超次元ゲイムネプテューヌmk2 母親はネプテューヌ?! 第11話 |
「此処がリーンボックス……」
「えぇ、自然豊かな場所で綺麗でしょう?」
「うん、綺麗だよ〜
自然もだけど未来都市って感じで僕は好きかも!」
「ふふ、良かったですわ」
「〜♪」
「(本当に満足して頂いた様で何よりですわ!)」
命とベールはリーンボックス上空まで来た
ベールは命にリーンボックスを空からの景色を見せたかったのだ
そうしてる内に教会へと着いた
「此処がリーンボックス教会?」
「えぇ、そうですわ」
「大きいね〜」
「それはリーンボックスの神を祭ってる訳ですから
大きく当然ですわね」
「ふ〜ん、そんなものなの?」
「えぇ、そんなものなのですわ」
「それにしても大きいね〜」
「えぇ、教会は国の象徴とも言えますから
大きくて当然と言えば当然ですわね」
「そうなんだね!」
「そうなんです」
二人は他愛も無い話を続けていた
そんな時だった
教会の中から誰かが出て来た
「誰か出て来たよ?」
「あれは……チカですわね」
「僕の紹介パーティーに来てくれたよね?」
「えぇ、『行きたくないですわー』とか言うものですから
無理やり連れて行きましたわ」
「そ、そうなんだ」
「お姉様!遅いと思ったら教会の前で何をしてるんですの!?」
「命ちゃんと教会について語りあって居たのよ
ねぇ、命ちゃん?」
「語りあっては居ないけど……
でも、教会について喋ってたのは本当!」
「命ちゃんは教会に興味があるのかしら?」
「どうして教会は、こんなに大きいのかな〜って気になったの!」
「ふふ、それはアタクシが教えてあげましょう!
そもそも教会とは……(ペラペラ)」
「さっ、命ちゃん
教会の中に行きますわよ
よいしょっと」
ベールが命を、お姫様抱っこをして教会の中へと歩いていった
命は赤面しながらベールに話し掛けた
「ひゃっ!?
あ、あの人の事はどうするの?」
「チカなら直ぐに元通りになって追い掛けて来るでしょう
命ちゃんには、お願いがありますから時間が惜しいのですわ」
「お願い?」
「えぇ、とっても大事なお願いですわ」
「何でも言ってね?
僕に出来る事なら何でもするよ〜
ちゃんと衣食住を提供してくれるからね!」
「あらあらあら、小さいのにそんな難しい言葉まで知ってるんですのね
本当に私の子供として欲しくなって来ましたわ」
「えへへ〜
ママの書類仕事をしていく上での知識を片っ端から覚えたからね
もうちょっと難しいのでも分かるんだよ!」
「い、今何て?」
ベールは聞きなれない単語があり
一旦立ち止まって命を地面に下ろしてもう一度、命に聞きなおした
『私の聞き間違いで無ければ命ちゃんはママと言った筈』とベールは思った
「書類仕事をしていく上で?」
「その前ですわ」
「“ママ”の?」
「そう、それですわ!
まさか自分の子供に仕事を押し付けるなんて……
ネプテューヌ、許すべからず……!」
ベールの顔は何処ぞのホラーゲームの敵キャラみたく
口から煙を出して『シュー』という音が出た
それを見て泣き出しそうな命だった
しかしベールを押さえ込もうと
泣くのを我慢してベールに語り掛けた
「お、落ち着いて(汗)!
最近はちゃんと仕事してるんだよ?」
「本当ですの?」
「本当だよ!」
「分かりました、今回は見逃しましょう
ですが、次回に子供に仕事を押し付ける等と行なった場合は
命ちゃんは私の子供にします!」
「えぇぇぇぇ!?」
「ふふ、大丈夫ですわよ?
此処に居れば365日ゲーム三昧ですのよ?」
「それは人として、どうかなって思うけど……?」
「まぁまぁ、良いではないですか
私達は人というより神ですわよ?
命ちゃんは神力を持ってますので神とは思いますが……」
「そうだったね、神でした……
僕は神力持ってるけど神とも言えないんだよね
かと言って人間とも言えないし
何なんだろうね?」
ベールの駄目駄目さに少し呆れた命
自身が神力を持ってるが神とも言えないし人間とも言えなかった
命はベールに『あはは……』と苦笑いをした
「(こんな小さな子が正体不明と思われてるなんて
私には耐え難い事実ですわね
命ちゃんも自分自身が分からないと辛いでしょうに……)」
ベールは命の事を考えた
命が自分自身が何者か分からないという事に対して
ベールは胸が締め付けられる思いだった
『何故こんな小さな子供が苦しまなければいけないのか』と思っていた
考え事をしてると命が話し掛けて来ていた
「ベールお姉ちゃん?
教会に入らないの?」
「そうですわね
入りましょう」
「うん!中に入るの楽しみ〜♪」
「ふふ……
(本当に可愛いくて良い子ですわね
もし、命ちゃんの笑顔を奪うのでしたら……
例えネプテューヌだろうとも許しはしませんわ!)」
心から命を救いたいと願ったベールだった
ベールは命依存症になった!
ベールの命依存症Lvが50から9999まで跳ね上がった!
二人は教会の中に入っていった
途中で誰も居ない事に気付いたチカは二人を追い掛けていった
そんな三人を誰にも気付かれずに空中で見ていた者が居た
「あれが今の命なのかしら……?
どう見ても記憶を失ってるじゃない
どうしたものかしらね……」
三人を見ていた者は虚空へと消えていった
数秒後其処には誰も居なく風の音だけが残った
それから三人はゲームをしたり
時には書類仕事を会話をしながらと楽しくやったりと
命は本当に大切で暖かい時間を過ごせていた
夜は命とチカが共同して作った
命も料理が出来る事に驚いたが
それ以上に手馴れている部分にも驚いていた
そしてチカが試食をしてみると
『何これ、美味しい……』と呟いていたとか
夜御飯、後に三人で風呂に入ったらしい
命はタオルを身体に巻いていたが
巻いているのにも関わらず命の姿を見た瞬間に何故か鼻血を出した二人だった
ベールとチカは後に語る
『『あれこそがアルティメットウェポンですわね』』と
〜そして風呂上り〜
「うみゅ〜……(コクコク)」
「あらあら、命ちゃんは眠いんですの?」
「うん……(ぐしぐし)」
「でも、まだ9時よ?」
「チカ? 命ちゃんは子供なんですから眠くて当然ですわよ?
それに子供は早寝早起きが仕事の内ですから
さぁ、寝ましょうね」
「うん……
お休みなさい……
ベールお姉ちゃん、チカお姉ちゃん……」
「えぇ、お休みなさい」
「ゆっくり休みなさい、命」
「は〜い……」
命は一足先に夢の中へと入っていった
残された二人はというと……
「それでは、チカ……準備は良いですわね?」
「はい、お姉様
“カメラ”の準備はバッチリですわ!」
「それでは撮影会を始めますわー!」
「はい!」
二人は夜遅くまで命の寝顔などを撮っていた
その所為で命より遅く起きたのは言うまでもない
説明 | ||
どうも、神夜晶です 今回はお泊り編という事ですが・・・ まだ細かい内容は決めてませんw 思い付いたらネタに入れるという感じなので;; また次回に続きます>< |
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