特務戦隊 Lパワード! 第1話 指令:謎の怪人軍団から街を守れ!
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(とある繁華街・昼)

 

一般市民「キャーーー、キャーーー」

 

 ツインテール部分が足になっている頭部だけの気味悪い緑の怪物“シテヤンヨ”と、白い衣装に身を包んだ怪人レオン、そして紫の侍の姿をした男性怪人“紫の閃光ガクポ”と、赤いゴーグルに緑と黄色の衣装を身に纏った怪人“ダークヒロインメグポ”が、なにやら街で騒ぎを起こしていた。

 

シテヤンヨ軍団「ヤンヨー!」

怪人レオン(以下、レオン)「レオーーーーーン!」

紫の閃光ガクポ(以下、ガクポ)「ええぃ、レオン! 暗黒大帝リン(以下、リン)様の弟君(おとうとぎみ)の反応は、まだ出ないのでござるか!?」

レオン「レオーーーン↓」

ダークヒロインメグポ(以下、メグポ)「焦ってもしょうがないでしょ? 兄上。これだけ人間がいるところで調べているんだもの、いつか見つかるわよ」

ガクポ「しかし、リン様のあの慌てよう、やはり心配でならないのでござろう?」

メグポ「そんなら、宇宙船に“安全装置”位付けていても良かったんじゃないの?」

レオン「レオン? レオーーン!!!」

ガクポ「お! 反応が出たでござるか! どのエリアでござる?」

 

5人の声「待て! 怪人ども!」

ガクポ「何奴!」

 

 女の子型のロボット“ミキ”が一般市民を安全な所に誘導しながら、バトルスーツ(フルヘルメットタイプ付き)に身を包んだ、5人の戦士達が、颯爽と登場した。

 

 ピンクのスーツで身を包んだ女性戦士が現れた!

 

マスタールカ「ピンクの旋風“マスタールカ”参上! もう堪忍袋の緒が切れました! 世に混乱をもたらす怪人ども! 覚悟しなさい!」

 

 西部劇のガンマン風のバトルスーツで身を包んだ少年戦士が現れた!

 

ガンマンエル「砂塵の狼“ガンマンエル”参上! 怪人ども! 僕の銃口からは、逃げられないぞ! 観念しろ!」

 

 遮断機のような黄色と黒のゼブラ模様のバトルスーツに身を包んだ女性戦士が現れた!

 

ハニィリリィ「必殺のハンター“ハニィリリィ”参上! 怪人さん達、どんな料理にして欲しいかしら?」

 

 緑色のミリタリー風バトルスーツで身を包んだ、ツインテールの女性戦士が現れた!

 

ヒーリングミク「大自然の代理人“ヒーリングミク”参上ミク! 悪い子さん達には、お仕置きが必要ミク!」

 

 そして、フルヘルメット、青いマフラー、青い海水パンツ型バトルスーツに身を包んだ、変態戦士が現れた!

 

アイスカイト「は!は!は! オレこそ! 最強戦士“アイスカイt」

 

 スパーーーン!

 

 アイスカイトは、残り4人から素晴らしい音がしたハリセン攻撃を喰らった!

 

ハニィリリィ「あんたねぇ・・・なんど言えばわかるの!! ちゃんと支給されたバトルスーツを着なさい!」

アイスカイト「だってぇ〜、あれ、ムレるんだもーん。今日、35℃越えの猛暑日って予報だったから、こっちをセットしておいたんだもーん!」

 

 スタスタスタ

 

 マスタールカが、表情を変えずにアイスカイトの目の前に来て、表情を変えずに、指を突きつけて冷たく言い放った。

 

マスタールカ「後ろの隠れた場所で、支給スーツに着替えてきなさい」

アイスカイト「は、はい(こわー)」

 

 アイスカイトだけが戦線離脱し、4人でキメポーズを決めて、キメセリフを言い放った!

 

4人「地球の平和を守る正義の味方! “特務戦隊 L(エル)パワード”!!!!」

 

 ドカーーーーン!!!!

 

 4人の後ろで、意味もなく派手に爆発が起こった!

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ガクポ「あーーー、いつもの漫才戦隊でござるか」

マスタールカ「“特務戦隊”!!」

メグポ「もうどっちでもいいじゃないの! 毎回毎回、こっちの人捜しの邪魔をして! レオン! 行きなさい!」

 

レオン「レオーーーン!!!!」

 

 怪人レオンは猛然と5人(アイスカイトは着替えて来た)に向かっていった!

 

ガンマンエル「みんな! ボクのライフルにパーツをセットして!」

4人「おお!」

 

 カチャ、カチャ

 

 残りの4人は、自分のガンパーツをセットしていき、ガンマンエルを中心にしてスクラムを組んだ!

 

マスタールカ「勝てば官軍! いきなりの必殺技!」

5人「必殺! Lパワードメガライフル! 発射!」

 

 標準機がレオンを追っていった!

 

標準機「ピピピ・・・・ピー!」

 

 バシューーーーーーーン!!!!。

 

 5色の光線が怪人レオンに向かっていった! そして、レオンに見事命中した!

 

レオン「レ、レ、レ、レオーーーーン!!!!」

 

 ドカーーーーン!!!!

 

 見事! 怪人レオンは消滅してしまった!

 

ガクポ「毎回毎回、単なる人捜しのこっちの仕事を邪魔してくれて・・・。おまえらほんとに楽しいでござるか?」

マスタールカ「何を言う! 怪人! 地球の平和を乱して置いて、よくいうわ!」

メグポ「単なる人捜しなのに・・・。せっかく反応があったのに・・・。まぁいいわ! 今日の所は見逃してやる! さらばだ!」

 

 ドロン!

 

 こうして、シテヤンヨ軍団とガクポとメグポは、煙幕に紛れて消えてしまった!

 

ヒーリングミク「向こうが圧倒的に不利なのに、見逃してやるって、違うと思うミク・・・」

 

 こうして、5人とミキは、専用マシンに乗り込んで、基地に帰っていった。

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(Lパワード基地)

 

カイザーメイコ(以下、メイコ)「あーーーーーー、今回もお疲れさん、と、言いたいけど、毎度の事ながら、街の方から色々“苦情”が寄せられてるわよ」

ルカ(マスタールカ)「そ! そんな! 私たちは平和を守ったのに!」

メイコ「あんたら、今回も色々やらかしてくれたみたいね。えーーーっと、“火薬で道路の一部が破損”、“路上使用書未提出でのゲリラライブ”・・・」

リリィ(ハニィリリィ)「あれは、ゲリラライブじゃないっての・・・」

メイコ「それと“わいせつ物陳列罪”ってのもあったけど、これはもみ消して置いたわ」

海斗(アイスカイト)「なんだ、まだオレの“美”がわからないのか〜」

ルカ「あんたは黙ってなさい・・・」

メイコ「それから、“大型車両の違法駐車”ってのもあったけど、これはミキちゃんがなんとか処理してくれたわ」

ミキ「あのマシンの事は私の仕事ですからね」

メイコ「まったく、うちではミキちゃんだけが“チームの良心”ね。ロボットだけど」

ミキ「恐れ入ります」

 

エル(ガンマンエル)「で、お話ってなんですか?」

メイコ「あ! そうそう。例のどこかに着陸した宇宙船と、着陸したと思われる日から現れるようになった怪人達、やはり関係がありそうなのよね。こっちと地球防衛軍とで調査を進めているから、あんた達は、今回の不始末の罰金とか運営費とか稼ぐために、喫茶“LEO”で頑張ってちょうだいね。以上! ミーティング終わり!」

 

 こうして、今日の戦隊の仕事は終わったのだった。

 

(Lパワード基地内、女子更衣室)

 

 女子達が、喫茶“LEO”で働く時の姿に着替えていた。リリィはコックさん、ミクとルカがウェイトレスの姿だった。

 

リリィ「まったく・・・。ゲリラライブだなんて・・・」

ルカ「私たちの活躍は、まだ一般市民には伝わってないのね」

ミク「悲しい事ミク。せっかく地球を守っているミクのに・・・」

ルカ「まぁ、喫茶“LEO”でまったり疲れを癒すことにしましょう!」

 

(Lパワード基地内、男子更衣室)

 

 エルは喫茶店マスターの姿、海斗は漫画家の姿だった。

 

海斗「全く! この国の市民はわかってない! “わいせつ物”呼ばわりとはなんたること! オレのこの素晴らしいデザイン美、わからんのかね〜」

エル「・・・・海斗さん、そろそろ行きましょう・・・・」

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(暗黒帝国 ブッチギリーン、本部宇宙船内、玉座の間)

 

 シテヤンヨ軍団とガクポとメグポが帰ってきて、ボスらしき魔王コスプレ女の子の前で跪いていた。

 

暗黒大帝リン(以下、リン)「ええぃ! また失敗したのか! ってこのセリフ、何度目だ!」

ガクポ「申し訳有りませんでござる」

メグポ「ごめんねです」

 

リン「はぁ〜、VY1のCOMPで調べて、ようやっと私の弟のコールドスリープカプセルが“地球”とかいう星に落ちたのがわかり、更に“日本”とかいう国に有るところまで解っておきながら、そこからが進まないとは・・・。反応装置を持ってこれだけ探索しているのに、見つからないなんて・・・」

メグポ「いや、毎回反応はあるんです。すぐに周りを見渡すのですが、それらしき人物がおらず、そのすぐ後に、例の漫才戦隊がやってきて、わやくちゃにしてくれちゃったりしますので・・・」

ガクポ「毎回、惜しい所までは来るのでござる」

リン「結果が全てだ! とにかく惜しいところまで来たのはわかった。二人は今日もこれから街の探索に出て、この国の設備で情報を調べるのだ! 変身したら、さっさと出かけてきなさい!」

ガクポ、メグポ「は!」

 

 こうして、ガクポは紫の髪の大学生“学歩”に、メグポは緑の髪の女子高校生“めぐみ”に変身して、いつものように、街に出かけていった。

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(喫茶“LEO”の前)

 

めぐみ「あれ? お兄さま、こんな所に喫茶店なんてありましたっけ?」

学歩「ん? いや、いつもは2つ向こうの道を移動しているから、ここはわからなかった。だが、趣から“そんなに古くない店舗”だな。腹も空いたし、今日の夜はここで済ますか」

めぐみ「やった〜! いっつも牛丼とかバーガーとかだから、たまには喫茶店メニューを食べたかったのよね」

学歩「そんなに安くあがるメニューではないが、美味しいメニューもあるときく。では、入るか」

 

 カランコロン

 

ルカ「いらっしゃいませ!」

エル「はい、いらっしゃい!」

リリィ「いらっしゃいです!」

ミク「いらっしゃいミク!」

海斗「誰か来たのか・・・あ! 締め切り締め切り!」

 

 従業員5人が挨拶した。そして、続いて、常連客と思われる数名も挨拶した。

 

 ピンクの園児服を着て、黄色い帽子を被った幼稚園生のアイちゃんがまず反応した。

 

アイちゃん「あ! お客さんでしゅ! それより、ルカおねーしゃん! 遊んでくだしゃい!」

 

 その兄だと思われる短パンが似合う男子小学生がヤレヤレといった表情を浮かべていた。

 

ショウタ君「こら! アイ! すいません。素直すぎる性格なもので・・・」

ルカ「いえいえいいわよ」

 

 次に赤いランドセルを横に置いて、リリィさんとカウンター越しで話している女子小学生が反応した。

 

ユキちゃん「あ! いらっしゃい! で、リリィさん? そのイニシャルなDさんって、どういう人????」

リリィ「まぁまぁ、どうどう・・・。えっとね、それはね・・・」

 

 どうやら小学校の先生らしいスーツの男性がユキの隣に座っていた。

 

テル「こらこらユキちゃん。いくら親御さんのお願いでも、喫茶店では静かにしていなさい!」

ユキちゃん「やーだもーん!」

テル「宿題、倍に増やすよ」

ユキちゃん「ごめんなさい・・・」

 

 この光景を見た学歩とめぐみは、あっけに取られていた。

 

学歩、めぐみ「(なんてアットホームな喫茶店なんだ・・・)」

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 二人は空いている席に座った。すると、すぐにルカがオーダーを取りに来た。テーブルの前で止まって微笑んだ。

 

 ニコッ

 

ルカ「ご注文は何でしょうか?」

 

 黒とピンクのウェイトレス衣装が可愛い、素敵な女性だった。学歩は一発で“惚れてしまった”のだった。

 

学歩「ちゅ・・ちゅ・・ちゅ・・・ちゅーもんですね・・・」

めぐみ「(ありゃ〜、兄上の惚れ惚れ病が始まった・・・)」

 

 学歩は真っ赤になって、うつむきながらも、ようやっと口からメニューを言うことが出来た。

 

学歩「え・・・えっと、“トースト”と“茄子炒め”とアイスコーヒーを頼みます・・・」

めぐみ「私は“ライス”と“人参ソテー”と“野菜ジュース”をお願いします」

ルカ「かしこまりました、少々お待ち下さいませ」

 

 ルカはペコっと頭を下げて、カウンターのマスター(エル)の所に向かった。

 

めぐみ「お兄ちゃん・・・また始まったんですか?」

学歩「す、すまぬ・・・。かなり綺麗な方だったので、つい・・・」

めぐみ「私だって負けてませんよーだ! ぷん!」

学歩「いやいや、そういう事では・・・」

 

 いつのまにか学歩達のテーブルに、ユキちゃんがやってきたのだった。

 

学歩「えーーと、ユキちゃんだったっけ? 何でしょうか?」

ユキちゃん「・・・・惚れたな?」

学歩「ふごぉ!」

 

 学歩はルカが持ってきた水を吹きだしてしまった!

 

学歩「な・・・な・・・なにを・・こんきょ・・に・・・」

ユキちゃん「隠すなって! ルカさん、綺麗だもんねー。私の憧れだよ! でもさー、そっちのツレに失礼じゃないの?」

めぐみ「ごほっ! わ、私は“妹”ですよ!」

ユキちゃん「なーんだ、つまんないのー!」

 

 そこへテルがやってきて、拳をユキちゃんの頭に投下した。

 

 ゴン!

 

ユキちゃん「いったー」

テル「お二人とも済みませんでした。あ、私、この子の教師と子守りもやっている“テル”と申します。この子の両親から頼まれておりまして。さ、ユキちゃん! もう戻るよ!」

ユキちゃん「え〜」

エル「そうか、この時間だからね。また来なよ」

 

 テルは食事代を払って、ユキと一緒に店を出て帰宅した。

 

 トゥルルルル   ピッ

 

 ショウタの携帯電話が鳴った。

 

ショウタ君「はい、ショウタです・・・はい・・・はい・・・わかりました」

 

 ピッ

 

ショウタ君「アイ、そろそろ帰るぞ。お母さんが帰ってきたって」

アイちゃん「え〜、つまんないでしゅ。ヤレヤレでしゅ」

 

 こうして、アイとショウタは母親から貰っている“がま口”からお金を出して支払い、帰宅した。

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学歩「す、凄い店ですね・・・」

エル「いやー、済みませんです。うちの客層は、おおむね“子守用の児童待機場所”になっていることが多いんです。お金は貰ってますから、いいのですが・・・。あ、メニューの方、出来上がりました」

 

 ルカが学歩とめぐみのメニューを持ってきた。

 

ルカ「そちらの男性が、トーストと茄子炒めとアイスコーヒーでしたね」

学歩「は、はい、そうです」

ルカ「そしてそちらの学生さんが、ライスと人参ソテーと野菜ジュースですね」

めぐみ「はい」

 

 運ばれてきたメニューはどれも熱々、飲み物も冷え冷えで、美味しそうだった。

 

学歩「では頂きます。パク」

めぐみ「パク」

 

学歩「・・・・う、美味い!」

めぐみ「ほんと、美味しい! やるもんねー!」

ルカ「恐れ入ります」

 

 カウンターの向こうでコックのリリィとエルが返事をした。

 

リリィ、エル「有り難うございます!」

 

学歩「値段もそれほど高くなかった・・・。栄養面も素晴らしい。夕食はここに決めようか」

めぐみ「そうだね。メニュー、制覇しちゃおうか!」

 

 こうして、パクパクとハシを進めて、そして食べ終わった。

 

学歩「美味しかったです! これからちょくちょく、顔を出させていただきます。あ! 私は“学歩”といいまして、大学生をやってます」

めぐみ「私は“めぐみ“です。まだ高校生ですが、学歩の妹です」

エル「学歩さんと、めぐみさんですか。覚えましたよ」

学歩「では、私たちも用事があるので、この辺でお暇します。どうもでした」

 

 こうして、学歩達は勘定を払って、お店の外に出た。

 

学歩「なかなかいいお店・・・・と、可愛いウェイトレスさん“ルカ”さんを見つけられたぞ。やったな」

めぐみ「ははは。まぁアフターくらい、好きにやらせて貰うわよ」

学歩「しかし、情報は見つけられなかったな」

めぐみ「仕方ないわよ。お子さまの待機所だったし、テルさんって“先生”だから、やたらに聞けないし。店は忙しかったみたいだし」

学歩「そうだな。また来たときに様子を見てみよう。ルカさんにも会えるし」

めぐみ「はは、そうだね」

 

 こうして二人は、近くのネットカフェに入り、パソコンで情報集めを行うことにした。

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(喫茶“LEO”店内・夜)

 

 “CLOSED”の看板を掛けて、全員でお店の片づけをしていた。

 

ルカ「いやー、新規の上客さん、見つけたね!」

ミク「ラッキーミク!」

リリィ「料理を美味しいって言ってくれたし、感動よ!」

エル「なんかいい感じのお客さんだったね。良かったよ」

海斗「締め切り・・・・あーーーー!!!! なんでオレだけこんな地味な役なんだ! オレもお客さんと話がしたい!」

ルカ「あんたの素がでると、私たちの正体がばれちゃうの! そこで、広報誌の漫画を描いてなさい!」

海斗「しょぼーーーーーん」

 

 こうして、この日は暮れていったのだった。

 

 お互い変身、変装した喫茶店では、敵同士であることを、全く知らない状態で始まったのでした。

 

(続く)

 

CAST

 

ルカ(マスタールカ):巡音ルカ

エル(ガンマンエル):???

リリィ(ハニィリリィ):Lily

ミク(ヒーリングミク):初音ミク

海斗(アイスカイト):KAITO

メイコ(カイザーメイコ):MEIKO

ミキ:miki

 

暗黒大帝リン:鏡音リン

学歩(紫の閃光ガクポ):神威がくぽ

めぐみ(ダークヒロインメグポ):GUMI

VY1:VY1

怪人レオン:LEON

下っ端隊員“シテヤンヨ”:シテヤンヨ

 

アイちゃん:月読アイ

ショウタ君:月読ショウタ

ユキちゃん:歌愛ユキ

テルさん:氷山キヨテル

 

一般市民、その他:エキストラの皆さん

説明
○ボーカロイド小説シリーズ第12作目の” 特務戦隊 Lパワード!“シリーズの第1話です。
○今回は戦隊モノです。
○ギャグあり、涙あり、ワクワクありの、戦隊モノの王道をボカロ達に演じて貰いました。
○まぁ、今回もカイトにーさんは、ギャグ要因で不憫な役なんですけどね・・・。
○Lパワードの“L”が何を意味するのか? お楽しみに。

※今回より、これまで使っていた、“名前:台詞“の形式を、普通の”名前「台詞」“に元のデータを修正しました。

☆今回は昔+今風の戦隊ヒーローの設定にした、戦隊物です。
☆喫茶店の名前は懐かしいのを使ってみました。
☆今回役柄伏せで出ている“エル”君、誰でしょうね?
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Vocaloid 巡音ルカ 鏡音リン Lily 年長組 初音ミク 神威がくぽ GUMI AHSボカロ 海外組 

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