真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 十四話 仇討ち
[全1ページ]

なのはを墜とした兵器、バルガミドレイセスと激闘を繰り広げる カイト

 

果たして、勝つのは………………………

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

パカッ

 

膝が開き、ミサイルを発射する

 

カイト「チッ テンペストアロー!!」

 

緑色の矢がミサイルを撃ち抜く

 

カイト「ウィザード、あの兵器の弱点などはわからんか?」

 

ウィザード(申し訳ありません、未だ………………)

 

カイト「仕方あるまい……………………」

 

ウィザード(ロード 一旦下がりませんか?)

 

カイト「逃げれると思うか? スピードでは俺の方が勝っているが、向こうは魔力感知が出来るようだぞ?」

 

ウィザード(この世界から撤退するのです)

 

カイト「断る!!」

 

ウィザード(ロード!)

 

カイト「この期を逃してはならない…………………今あの兵器を破壊しなければ、何時でてくるかわからんのだぞ?」

 

ウィザード(何故そこまで拘るのです?)

 

カイト「あれほどの兵器がもし地球に現れたとしたら……………………」

 

ウィザード(わかりました、最後までお付き合いしましょう)

 

カイト「ああ、俺を導いてくれ! ウィザード!!」

 

ウィザード(Yes ロード!)

 

バルガミドレイセス「……………………………………………………………………」

 

カイトに向けて、何度も砲撃が放たれる

 

カイト「体力が持つ限りは当たらん!!」

 

最速のジェッターフォームを使っているだけ在って、バルガミドレイセスの攻撃は一度も当たらない

 

しかし向こうは兵器、体力は無限といえる

 

攻撃を躱し続けるのにも限度がある

 

カイト「テンペストアロー!!」

 

暴風を纏った矢がバルガミドレイセスに突き刺さる

 

カイト「貫通すらしないか……………………………」

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

カイト「っ!!」

 

右腕の刃が射出される

 

カイト「うっぐっ!!」

 

ウィザードで弾くが、威力を殺しきれず、吹き飛ばされてしまう

 

バルガミドレイセスの右腕の刃は鎖で繋がれており、射出後も再び右腕に戻る仕様になっている

 

カイト「クソッ 面倒な攻撃しやがって……………」

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

動物の頭蓋骨の様な形をしている顔に小さい口の様な個所が在る

 

その口が開き、火を吹く

 

カイト「チッ」

 

カイトは飛んで躱す

 

カイト「あの炎は魔法ではないな」

 

ウィザード(そのようです。当たれば火傷、最悪死にます)

 

カイト「どれ程の天才が作ったのやら」

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

また右腕の刃を射出してくる

 

カイト「二度も通用すると思うのか?」

 

カイトは軽く躱し、刃と連結している鎖を切断しようとする…………………しかし

 

ウィザード(ロード!! 待って下さい!!)

 

カイト「何だ?」

 

ウィザード(鎖には高圧電流が流れています! 触れれば感電死します!)

 

カイト「チッ」

 

バルガミドレイセス「………………………………………………………………………」

 

鎖を引き戻し、右腕と連結させる

 

ウィザード(ロード ツヴァリングタイマーを使いましょう)

 

カイト「良し、ツヴァリングタイマーセットアップ!」

 

ウィザード(スタート!)

 

カイト「来い、クソ兵器!」

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

火を吹いて突撃してくる バルガミドレイセス

 

カイト「当たるか!!」

 

軽く躱す カイト

 

ウィザード(ロード!)

 

カイト「ああ」

 

ウィザード(レディーゴー!!)

 

カイトは2人になる

 

カイトA「ミッドで改造したお陰で、負担も大分軽くなった」

 

カイトB「これなら遠慮なく戦える」

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

砲撃を放つ バルガミドレイセス

 

カイトA「食らわん!!」

 

しかし、その程度の攻撃がカイトに当たるはずがない

 

カイトB「テンペストアロー!」

 

やはり、カイトの技ではバルガミドレイセスに傷を付けることはできない

 

ウィザード(なるほど…………………わかってきました)

 

カイトA「弱点がか!」

 

ウィザード(いえ、あの兵器の硬度についてです)

 

カイトA「あの異常な硬さ……………何かあるだろうな」

 

ウィザード(アレは今の所、次元一硬い物質、ハイコアというものをコーティングしています)

 

カイトA「ハイコアだと!?」

 

ウィザード(ご存知なのですか?)

 

カイトB「確か今は管理局しか持っていない物質のはず……………」

 

カイトA「………今回の高町の墜落、そしてタイミングの良い人攫い……………これがもし、偶然ではないとしたら?」

 

ウィザード(まさか……………………………)

 

カイトA「管理局の仕業か…………」

 

カイトB「まぁ今は置いておく………それよりも」

 

カイトA「ハイコアを取り除かなければ…………………………」

 

ウィザード(何か方法がありますか?)

 

カイトA「ハイコアは確かに硬いが、硫酸なら溶かせる」

 

カイトB「唯一の弱点と言った所か…………………………」

 

カイトA「しかし、こんな所に硫酸があるはずがないか…………………」

 

ウィザード(ロード あなたは運がいいです。この世界には硫酸を生み出す植物があります)

 

カイトA「なんだと!!」

 

ウィザード(探しましょう)

 

カイトA「良し、時間稼ぎは任せるぞ?」

 

カイトB「ああ」

 

カイトはツヴァリングタイマーのギアを回転させる

 

カイトA「最高で10分持たせられる……………」

 

ウィザード(いくら負担が少なくなったとはいえ………)

 

カイトA「今はこれが最良だ…………行くぞ」

 

ウィザード(Yes ロード)

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!」

 

バルガミドレイセスは離れていくカイトを追いかける

 

カイトB「行かせると思うか?」

 

パワードフォームになり、フォールバインドで縛りつける

 

カイトB「フォールバインドでも長く持たんか…………………」

 

カイトは自分の魔力は全て、バインドに乗せる

 

バルガミドレイセス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

バルガミドレイセスも何とかバインドから逃げよと暴れる

 

カイトB「グッ!! 重労働だなこれは…………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜カイトA視点〜

 

カイトA「一体どんな植物だ? 硫酸を作るなどと…………」

 

ウィザード(花弁が1枚1枚大きくて、真っ赤な花だそうです)

 

カイトA「それでけで探せというのか?」

 

もう少し情報があれば………………

 

ウィザード(ロード!! 硫酸と同じ成分が分泌されている場所を発見しました!!)

 

カイトA「何所だ!!」

 

ウィザード(ここから2キロです)

 

カイトA「行くか!!」

 

カイトは全速力で飛ぶ………………そして

 

カイトA「あれか!!」

 

硫酸を生み出す唯一の植物 レイズバイラ

 

高さは花弁1枚で2mはあるだろう

 

カイトA「薔薇に似ているな……………」

 

ウィザード(どうやって持っていきます?)

 

カイトA「持っていく必要は無い」

 

ウィザード(と言いますと?)

 

カイトA「奴がこちらに来ればいい」

 

ウィザード(なるほど)

 

カイトA「ツヴァリングタイマーを解除する」

 

すると分身体は消え、バルガミドレイセスはすぐにカイトを発見し、レイズバイラの傍まで来る

 

カイト「来い!!」

 

バルガミドレイセスは、カイトに突撃する

 

カイトは躱し、バルガミドレイセスはそのままレイズバイラに激突する

 

その衝撃で茎に穴が空き、そこから硫酸が漏れ出す

 

その硫酸を浴びてしまう バルガミドレイセス

 

ウィザード(やりましたね)

 

カイト「ああ」

 

バルガミドレイセスは溶けていく

 

カイト(これほどの兵器が大量に量産されれば…………)

 

早く作成者を見つけねば………………

 

カイト「だが、今は大人しく引き下がっておく」

 

目的を果たしたカイトはミッドに帰還する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜?〜

 

スカリエッティ「素晴らしい…………………」

 

スカリエッティは感動する

 

まさか、自分が作り上げた兵器が、少年に破壊されるとは思っていなかったのだ

 

カイトの強さと賢さに感銘を受ける

 

ウーノ「………………………………………………………………………………」

 

スカリエッティー「彼は正しく、私が研究するに相応しい人間だよ!!」

 

ウーノ「そうですか」

 

スカリエッティー「Fの遺産に続いて面白い者を見つけてしまった!!! ああ、何て人生とは楽しいんだ!!! 出来ることな永遠に生きて、研究し続けたいよ!!!」

 

ウーノ「……………………………………」

 

スカリエッティー「ククククハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜カイト視点〜

 

ウィザード(ロード)

 

カイト「何だ?」

 

ウィザード(おめでとうございます)

 

カイト「何の話だ?」

 

いきなり祝いの言葉を貰っても意味がわからない カイト

 

ウィザード(本当は高町なのはの仇を取りたかったのでしょう?)

 

カイト「………………………………………………………」

 

ウィザード(あなたが認めた、数少ない人ですから)

 

カイト「フン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見事、仇討に成功する、カイト

 

次回、ネグランドに近づく影

 

それは新たな敵か?それとも……………………

 

 

 

説明
カイトは、なのはの仇を取れるのか!!
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
723 714 0
タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

ohatiyoさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com