モンスターハンター 赤と緑の流星 |
モンスターハンター 赤と緑の流星
プロローグ
吹雪が吹き付ける凍土のエリア1で二人のハンターと黒くて巨大きな凶暴竜が戦っていた。
「なんてやつだ、オオタル爆弾G四つ、落とし穴三つ、シビレ罠三つ、眠り肉一つ使ってもこんなに手ごわいとは、さすがに過去のハンターも失敗するわけだ。」
「兄貴、やつは手ごわい。弾も残り少ないし、どうする?」
「決まっているだろ、凶暴(や)竜(つ)を狩る!」
「解った、僕が凶暴(や)竜(つ)の目をひきつけるから尻尾おとしてくれる?」
「いいだろ、本気でいくぞ!」
「おう!」
吹雪が吹きつけそのまま白くなっていた。気が付くとそこは、砂漠の町ロックラックの居酒屋にいた。
「は!なんだ、夢か、まさか過去の事が夢で思い出すとは…」
今さっきまで木の机で寝そべっていたのが、コウタである。装備は、レイア装備(ガンナー)最終許可済み、武器は、フレームがジャギットファイヤー(最終強化済み)で、バレットが雷砲サンダークルスで、ストックが火竜砲改のミドルボウガンである。コウタは、昔の事をまだ引きずっていた。
「兄貴。俺は決意したよ、あいつを倒すまで俺は絶対に諦めない、この牙に懸けて。」
コウタは、その後クエストボードを見た。簡単なドスジャキーから難題なジエンモーランなどが張られていた。
「今日も凶暴(や)竜(つ)の情報は無いか、詰まらんな。」
「おお、おったおった、コウタ久しぶりゼヨ。」
酒場の門から一人の竜人族が声をかけてきた。コウタは、昔にモガの村であった声がした。
「船長さんお久しぶりです。」
今さっき声をかけた竜人族は、昔にモガの村に来た交易船の船長である。
「急に声をかけてきて、一体なんなのですか?」
「実は、あんたにいい情報を手に入れたゼヨ。」
「情報とは?」
船長が話す情報はある狩人が、コウタ達が苦戦して傷つけた凶暴竜を何とか捕獲して西の大陸のとある交易場積荷と一緒に積み替え作業中に凶暴竜が運悪く目を覚まして、大暴れしてその交易場を襲い凶暴竜は何処かに行ってしまったということだった。コウタは船長の情報を頼りにロックラックのオールドギルドに頼んで西の大陸に行く手続きし、明日からの準備をした凶暴(や)竜(つ)を討伐しに西の大陸を目指して・・
そして次の日、コウタは、船長と共にロックラックを後にした。
「コウタよ、今まで居た町がさみしいゼヨか?」
「いや、寂しくないさ、むしろわくわくしてきた。西の大陸は東の大陸に居ないモンスターが多く住んでいるって聞いたから楽しみだな、待っていろ、西の大陸!」
(コウタなら大丈夫。もしかしたら西の大陸に名のとおるかもしれないゼヨ。)
コウタは、少し気が浮かれながら西の大陸を目指して進むのであった。
第一章ドンドルマの街と新人ハンター、クミ。
ロックラックを出発してから約一ヶ月の長旅を経てついにドンドルマの街に着いた。
「やっと付いたぞ、ドンドルマ!」
ドンドルマの街は海に面している高い山にある街で海の反対側にはモンスター追撃壁があり、主に石造りの建造物がいくつもありそして、多くのハンターの拠点でもあった。
「今日から此処で凶暴竜の情報集めをしながら西にしかいないモンスターを狩るぞ、とその前にギルドマスターに挨拶しなきゃ。」
「ワシは貿易があるからここで失礼するゼヨ。」
「サンキュウ、船長。後は自分で行くよ。」
「あまり気を抜くではないゼヨ。」
「わかったよ。じゃね。」
コウタは、船長と別れてドンドルマの街の大衆酒場に行った。
「ここで、情報収集だ。」
コウタは、大衆酒場に入った。大衆酒場は、多くの客でにぎわっていた。その多くの客がハンターである。コウタはレイアキャップをはずして近くの椅子に座り一杯の水を頼んで待っていた。その間コウタは愛用のボウガンを手入れしていたら一人の女性ハンターが声をかけてきた。
「あのう・・私のクエストを手伝ってくれませんか?」
コウタは、いきなりのクエストの手伝いに戸惑ったが、凶暴竜の後を追うためには現地調査をする方が、後先凶暴竜の出現場所を把握できるためである。コウタは喜んでそのクエストを引き受けた。そのクエスト内容は、イャンクック(別名怪鳥)というモンスターで、エリアは森丘。コウタにとって此処に来ての始めての狩だった。コウタは、引き受けたが良いけどまだ女性ハンターの名前を聞いてなかった。そこでコウタはクエストを手伝う女性ハンターの名前を聞いた。
「俺はコウタ、ロックラックを拠点として行動しているガンナー使いだ。聞くけどあなたの名前は?」
「私の名前はクミです。まだ新人のハンマー使いです。」
「そっか、宜しくな。」
「宜しくお願いします。」
コウタはもう一つ質問した。
「で、もう一つ聞くけどHR(ハンターランク)何?」
「まだ、下位です。」
コウタは少し頭を悩ませた。それを見ていたクミは焦った顔になった。
「何か、私悪い事でも言いましたか?」
コウタは言い返した。
「いや、なんでもない。ただ、クミの防具と武器が見たことがなくて、いや、俺がドンドルマに来たばかりなのだが。ほかにこの大陸のモンスターや武器や防具なども気になる。」
クミは自分が装備している防具や武器の名前を言った。
「私の防具は、ランポス装備で、武器はアイアンストライク改です。」
クミの話をきったかのうようにレイアキャップと愛用のミドルボうガンを持って座っていた椅子から立った。
「そっか、じゃあすぐ行くか、クミ。」
「コウタさん。ちょっと、待ってください。」
二人はすぐに準備して、ドンドルマを出発した。それから、ドンドルマを出発してから半日。森丘に近い村ココット村に着いた。コウタとクミはココット村で少しの休憩を取った。クミはコウタにこんな質問をした。
「あのう、その防具って、東の大陸の新種モンスターですか?」
コウタはあっさり答えた。
「あ〜、これ?この防具はレイア装備だよ。」
「そうなのですか、東の大陸のレイア防具は変わっていますね。あとそのボウガン見たことない形ですね。」
「このボウガンは俺の愛用のオリジナルミドルボウガンだ。」
「ミドル。ミドルってなんですか?」
「そっか、東の大陸にしかない技術だった。西の大陸の方では一体型が支流だったな。俺の住む東の大陸では可変が支流だな。ライト、ヘビーは東西共通だし、俺が使うミドルボウガンは東の大陸の技術なのだよ。」
「そうなのですか。」
「これくらいで雑談は終わり。この村の村長さんから森丘の地図を貰って依頼さっさと終わらせようか。」
「はい。」
二人はココット村の村長にココット村の近くの森丘の地図を貰い森丘目指して出発した。
第二章凶暴竜の脅威。
森丘のベースキャンプ。コウタは狩りの最終準備ため左ポケットから通常弾LV1を取り出して装填した。
「さて、イッチョやりますか。クミ準備できているか?」
「いつでも行けます。」
「よしゃあ、一狩りするか。」
コウタとクミは森丘のベースキャップをでたら物凄い光景がみえた。草原がおしげっていて、高い山もありとても凄い景色であった。ココが森丘である。
「すげ〜!ココが森丘か、俺、始めてみた。」
「コウタさん始めてでしたね。あるハンターから聞いた情報ではイャンクックは必ず、エリア9にくるそうです。だからエリア8を通過してエリア9に向かいましょう。」
「クミに任せる。俺はまだ、この森丘の狩猟範囲がわかららないから。」
「わかりました。」
コウタは森の方の空を見上げた。森に住む鳥達が空高く飛んで逃げって行った。それを見ていたコウタはいやな予感を感じていた。
(不吉な予感がするなあ。イャンクックがいるからかな?もしくはやつがここにいるのか?まさかね。)
「コウタさん早く来てください。私先行っちゃいますよ。」
「すまんクミ。待たせた。」
「てっきりおいてこうと思いました。」
「だから謝っているからそのくらいで良いだろ…」
「まあ、今回だけは許します。それよりコウタさん、コウタさんが住んでいた東の大陸の経験を教えてください。わたし気になります。」
「解ったから、歩きながらはなそう。」
クミの頼みで、コウタは東の大陸での経験を語りながら歩いていた。
「俺が住んでいた村の名はモガの村で、海の上に浮かぶ村で、漁業が盛んなのだ。俺が十二歳のころに俺はロックラックでハンター生活を始めてあれからもう五年以上になるかな。」
「そうですか、私より長くハンター生活をしているのですね。もしいけたらコウタさんの生まれ村に行ってみたいですね。」
「まあ、いけたらの話だが…」
「そうですね。」
「もうそろそろエリア9だよな。」
「ほらあそこがエリア9です…」
コウタとクミがエリア9に着いた頃にはイャンクックが無残にも狩られていた。コウタは狩られたイャンクックの方に近づいて、その狩られたイャンクックの鱗部分を見て不吉な予感が的中した。
(このイャンクック倒れ方もいい、この傷は大剣で無理な傷だしやつが、この付近にいるな。)
コウタが不安な顔をしていたのを見ていたクミは何が起きたかを質問した。
「コウタさん、なんか不安な顔をしていますよ。何かありましたか?」
クミの質問にコウタは普通に答えた。
「クミ、やつがいる。恐暴竜と言う名を持つ東の大陸のモンスター通称『イビルジョー』やつは肉食系のモンスターで肉なら何でも食う雑食のモンスターなんだ。普通の場ここの森丘のモンスターは全滅するな。だからイャンクックだって無残にも狩られてるいから多分、最悪の場合においてココット村も飲み込まれるな。そうなると村にいる人達がイビルの犠牲者になってしまう。だから、俺は西の大陸に来たんだ。だから、あえて言おう。クミ、一時ベースキャンプ戻っていろ。俺はやつをココで狩らないといけないんだ。兄貴の敵討ちためにも…。」
「コウタさんそんな辛い過去が…」
「きにするなよ。俺だってやつを狩れればいいのだからさ。」
「そうですか。」
二人が話していたら、ペイント実の独特が、少しながらも漂ってきた。それに気づいたコウタはボウガンをペイントの匂いの方向に構えをした。それを見ていたクミは訳も解らず武器を構えた。コウタはクミにこう言った。
「危なくなった、クミだけでも逃げろ。やつが来る。すぐそこまで来ている。」
「やつって、まさかコウタさんの兄貴を殺したイビルですか?」
「ああ、話は後だ。来るぞ!」
「怖いけど、頑張ります。」
構えた先の地面からイビルジョーが出てきた。それも、見通しいいエリア9での狩猟。クミが先にアイアンストライク改でイビルの足に攻撃をかけたが、あまりの硬さで、アイアンストライク改の攻撃が弾かれた。
「イビルは何ていう硬さなの。」
クミの攻撃が弾かれた次の瞬間、イビルがクミに目掛けて攻撃を仕掛けた。
(しまった、回避に間に合わない。)
クミがピンチの瞬間、クミの後ろから一発の弾がイビルの頭に命中してその後、小さい爆弾が一斉に爆発を起おこした。その爆発で、イビルはひるんだ。
(今の弾は、拡散弾!?)
コウタはクミに声をかけた。
「クミ大丈夫か。」
クミも言い返す。
「助かりました。」
(コウタさんは、私の後ろから正確にそれも少しもぶれのない弾を命中させる何で、普通の人でもブレルあの拡散弾さえ命中させるなんて本当のガンナー使いにあったかも。)
「クミ、独り言は言うな。次、来るぞ。」
「あ、はい。」
コウタは、雷撃弾を連射しクミもハンマーで攻撃をかけた。それも物凄い戦いなった。
「ブォオオオー!」
イビルのバインドボイスが森の置くまで鳴らすクミはイビルの近くで戦って為耳を手で塞いで回避できなかった。イビル体に延びる線が赤くなり本気でなってしまい。クミが攻撃できないきに思いっきりタックルを仕掛けた。それを見ていたコウタはボウガンを閉いながら猛ダッシュをした。そしてクミの腹に目掛けて思いっきりの飛び蹴りをした。その反動でクミは思いっきり飛んだ。
「う…。」
(こりゃあ、もろに食らうな。)
コウタはイビルのタックをもろに食らってそのまま思いっきり飛ばされた。その後、イビルは別のエリアに行った。
「いたた、コウタさん。なんで私を蹴った…、コウタさん。しっかりしてください。」
クミが焦っていたら荷車アイルーがきて、力尽きたコウタを荷車に乗せてベースキャンプまで、走っていった。その後を追うクミ。
それからベースキャンプに戻ったクミは、コウタをベースシャンプのベッドで寝かせて秘薬を飲ました。ミはコウタの少し心配になった。
(コウタさん、私を庇って力尽きるなんて、私もまだまだハンターとして未熟です。)
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前にMH3の時に書いた小説です。読んで感想をいただけたらいいです。 | ||
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