愛紗の一世一代大勝負!
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桃香を中心とした三国同盟が成ってから、月日が経ちいつもと変わらない朝のはずだった…1人の少女を除いては…

 

 

「さてっと〜今日も政務を頑張るとするかな〜!!!」

 

 

いつもの様に気合を入れて今までどおり執務室で政務を始めようとした時に突然桃香が乱入してきた。

 

 

「あぁ〜ご主人様見つけた!!!今日はお仕事しなくていいの!お休みね!!!」

 

 

「と、桃香?何言ってんの???俺今日非番じゃな…」

 

 

「いいから、お仕事はしなくていいの!」

 

 

そういうと桃香は一刀を執務室から追い出した。

一刀はこの時、桃香たちの企みなどは知る由もなかった。

 

 

時間は少し遡って…

とある部屋で愛紗、朱里、雛里の3人が極秘で集まっていた。

 

 

「いいですか、愛紗さん?今これが出来るのは私たちの中で愛紗さんだけです。これが成功すれば…はわわわ〜」

 

 

「しゅ、朱里ちゃん話はちゃんと最後までしないと…あわわわ〜準備は出来ました。あとは手はず通りに桃香様がしてくれるはずだと思います」

 

 

「とうとうこの日が来たのだな…うぅ〜ま、まさか私がこれを使う日が来るとは…しかし、これも国のためやるしかない!!!」

 

 

そして、この時の愛紗もまた自分がこの先どうなるかを知る由もなかった。

 

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時間は再び戻って…

 

 

部屋を追い出された一刀は一度自分の部屋に戻ろうとしたのだが、それを恋に阻止された。その時の一刀の自室内はある意味で戦場と化していた。

 

 

「ご主人様…部屋行くのダメ…恋と遊ぶ」

 

 

「うわ!恋!!びっくりした…いきなりだね〜でも、一度部屋に戻って支度しないと…」

 

 

「大丈夫…恋が持ってきた」

 

 

恋はそう言って一刀の私服と財布を一刀に見せた。

 

 

「い、いつの間に!というか、しっかりお金も入れてるし…もしかして、俺が今日非番って知ってたってこと…だとしたら恋はエスパー?」

 

 

「エスパー???」

 

 

「エスパーって言うのは…って、そんなことどうでもいいよ!なんで恋が持ってるの!!!」

 

 

恋は一刀の問いかけには答えずに、一刀の腕を取って無理矢理城から連れ出した。

その頃、城内では…

 

 

「そろそろ主が戻ってくるぞ…愛紗…良いな?」

 

 

「わ、分かっている。私も覚悟を決めた!!!行ってくる!!!!」

 

 

「愛紗さん頑張ってください!」

その場に居た人間が口々に愛紗を応援して送り出していった。

 

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そして、一刀が城に戻ってきて自室に入った瞬間…

その時は訪れた。

 

 

「お帰りなさいませ。ご主人様?」

 

 

「あ…ああ……あ、愛紗…」

 

 

部屋に居る愛紗の姿を見た一刀は言葉を失った。

それもそのはず、愛紗は翠の服を着ていたのだ!

 

 

もちろん、愛紗が翠の服を着るとどうなるのか…それは言うまでもないだろう。

 

 

「お食事になさいますか?それとも私と…?」

 

 

上目遣いで見つめてくる愛紗の姿に一刀は完全に動揺していた。

 

 

「ちょ、ちょっと!!!愛紗!?どうしたの、一体!」

 

 

さすがになれないことをしたせいなのか愛紗はすぐにいつもの調子に戻ってしまった。

 

 

「こ、これは…実は先日、星や桃香様、そして朱里や雛里などと話している時にそろそろ世継ぎのことを考えねばいけない時だろうという話になりまして…」

 

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黙って聞いていた一刀だったが、これが誰の仕業かは分かっていた。

「(星と桃香が主犯だな!!!)」

 

 

「当然、桃香様がと思われたのですが、それを焔耶が猛烈に反対しまして…翠やたんぽぽはどっちがするかでモメ続け、紫苑たちは本来の目的とは違うことばかり考え…挙句の果てには朱里や雛里たちが我こそは!と言いだしたので…」

 

 

「それならば!と思って愛紗が名乗り出たわけか〜どうせ、桃香たちのことだから翠の服以外にもこれを着て行け!って言われなかったの?」

 

 

一刀がそういうと愛紗は何も言わず、部屋から出て行ったと思ったら少しして戻ってきた有り得ない姿となって…

 

 

「あ、愛紗さん…なんで美々の服着てるの!!!なんかもう色々と大変なことになってるよ!!!」

 

 

「ご主人様ぁ〜愛紗の相手をしてほしいにゃん?」

 

 

「☆#$&!Δ○□〜〜〜!!!」

 

 

この時、一刀は心の中で(星、桃香…グッジョブ!!!)と叫んでいた。

 

 

この後2人がどうしたのかは言うまでもない。

ちなみに、星たちは愛紗の説教を延々とその後受ける羽目になった。

 

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あとがき

 

リクエストをいただいた愛紗編がようやく完成し、掲載するに至りました!

 

ここに至るまでデータが飛んだり、PCが不調だったりと色々と問題があり、全然書くのが進んでいないにもかかわらず、並行してもう1本書くという愚行を行ったせいでこんなにも遅くなってしまいました。

 

 

しかも終わりかたが中途半端と言う何とも言えない状態…石を投げないでくださいm(__)m (特に愛紗ファンの方)

 

この終わり方はさすがにまずかっただろうか…続き書いた方がいいかな〜どうしよ…

 

それと現在もう1本書いていますが、こちらはそれなりに進んでいるので近々アップすることが出来ると思います。(今度こそニート2年目の力を見せる時!)

 

できれば、もう1本並行して別作品で書きたいと思いますが…どのアニメを書こうかなと思っていて…リクエストかあればいいんですが…

説明
リクエストにお応えしまして愛紗編を書かせてもらいました〜最近は恋姫系の作品が減ってきたような気がするので起爆剤になれば…

愛紗は俺の嫁!!!という方は温かい目で見てもらえると嬉しいです。
誤字脱字などを発見したら容赦なく指摘してください。
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コメント
実は続編はその方向で考えてたのですが、続編をどうしようかと思っているので…書いても内容が違う可能性もありますけれど…(クライシス)
おぉー 愛紗のニヤニヤ物! ありごとうございます!! きっと愛紗のことだから一刀が子供を相手にしてると子供にも嫉妬するんでしょうねぇ(バズズ)
萌は未プレイなので分からなかったですが、これは願望みたいなのが入ってるので…愛紗なら少子化に歯止めをかけてくれるかも…(クライシス)
愛紗は恋姫のメインヒロイン、萌でモブキャラ扱いされてても自分の中ではメインヒロインなんだ。(´;ω;`)    蜀で一番最初に子供ができるのは愛紗な気がする (yosi)
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 愛紗 一刀 真・恋姫無双 

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