BLAZBLUE Crosse†Contrast 第一章part.2
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-第一章- 2

戦闘

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ライチの診療所から姿を消し、一人オリエントタウンを歩くウツメ。目的地に向かっているというわけではなくただフラフラしながら歩いている。

しばらく歩いた後、人気のない路地裏に入ったところで足を止め誰にともなく話しかける。

「あの〜、そろそろ出てきてもらってもいいですか〜?」

すると、前から一人後ろから二人姿を現した。

服装を見る限りどうやら《統制機構》の衛士のようだ。

「貴様はウツメで間違いないな」

前方の衛士が口を開く。この三人組のリーダーのようなものらしい。

「そうですけど〜あなた達は何者ですか〜?」

ウツメが答えると同時に身構える三人。ウツメの問いに答える気はないらしい。

「あいにく罪人に名乗る名は持ち合わせていないのでな。拘束しろ!抵抗するようなら容赦はするなよ」

号令がかかり全員が警棒のような武器を取り出す。そのままじわじわと距離を詰める。

「はぁ…あなた達に用はないんですよ〜」

ため息を吐き呟くウツメ。

「お前になくてもこっちにはあるのでな、悪く思うな。全員かかれ!」

声をかけ一斉に飛びかかる衛士達。しかし、その手がウツメに届く直前で衛士達が吹き飛んだ。

「すいませんが少し寝ててくださいね〜」

飛びかかってきた三人を蹴り飛ばし言い放つウツメ。しかし、追っ手らしき三人を倒したのにその場を動こうとはせず虚空をにらみ続けている。

「…二度目です。そろそろ出てきてもらってもいいですか?」

目線の先に問いかける。しばらくの沈黙の後暗闇から何者かが現れる。そのまま一定の距離を開けてウツメの前に立った。

「悪かったな。あんたがどれほどのもんか見たかったんでな」

笑みを浮かべてそう話す人物。身長は高く肉付きもいい。声の調子から男であると推測できる。しかし、そんな印象よりもその男の纏っている雰囲気があまりにも不気味なものだった。

そして、武器であろう大斧を構え、名乗る。

「俺は、咎追いをやってる。名は…」

「別に名前はいいです〜」

男の名前を聞く前にウツメがそれを遮る。男は口を開けたまま固まっている。

そんなこと気にせず台詞を続けるウツメ。

「どうせ覚えられないと思うので名前はいいです〜。重要なのは〜」

背負っていた二つの布を両手に持ち片方を男に突き付け言い放つ。

「あなたが敵かどうかですよ〜」

そして、今までのウツメからは想像できないほどの殺気を放ち、直後戦闘が開始した…

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-作者コメント-

どうも作者です(^^)

今回は【戦闘】とか言っておきながらやったことは《統制機構》の衛士を蹴り飛ばして咎追いが出てきただけなので申し訳なく思います(^^;

でも次回まではバトルを続けるので許してください(((^_^;)

でわでわ作者でした〜(^^)/

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-次回予告-

突如現れた《咎追い》。

ウツメを狙う理由とは一体?

ウツメは彼に勝てるのか?

次回!【ウツメの正体】お楽しみに〜(^^)/

説明
第一章の二話です。
今回は軽くバトルをします。
とはいえメインのキャラとはまだバトルしないのであまり期待はしないでください(((^_^;)
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