魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者 |
はい、前回雪子が思いがけない一言を言い絶叫をしてしまった前園夕也です。
あの後、伽夜の電話で駆けつけた忍さんと恭也さんに身柄を引き渡して後を任せて帰った。
もちろん、雪子も一緒である。
とりあえず、一言言いたい。
夕也「なあ、雪子?」
雪子「はい?何ですか?先輩?」
夕也「お前、((レアスキル|・・・・・))とか((デバイス|・・・・))とか知ってたけど何でだ?」
そう、それが俺の思っている疑問だった。
普段の雪子からは魔力なんて感じられなかった。なのに、あの時の限って魔力が感じられた。
雪子「ああ、その事ですね?それは」
『それは私の所為です。』
・・・?何だ?今の声?
夕也「雪子、今の声って?」
雪子「はい、それはこれです。」
雪子はそう言って自分の中指にはまった指輪を見せる。
夕也「指輪?何だってそんなん・・・?」
雪子「これが私のデバイスなんです。名前は先程も言ったんですけど改めて言います。『メルクリウス・マルス』です。』
『紹介してもらった『メルクリウス・マルス』です。ベッキーって呼んでね?』
夕也「ベッキーって・・・お前が雪子のデバイスなのか?」
マルス『うん、そうだよ。』
夕也「お前はいつから雪子のデバイスになったんだ?」
マルス『う〜〜ん・・・あんまり覚えていないんだよね・・・気がついたら雪子のデバイスになってたし・・・』
夕也「じゃあ雪子、お前はいつからレアスキルとかデバイスとか知ったんだ?」
雪子「デバイスは小さい頃に私の元にやってきたんです。いつ頃かは忘れましたけど・・・でも私は過去を忘れたかったからデバイスの存在を忘れていたんです。そして先程思い出したという事です。」
夕也「ふぅ〜〜ん・・・これからどうするんだ?」
雪子「うぅ〜〜ん・・・考えてないです。」
そうか・・・雪子も魔導師なんだし管理局に所属するのかな・・・?でも確か雪子の術式は『紋章術式』だし・・・
雪子「どうせなら夕也先輩と一緒がいいです。」
ん?雪子?今の言葉に何か意味はあるんですか?
雪子「私は夕也先輩と一緒に歩みたいですから。」
・・・・・・うん、そうだな。
夕也「わかった。じゃあ家まで送るよ?」
雪子「はいっ!!」
俺は雪子を送る為に雪子の隣に寄り添って道を歩いた。
夕也「で、これはどういうことかな?」
俺がそう言葉にしたのは目の前の現実を認識するためだ。
何故なら
雪子「皆さん、広原雪子です!この度、魔導師となりました!!これからもよろしくお願いします!!」
魔導師組「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」
そう、雪子は遥達に自分が魔導師だと言ってよろしくと言っているのだ。
魔導師組は呆気に取られている。まあそりゃそうだろうな。つい昨日まで普通の人間だった雪子が自分の事を魔導師だと言ったんだから。
遥「・・・・・・夕也?どういうことかしら?」
遥さん・・・怖いです・・・何だか修羅が見えるんですが・・・
なのは「夕也君・・・説明・・・してくれる・・・?」
なのはさん・・・それが俗に言う魔王化ですか・・・?
フェイト「夕也・・・」
アリシア「夕也ーー!!」
フェイト・・・そんな目で私を見ないで・・・アリシアは叫ばないで・・・
はやて「夕也君・・・説明してくれるよな・・・?」
はやてさん・・・そんな笑顔で微笑まないで・・・今はその笑顔が怖いです・・・
アリサ「ちょっと夕也!説明しなさいよ!」
アリサ・・・怒鳴りつけないでくれ・・・
すずか「雪子ちゃんが持ってるのも紋章術式のデバイスなの?」
雪子「はいっ!そうです、多分お二人が持ってるのとは兄弟機に当たると思います。」
すずかさん・・・雪子さん・・・俺を助けるという選択肢は無いんですか・・・?
でも、俺はそんな中でも楽しいなと思っていた。
これからの生活は中々に賑やかになるなと思ってしまっていた。
あとがき
すいません、短くてすいません。
こんなんでどうでしょうか?
次回はまあ・・・・・・デート回になると思います。
デートの相手に関しては以前投稿した話の中に伏線があります。
その方とデートをしてもらいます。
次回もお楽しみに!
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台本形式って不人気なんだね。俺は好きなんだけどな……………………(ohatiyo) 台本形式なのは変えれないんですか?(匿名希望) |
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