真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 第十六話 燃え盛る戦場
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素人でありながら玄人であるニコルと対等な実力を見せる アリサ

 

そして、彼女はレアスキル持ちだった

 

ニコル「爆熱だと…………………」

 

炎熱を遥かに超える火力と温度を持った魔力変換資質「爆熱」

 

あまりにも所有者が少ない為、レアスキルとなった、あの爆熱なのか?

 

フレイムアイズ(随分と動揺してるな? さっきまでの余裕はどうした?)

 

アリサ「悪いけど、あんただけに構っているわけにはいかないの、速攻で終わらせるわ!!」

 

ニコル「………………………………………………………」

 

まさか、私にとって最低最悪の能力を持つ者と戦える日が来るとは…………

 

ニコル「最高ですよ!! まさか爆熱の所有者と戦えるなんて!!」

 

アリサ「……………………………………………………………………」

 

フレイムアイズ(頭腐ってるんじゃねぇか? あいつ)

 

ニコル「さぁ! 楽しませて下さいよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜はやてVSカミュー〜

 

はやて「クソッ」

 

はやては未だ、鏡の世界で翻弄されていた

 

カミュー「どうした? 諦めるのか?」

 

はやて「そんなわけないやろ!!」

 

カミュー「そうかい!」

 

はやての目の前に居るカミューが突撃してくる

 

はやて(前のは偽物や! 本物は後ろ!!)

 

はやてはシュベルツクロイツを振りかぶり、後ろに居るだろう カミューを殴る

 

パリィィィィン

 

はやて「なっ!!」

 

鏡が砕け散る

 

はやて「鏡に映った偽物! じゃあ本物は!?」

 

ドスッ

 

はやて「グハッ!!」

 

はやての腹にカミューの蹴りが決まる

 

カミュー「あんたの目の前に居たあたしが本体さ!!」

 

はやて「何んやて!?」

 

カミュー「折角 真正面から行ってやったのに、いきなり後ろに振り向くから、何事かと思ったぜ」

 

はやて「クッ」

 

カミュー「まだ諦めないのかい? いいね! 嬲り甲斐があるよ!!」

 

はやて(アカン…………絶体絶命や)

 

ウチは家族に頼り過ぎてたんかもな

 

はやて(けどっ!)

 

すずかちゃんは絶対に救う!!

 

はやて(待っててや、すずかちゃん……………もうすぐ助けに行くで!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アリサVSニコル〜

 

アリサ「食らいなさい!!」

 

フレイムアイズ(フレイムタワー!)

 

アリサは地面に魔力弾を撃ち込む

 

すると、ニコルの足下に火柱が立つ

 

ニコル「グッ!」

 

流石は爆熱!!

 

私のレアスキルなど無意味ですね………

 

ニコル「ですが!!」

 

ザキィィン

 

火柱を鎌で切断する ニコル

 

ニコル「この程度の技では倒せませんよ? 私はね」

 

アリサ「ならっ!!」

 

フレイムアイズ(フレイムタワー・((極|ごく))・炎魔!!)

 

火柱の数を増やし、脱出を不可能にする

 

ニコル「なるほど、前後左右に火柱を立てましたか………甘いですね!!」

 

ニコルは再び、火柱を斬る……………しかし

 

フレイムアイズ(甘いのはてめぇだ!!)

 

ニコル「っ!!」

 

ニコルの鎌が火柱に触れると大爆発を起こす

 

アリサ「脱出不可能な完全牢獄………それが炎魔」

 

爆発した火柱は消えることなく、燃え続ける

 

ニコル「うぅぅぅ、流石に利きましたよ………ですが」

 

ニコルは体を水に変える

 

ニコル「水は隙間さえあれば、何所にでもいけます」

 

火柱同士の間には僅かに、火柱の中の様子が見えるくらいの隙間がある

 

そこから脱出する

 

ニコル「脱出不可能な完全牢獄とは大層なものです」

 

フレイムアイズ(チッ このスライム野郎!! 炎魔から脱出するなんて生意気だぜ!)

 

ニコル「スライムではありません、((全て水|スライマー))です」

 

フレイムアイズ(違いがわからんわ!!)

 

アリサ「フレイムショット!!」

 

炎の弾で攻撃する アリサ

 

レヴィアタン(プロテクション!)

 

バリアで防ぐ

 

ニコル「感謝しますよ、レヴィアタン」

 

レヴィアタン(いえ)

 

ニコルの鎌型デバイス レヴィアタン

 

滅多に喋らず、基本的にはニコル自身に使い方を任せている為、レヴィアタンがプロテクションを張るのは珍しいことである

 

フレイムアイズ(相棒!! 俺に考えが在る!! 接近戦戦で行きな!!)

 

アリサ「でも斬撃は通用しないのよ?」

 

フレイムアイズ(だから考えが在るっていってるだろ? 信じな!! あんたの相棒を!!)

 

アリサ「わかったわ!!」

 

アリサはフレイムアイズを振り回しながら、ニコルに突撃していく

 

アリサ「行くわよ!!」

 

ニコル「気が狂いましたか? 私に斬撃は利きません」

 

アリサ「やぁっ!!」

 

ザシュッ

 

フレイムアイズの刃が、ニコルの左肩に突き刺さる

 

ジュゥゥゥゥゥ

 

ニコル「っ!!」

 

ニコルはバックステップでアリサから距離を取る

 

ニコルは刺されても、水なので形が崩れてもすぐに元に戻る

 

しかも痛みも感じない

 

だが、今回は激痛を感じた為、アリサから距離を取ったのだ

 

ニコル(何故だ? 何故 私に斬撃が…………っ!! これは!!)

 

ニコルの左肩を見ると、服が焦げている

 

ニコル「そういうことか……………なるほど」

 

フレイムアイズ(気づいたか?)

 

ニコル「ええ、先端の部分だけ熱したわけですね」

 

フレイムアイズ(そういうこった!! 爆熱は、温度を下げれば炎熱になる!! 温度変化なんてお手の物!)

 

ニコル「私が気付かない様に、あえて温度を下げましたか」

 

フレイムアイズ(おうよ!! 爆熱で先端を熱すれば、どうしても火が出ちまうからな!! それじゃバレたも当然! なら見た目が変化しない様に熱すればいいだけの話だ!!)

 

ニコル「その為の炎熱ですか…………ふざけた戦い方ですが、脅威ですね」

 

斬撃が効かないなら、熱によって蒸発させようという魂胆ですか………………………

 

フレイムアイズ(悪いが、テメェには退場してもらうぜ!)

 

ニコル「やれるものならね!!」

 

しかし、ニコルはわかっていた

 

自分の力ではアリサに勝てないと…………

 

ニコル「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

アリサ「これで!!」

 

ザシュッ

 

ニコルの鎌は切断される

 

焼き斬ったという表現が正しいか

 

ニコル「………………………………………………………………………」

 

ここまでか………………………………

 

ニコル<すみませんね レヴィアタン、長い間苦労を掛けました>

 

レヴィアタン(お気になさらず………あなたと共に戦ってきたことは誇りですから)

 

ニコル<フッ そうですか>

 

フレイムアイズ(これで終りだ!!)

 

アリサ「バーストイレイザー!!」

 

ゼロ距離で砲撃魔法を放つ

 

ニコルは炎に包みこまれる

 

アリサ「………………………………………………………………………」

 

左近「コ〜ン」

 

アリサ「大丈夫よ 左近。戦いに出てきたからには覚悟してたから」

 

人を殺めてしまう覚悟を………………………………

 

アリサは振り返ること無く、その場を去る

 

アリサ(フェイト達には悪いけど、私は回復魔法は一切使えない。置いて行くわ、ごめん)

 

ニコル「………行きましたか」

 

まさか、ここまで惨敗するとは………………

 

相性が悪いとはいえ、素人に負けるなんてね…………………………

 

ニコル「うっ!」

 

発動しましたか…………………………

 

やれやれ、こんな魔法をどうやって創ったのやら

 

ニコル「私ですら……捨て駒ですか…………最高評議会は凄い高みにいるのですね………」

 

ニコルは空に手を掲げる

 

ニコル「私を倒せても、月村すずかは助けられませんよ………………絶対に」

 

何せ、我らのリーダーは、あのバットなのですから

 

後は……任せます……………

 

ニコルは永眠する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勿論アリサが勝ちますとも!!

 

さて、インフェルノのメンバーも数が少なくなってきました

 

次回は、はやてVSカミュー

 

お楽しみに!!!

 

 

 

説明
アリサVSニコル
勝つのは果たして?
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タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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