神様への恩返し 〜代行者の旅〜第二話 |
朝陽side
「うざっ」
「一言めにそれはないんじゃないですか?マスター」
俺は草むらのなかでこのことを見ていて思った あいつはまるで
「前世の自分とでも思っているのですね」
「まあ…な」 ナルの言うとうりだった。自分の心に素直になれず、苦しんでいく姿。
「さあ、助けますか」
《夢符 旅の始まり》
修行中に作ったスペルカードを唱え、リインフォースを除く者全てが寝た。
そして、俺は草むらから出て、リインフォースに言った
「お前の願いを叶えてやろうか?」
リインフォースside
いきなり現れた青年に私は警戒した。
「私の願いを叶える?」
『そうだよ。正確には君と君の主だけどね」
『一つ聞かせてもらおうか。君は生きていたいかい?」
「私はもう助からない、そして多くの罪がある。だから、『うるさいよ』何?」
『言い訳はいいよ。僕はただ、君は生きていたいかを聞いている。自分の本当の気持ちを聞かせてもらおうか』
「私は生きていていいのか…?」 「私は幸せになってもいいのか?」
『もちろん、君は幸せになる権利はある。だから、願いをいいな』
「私は…生きたい!そして主達と一緒に幸せになりたい!!」
『OK その願い叶えてやる』
《変符 change despair to hope(絶望を希望に)》
俺はスペルカードを唱え、+のドライバーをリインフォースに刺した。
「安心しな、そいつはお前のバグを消す物だから」
「40秒で終わる」
「そうか、ならお前の名前を知りたい」
「俺はジョーカー。弱いものの味方だよ」
「そうか、なら私も名乗らないとな、私はリインフォースだ」 リインフォースの名前を聞くと、リインフォースの体が光に包まれる。そして、
「どうだ?」と聞く
「ああ、ユニゾンシステムが消えたが、悪性のバグだけが消えている!」
「そうか、なら俺は帰る。俺が公園から出ると他の奴らは起きるからな」
「ああ、本当にありがとう、ジョーカー」「お礼になにかしたいが…」
「いらねえよ。幸せに生きな、リインフォース。」「ああ、後、困ったことがあるなら、俺を呼べ。助けてやるからな。それと、お前の笑顔は可愛いな♪」と言い俺は転移魔法で公園の外に出た。