短編 鈴木(仮)の不思議な体験
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〜 短編話 †鈴木(仮)の不思議な体験† 〜

 

 

「鈴木さんでしたね?」

 

「はい、鈴木正也(まさや)です」

 

「コンビニ経験は?」

 

「学生時代から就職する前までなので6年ほどしてました」

 

「それじゃ接客は大丈夫かな?」

 

「はい、最近のレジはまだやったこと無いので操作は慣れてませんが

 少しでも早く慣れたいと思います」

 

「まっ、夜勤だからそんなに忙しく・・・うん、どっちかというと楽しいと思うよ」

 

 

自分は今年で30歳になる鈴木(すずき)正也(まさや)

身長159cmに体重76kgの太めの男だ、もちろん一度も鞘は抜いたことはない(キリッ)

つい先日、就職していたスペシャル・プレゼンツ通称S・Pと言われた会社を退職した

まぁよくあるブラック企業だったので身体を壊してそのまま辞めた

体調が戻った自分はとりあえず地元のコンビニで身体を慣らす為に応募した

 

今目の前にいるのはこの店の店長で土井(どい)広海(ひろみ)さん

年齢は25歳、独身で清い身体らしい

糸目で坊主で、身長は172cmの優しい感じの人である

ユニフォームは青いコンビニで会いましょうを歌ってる会社だ

業務上の話をしたりして、採用してもらい雑談をする位

ちゃっちゃっと終わった

 

 

「時に鈴木さん・・・」

 

「はい、なんでしょう店長?」

 

「パソコンゲームとかします?」

 

「それは・・・アレな方向ですか?」

 

「ですです、ちょっとお子様は見ちゃいけないよ!的な方です」

 

「2次元は好物ですけど・・・?」

 

「いや、一応ね適正を」

 

「適正・・・ですか?」

 

「そうそう、適正・・・ファンタジーとか好きです?」

 

「まぁ触手は好きですけど?」

 

「マニアですね?!」

 

「よくいわれます(ドヤァ)」

 

「(いや、褒めてないし)それじゃエルフとか妖精さんは大丈夫ですよね?」

 

「お胸様はDカップ以上じゃないと自分駄目っすねー」

 

「さらっと世の中の女性敵に回してますよ?!」

 

「え?画面の中は裏切りませんから・・・(遠い目)」

 

「駄目だこいつはやくなんとかしないと・・・」

 

 

そんな感じの会話をして、その日は終わり

初出勤の日がやってきた

 

 

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「こんばんわーよろしくお願いしますー」

 

 

夜勤は基本0時から始まるので、0時まで働く人へ挨拶をする

そこにいたのは

東条(とうじょう)由利華(ゆりか)さん 19歳

専門学校に通ってる今時のギャルっぽい子、髪型はロングヘアーだが、仕事中はポニーテールにしている

なんでも高校生の時からここで働いてるそうだ

身長は俺と同じ位160cm無い位だが・・・ちなみに女性はエプロンをして働いてる

エプロンを押し上げるほどのボリュームをもち、黒のシャツのボタンは胸元まで開けてる

エプロンで隠れてるが、ちょっとでも屈んだら谷間絶対見えそうです

腰から下もピチピチジーンズ履いてるからムチムチ具合がやばいです

店長からの前情報曰く、よく屈んだりして仕事してるとたまに見えるらしい。。。けしからん!

 

「店長、新人さんですか?」

 

そして、もう一人・・・松本(まつもと)鷹平(たかひら)君 21歳

こっちも専門学校に通ってる子で高校生の時から働いてるそうだ

身長は175cmの痩せ型、サッカー選手の本田選手みたいな髪型だが色は真っ黒

ぼーっとしてる感じの顔をしているのだが

ただ、声がやばい・・・トーンが低いのにすーっと耳に入るイケメンボイス・・・爆ぜればいいのに

 

「そうですよ、こちら鈴木さん新しい夜勤の人です」

 

「あー・・・うん、ウチは夜勤アレですからね」

 

「アレですよねー」

 

と東条さんと松本君と土井店長が3人で頷きあってる

俺には全くわからんけどさ!

 

「これからよろしくお願いします」

 

「よろしくー」

 

上は松本君、下は東条さん

松本君は頭まで下げて丁寧で、東条さんは片手だけあげて今時っぽい

 

「じゃ、私達上がりますね」

 

「店長、鈴木さんお先に失礼します」

 

そういって二人は事務所に引き上げていった

 

「じゃ、お客さんもいないし

 軽くレジ操作を覚えましょうか」

 

そういって、店長との深夜業務が始まる

レジ操作を確認しながら、1便(おにぎりや弁当・サンドイッチ・パック飲料)をこなし

カウンター内の清掃をしていると俺にとって始めてのお客さんがやってきた

 

 

ピンポーン

 

 

「いらっしゃいませーこんばん・・・は?」

 

 

自動ドアが開いたが誰もいない?

ああ、たまに虫とかで開いたりするからそれかな

と首を傾げながら、カウンター内清掃に戻ると

 

 

「ちょっとあんた!今私のこと虫か何かと思って無視したでしょ!?」

 

「え?お客様、すいま・・・・えええええええええええええ!?」

 

 

自分が再度振り返ると、レジのカウンターに座って、42円の棒付キャンデーを持っている

おおよそ30cm位の小さな4枚の羽を生やした

ファンタジーの世界の中によくいるフェアリーさん(仮)が怒っていらっしゃった・・・

 

 

これは、鈴木(30歳)の不思議なコンビニでの体験記録である・・・

 

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あとがきっぽいもの

 

なんとなく日常?系を書きたくなったので書きました

続ける予定は多分・・・ない?

作者的には緑の葱を持った人がCMしたコンビニが好きですが

青いコンビニで会いましょう的なコンビニも嫌いじゃないです

ちなみに会話の部分はそれなりに実際後輩と会話した時の話ですよ?

うん・・・現実逃避は駄目ですね☆ミ

 

梅雨でジメジメしてる駄文ですが、気長にお付き合いお願いしますm(_ _)m

説明
この話は、鈴木さんのバイトを書いた
日常っぽい感じの話です
一応、続かない予定です・・・
作者の気晴らしに書いた作品ですので駄文がさらに駄文です
それでも大丈夫な人は見てくださると嬉しいです!
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コメント
スネークさん>リアルで聞くとさらに吹く事間違い無しですっw(tokkey)
触手発言にコーラが宙を舞ったww(スネーク)
観珪さん>何気にファンタジーモノみてるとバル○ンでやられそうなイメージあったのでw(tokkey)
妖精の虫扱いに笑ったww(神余 雛)
タグ
ショートストーリー 鈴木さん 30歳 ぽっちゃり コンビニバイト オリジナル 

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