超次元ゲイムネプテューヌmk2 母親はネプテューヌ?! 第10話 |
「るんるんるん〜♪」
命は鼻歌を歌いながら着替え等の荷物をバッグに詰めていた
そんな時、部屋に母親のネプテューヌが入って来た
「鼻歌歌いながら荷物詰めて、どうしたの?」
「あ、ママ!」
「うんうん、自慢のママだよ〜
それで、どうしたの?」
「うん、さっきね?
ベールお姉ちゃんから泊まりに来ないかって言われてね?
今日の午後から泊まりに行くの〜♪」
「な、何だってぇぇぇ!?」
何故か灰色になりながらも叫ぶネプテューヌ
ネプテューヌの声に気付いたイストワールとネプギアが来た
「「どうしたの(ですか!?)
ネプテューヌ(お姉ちゃん)さんが灰色に……」」
「あ、ネプギアお姉ちゃんとイストワールお姉ちゃん」
「今の叫び声は何なのですか?」
「うん、ママにベールお姉ちゃんの所に泊まり行くって言ったら
叫びながら灰色になって固まったの」
「成程、そういう事でしたか」
「えぇぇぇ!? 泊まりに行っちゃうの?
何時行くの!? 何時帰って来るの!?」
ネプギアは命の肩に手を置き激しく揺らした
命は「あぅあぅ」言いながらネプギアに止まる様に言った
イストワールは横に居て小声で「ふふふ、青春ですね」と笑っていた
「お、落ち着いて(汗)」
「はっ!? ご、ごめんね?
それで何時行くの?」
「今日からだよ〜」
「何時帰って来るの……?」
「二泊三日って言ってたから
明々後日だと思うよ?」
「そっか……それなら行って来て良いよ!」
「有り難う!」
「ネプテューヌさんには私とネプギアさんから伝えておきます
お昼を食べましたら安心して行って来て下さい」
「は〜い!」
命は元気良く手を上げて返事をした
その表情と行動共に子供らしいものだった
二人も笑顔で「ふふふ」と笑っていた
但し、一人を除いて
「ふっふっふ……命ぉぉぉ?」
「マ、ママ?」
ネプテューヌは何時の間にか変身していた
下を向いて手をダランとさせて命の方に歩いて来た
ぶっちゃけるとホラー映画を見てる様だった
「ベールの所に行かないわよね?」
「い、行くよ?」
「行かないわよね?」
「い、行く……」
「い・か・な・い・わ・よ・ね!?」
「ぅぅぅ、ごめんなさい……(泣)」
ネプテューヌの恐ろしさに命は遂に泣いてしまった
それを見てネプテューヌはホラー顔をしながら鼻血を出していた
「「ネプテューヌさん(お姉ちゃん)!」」
「きゃっ!?」
イストワールとネプギアの二人がネプテューヌにチョップを喰らわした
命は生気がない眼で泣きながら、ひたすら「ごめんなさい」と繰り返していた
「お姉ちゃん!どうして行かせてあげないの!?」
「そうですよ、こんなに怯えて可哀想です……」
「だって……だってベールに会いに行く=コスプレするって事なのよ!?
二人は、まだ見てないのに先に見られても良いのかしら!?」
「「っ!?」」
ゴロゴロゴロ!ドゴォォォン!
二人の後ろに何故か雷の音が響いた
ネプテューヌの行かせない理由はコスプレだった
「命を愛してる二人なら分かる筈よ!」
「「そ、それは……」」
「さぁ、どうするの?
それでも行かせるの!?」
「それでも、行かせてあげましょう」
「そ、そうだよ!
確かに最初に見たかったけど……
でも、写真のデータを貰えば良い話でしょう?
それに最近は書類仕事を頑張ってたんだよ?
お姉ちゃんの負担が減る様にって
難しい所も私達に聞いて来て頑張ってたんだよ?
それでも行かせてあげないって言うの……?」
「うっ……それは……」
「ネプテューヌさん……貴方の負けですよ
大人しく行かせてあげましょう」
「分かったわよ
行かせるわ……但しコスプレのデータは貰うけどね」
「「うん(えぇ)」」
「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……
ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」
「「「……」」」
3人は何時までも謝ってる命を
どうやって止めれば良いのか分からなかった
3人で考えた結果……
「大丈夫よ、命」
「ごめんなさい……(ビクッ)」
「ベールの所に行って良いわよ
ごめんなさいね(ギュッ)
もう大丈夫よ(スリスリスリ)」
ネプテューヌが変身して宥める事だった
抱き締めて背中を擦ったのだ
母性溢れるネプテューヌの姿に命も落ち着いた様だ
〜それから昼を食べて教会前〜
「それじゃ、行って来るね!」
「「「いってらっしゃい!」」」
「それじゃ、行きますわよ?」
「うん!2日間、宜しくお願いします(ペコリ)」
「えぇ、此方も急に無理を言ってしまい申し訳ないですわ」
「ううん、大丈夫!
それじゃ行こう?」
「えぇ♪」
「抱っこして?」
「ぶっ!?(ポタポタ)」
「だ、大丈夫?」
「え、えぇ……
それでは、行きますわよ?」
「は〜い!」
命は迎えに来ていたベールと共にリーンボックスに飛び去って行った
その後のネプテューヌは「命〜……」と呪いの様に呟いてたのは余談だ
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どうも、神夜晶です 更新遅くて申し訳ないです>< 最近、東方の禍霊夢が好き過ぎて溜まりませんw 今回は2回に分けますね>< でわ、どうぞ! |
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コメント | ||
TRAPさんへ コメント有り難うございます!ふむふむ・・・私も頭に浮かんで来ましたw ふむ?反則ですかw? 確かに命ちゃんなら落とせそうですね・・・それがケイとか硬いキャラでもねw(神夜 晶) 更新お疲れ様です!ベールさんの所にお泊まり・・・ベールさんとチカに可愛がられる命ちゃんが頭に浮かびますwそして最後・・・抱っこして?は反則ですよwベールさんに限らず、ほぼ全員落ちますなw(TRAP) Hさんへ コメント有り難うございます!あはは。。。光栄です!ふむふむ・・・2期やり始めましたか・・・命「ゼツトさん・・・有り難うございます(ペコリ)」 Hさんは悪者じゃありませんよw?(神夜 晶) byH やっぱり晶さんの小説は面白いですな!!とある化学2期も面白いし楽しみが多いです。 ゼツト「ちゃんとコメントしろお前は・・・」 byH お前は命くんの敵だ!! ゼツト「だが奴の過去には同情できる・・・こんな俺よりは幸せになってもらいたいと思う・・・」 byH これじゃあ俺が悪者みたい・・・。( Z ハデス) |
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