真・リリカルなのは 第六章 マテリアルズ再臨編 第十九話 決着の時!! |
U-Dの結界の破壊に成功した カイト
しかし、もう戦うことは出来ない
右手の骨が砕け、魔力も空に近い
システムU-D「バーニングクラスター!!」
U-Dは無差別に攻撃し始める
その直線状にディアーチェが……………………
シュテル「王!!」
シュテルはディアーチェを押し飛ばす
ディアーチェ「シュテル!!」
シュテルはディアーチェの代わりにU-Dの攻撃が直撃する
背中は焼け焦げ、最早戦える状態では無い
はやて「プリベイトクラスター!」
なのは「ディバインソーサー!」
システムU-D「効かない!」
炎の翼で、なのは達の攻撃を弾く
ザフィーラ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
ザフィーラが後ろから殴ろうとするが
システムU-D「ファイアーハンド・タウンジングスタンプ!!」
グシャッ
炎の手で握り潰されてしまう
なのは「クッ」
私達も魔力切れが近いの
カイト「…………………どうやら援軍が来たな」
なのは「え?」
システムU-D「これで「ブレイズキャノン!!」グッ」
クロノの攻撃に怯む U-D
ユーノ「チェーンバインド!!」
U-Dの体を縛り、
アルフ「これでも食らえ!!」
アルフが蹴りをお見舞いする
なのは「ユーノ君! アルフ!」
カイト「来たか、クロノ・ハラオウン」
クロノ「どうした? 天城…………………貴様らしくもない」
カイト「フン」
クロノ「ユーノ! アルフ! 君達はフェイト達の回復を!!」
ユーノ「わかった!」
アルフ「任せな!!」
クロノ「さて、その傷で戦えるか? 天城」
カイト「無論だ」
強がりを言う カイト
システムU-D「シュトリークバースト!!!」
カイトに向けて、攻撃が向かってくる
クロノ「凍てつけ!!」
デュランダル(エターナルコフィン!!)
U-Dの攻撃を凍らせる
システムU-D「……………………………………………………」
はやて「ブラディダガー!!」
システムU-D「クッ」
はやての攻撃が、顔を掠める
ディアーチェ「エクスカリバァァァァァァァ!!!!!!!!!」
システムU-D「グハッ!!」
ディアーチェの大型の魔法が、U-Dを吹き飛ばす
ディアーチェ「いい加減、目を覚ませ! お前は我らが同胞だぞ!!」
システムU-D「同胞? 私が?」
ディアーチェ「そうだ! 共に来い!! お前の力はエルトリアを救う!!」
システムU-D「私は破壊者……………………救う力は無い!」
炎の手で弾かれる ディアーチェ
はやて「デアボリック・エミッション!!」
なのは「エクセリオンバスター!!」
クロノ「ファントムバースト!!」
システムU-D「グゥッ!!」
一斉攻撃に怯む U-D
ディアーチェ「我は王…………………何としてでもお前を受け入れる!!」
システムU-D「私を……………………受け入れる?」
ディアーチェ「破壊者だろうがシステムだろうが、我には関係ない……………………お前を受け入れるのみだ!」
システムU-D「……………………………………………………」
U-Dは静かに涙を流す
カイト「奴は本当は破壊などしたくないのかもしれんな」
なのは「え?」
クロノ「どういうことだ?」
カイト「奴はシステムだ。誰かが作った時に破壊こそ使命と思わせた、もしくは破壊活動の為に奴を創った…………………だからこそ嫌でも破壊こそが奴の存在意義になっている………………………推測だがな」
キリエ「なるほどね」
なのは「キリエ」
キリエが近づいてきた
キリエ「そうかもしれないわね……………………でも、だからこそ私達はエグザミアを受け入れる必要がある」
カイトの推測に同意する キリエ7
カイト「破壊は再生に繋がる…………………今のエルトリアやらを壊し、新しいエルトリアを創るつもりか?」
キリエ「そうよ……………………破壊は決して悪いことじゃない」
クロノ「なるほど、一理ある」
システムU-D「私は………………私は………………………」
ディアーチェ「もう嫌な力は使わなくてよい………………………お前は自分に正直に生きよ!!」
はやて「ええとこあるやん、王様」
ディアーチェ「やかましいわ! 子鴉!」
システムU-D「私はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ディアーチェ「何だ!?」
カイト「暴走したな」
なのは「え!? 何で!?」
カイト「今まで感じたことのない感情に、プログラムがオーバーヒートを起こしたのだろう」
クロノ「ではどうする?」
カイト「黙らせるには、ぶちのめすしかあるまい」
なのは「…………………私がやるの!!」
クロノ「おい、なのは」
なのは「私の代わりにカイト君を支えてなの!」
クロノ「お、おい!」
U-Dに向かって飛んでいく なのは
カイト「相変わらずバカだな………………何も考えず、真っ直ぐに突っ走る」
だが、それがあいつの強さか……………………
カイト(地球が滅亡しても不思議ではないこの状況、しかし絶対助かるという安心感)
高町なのはだから出せるものか…………………
カイト(俺も落ちたものだな………………………自分では無く他人を信じる様では)
クロノ「何をニヤけている? 天城」
カイト「……………あいつはやがて、管理局を大きく変革させる……………そんな気がする」
クロノ「…………………そうか」
カイト「この戦いが終わったら貴様の母親に伝えておけ、貴様の策略にまんまと引っ掛かってやるとな」
クロノ「何の話だ?」
カイト「言えばわかる」
なのは「はやてちゃん! 王様!」
はやて「なのはちゃん!」
ディアーチェ「何用だ? 塵芥」
なのは「暴走を止めるの!」
はやて「どうやって?」
なのは「ぶちのめすの!」
はやて「………………なのはちゃん、怖なったな」
ディアーチェ「ドアホめ! どうやって、ぶちのめす気だ!!!」
なのは「こうするの! レイジングハート!!」
レイジングハート(カートリッジオーバーロード)
なのは「スターライトブレイカァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
巨大な砲撃をぶっ放す なのは
はやて「ちょっ!! 何でもかんでも砲撃で解決せんといてや!!」
ディアーチェ「ええい! 子鴉! 貴様の周りにはアホしか居らんのか!!」
巨大な閃光はU-Dに直撃する
システムU-D「う……………あ……………………」
受け止めきれず、力尽きたのか、落下する U-D
ディアーチェ「U-D!!」
ディアーチェは落下するU-Dを抱きかかえる
システムU-D「私を受け入れてくれるの?」
不安そうに小さな声で、ディアーチェに話しかける
ディアーチェ「ああ、その証にお前に名をやろう……………お前はユーリ…………………ユーリ・エーベルヴァインだ」
はやて「王様、意外にネーミングセンスええな」
ユーリ「ユーリ………………それが私の名前」
ディアーチェ「シュテルもレヴィも直に目を覚まそう」
キリエ「あなたの力でエルトリアを救って」
ユーリ「……………………………………………………」
キリエ「破壊は全てを0にする。でも0は終りじゃない………………そこに1ずつ足してけば、何れは100にも1000にもなる。ゆっくりやってきましょう」
ユーリ「私の破壊で救えるものがあるの?」
アミタ「ありますよ」
キリエ「アミタ…………………」
アミタ「今のエルトリアを救えるのは、エグザミアである あなただけです」
ユーリ「わかった…………………やってみる」
漸くシステムU-D…………………もといユーリの暴走は終りを迎えた
なのはの最後の一撃のお陰である
アミタ「結果的には、キリエの方が正しかったのかもしれませんね」
キリエ「そんなことない………………………アミタが居てくれたから戦えたから」
なのは「何にせよ、私のお陰で一件落着なの!!」
誇らしげに言う なのは
はやて「スターライトぶっ放しただけやん!!」
クロノ「実になのはらしい」
カイト「バカな所がな」
批判する3人
なのは「カッチーーーーン!!! 3人共お仕置きなの!!」
なのはは、カイト達3人に向けてスターライトを放つ
はやて「我が天命、ここまでか………………………」
諦める はやて
クロノ「おい!! 冗談だろ!! 何とかしろ!! 天城………………って居ない!?」
焦る クロノ
既に逃げている カイト
そして、ピンクの閃光に飲まれていく はやてとクロノ
ユーノ「平和だね」
アルフ「そうだね」
2人の安否は、誰も知らない
次回、最終話
お楽しみに!!
説明 | ||
勝ったのは、果たして? | ||
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