真・リリカルなのは 第五章 破滅を呼ぶロストロギア編 第十話 数の暴力 |
一旦合流することにした なのは達
しかし、幸か不幸か、合流地点には大量の分身体が居た
なのは「ディバインバスタァァァァァァァ!!!!」
フェイト「トライデントォォォスマッシャァァァァァァ!!!!!!」
はやて「デアボリックエミッション!!!!!!」
シグナム「シュツルムファルケン!!!!」
ヴィータ「シュワルベフリーゲン!!!」
分身体「「「「「「「「「「!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」
シャマルに魔力を回復させてもらいながら、次々と分身体を一掃するが、
なのは「数が多すぎるの!!!!!!」
フェイト「一向に減らないね…………」
はやて「魔力がいくらあっても足りんで、これは……」
?「シュルルルルルルルルルルル」
シグナム「紫電一閃!!」
シグナムが分身体を切り裂き、
?「!!!!!!!!」
ヴィータ「テートリヒ・シュラーク!!」
ヴィータが分身体を殴り倒す
はやて「こんな時にカイト君やすずかちゃんは何所に行ってん!!」
なのは「…………………………………………………………」
フェイト「………………………………………………………」
?「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
はやて「邪魔や!!」
バキィ
シュベルツクロイツで、分身体を殴る はやて
はやて「何で減らんねん!!!!!」
シグナム「シュベルツクロイツは殴るための杖では………」
はやて「かまへん、コレ ウチのやし」
赤「!!!!!!!!!!!!」
青「!!!!!!!!!!!」
はやて「もう! 邪魔やな!!」
ラグナロクで一掃したる!!
はやて「なのはちゃん! フェイトちゃん! 時間稼いでや!!」
なのは「え!? う、うん………わかったの」
フェイト「任せて!!」
緑「!!!!!!!!!」
なのは「ディバインバスター!!」
フェイト「ハーケンセイバー!!」
シグナム「レヴァンティン!!」
レヴァンティン(カートリッジロード! シュランゲフォルム!!)
シグナム「飛竜一閃!!」
ヴィータ「アイゼン!!」
アイゼン(カートリッジロード! ラテーケンフォルム!)
ヴィータ「ラテーケンハンマー!!!」
はやてに近づこうとする分身体を一掃する なのは達
はやて「良し! 行くで! ラグナロクや!!!」
分身体達は全滅する………………しかし
なのは「………………………………………」
フェイト「この展開、流石に読めてたよ」
シグナム「…………………………………………………………………………」
ヴィータ「もう………限界だぜ」
シャマル「回復魔法はあまり魔力を消費しませんが………」
ザフィーラ「無限ではないからな、魔力は」
はやて「………ムカつくな」
青「…………………………………………………………………………………………」
緑「!!!!!!!!!!!!!」
紫「シュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル」
迫り来る分身体達
なのは「さっきより多いの!!」
フェイト「……………………………………」
シグナム「どうするか……………………」
ヴィータ「一旦逃げるか?」
はやて「ありやね、一旦下がろか」
なのは達は逃走する
〜翠屋付近〜
たまたま翠屋の近くを通ると、
なのは「!?」
フェイト「そんな!?」
翠屋は破壊されていた…………分身体によって………………………
なのは「っ!! エクセリオンバスター!!!!!」
ピンク色の閃光で分身体を滅却する なのは
なのは「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
ドサッ
その場で両膝をつく なのは
フェイト「なのは!!」
なのはに駆け寄る フェイト
はやて「……………………………………………………」
おかしい…………さっきから人の気配がせえへん………
はやて「……………………………………………………」
シグナム「主………………」
はやて「わかってる……………囲まれたな」
?「…………………………………………………………」
紫「シュルルルルルル」
赤「!!!!!!!!!!!!!」
なのは「………………よくもお父さんとお母さんを………よくもお兄ちゃんとお姉ちゃんを!!!!!」
怒りを露わにする なのは
フェイト「なのは、気負わないで!」
はやて「そうやで、なのはちゃん………今は生き延びることが優先や」
?「「「「「!!!!!!!!!!!!!!」」」」」
一斉に襲い掛かってくる分身体
すずか「アイスエイジ!!!」
分身体は全て凍りつく
はやて「すずかちゃん!!」
すずか「大丈夫? みんな!!」
はやて「命拾いしたわ〜 ありがとうな! すずかちゃん」
すずか「なのはちゃん、どうかしたの?」
なのは「…………………………………………………………………」
フェイト「実は……なのはの家族が………………」
フェイトに言われて、すずかはボロボロの翠屋を見る
この時間帯は、なのはの両親が翠屋で働いている時間である
しかも、今日に限って兄と姉が手伝っているのだ
すずか「ああ、なのはちゃんの家族はみんな無事だよ」
なのは「本当!!!」
しかし、なのはの家族は襲われていないらしい
すずか「うん! 私の家族もアリサちゃんもだよ」
なのは「よかったの………本当によかったの」
あまりの感激に涙を流す なのは
家族が襲われたと思い、頭の中がパニックになっていた
フェイト「でも、どうして すずかが、なのはの家族のことを知ってるの?」
すずか「人の気配が全くしないでしょ? 全員 四国へ避難してるんだよ」
はやて「そうなんか?」
フェイト「なのはのお兄さん以外、なのはが魔導師って知らないんだよね? もの凄く心配してるんじゃあ……………」
なのは「ううん、今回の事件が起きてからすぐ、みんなに話したの」
こそこそ隠しているより、魔法の事を話して、どうどうと今回の事件を調べようと考えたのだ
フェイト「そうなんだ……………」
すずか「心配なのは、襲われた人たちだよ。未だに目を覚まさないらしいから」
フェイト「そうなの?」
すずか「しかも、一般人からしてみたら原因は一切不明」
なのは「…………………………………………………………………」
はやて「ヤバいな…………混乱状態になってるやろ?」
すずか「うん」
国家は完全にパニック状態である
シグナム「月村、少しいいか?」
疑問を持った シグナムが、すずかに話しかける
すずか「何ですか? シグナムさん」
シグナム「四国に避難したと言っていたが、四国は危険ではないのか?」
すずか「何故かはわからないけど、四国には分身体が現れていないらしいです」
はやて「なんでやろな?」
フェイト「リンカーコアを持った人が1人もいないとか?」
はやて「そんなんありえる? 他の地方は沢山おったのに、四国の人だけリンカーコアを持たへんってありえるやろか?」
なのは「取り合えず四国に行くの!!」
すずか「そうだね」
黄「…………………………………………………………」
赤「シュルルルルルルルルルルルルルルル」
話をしていると、その場所に再び現れる分身体
はやて「また出てきよったで!!」
すずか「((氷柱の雨|アイシクル・レーゲン))!!!」
氷の礫が、分身体を貫く
なのは「すずかちゃん! 強いの!!」
フェイト「凄いね、もう完璧に使いこなしているよ」
はやて「全滅したけど、また来るやろな」
シグナム「今のうちに移動しましょう」
はやて「そやな」
〜移動中〜
はやて「それにしても何で四国は無事なんや? 意味わからんで」
フェイト「もし、四国にリンカーコアを持った人がいなくて、避難している人達もリンカーコアを持っていなかったら………」
シグナム「我らが行くことで奴ら出てくるというわけか………」
フェイト「うん……………」
すずか「多分だけど大丈夫だと思う」
なのは「どうして?」
すずか「アリサちゃんが海鳴で襲われたんだって」
はやて「なんやて!!」
驚愕の事実に驚く はやて
すずか「でも天城君が助けてくれたらしいんだ」
なのは「よかったの〜」
フェイト「アリサもリンカーコアを持ってるんだね」
はやて「アリサちゃんが居るちゅうことは、ウチらが行っても大丈夫ってことやな」
なのは「…………………………………………………………」
フェイト「どうしたの? なのは」
なのは「そしたら、どうして四国が大丈夫なのか、わからないの」
すずか「そうだね」
はやて「取り合えず行ってから考えようや、四国にヒントがあるかもしれんし」
フェイト「だね」
次の舞台は四国!!
え?アリサ、魔導師フラグだろだって?
それはどうでしょう?
まぁ次回もお楽しみに!
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漸く十話 漸く半分 |
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