとったって」

 

シグナム「仮面・・・・・ですか」

 

はやて「あとそいつの名前も聞いたらしいんや」

 

ティア「そ、そうなんですか?」

 

はやて「隊員とのそいつ等のやりとりはこうらしいんや」

 

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〜回想〜

 

隊員「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ」

 

仮面の男「ほぉ・・・・気を失っていないのはお前だけか?運がいいな」

 

隊員「ヒィッ!!・・・・・」

 

仮面の女1「ホントッスね?よくアレで助かったッスね?」

 

仮面の女2「ですが、戦闘の意思はもはや無いようですが」

 

仮面の男「まぁこちらとしても、これ以上無駄な時間を過ごす暇は無いからな」

 

そん時リーダーと思われる奴がその隊員に近付いたんや。

 

仮面の男「これで分かったか?お前達と俺達とでは、始めから勝負にならないと・・・・・俺達を捕まえる事はもはや諦めることだな」

 

仮面の女1「それにその人とまともにやり合おうってんなら、おたく等管理局全勢力を持って来ないと勝つことはまず無いッスね」

 

仮面の女2「その方の戦闘能力はあなた方とでは次元が違い過ぎます」

 

仮面の女1「てかさっきの戦闘だってこの人がほとんどやっちゃってたもんッスし」

 

仮面の男「余計な事は言わなくていい、さて・・・・俺達は撤収するので、あとは好きにしろ」

 

その三人組はその場を立ち去ろうとしたんやけど、隊員は止めたらしいんや。

 

隊員「ま、待て!!」

 

仮面の男「ん?」

 

隊員「お、お・・・・お前は、お前達は誰だ?!何なんだ一体??!!」

 

仮面の男「ふむ・・・・・」

 

するとリーダー格の奴がまた隊員に向いて、両手をゆっくり上げてこう言ったんや。

 

 

 

 

 

仮面の男「俺達は・・・・・・・・『暁』、そして俺はリーダーをやっている『暁のマダラ』だ」

 

 

 

 

 

隊員「あ・・・・『暁』?マダラ?」

 

マダラ「そして俺達が何なのか・・・・か、そうだな・・・・・・言うなれば俺はお前達管理局の『闇』だな」

 

隊員「や、闇・・・・だと?」

 

マダラ「・・・・これ以上は時間の無駄だな、精々・・・・・俺に関わらない事だな、ではな」

 

 

 

〜回想終了〜

 

 

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はやて「てなことが、あったらしいんや」

 

シグナム「『暁』・・・・そして、その首謀者がマダラ」

 

フェイト「そいつの力が計り知れないってことくらいしかわからないね」

 

皆はやての報告にあまり言葉が出てこなかったようだ、3人で・・・・・いやマダラと呼ばれた人物がほとんどだけど、300人をたった5分で倒したんだからね。

 

アリシア「ん〜でもさぁ、なんか変だよね?」

 

姉さんが突然疑問の言葉を言って来た、と言うか姉さん・・・・・仮にもはやては私達の上司なんだから、ソファでくつろいだらダメだと思うんだけど。

 

キャロ「あの・・・・・アリシアさん、変って何がですか?」

 

キャロが尤もな事を姉さんに聞いた。

 

アリシア「何がって、そりゃぁ色んな事がだよぉ、例えばねぇ〜・・・何で120部隊の人達を殺さなかったのかってことかな」

 

シャマル「アリシアちゃん、不謹慎よ・・・・て言いたいけど、確かにそうなのよねぇ」

 

フェイト「ニュース通りの人物なら隊員たちを殺してもおかしくは無い筈なんだけど」

 

なのは「他にもおかしなことはあるね、ニュースのように今まで密かな活動をしてきたのに、何でここに来て自分達の正体を明かすのか」

 

シグナム「それも明らかに言うつもりで、その隊員に聞かせたな」

 

ヴィータ「それに管理局の『闇』ってのが気になるぜ」

 

皆思い思いの事を言うと一斉に”うぅ〜ん”と唸り始めた。

 

アリシア「うぅ〜ん、自分で言っておきながらアレなんだけど、おかしなことをばっかり上げ過ぎて、かえって分からなくなってきたよぉ〜」

 

薫子「分かっているのに、分からない・・・・・・・今回の敵は相当ヤバそうだね」

 

はやて「せやな・・・・・・・あぁ言うの忘れとったけど、その隊員からそのマダラっちゅーやつの容姿を聞いてきたんやった」

 

ヴィータ「マジかよ?!」

 

薫子「あれ?でもさっき3人ともフード被ってて尚且つ仮面をしてたんじゃなかったっけ?」

 

はやて「あーその中でもマダラの仮面は特に奇妙と言うか何と言うかっちゅーやつらしいんや」

 

フェイト「それでどんな仮面なの?まさか・・・・」

 

はやて「いや、フェイトちゃんが想像しとるような代物やなかったわ、私が聞いたんは・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

はやて「何重もの円があって、その中に三ヵ所の妙な穴があって、そのうちの二つは丁度目がある所に穴があるらしいんや」

 

 

 

 

 

 

シグナム「っ!」

 

スバル「それって!!」

 

ティーダ「まさかっ!!」

 

ヴァイス「アイツか!?・・・・」

 

はやての報告にシグナムとスバル、ティーダとヴァイスが反応した。

 

ヴァイス「シグナム姐さん!もしかしてそいつ、あの時の?!」

 

シグナム「待てヴァイス、お前の言いたい事は分かるが、本人かどうかは分からんぞ」

 

ヴァイス「ですけどっ!」

 

はやて「まぁまぁ落ち着きぃやヴァイス君、焦っても何もならんで・・・・・・でもスバルはええとして、まさかティーダさんまで知っとるなんてなぁ」

 

ティーダ「俺も聞いて驚いてますよ、色んな意味で・・・・・まさか奴のことをここで聞くとは・・・・・・あと奴を知っているのがココに俺以外にも居たなんてって感じですよ」

 

ヴァイス「・・・・・・・」

 

はやて「・・・・・ハァ、今はマダラの事も気になるんやけど『暁』も気になる所や」

 

なのは「一切が謎に包まれた集団・・・・・」

 

ヴィータ「要注意人物がリーダーのマダラ・・・・・」

 

はやて「皆聞いてや、今後調査やらで行った時もしかしたら、この『暁』とぶつかるかもしれへん!せやから皆にはこれまで以上に気合入れて任務に当たってもらうで!?」

 

全員「はいっ!」

 

はやて「ほな、解散!」

 

 

・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・

 

 

 

はやてがいる課長室にはやてと私となのは、それにヴォルケンリッターがいた。

 

はやて「ハァ・・・・・あーは言うたけど、正直どうなるか私にも分からへんなぁ、今回の敵」

 

アリシア「なんせ300人を素手で即行片付けちゃってる奴だからねェ」

 

フェイト「でも、立ち止まっていられないよ」

 

なのは「フェイトちゃんの言う通り、私達にはやらないといけないことがあるんだから」

 

ヴィータ「だな」

 

シグナム「そう言えば主、あの二人の事はどうなっているのですか?」

 

はやて「ん?あぁあの二人か、一応近いうちにはこっちに配属になる予定やけど、いつになるかは詳しい事はまだ分からへんなぁ」

 

シャマル「とりあえず、今は目の前の事を優先しましょう」

 

はやて「せや、シャマルの言う通りや、私等にはやらなアカン事がある・・・・その前には目の前のことを片付けることが優先や!」

 

全員「うん(おう)!」

 

待っててよ透、絶対・・・絶対に見つけて、私の・・・・・ううん、私達の想いを聞いてもらうんだから!!

 

 

 

Side Out

 

 

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あとがき

 

 

ということで早速の投稿をさせてもらいました。

 

今回はなんといっても正規の部隊とかち合った話ですねェ、とうとう本格的に管理局とやり合う羽目になってしまった透、一体どうなってしまうのでしょうか?

 

そして、まさかの赤石 薫子の再登場でした、お忘れの方の為に簡単ですが説明を・・・・・・赤石 薫子は透が以前士郎に頼まれたサッカーの助っ人をした時のファンの一人です。その子がまさかの潜入魔導師で機動六課に入っちゃっていたという話ですねェ。

 

出来れば皆様の予想外な展開をしていきたいのですが、なかなか上手くいかないものですねェ。

 

 

余談ですが、私自身疑問に思っているのですが、何故トビの口調の時はあんなにスラスラと言葉が思い浮かぶのかが不思議です・・・・・・・・本当に何故なんでしょう・・・・・。

 

 

 

そしてそして、最後にはやてが言っていたあの二人とは一体誰の事でしょう?もしかしたらあのアホな転生者?はたまた別の・・・・・・・・。

 

 

 

次回はついに透達が機動六課とぶつかる話に出来ればなと思っておりますので、がんばって書いて?いきたいと思いますので応援よろしくお願いします!!

 

 

 

それではまた次回!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
第5話 討伐と暁
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
7429 6643 13
コメント
出会った瞬間に名前と仮面だけで「なにやってんの?透?」→管理局が透だという有力情報ゲットという流れしか思いつかんのだがww(博)
VS機動六課、楽しみで仕方ない(ohatiyo)
再会の時が楽しみだ(渡部一刀)
ようやく出番ですね。次も楽しみにしています。(Fols)
マダラは戦闘時は何であーも普通の口調で→マダラは戦闘時はなんでああ(あぁ)も普通の口調で 汚い裏の仕事とかをさせとるんよね、こーゆー奴等みたいに→汚い裏の仕事とかをさせとるんよね、こういう奴等みたいに とりま、暁とかマダラと名乗ったのは軽率かもしれませんねww なにせNARUTOを知っている人がもう一人いるわけですからww (神余 雛)
来た来た来たぁあああああ!!!!!次回も楽しみにしています!!(アサシン)
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