インフィニット・ストラトス、魔法の世界から来たイレギュラー |
プロローグ
「二人のイレギュラー」
2023年、7月9日。
ある場所に二人の男が居た。
一人は中世的な顔立ちの茶髪の青年。もう一人は黒髪をオールバックにして左目に眼帯を付けている青年
二人は花束を自分の前の墓に添える。
ここはミッドのとある墓地、そこに二人は来ていた。
キリヤ「ここに来るのも久しぶりだな。あの事件から2年か・・・・早いものだよ」
一哉「・・あぁ、そうだな」
二人の名前はタカナシ・キリヤと榊、一哉。管理局の民間協力者である。
2年前、世界を巻き込んだ事件があった。彼らはその事件の担当だった。
その事件とは、テロリストがミッド全土に高濃度の細菌兵器を撒き散らし管理局の崩壊を詠っていた。
二人はテロリストを逮捕したが、細菌兵器は無実の人々を死に至らしめて行った。
その事件の後二人は管理局を辞め、地球に戻っていたが事件の起こった日になると必ず墓参りに来ていた。
二人は花を添えて手を合わせる。
キリヤ「・・・・さて、帰ろう。」
キリヤは立ち上がり一哉に言う。
キリヤ「一哉?」
一哉の返事が無い事に首をかしげて一哉の方を向く。
一哉「嫌、何でもない。帰ろう。」
一哉は立ち上がり来た道を戻ろうとする。
しかしそこで事件は起こる。
キリヤ・一哉「「!?」」
二人の周りが歪に歪み視界が揺れる。
キリヤ「これは、次元空間!?何でこんな所に!?」
一哉「俺が知るか!!だが、このままでは不味い!!」
二人は離れるために走り始める。だが空間は徐々に大きくなり二人を飲み込み始める。
一哉「ざけんな!!こんな所で死ねるか!!」
キリヤ「同感。まだ死にたくないね!!」
二人はセットアップして最後まで足掻こうとするが空間は二人を飲み込むと何も無かったように収まった。
まるで、そこに何も無かったかのように・・・・・・
・・・IS学園・・・
「織斑先生。今度の試験の事なんですけど。」
「あぁその事なんだが。」
織斑と呼ばれた女性が話し始める。
ここはIS学園と呼ばれる場所。
女性しか扱えない兵器、インフィニット・ストラトス。
その兵器が今はスポーツとなり全世界の女性がここに集まり勉強する場所である。
「分かりました。そのように手配します。」
「頼むぞ。山田君。」
「はい!。」
山田と呼ばれた女性が返事をしてその場から去ろうとしたとき・・・・
・・・・・・ドカーーーーン!!・・・・・
物凄い衝突音が聞こえた。
「!?い、今の音は一体なんでしょうか・・・・」
山田麻耶は怯えながらも音の正体が気になっているようだ。
「私にも分からない。とにかく、音のした所に向かってみよう。」
「は、はい。」
二人は音のした方へと向かっていく。
音のした場所は第二アリーナだった。しかし今ここには誰も居ないはず、音がするのはおかしいのである。
「あ、あああああああの折斑先生。一体何なんでしょうか!!?」
「とにかく、私が先に入ってみる。山田君はいざという時の為に備えてくれ。」
「で、でででも、もし織斑先生の身に何かあったら・・・」
「大丈夫・・・とはいえないが心配は無いだろう。とにかく、頼む。」
そう言い織斑先生琴織斑千冬がアリーナに入ってゆく。
千冬「これは・・・・どうしたものか。」
千冬が見たもの、それは二機のISの様な物だった。
一つは全身装甲((全身装甲|フルスキン))で覆われた青い侍の様な機体。
もう一つは鮮やかな白色の機体、背中の突起の様な物がいように目立っている。
二機は気絶しているのか動く気配は無い。
「織斑先生!!一体・・・・!?これは、IS?」
「山田君か。この二機がISか分からないが・・とにかくこのまま放置は出来ない。」
「そうですね・・・あれ?」
山田先生が呟き二機の方を指差し、千冬も二人を見ると。
装備が解除されたのか、二人の青年が気絶していた。
「お、おおおおおおお男の人!?男の人がISを動かしていたんですか!??」
女性しか動かすことが出来ないISを男が動かしていたので山田先生は物凄くテンパッている。
「落ち着け山田君!!とにかく、この二人には聞きたいことが出来た。医務室に運ぶとしよう。」
「大丈夫ですかね・・・・」
「心配はない、と言いたいがな」
千冬はそう言い医務室に連絡を入れる。
これは、魔法の世界からやってきた二人のイレギュラーの話である・・・・・・
説明 | ||
何か思いついたので書いてみました。 リリなのの世界の未来の話です。 コメ、感想等お待ちしてます |
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2144 | 2022 | 3 |
コメント | ||
テンパるとオロオロしますがやるときゃやる感じして見ました。(二百式) 山田先生のテンパリ具合がww(キリヤ) |
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