真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 第七話 本当の逃げれぬ枷
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シグナムがスレンと戦っている頃、他のメンバーは道を彷徨っていた

 

ヴィータ「それにしてもよ、何でこんなに通路が狭いんだ?」

 

ヴィータはかなり狭い通路を歩いていた

 

向こうから誰か来たら、どちらかが戻らなければならないだろう

 

ヴィータ「ってか、さっきから何で無言なんだよ? はやて、シグナム!?」

 

後ろを振り向くと、誰も居なかった

 

ヴィータ「はぁ!?何で誰も居ないんだよ!! シャマル! ザフィーラ!」

 

無論、誰も返事などしない

 

ヴィータ「畜生…………」

 

戻っても無意味と思ったのか、先に進む ヴィータ

 

ヴィータ「ん?」

 

何だ此処は?

 

東京ドーム並みに広いじゃねぇか!!!

 

ヴィータ「いや、東京ドームに行ったことねぇけどよ…………」

 

大体だ、大体…………

 

よくテレビとかであるだろ?

 

広さを表現する為、東京ドーム何個分ていう奴

 

あれさ、東京ドーム行ったこと無い奴には無意味だと思うのはアタシだけか?

 

ヴィータ「まぁいいか………………にしても何でこんな広い場所がっ!!」

 

突如、ナイフが3本降ってくる

 

ヴィータはそれに気づき、バックステップで躱す

 

ヴィータ「誰だ!!」

 

アセム「オイラだ!!」

 

ヴィータ「何者だ! てめぇ!!」

 

アセム「オイラはアセム!! インフェルノの中でも、めちゃくちゃ強い アセム・ニコライド・デピフォッチャだ!」

 

ヴィータ「インフェルノ………それが組織名か!!」

 

アセム「だったら何だ?」

 

ヴィータ「てめぇを潰して、先に進ませてもらうぜ? はやて達と合流する為にな」

 

アセム「え? オイラに勝てるつもり? バッカじゃん♪」

 

ヴィータ「…………ぶっ潰す」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ザフィーラ視点〜

 

ザフィーラ「う〜む」

 

ここは入口だったな?

 

ザフィーラは建物内を一周して、入口の所に戻ってきてしまったのだ

 

ザフィーラ「しかも、みなと逸れてしまったようだ………」

 

さて、どうするか…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜シグナムVSスレン〜

 

シグナム「紫電一閃!!」

 

スレン「甘い!」

 

シグナムの攻撃を躱し、一旦距離を取る スレン

 

スレン「マンモン……行くわよ………」

 

マンモン(Yes マスター)

 

親指、人差指、中指………つまり、爪が付いている指だけを広げ、両手を合わせる

 

マンモン(リュミエール・ナーゲル)

 

魔力が、爪が付いてある指を包み込み、強化する

 

短かった爪は、魔力刃によって、攻撃範囲が増大した

 

レヴァンティンより長くなる

 

スレン「この技はまだ未完成……………けど温存なんてしてられない………」

 

私が戦った者の中で一番強いかもしれない……………

 

カミューには悪いが、恐らくカミューより上だ…………

 

手を抜いて勝てる筈がない

 

スレン「行くぞ!! 私の全てを掛けて、お前を倒す!!」

 

シグナム「来い!! スレン!」

 

スレン「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

スレンはただ真っ直ぐにシグナムの所に向かう

 

シグナム「はぁっ!!」

 

シグナムは横から薙ぎ払うようにレヴァンティンを振るう

 

スレン「はぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

スレンは無理やりレヴァンティンを魔力爪で受け止める

 

ガキィィィィ

 

鍔迫り合いになる…………………………

 

シグナム「押し切れ!!!」

 

シグナムが力押し、魔力爪は砕けた

 

スレン「まだだ!!」

 

もう1度、魔力を手に集め、魔力爪を再生する

 

スレン「食らえ!!」

 

振り上げられた爪で切り裂かれる シグナム

 

シグナム「グッハッ!!!」

 

スレン「私の勝ちだ!!」

 

魔力爪で止めを刺そうとする

 

シグナム「なんの!!」

 

レヴァンティンを地面に突き刺し、それを支えとして立つ

 

そのまま飛び上がり、スレンにドロップキックをお見舞いする

 

スレン「グッハ!!!!」

 

シグナム「レヴァンティン!」

 

レヴァンティン(カートリッジロード! シュランゲフォルム)

 

シグナム「飛竜一閃!!」

 

スレン「((逃げれる枷|イングラム・ジュキュール))!!!」

 

シグナム「クッ」

 

レヴァンティンに大量の枷を付けられ、剣としてなりたたなくなった

 

スレン「最早、切り裂くことは不可能よ!!」

 

シグナム「ならば、殴るだけだ!!」

 

枷付きのレヴァンティンでスレンを殴る

 

スレン「ガッ!!」

 

シグナム「用は使いよう……………だろ?」

 

スレン「やってくれるな…………まさか、そんな弱点があったなんてね」

 

シグナム「どんな技でも破る方法はある」

 

スレン「なるほど、覚えておくわ………けど、シュベルトフォルムには戻せない状況………どっちが有利かしら?」

 

シグナム「不利でも勝てない道理はない」

 

スレン「根っからの武人だな、お前」

 

シグナム「まぁな」

 

スレン「フッ………敵とこのように親しく喋ったのはインフェルノに入隊して初めてだな」

 

シグナム「…………………………………………………………………………………………」

 

インフェルノ…………………一体何が目的なんだ?

 

スレン「さて、そろそろ決着をつけるか?」

 

シグナム「望む所だ!!」

 

スレン「フッ」

 

パチンッ

 

スレンが指を鳴らすと、レヴァンティンに付けられていた枷が消える

 

シグナム「何の真似だ?」

 

スレン「貴様の最高の技で挑んで来い! 私も次の一撃に全てを託す!!」

 

シグナム「………………………………………………」

 

レヴァンティン(カートリッジオーバーロード!)

 

一気に5本のカートリッジを使用する

 

シグナム「天城を倒す為の取って置きだったんだがな……………」

 

スレン「……………………………………………………………………………」

 

シグナムとスレンはお互いに睨みあう

 

シグナム「っ!!」

 

スレン「っ!!」

 

そしてお互いに走り出す

 

シグナム「斬龍…………」

 

スレン「クロスティエイル……………………」

 

シグナム「紫電一閃!!!!」

 

スレン「アッガート!!!!」

 

光り輝く爪と、燃え滾る剣が交差し合う…………そして

 

スレン「見事……………」

 

倒れたのはスレンだ

 

シグナム「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

危なかった………もしスレンのデバイスにカートリッジシステムが搭載されていたら、負けていた

 

スレン「う…………が…………は…………」

 

突然、もがき苦しみ出した スレン

 

シグナム「どうした! スレン!!」

 

シグナムは、スレンの元まで駆け寄る

 

スレン「………………私達インフェルノには、本物の逃げれない枷が付けられている」

 

シグナム「何?」

 

スレン「負けるか、裏切ると発動し、私を死に至らしめる…………魔法だ」

 

シグナム「…………………………………………………………………………」

 

スレンの告白に驚愕し、何も言えない シグナム

 

スレン「最後に…………お前の様な奴と戦えて………良かった…………」

 

シグナム「スレン……………」

 

謎の魔法により、暗殺された スレン

 

インフェルノ全員に付けられている枷……………それは死への((誘|いざな))い

 

この事実を知ったシグナムは、先に進めるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この小説は、敵キャラが大体死ぬな

 

と書いている自分で思ってしまった

 

死なない方が好みの方には申し訳ない

 

 

 

 

 

説明
さてさて、第七話です
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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