真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 第十二話 怒涛の激戦
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まだまだ終りを見せない激闘

 

すずかは何時救出できるのだろうか?

 

はやて「デアボリック・エミッション!!」

 

カミュー「当たらないね!!」

 

はやての攻撃を簡単に躱す カミュー

 

はやて「クッ」

 

あんまり早くないのに、一発も当たらへん……………

 

この人強いわ………………………

 

はやて「でもっ!!」

 

はやての前にベルカの魔法陣が出現する

 

はやて「ウチは負けるわけにはいかんのや!!!」

 

はやては魔法陣に手を翳すと、

 

はやて「ゲルム・シェルトルーパー!!」

 

なのはのスターライトと対等の砲撃を撃つ

 

カミュー「…………これは当たったら不味いな」

 

カミューは飛んで、躱そうとする…………………しかし

 

はやて「掛かったりよった!!」

 

カミュー「何!?」

 

真っ白な砲撃は5つに分散し、まるで手の様な形となる

 

はやて「お終いや!!」

 

はやては翳していた手を強く握りしめる

 

すると、手の形をした砲撃はカミューを握りつぶすように包み込む

 

カミュー「マジか!?」

 

流石のカミューも躱せず、白い閃光に飲まれる

 

はやて「どんなもんや!!」

 

はやては勝利を確信した

 

自身の魔力をかなり消費するほどの大技

 

それが直撃した…………意識を保てるはずがない

 

しかし、それは慢心だった…………………

 

カミュー「痛ってぇ〜」

 

はやて「っ!!」

 

嘘やろ!? ほぼ無傷やん!!

 

はやて「そんな…………アホな…………………」

 

バリアジャケットが破れているが、それ以外は無傷のカミューが立っていた

 

カミュー「中々おもしろい技を使うじゃねぇか!! 今度はこっちの番だな」

 

はやて「………………………………………………………」

 

カミュー「レアスキルなんて使うの久しぶりだぜ……………………((鏡の世界|ミラーワールド))!!!」

 

はやて「っ!! こ、ここは?」

 

はやての周りには鏡しかない状態になる

 

カミュー「これが、あたしの世界だ!! じっくり楽しんでいきな!!」

 

はやて「……………………………………………………………………」

 

落ち付け………………………惑わされたらお終いや……………………………

 

はやての後ろにカミューの姿が見えた

 

はやて「丸見えや!!」

 

自分の後ろに居るカミューをシュベルツクロイツで殴るが……………

 

パリィィィィィィィィィン

 

はやて「っ!!!」

 

鏡やと!?

 

カミュー「ハズレだ」

 

バキィ

 

はやて「うわぁっ!!」

 

はやては脇腹を蹴られた

 

はやて「痛った〜」

 

カミュー「さ〜て、あたしは何所に居るでしょう?」

 

はやて「なっ!!」

 

はやての目の前にはカミューが10人以上居た

 

カミュー「本体以外は鏡に映った偽物だぜ?」

 

はやて「………………………………………………………………………」

 

カミュー「さて、お前は突破出来るかな? 鏡の世界を…………ハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

はやて「………………………………………………………………………」

 

これはちょっとキツイかもしれん……………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ヴィータVS権左衛門〜

 

ヴィータ「オラッ!!」

 

権左衛門「はぁっ!!」

 

ガキィィィィィィィィィン

 

ハンマーと刀が何度もぶつかり合い、火花を散らす

 

ヴィータ「この侍野郎!!! さっさと退け!!」

 

権左衛門「拙者の役目は、この世界に侵入した賊を征伐すること………………そう簡単には退かん!!」

 

ヴィータ「賊? アタシらのことか? ふざけやがって!! すずかを攫ったテメェらの方が賊だろうが!!!」

 

権左衛門「拙者達は任務をこなすのみ!!」

 

ヴィータ「テメェらのリーダーぶちのめして、すずかを攫ったことを謝らせてやる!!!」

 

権左衛門「拙者に勝てるのならな!!」

 

ヴィータ「勝つ!! ぜってぇ勝つ!!」

 

アイゼン(カートリッジロード! ラテーケンフォルム)

 

権左衛門「む? 形状が変化した?」

 

ヴィータ「吹っ飛べ!!」

 

アイゼン「ラテーケンハンマー!!」

 

権左衛門「なんの!!」

 

刀でヴィータの攻撃を受け流す 権左衛門

 

権左衛門「拙者も技を披露しよう!」

 

アスモデウス(カートリッジロード!)

 

権左衛門「((懺鴦|ざんおう))剣!!」

 

権左衛門は自身のアームドデバイスであるアスモデウスを地面に突き刺す

 

すると斬撃破が地面を這いながらヴィータに迫る

 

ヴィータ「へっ 下らねえ技だ! 飛んでいれば当たらねえじゃねえか!!」

 

権左衛門「甘い!!」

 

権左衛門は刀を振り上げる………すると、斬撃破は上空に飛ぶ

 

ヴィータ「何!?」

 

権左衛門「やはり子どもだな…………戦場で油断するなど笑止千万!!」

 

斬撃破はヴィータに直撃する

 

ヴィータ「グッ!」

 

仕舞ったぜ…………油断しちまった…………けどっ!!

 

ヴィータ「まだ負けたわけじゃねぇ!!」

 

権左衛門「ほう! 拙者の技を受けて気を失わんとは………………………」

 

少々侮ったか……………………

 

権左衛門「よかろう…………ここからは子どもではなく、1人の騎士と見て相手をする!」

 

ヴィータ「チッ スカしやがって………………………………」

 

権左衛門「覚悟はいいな? その命、貰うとしよう」

 

権左衛門はヴィータに接近する

 

ヴィータ「舐めんな!!」

 

アイゼンを振り回し、権左衛門を殴ろうとする…………しかし

 

権左衛門「はぁっ!!」

 

スパァァァァァァン

 

ヴィータ「なっ!!」

 

アイゼンが………………………………

 

ヴィータのデバイス、アイゼンが壊さされた

 

アセムとの戦いで、もう限界を超えていたのだった

 

権左衛門「切り捨て御免!!」

 

ザシュッ

 

ヴィータ「チク……ショ………」

 

ヴィータは一太刀を浴びせられ、地面に倒れる

 

アスモデウス(権よ、切り捨て御免と言っていたが、何か無礼なことをされたのか?)

 

権左衛門「睡眠妨害」

 

アスモデウス(そうか………………………)

 

権左衛門「子どもに止めを刺すのは趣味ではないが、仕方あるまい」

 

ヴィータに迫る 権左衛門

 

ヴィータ「………………………………………」

 

権左衛門「さらばだ! 幼き騎士よ!!」

 

刀を振り上げ、ヴィータを狙う

 

シグナム「シュツルムファルケン!!」

 

燃えている矢が、権左衛門の前を横切る

 

権左衛門「……………何者?」

 

シグナム「家族だ」

 

権左衛門「なるほど…………………拙者と戦うつもりか?」

 

シグナム「そういうことになるな」

 

権左衛門「よかろう…………来るがいい!!」

 

シグナム「烈火の将 シグナム……押して参る!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はカイト視点になります

 

カイトは、なのはを墜したアンノ―ンもとい兵器を破壊することが出来るのか?

 

次回もお楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

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