真・リリカルなのは 第五章 破滅を呼ぶロストロギア編 第十九話 決闘 なのはVSカイト 後編 |
乙女の心を弄ばれ、激昂する なのは
今のなのはは誰にも止められない
白き魔王、ここに誕生!!
レイジングハート(まさか、マスターのバインドを破り、且つエクセリオンバスターを躱すとは………)
なのは「まだまだこれからなの!」
カイト「フレイムイレイザー・バーストシフト!!」
なのは「!!!」
この技は、リインフォースを殺めた…………………
なのは「これは躱すの!!」
飛びあがり、カイトの砲撃を躱す
カイト「上空にな!!」
なのは「!!!」
い、何時の間に後ろに!?
なのはの動きを予測していた カイトは、なのはの後ろを既に取っていた
カイト「食らえぇぇぇぇ!!!!!」
なのは「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」
カイトの一撃がまともに なのはに入る
地面に落下し、激突する なのは
なのは「う〜 痛いの〜」
と言いつつも、普通に起き上がる なのは
カイト「……………………………………………………」
こいつは戦闘技術はもちろんだが、魔力量、スピード、パワー
どれもが跳ね上がっている………………だが
カイト「もっとも上がったのは防御力だな」
嘗ての高町なら、既に倒れているだろう
こいつの防御力は異常かもしれん
なのは「ディバインバスター!!!」
カイト「チッ」
もう高町の砲撃は躱すしか出来ん………………
少し前までは簡単に切り裂けていたのだがな………………
カイト「フォームチェンジだ」
ウィザード(OK Verパワード)
カイト「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
カイトは上空から急行落下し、なのはを狙う
なのは「ただの的なの!!」
レイジングハート(ディバインバスター!!)
カイト「フン」
砲撃を躱し、一直線になのはを狙う
カイト「((尖瞑惨塊断|せんめいざんかいだん))!!!!」
足に魔力を集め、上空から急行落下し、相手を蹴り潰す技
なのは「!!!!!」
これは躱すの!!
なのははバックステップで後ろに下がるが
カイト「甘い!!」
躱し方が、若干甘かった
カイトが地面に当たると、大地が砕け、周りの地形も盛り上がる
なのは「!!!!!」
予想外の出来ごとに、少し戸惑う なのは………それが隙である
カイト「((渾身の一撃|グランドブレット))!!!」
カイトの拳がなのはの腹に突き刺さる
なのは「グッ!」
カイト(これで………何!?)
カイトは勝ったと確信した
しかし、なのははカイトの腕を掴んでいた
なのは「レイジングハート!!!」
レイジングハート(カートリッジロード)
なのは「エクセリオンバスタァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」
カイト「!!!!!!!!」
エクセリオンバスターのゼロ距離発射
流石にカイトも防げない
カイト(プロテクションを張るだけ無駄か………………………ここは魔力温存だな)
ピンク色の閃光に飲まれ、吹き飛ばされる カイト
カイトのバリアジャケットはボロボロで、上半身はもう裸同然である
カイト(クッ 最も防御力が高いフォームで、これだけのダメージを与えられるとは……)
やはり闇の力がなければ………俺は弱い………
カイト「いや、まだだ………まだ終わっていない」
ウィザード(フォームチェンジ! Verジェッター)
カイト「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
なのは(は、早い………でも)
レイジングハート(ディバインバスター!!)
カイト「チッ」
なのはの砲撃が掠る
なのは「目で追えるの!」
カイト「((神風一閃|ストームシャウト))!!!!」
自身に暴風を纏わせ、なのはに突撃する カイト
なのは「うっ!!」
躱しきれない なのは
カイト「疾風怒涛!!」
ザシュッ
なのは「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
斬り裂かれ、吹き飛ぶ なのは
カイト「まだだ!!」
ウィザードをボウガンに変形させる
カイト「テンペストアロー・ストリングシフト!!」
なのは「なんの!!」
地面に落ちる前に体勢を立て直した なのは
レイジングハート(エクセリオンバスター!!)
カイトの攻撃は、なのはの砲撃によってかき消される
カイト「生意気な!!!!」
ウィザード(フォームチェンジ! Verワンダー)
カイト「はぁっ!!」
なのは「うっ!!」
棍となったウィザードを巧みに振り回し、予測不可能な技を繰り出し、なのはを翻弄する
なのは(クッ 動きが読めないの………)
レイジングハートでウィザードを受けてめるしか手立てがない なのは
カイト「ここだ!!」
ダシッ
なのは「グッ」
ウィザードの先端が、なのはの腹に突き刺さる
カイト「まだまだ!!」
バキッ
なのは「にゃっ!!」
なのはの頭を殴る
カイト「食らえ!!」
レイジングハート(プロテクション!!)
最後の一撃は決まらなかった
カイト「チッ」
なのは「ディバインシューター!!!」
プロテクションが発動した一瞬で、魔力を溜めた なのは
カイト「この程度!!」
なのはの技を全て弾く カイト
なのは「フラッシュインパクト!!」
突撃する なのは
カイト「クッ!」
雑だが、接近戦でも十分戦えるか………
末恐ろしいとはこのことだな………だがっ
カイト「接近戦で負けるつもりは無い!!」
ウィザードをトンファーに変形させ、なのはを殴る
なのは「か、顔を殴るのはやめろなの!! 乙女の命なの!!」
カイト「知らん!!!」
バキィ
なのは(思いっきり殴ってきたの…………………もう我慢の限界なの!!!)
カイト「終りだ!!」
なのは「フラッシュムーブ!!」
カイト「早い!!」
カイトの後ろを取った
なのは「はぁぁぁぁ!!!」
レイジングハートでカイトを殴り飛ばす
カイト「うっ!」
なのは「カートリッジ!!!」
レイジングハート(カートリッジロード!)
なのは「スターライトォォォォォォ!!!!!」
カイト(!!!! 不味い)
アレを食らえば…………………負ける
なのは「ブレイカァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カイトは何とか躱したが、カイトが張っていた結界はあっさりと破壊された
カイト(もう一度張り直さなければ)
しかし今ので他の魔導師に気づかれたな………
なのは「アクセルシュータ!!!」
カイト「チッ」
魔力量の差が出始めたな………
持久戦では魔力量が多い方が有利だ
カイト「ウィザード!」
ウィザード(フォームチェンジ! Verブレイザー)
カイト「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
なのは「ディバインソーサー4枚投げ!!」
カイト「食らわん!!」
全ての技を躱し、、なのはに接近する
なのは「私が勝つの!!」
なのはとカイトはお互いに接近し合う………そして
カイト「………………………………………………………………」
なのは「………………………………………………………………」
遂に決着
カイトのウィザード(銃)は、なのはの首元に添えられていた
なのはのレイジングハートは、何時でも砲撃が撃てる状態で、カイトの腹に添えられていた………
引き分けである
なのは「………………引き分けなの」
カイト「………………ああ」
なのは「漸く、漸く追いついたの………」
カイト「………………………………………………………………」
なのは「ずっとこの日を待ち望んでいたの」
カイト「………………………………………………………………」
なのは「これでゆっくりお話が出来るの」
なのははレイジングハートをカイトから離した
カイト「っ!!!」
ドスッ
カイトは、なのはの首を殴り、気絶させる
カイト「最後の最後で抜かったな、貴様の甘さは弱さだ」
なのは「………………………………………………………………」
カイト「………いい加減出て来い!! 何時まで見ているつもりだ?」
クロノ「気づいていたか」
カイト「さっさとコイツを連れていけ」
カイトは結界を解除し、飛び去る
クロノ「まさか、なのはがあの天城 相手にここまで善戦できるとはな」
飛び去るカイト見ながら、なのはの成長に驚愕する クロノ
〜カイト視点〜
カイト「………………………………………………………………」
高町なのは………………恐るべき奴だ………………
先の戦い……本来なら俺が負けていた
なのはとの決着がついたとき、カイトは銃をなのはに向けていたが、
カイト「弾切れだ、高町に対して攻撃することは出来なかった」
しかし奴は砲撃を撃てていた
奴が砲撃を撃っていれば間違いなく俺は負けていた
カイト「……………今回は勝ちを譲るぜ 高町なのは、だが次は無い」
そうだ、俺は戦える…………………俺はまだ生きているからな
新たな力を手にして必ず………………
カイト「必ず貴様を超えるぞ、高町なのは!!!」
新たな決意を胸に飛ぶ カイト
高町なのはという人間を認めた瞬間だった
次回、最終話
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