真・リリカルなのは 第五章 破滅を呼ぶロストロギア編 第四話 ジュエルシードの正体 |
なのは達は合流し、謎の生物と戦ったフェイトの映像を見ている
なのは「これは?」
フェイト「わからない………でも、ジュエルシードと同じ魔力を感じた」
はやて「でも確か、そのロストロギアってカイト君が全部破壊したんやろ?」
フェイト「もしかしたら……………」
なのは「もしかしたら?」
フェイト「本当は21個以上あったんじゃ……………」
はやて「すずかちゃんが見たのもコレと一緒なん?」
すずか「うん、間違いないよ」
クロノ「待たせたな!」
なのは達が居る部屋に入ってきた、クロノとユーノ
なのは「クロノ君」
フェイト「それにユーノも!」
ユーノ「久しぶりだね」
すずか「ユーノ君? フェレットじゃなかったけ?」
ユーノ「その説明はまた今度」
はやて「ほんで、何でウチらをアースラに呼んだん?」
クロノ「ああ、実は「僕が話すよ」…………そうか」
ユーノ「実はジュエルシードについてわかったことがあるんだ」
なのは「わかったこと?」
ユーノ「うん………………どうやら僕達スクライア一族はとんでもない過ちを犯したのかもしれない」
ユーノの発言がいまいち理解できない なのは達
フェイト「どういうこと?」
ユーノ「ジュエルシードがとても危険なものというのは知っているよね?」
なのは「それはもちろんだよ」
ユーノ「でも規模が違った…………………」
はやて「いまいちよくわからんな」
ユーノ「そうだね、まずジュエルシードについて話そう。元々ジュエルシードというロストロギアはこの世に存在していなかったんだ」
全員「「「「!?」」」」
ユーノの発言に耳を疑った
特に なのはとフェイトは
ジュエルシードは、なのはとフェイトを繋げた切っ掛け
そして何より、自分達が戦ったものである
それの存在が否定された
驚くのは普通である
ユーノ「ジュエルシードは21個あったろう? けど元々アレは1つのロストロギアだったんだ」
すずか「じゃあどうして21個に?」
ユーノ「1つだったとき、アレは恐ろしい力を持っていたんだ…………まるで意思を持ち、リンカーコアを持っている人々を襲い、そしてリンカーコアを食らう」
はやて「なっ!」
信じられなかった……………………
ロストロギアに意思があるのも信じがたいが、何よりリンカーコアを食らうことに驚いた
ユーノ「ロストロギアの中でも最上級危険度SSSを付けられたほどなんだ」
すずか「それはどれぐらい危険って意味なの?」
クロノ「僕達、管理局員……いや、時空管理局総動員で破壊しろと命令されるほどだ」
ユーノ「恐らく犠牲者を問わず、とにかく魔導師を当てるようなことをすると思う」
クロノ「因みに闇の書は数々の世界を滅ぼしてきたが、それでも危険度Sだ」
ユーノ「SSSは最上級………つまり、これ以上危険な物は無いという意味だよ」
クロノ「実際、SSSはこれしかない」
ユーノ「Sでも相当珍しいんだ…………SSSは前代未聞だった」
はやて「危険なんはわかった……………で? 何で21個になったん?」
ユーノ「このロストロギアを管理局は破壊しなければならなかった…………」
クロノ「そこでミゼット・クローベルが破壊したんだ」
なのは「誰なの?」
クロノ「嘗て、最強の騎士といわれた女性でな、現在は提督だ」
フェイト「まさかっ!!」
クロノ「そう、伝説とまで言われた三提督の1人だ」
はやて「そう言えば小耳にはさんだな………管理局最強の魔導師が3人も居るって話」
クロノ「最強なのは勿論、かなりの活躍をしている」
ユーノ「ミゼット提督は、このことで三提督に選ばれたんだ」
なのは「凄いの…………………」
クロノ「だが、ミゼット提督ですら壊しきることが出来なかったんだ」
ユーノ「だから21個に切り裂いて、1つ1つ封印したんだ」
フェイト「それがジュエルシード?」
ユーノ「そうだよ」
クロノ「そしてミゼット提督は悪用されるのを恐れ、ある場所に封印した」
ユーノ「そして僕達が発掘してしまい、地球に落してしまったんだ………………」
はやて「元々1つやったんやろ? 名前は無いの?」
ユーノ「あるよ、リンカーコアを持つ人間を永遠に食らうことから付いた名前がね」
なのは「何て名前なの?」
ユーノ「……………ジュエルゼロ」
はやて「語呂悪!!」
クロノ「もう滅んだ地方の言葉だそうだ」
ユーノ「訳すと、止まらない暴食………という意味なんだ」
クロノ「このままでは地球が危ない」
すずか「リンカーコアを持った人間を襲っているんじゃ…………」
ユーノ「その通りだよ」
はやて「まさかっ!!」
ユーノ「僕達はリンカーコアが停止している人を見ても、リンカーコア自体が無いのか、動いていないのかわからないだろう? 例でいうなら、すずかのことさ。でもジュエルゼロには出来るんだ…………」
はやて「ちょっ! 待ってぇな!! じゃあジュエルゼロが蘇えったてことなん?」
ユーノ「そうなんだ……………………………………」
なのは「そんな! どうして?」
ユーノ「……………………………………………………」
クロノ「実はな…………」
ユーノの代わりに、クロノが話す
なのは「実は?」
クロノ「天城に…………原因があるんだ」
フェイト「どういうこと?」
クロノの発言の意味がわからなかった
彼は、ジュエルシードを徹底的に破壊した
それなのに何故、ジュエルゼロの復活の原因なのか?
ユーノ「僕達は……天城もそうだろうけど、ジュエルシードは破壊されていたと思っていたんだ」
はやて「……………実は破壊されていなかった」
ユーノ「うん……………」
クロノ「ミゼット提督が壊せなかったんだ……………天城に壊せるはずがなかった」
ユーノ「砕かれたジュエルシードの魔力は1つになった」
クロノ「つまり、封印するべきだったんだ…………砕くのでは無くてな」
ユーノ「地球で砕かれたジュエルシードは12個……………」
クロノ「12個の魔力が1つとなり、ジュエルゼロが蘇えった」
ユーノ「ミゼット提督が戦ったジュエルゼロよりかは大分劣るだろうけど……………」
クロノ「それでもかなりの強さだろう」
ユーノ「それだけじゃないんだ…………リンカーコアを持った人が襲われ続けると……………」
なのは「どうなるの?」
ユーノ「ジュエルゼロは進化する………………つまり、もっと強くなるんだ」
フェイト「そんなっ!」
すずか「その提督さんに頼んで倒してもらうのは?」
クロノ「残念だが不可能だ」
なのは「どうして?」
クロノ「三提督は普通の提督とは違う……………ミッドから離れることは出来ないんだ」
ユーノ「つまり、僕達でどうにかするしかない………………」
なのは「………………………………………………」
ユーノ「ゴメン………………僕が落さなければ…………こんなことには……………」
ユーノは涙を流し、頭を下げ、なのは達に詫びる
はやて「済んだことをウダウダ言っても意味は無い…………まずはジュエルゼロをどうするか、考えよう」
フェイト「そうだね」
なのは「私がぶっ倒すの!!」
すずか「私も強力するよ」
クロノ(何故かな…………彼女達なら本当にジュエルゼロを倒せる………そんな気がする)
クロノは、ジュエルシード、闇の書、闇の欠片、吸血鬼……………これら全ての障害を乗り越えてきた、なのは達に不可能はないと思う
なのは「そう言えば………………」
クロノ「どうした? なのは」
なのは「最近リンディさんが居ないの」
フェイト「ああ、母さんなら提督になって、ミッドにいるよ」
なのは「知らなかったの……………………」
はやて「なのはちゃんだけな」
なのは「!?」
はやて「みんな知ってるで」
なのは「orz」
すずか(賑やかだな〜)
クロノ(前言撤回……………ダメだこいつら)
ユーノ「…………………………………………………」
ユーノは考えていた
このことをカイトに言うべきかを
この事実を知ればカイトはどうするだろう?
恐らく責任を感じてしまうのではないか?
確かにカイトは味方とは言いずらい
しかし、なのはとあまり変わらない年齢の少年に、責任を感じさせるのはどうかと思っているのだ
ユーノ(でも、天城も異変に気が付いているはず……………)
このまま黙っておく訳にはいかないか………………
ユーノ(ジュエルゼロの封印……………みんなが力を合わせないと無理だ)
驚愕の真実!
果たして、ジュエルゼロを封印または破壊できるのか?
そしてカイトは、この真実をどう受け止めるのか?
ジュエルゼロの語呂の悪さには、考えた私も驚いています
何か良い案なんかがありましたら、気軽にコメントして下さい
まぁジュエルゼロでもいいだろう、と私は思っていますが……………
後、実際はどうかは知らないのですが、三提督は最強という設定にしています
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