真・リリカルなのは 第六章 マテリアルズ再臨編 第一話 新たなる始まり |
地球を破滅の危機に陥れたジュエルゼロ事件から、少し時が経った
そして、新たな物語が始まろうとしていた
なのは「遂に私達も最上級生なの!!」
机の上に立ち、騒いでいる なのは
よほど6年生になった事が嬉しいのだろう
アリサ「煩いわよ……………別にいい事なんてないじゃない」
なのは「何て暗い奴なの!! 人生をもっとエンジョイしろなの!!」
すずか「何か何時も以上にハイテンションだね……………」
アリサ「壊れたんでしょう………特に頭が……………」
なのはのテンションに引く2人
なのは「さぁ!! 6年生として、新入生を向かい入れるの!!」
すずか「なのはちゃん、知らないの?」
なのは「何が?」
アリサ「新入生は0人よ」
なのは「…………………………へ?」
すずか「全学年で私達だけだよ?」
アリサ「はやてとフェイトが転校したから3人よ」
全校生徒3人という奇跡
なのは「な、なんてふざけた学校なの………………………」
落ち込む なのは
すずか「なのはちゃん、元気出して」
なのはの背中を撫でる すずか
アリサ「そんなにお姉さんぶりたかったの?」
すずか「私が1年生の役やってあげるね」
優しさだろうが、おちょくっているようにしか聞こえない すずかの発言
なのは「すずかちゃん、その優しさは私の心を抉るの……………………」
鬼塚「お前ら!! 席に付け!!」
ドアを乱暴に空け、入って来る担任
なのは「げ!! まさかの鬼塚なの!」
担任が、また鬼塚であることに絶望する なのは
すずか「先生も鬼塚先生しか居ないよ?」
なのは「こんな学校やめてやるなの!!」
アリサ「後1年の辛抱よ」
鬼塚「残念だが高町嬢は留年だ」
なのは「何故に!?」
鬼塚「5年間で遅刻回数48回、欠席回数28回、早退104回……………………卒業させるわけねぇだろ」
なのは「なん………………だと」
鬼塚「来年は俺が付きっきりで面倒見てやる! 感謝しろ!!」
なのは「今日を以て、高町なのはは自主退学します…………………今までお世話になりました」
鬼塚に頭を下げる なのは
アリサ「プラス1年位、我慢しなさいよ」
なのは「鬼塚と2人きりっとかやってられないの!! 2秒しか我慢出来ないの!!」
すずか「それは我慢してないよ…………………………」
鬼塚「これは決定事項だ……………………………文句あるか?」
なのは「文句しかないの!!」
アリサ「落ち着きなさいよ! なのは!」
なのは「この暴君 鬼塚め!! もう我慢の限界なの!!」
なのはは、再び机の上に立つ
なのは「お前に決闘を申し込むなの!!」
鬼塚「よかろう……………………俺に勝てば、今日卒業させてやる」
アリサ「それは色々と問題があるわよ!!」
なのは「グランドに出ろなの! 粛清してやるなの!!」
〜グランド〜
なのは「セットアップ!!」
すずか「な、なのはちゃん!!」
アリサ「あれは完全にキレてるわね……………………………」
民間人である鬼塚の目の前で魔法を使うと言う暴挙に出た なのは………………………しかし
鬼塚「ほう! ミッド式か……………面白い」
鬼塚は魔法を知っているようだ
すずか「!!!!!」
アリサ「何で知ってるのよ!?」
鬼塚「教師に知らない事は無い!!」
アリサ「限度があるわよ!!」
なのは「行くの!!」
レイジングハート(ディバインバスター!!)
すずか「いきなり砲撃魔法!!」
鬼塚「甘いわ!!」
なのはの砲撃を片手で弾く 鬼塚
なのは「大口を叩くだけあるの!!」
レイジングハート(ディバインソーサー!!)
鬼塚「何だこれは? せんべいか?」
ディバインソーサーを素手で掴み、食べる 鬼塚
鬼塚「……………不味いな」
アリサ「えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!! アレって食べれるの!?」
すずか「そんなこと無いと思うけど………………………」
なのは「エクセリオンバスター!!!」
ピンク色の閃光が、鬼塚を包み込む
アリサ「直撃したわね………………………」
流石に倒れたでしょう…………………………
鬼塚「それがお前の全力か?」
煙が晴れると、鬼塚は立っていた
なのは「!!!!!!」
すずか「そ、そんな……………………………」
アリサ「む、無傷……………嘘でしょ………………」
鬼塚「一様言っとくが、俺はピンピンしてるぞ?」
なのは「レイジングハート!!」
レイジングハート(カートリッジオーバーロード)
一気に5本のカートリッジを使う
なのは「スターライトォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!」
アリサ「ちょっ!! 学校に当たったら不味いわよ!!」
すずか「…………………………………………………………」
なのは「ブレイカァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鬼塚「!!!!!!!!!!!!!」
なのはの、最強の技が決まる!
アリサ「やったわ!! なのはの勝ちよ!!!!」
すずか「……………ううん、まだだよ」
なのは「!!!!!」
鬼塚「驚いたぜ……………まさか俺が、生徒相手にバリアジャケットを羽織る羽目になるとはな」
鬼塚の服装が変わっていた
アリサ「バリアジャケットを着ていない状態で、エクセリオンバスターに耐えたっていうの!?」
ば、化け物だわ………………本物の化け物…………………
すずか「これは手を貸した方がいいかも………………」
すずかは、なのはの所まで行く
すずか「スノーホワイト!!」
スノーホワイト(セットアップ!!)
すずか「手を貸すよ! なのはちゃん!!」
なのは「すずかちゃん!!」
鬼塚「ほう! 月村嬢も魔導師だったか………………………」
すずか「………………………………………………………………………」
なのはの隣りで構える すずか
鬼塚「まあいい……………行くぞ?」
すずか「!?」
すずかは自分が何をされたのかわからなかった
鬼塚は すずかに近づき、すずかを背負い投げ、アリサの居る所まで吹き飛ばす
そのスピードが速過ぎて、頭が付いていけないのだ
そして、既に なのはの目の前まで迫っていた
鬼塚「ゲームオーバーだ!! 高町嬢!!」
なのは「そん…………な」
なのは「って言う夢を見たの!!」
アリサ「ベタすぎて面白くないわ」
すずか「正直読める展開だよね」
なのは「orz」
〜?〜
?「ふぅ〜 漸く復活出来たか…………」
?「思っていたより、時間が掛かりましたね、王よ」
?「まぁいいじゃん!! シュテるん!! 蘇えったんだからさ!!」
嘗て なのは達と激闘を繰り広げた3人が蘇える
シュテル「そうですね レヴィ」
ディアーチェ「うむ、大儀だぞ! キリエとやら!」
デぇアーチェは、謎の少女にお礼を言う
名前はキリエというようだ
キリエ「別にいいわ…………それよりも」
ディアーチェ「エグザミアといったか? それを探せばよいのだな?」
キリエ「そうよ、エルトリアを救うために…………………」
キリエは、自分の目的の手伝いとして、3人を蘇えらせたようだ
ディアーチェ・シュテル・レヴィは欠片
少しの破片さえあれば、何とか再生させることが可能なようだ
レヴィ「何かよくわからないけど、僕は先ずオリジナルとカイトを倒しに行きたい!!」
シュテル「我らは救われた身…………………我儘を言ってはいけませんよ? レヴィ」
レヴィ「でもシュテるんだってオリジナルと戦いたいんでしょ?」
シュテル「まぁそうですが……………」
図星のシュテル
キリエ「大丈夫よ」
シュテル「何がです?」
キリエ「エグザミアを探していたら、必ず邪魔しに来るから」
ディアーチェ「よし、では行くか!! お供を許すぞ! キリエ!」
キリエ「ハイハイ、その前に王様に渡す者があるのよ」
ディアーチェ「何だ? 年貢か?」
キリエ「紫天の書よ」
ディアーチェ「???」
キリエは、ディアーチェに本を差し出す
キリエ「これでエグザミアを……………システムU-Dを扱えるようになるわ」
ディアーチェ「なるほど」
キリエ「登録してちょうだい」
シュテル「登録というと?」
キリエ「あなた達の名前と二つ名よ。そうね……………シュテルは星光の殲滅者なんてどう?」
シュテル「厨二ですね」
レヴィー「ぼ、僕は!! 僕は何て登録するの!!」
キリエ「そうね………………雷刃の襲撃者でどう?」
レヴィー「最高!!!」
二つ名に喜ぶ レヴィ
シュテル「やはり厨二ですね」
キリエ「ディアーチェはマスターとして登録すればいいわ。闇統べる王と言った所かしら?」
ディアーチェ(良かった〜 厨二じゃなかった〜)
自分の二つ名は、厨二ではないことに安心する ディアーチェ……………………しかし
シュテル<十分厨二ですよ? 王>
ディアーチェ<なん………………だと>
シュテルの言葉が、ディアーチェの心を抉る
キリエ(待っていなさい アミタ! 私のやり方のほうがエルトリアを救うのよ!!)
復活のマテリアルズ………………再開される激戦
そして、謎の少女キリエの目的とは?
勿論、作者はゲームをやったことがありません!!!
ストーリーはオリジナルです!!!
説明 | ||
第六章開幕!! | ||
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