真・リリカルなのは 第六章 マテリアルズ再臨編 第十三話 迸る雷 |
倒れたフェイトに代わって、レヴィ&キリエと戦う プレシア
レヴィー「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
キリエ「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
プレシア「フッ」
パチンッ
レヴィとキリエの攻撃を簡単に躱し、鞭で叩く
レヴィ「痛っ」
キリエ「キャッ!」
プレシア「これでもオーバーSの魔導師よ………………舐めてると痛い目みるわよ?」
レヴィ「やるな〜 オバサン…………………………本気で行く!!」
レヴィは、プレシアに突撃する
プレシア「単純な動きで勝てるつもりかしら?」
鞭を自由自在に振り回す
まるで蛇のように動き、レヴィを翻弄する
キリエ「後ろを取った!!」
プレシアに切り掛かるが、
プレシア「フォトンブレイブ!!!」
キリエ「嘘!?」
まるでキリエが後ろから攻撃してくるのがわかっていたようにキリエに攻撃する プレシア
レヴィ「オラッ!!」
その隙を付いて、レヴィが仕掛けるが、
プレシア「フォトンムーブ!!」
レヴィ「っ!!」
早い!!!
高層移動で、レヴィの後ろに回る
プレシア「後ろがガラ空きね」
パチンッ
レヴィの背後に回り、鞭で叩く
レヴィ「うあっ!!」
プレシア「フォトンランサー!」
さらに、キリエに対して追撃する
キリエ「舐めるんじゃないわよ!!!」
キリエは剣でフォトンランサーを切り裂く
プレシア「やるわね」
キリエ「今度はこっちの番よ!!」
銃にエネルギーを溜め
キリエ「エグテリウス・キャノン!!」
なのはのディバインバスターに匹敵する砲撃が放たれる
プレシア「…………………………………………………………」
これは加減して防げないわね
プレシアは鞭を捨てる
キリエ「!? 諦めたか!!」
キリエの技がプレシアに直撃する
レヴィ「おお! やったじゃんか!! 以外と強いな! キリエ!」
キリエ「以外は余計よ!!」
リニス「気を付けた方がいいですよ」
キリエ「え?」
いきなり忠告する リニス
リニス「本気のプレシアは強いですから」
レヴィ「はぁ? 何を言ってるんだ? オバサンはキリエの技を食らって「待って、レヴィ」何だよ? キリエ」
キリエ「倒せてないみたい」
レヴィ「えっ!?」
プレシア「不思議な攻撃をするわね……………………魔力では無い砲撃、科学の力と言った方がいいのかしら?」
キリエ「まさか無傷なんて………………………」
プレシア「ここからは私も本気で行こうかしら………………………」
プレシアは杖を持っていた
レヴィ「うわ〜 趣味悪いな〜 あの杖」
キリエ「油断してんじゃないわよ!!! レヴィ!!」
プレシア「あなたを使うのは久方ぶりね、カッサンドーラ」
カッサンドーラ(…………………………………………………)
インテリジェントデバイスだが、何も話さない カッサンドーラ
プレシア「まぁ私は欠片、デバイスまで蘇えったとは思っていないわ」
キリエ「先手必勝!!」
プレシアに突っ込む キリエ
プレシア「そういうのを猪突猛進というのよ」
デバイスをキリエに向ける
プレシア「フォトンブラスター・ファランクスシフト!!」
なのはのスターライトブレイカー並みの砲撃を放つ プレシア
キリエ「!!!!!」
何よこれ!!!
エグテリウス・キャノンより遥かにエネルギー量が勝ってるじゃない
黄色い閃光に飲まれる キリエ
レヴィ「キリエ!!!」
レヴィはキリエの元に駆け寄る
レヴィ「キリエ! 大丈夫か?」
キリエ「う、う…………………………………………………」
かなりのダメージを負った キリエ
レヴィ「クソッ 鬼ババァ!! 今度は僕が相手だ!!」
プレシア「フォトンバレット・マルチファンクション!!!!」
プレシアの技が、全弾命中する
レヴィ「そんな攻撃……………………効くもんか!!」
何とか耐えた レヴィ
プレシア「フォトンウィップ!!」
魔力で鞭を造り、レヴィの片腕を縛る
レヴィ「クッ 邪魔な鞭!」
プレシア「フォトンランサー!」
再びプレシアの技が直撃し、流石に耐えきれなかった レヴィ
レヴィ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
キリエ「バカな……………………何故、欠片がここまで………………」
レヴィ「つ、強過ぎ………………………………」
プレシア「私達を蒐集して、一体何をするつもりかは知らないけど、これで終りにするわ」
プレシアが杖を掲げると、巨大な魔力の塊が出来る
プレシア「フォトン・ジェノサイドブレイカー…………………私の最強の技よ」
キリエ「あんなの食らったら……………………………」
間違いなく………………………………死ぬ
レヴィー「クソッ もう一度スプライトフォームになれたら!!」
キリエ「無理よ………………後、30分は経たないと」
こんな所で…………………私は………………………
プレシア「じゃあね!!」
プレシアの技が遂に放たれる
〜カイトVSシュテル〜
カイト「テンペストアロー!」
暴風に変換された魔力の矢が、シュテルを狙う
シュテル「クッ」
まさか、ここまでスピードに差があるとは…………………
早く王と合流しなければならないというのに…………………
シュテルはカイトの攻撃を何とか躱しながら、逃げ続ける
カイト「逃がさんぞ!!」
シュテル(レヴィと違って、何時でもパワーアップ出来ますが……………)
いや、体力の無駄使いですね…………………
やはり逃げることに専念しましょう
カイト「食らえ!!」
シュテル「クッ」
ガキィィィィィン
カイトの斬撃を、ルシフェリオンを受け止める
カイト「貴様ら! 何を企んでいる?」
シュテル「私はナノハと戦えればそれで良かったのです。後は王の手伝いです」
カイト「王………………ああ、奴か………………それでは直接、奴に聞くことにしよう」
シュテル「ええ、そうして下さい……………………私はこれで」
去ろうとする シュテル…………………しかし
カイト「貴様に王の居場所を喋ってもらおうか!」
それを許す カイトではなかった
シュテル「………………………知りません」
カイト「そうか……………………なら! 体に聞くまで!!」
シュテル「…………………仕方ありませんね」
シュテルは魔力を解放した
カイト「力を隠し持っていたか」
シュテル「全力で戦わせてもらいます」
彼を王の所へ連れていくわけにはいきません
カイト「望む所だ!!」
〜プレシアVSレヴィ&キリエ〜
プレシア「フォトン・ジェノサイドブレイカー!!!!」
レヴィもキリエも先のダメージの為、まだ動けないでいた
2人は諦めた………………………………しかし
プレシア「っ!!」
プレシアの技はレヴィー達に当たる寸前に消えた
レヴィ「????」
キリエ「え?」
プレシア「……………………魔力が……………」
プレシアは欠片、生きているだけで莫大な魔力が消費され続ける
もうプレシアにはフォトン・ジェノサイドブレイカーを放てるほどの魔力はなかった
プレシア「………………どうやら魔力切れが近いわね」
レヴィ「ラッキー!! 僕の運も捨てたもんじゃないね!!」
レヴィはバルニフィカスを構え、プレシアに挑もうとする
キリエ「あんた馬鹿? 逃げるのよ!」
レヴィ「で、でもっ!」
キリエ「この状態で勝っても意味はないわ!」
キリエとレヴィは去って行った
リニス「プレシア…………………………」
プレシア「どうやら時間の様ね」
リニス「フェイトを回復させたから、私も魔力が残っていない様です」
プレシアとリニスは、若干だが透けているようだ
アリシア「お母さん!」
プレシア「アリシア……………………」
小屋から出てきて、プレシアに飛び付く アリシア
アリシア「私……………怖いよ」
プレシア「消えてしまうことに気づいているのね」
プレシアはそっとアリシアを抱きかかえる
プレシア「大丈夫よ………………ずっとお母さんが傍に居るからね」
フェイト「う………………こ、ここは?」
リニス「目を覚ましましたね フェイト」
フェイト「リニス………………母さん! 姉さん!」
若干だが、体が薄くなっているプレシア達を見て驚く フェイト
プレシア「どうやら時間の様だわ…………………フェイト、強くなったわね」
フェイト「母さん…………………………」
プレシア「自分を信じて戦いなさい……………………あなたの敵と」
フェイト「…………………はい」
プレシア「あなたは私の自慢の娘よ、フェイト」
フェイト「っ!! はい…………………………はい」
フェイトは堪え切れず涙を流す
リニス「相変わらず泣き虫さんですね フェイト……………………何時かプレシアを超える大魔導師になるのですよ?」
そう言うリニスも涙を流していた
フェイト「リニス…………………ありがとう」
アリシア「バイバイ……………お姉ちゃん」
フェイト「……………バイバイ、アリシア」
そしてプレシア達は風のようにそっと消えていった
フェイト「………………行く」
涙を拭き、敵を倒す為、飛び立つ フェイト
その姿はまさに閃光だった
次回、再び訪れる別れ
その悲しみを乗り越えられるか?
お楽しみに
説明 | ||
プレシアさんは強いんです!! | ||
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