魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第十九話 |
無印After編 第十九話 「蒼の力 赤の悪夢」
三人称side
紅魔館地下の図書室・・・
その一角で図書室の管理人パチュリー・ノーレッジが黙々と読書を続けていた。
すると少し地面が揺れ妙に思った。
パチュリー「・・・上で何かが起こっているのかしら?」
「そうかもしれませんね。」
そう答えたのはレイチェルの執事をしているヴァルケンハイン・R・ヘルシングだった
大方フランとレイチェルかレミリアが遊んでいるのだろう。そう思ったが・・・
ヴァルケンハイン「・・・パチュリー様、少し頭を下げておいたほうがよろしいかと。」
パチュリー「え?」
すると扉が突如爆発と共に吹き飛んだのだった。パチュリーは最初何が起きたか解らなかったがすぐその後にレミリアたちが白い髪の男の子と戦っているのでようやく理解した。
パチュリー「・・・・また派手に・・・・。」
咲夜「すみませんパチュリー様・・・・。」
ヴァルケンハイン「レミリア様と戦っている子供・・・あの小僧に似ているな・・・。」
零人side
俺は現在、吸血鬼三人と戦ってはいるのだが実際かなりきつい。レミリアが弾幕を飛ばすとそれに加勢するかのようにフランも攻撃をする。そして回避後それを狙ってかレイチェルがゲオルグだ何だを飛ばす。
零人「ちっ・・・!Inferno Divider!!」
俺はインフェルノディバイダーでレミリアに攻撃をするが回避され後ろにフランが付いた
フラン「いっくよー!!禁忌「恋の迷路」!!」
フランの弾幕は一角にわずかな抜け道があり俺はそれを紙一重で避けていったが・・・
レイチェル「ソード・アイリス。」
ウサギの雷をモロに喰らってしまう事になった。結構痛てえ・・・
だが何とか体制は立て直せたのでそのまま俺は本棚の上を走り出した。
そしてそれを追撃しようと左にウサギ、後ろにフランそして正面にレミリアと配置づいていた
零人「ちっ!お前らなんでこんな連携がいいんだよ!?」
レイチェル「あら、確かにそうね。」
レミリア「やはり有能と無能の差ってところかしら?」
零人「ケッ!カワイクねぇなオイ!!」
俺は右に逃げずに左にいるレイチェルの方に飛んだ。レイチェルは中・遠距離こそ強力だが近距離は弱い。だから先にウサギを倒せばと思い向かっていった。
レミリア「フッ、何処を見ているのかしら!!」
フラン「あはは!お兄ちゃんコッチだよ!!」
零人「チッ!」
レミリア「魔符「全世界ナイトメア」!!」
フラン「禁忌「カゴメカゴメ」!」
刹那、俺は回避不可能な弾幕の嵐を受けて地面に落とされていった。
ちなみにレイチェルはとっさに転移魔法を使ったので無傷だった。
・・・ウサギのヤロー・・・・。
レミリア「・・・意外と頑張るわね、彼。」
レイチェル「しぶとさは保障つきよ。」
フラン「うーん。お兄ちゃんどこいったー!」
一方俺は煙の中で辛うじて無事ではあったが先程のダメージがありまともに動けずに居た。
そして現在本の山の中に隠れている。
ソルナ『どうするの零人ちゃん?やっぱ三対一は無謀だったんじゃない?』
イクス『確かにそうですが今となっては遅いこと。いかがなさいますマスター?』
零人「・・・・・ウサギと姉貴のほうを先にブッ倒す。アレを使ってな。」
ソルナ『アレって・・・大丈夫・・・・だよね・・・・・。』
イクス『了解しました。現在エネミーは六時方向に集まっています。』
零人「一回限りの大祭りだ。しくじんなよ!」
俺は右手を構え術式を発動した
零人「第666拘束機関解放 次元干渉虚数方陣展開 イデア機関接続・・・・」
レイチェル「っ!まさか・・・!!」
レイチェルが慌てて俺が居る場所に向かったがすでに魔道書の詠唱をし終えたのだった
零人「蒼の魔道書(ブレイブルー)・・・・・起動!!」
レミリア「あれが・・・・・蒼の魔道書・・・・。」
レイチェル「ええ。まさかと思ったけどあの子、本当に使うなんて・・・・」
零人「そんじゃあ・・・・第二ラウンドと行こうぜ!!」」
俺は一気にジャンプしそして・・・・
零人「カーネージ・・・シザアアアアア!!」
カーネージ・シザーを叩き込んだがフランは避けレミリアとウサギはとっさにガードし余りダメージを与えられなかった。すると・・・・
フラン「あーむ!」ガブッ
零人「あいたっ!!」
フランが俺の右腕にかぶりついてきた。突然の行動に驚きつつも俺は無理やりフランを引き離し・・・
零人「"闇に喰われろ"!!」
闇に喰われろで吹き飛ばした。フランは本の山に落ちていき一安心したが・・・・
レミリア「そろそろお遊びはここまでにしましょうか・・・・」
レイチェル「そうね。いくら蒼を使えるからって調子に乗っていると怖い目にあうのを教えてあげないとね・・・」
前方に本気ギレモードの二人がスペカとアストラルヒートの用意をしていた。
零人「大人げねぇなオイ・・・・。」
俺は大剣を変形させ鎌の形態にさせた。そしてフランが再び飛び出して
フラン「うー!!ずるいずるい!フランも本気出す!」
フランもスペカを用意した。
レミリア「神槍「スピア・ザ・グングニル」!!」
レイチェル「クラウニッシュ・カレンデュラ!!」
零人「ブラックオンスロート!!」
フラン「禁忌「レーヴァテイン」!!」
そして四人の必殺技により大爆発が起きたのだった・・・・・
唖然として見ていた咲夜、ヴァルケンハイン、そして別の意味で唖然としていたパチュリーは主を助けようと動こうとしたが・・・・
零人「いつつ・・・・・」
レイチェル「まったく。派手に吹き飛んだわ・・。」
レミリア「もう少し加減を覚えないのかしら?」
零人「加減したら死ぬっつーの。」
どうやら双方とも無事であった。だけどその時俺達は一つの異変に気づけなかった。
そうそれは・・・・
フラン「・・・・・・。」
レミリア「・・・・フラン?」
少し心配そうにレミリアがフランに話しかけたするとフランの少し笑いながら口を開いたが・・・・・
フラン「ンフフフフ・・・・オニイチャン。アオ・・・チョウダイ。」
何か様子がおかしかった。突然俺が持っている魔道書の力を欲したからだ。
それに何か変な感じでもあったからだ。
零人「・・・・それは無理だ。蒼は危険な力だからな。」
フラン「クレナイノ?・・・ホシイ、ホシイヨアオアオガ・・・・・・!!」
するとフランの目はみるみる純粋な赤色に変化していった。そして周りから黒い瘴気の様な物が舞い始めた
レイチェル「これは・・・・まさか!?」
ヴァルケンハイン「レイチェル様!!」
零人「これは・・・・魔素か!?」
そうフランの周りには魔素が漂い始めていた。そして魔素は徐々に増えていき部屋の外にもあふれていった。
レイチェル「まずい!魔素が外に漏れるわ!!」
レミリア「でもどうして魔素なんか・・・・っ!!」
レミリアは一つの確信にたどり着いた。そう、さっきフランが俺の"右手"にかぶりついたからだ。そのせいで蒼を吸いああなってしまったのだ。
フラン「アハハハハ!!アオ!アオヲテニイレル!スベテハセイジャクナルセカイノタメ!!」
零人「っ!?」
するとフランの羽は八本の剣の様な物になり所々に機械や触手のようなものが付けられていた。
レイチェル「あれは・・・一体!?」
静寂なる世界・・・まさか・・・・。
博麗神社・・・・・
魔理沙「霊夢!空が!!」
霊夢「大声出さなくてもわかってるわ。」
萃香「こりゃ・・・・一嵐来るね・・・・。」
博麗神社では空が黒い雲に覆われていくのを霊夢と伊吹萃香(いぶき すいか)と魔理沙は見上げていたのだった・・・。
白玉桜・・・・・
幽々子「どうやら彼女を苗床としたようね・・・妖夢、少し紅魔館まで行って原因が掴めたら倒してくれる?」
妖夢「・・・・わかりました!」
白玉桜では事情の一部を知っている幽々子は妖夢に討伐の命令を出していた。
永遠亭・・・・・
輝夜「・・・・・アレは・・・・」
鈴仙「し・・・師匠またなんか・・・・」
永淋「してないわよ。にしても・・・アレは一体・・・」
永遠亭ではなにやら良からぬ事と感じる者達が居た・・・
守矢神社・・・・・
神奈子「アレは何だ・・・・・」
諏訪子「少なくとも、何やらまずそうだね・・・・・って早苗?」
守矢神社では巫女が現地に向かったり・・・・・・そして・・・
藍「紫様アレは一体・・・・」
橙「藍しゃま・・・・怖いよ・・・・。」
紫「アレは・・本来合間見えることの無い力・・・だけど今は現実になってしまった・・・。
私には・・どうにもできないわ・・・・。」
幻想郷を愛する賢者は自分が手におえない事を知り悔やんでいた・・・・。
再び紅魔館では・・・・・
レイチェル「ヴァルケンハイン!咲夜と共に足手まといの図書館さんと居眠り門番を使ってココにいる子達を出来るだけ遠くに!!」
ヴァルケンハイン「かしこまりました。では咲夜殿・・・」
咲夜「はい!」
レイチェルは他の者達が蒼に変換されないようにヴァルケンハインに命令し咲夜もそれに付いて行こうとした。
零人「咲夜さん!一応だけど博麗神社辺りまで退避さしといてくれ!あそこなら結界の中心だ!」
咲夜「わかったわ!でもそれまでに終わらせてください!」
零人「わかってますって!」
咲夜を最後に図書室に居るのは俺(ユニゾン)・レイチェル・レミリアそして暴走した
フランの四人となった。
零人「さてとほんじゃ行きますかね。ウサギ、レミリア足引っ張んなよ?」
レミリア「あら、誰に言ってるのかしら?」
レイチェル「そうね。魔道書を手にしたからって浮かれてる坊やじゃなくて?」
ソルナ『心配はなさそうだね。』
零人「だな・・。んじゃ行くとしますか!!」
そして俺達はフランに向かって走り出したのだった・・・・
霊夢side
霊夢「これで13体目!!」
一方私こと博麗霊夢は人里に突如現れた植物の化け物の対処に追われていた。
一応魔理沙と萃香そしてアリスの四人で対処しているのだけど・・・・
魔理沙「一体何体出てくんだよっと!!」
霊夢「解らないわよ!でもこの化け物は人里に集中して出て来た。つまりは人が目的ってことくらいよ!」
すると私達の前にまるで人の様な姿をした化け物たちが現れた。
魔理沙「くっそーコレじゃあキリがねぇぜ!」
三人称side
早苗「一体何が・・・・」
その頃早苗は紅魔館に向かっていたが・・・
妖夢「あ!貴方は守矢神社の巫女!」
早苗「あ、確か・・・妖夢さんでしたね?一体どうしてココに・・・」
妖夢「私も目的は同じですよ。ですが酷いことになってますね・・・・。」
早苗「そうですね・・・ってアレは!?」
すると早苗が指を指す方向を妖夢が見ると人里に煙が立ち上っていた
妖夢「・・・どうやら先にあっちに行ったほうがいいですね・・・。」
早苗「はい!」
そして妖夢・早苗は人里に向かっていったのだった・・・。
萃香「ほいさっと!!」
再び人里では萃香が巨大化し化け物をなぎ払い
アリス「試験中「ゴリアテ人形」・「レベルティターニア」!!」
アリスも人形を巨大化させてなぎ払っていた
萃香「はぁーまだ沸いてくるねー・・・。」
アリス「向こうも向こうで苦戦してるみたいだし・・・でもこいつらは一体・・・」
すると一瞬気が抜けてしまったのか萃香とアリスは触手に絡まれてしまった。
だか萃香は元の大きさに戻ったので抜け出せたがアリスは抜け出せなかった。
萃香「やっぱお前って縛られの好きなのか?」
アリス「な訳無いでしょ!早く助けてよ!」
萃香「いやーそうしたいのは山々だけど・・・・」
気づくと萃香はアリスと同じぐらいの所に居た。つまり・・・・
萃香「また捕まっちった☆」
アリス「なんでこうなるのー!!誰か助けてー!!」
アリスが叫んでいると触手と化け物は一瞬にしてバラバラに斬られてしまった。
萃香「おろ?」
アリス「今のって・・・・」
妖夢「まったく・・・何やってんですか貴方達。」
霊夢「ホント、冗談は数だけにしてもらいたいわ・・・。」
一方霊夢達も劣勢に追い込まれており魔理沙と背中合わせで敵と向かい合っていた。
魔理沙「霊夢、やっぱ私のマスタースパークで・・・・」
霊夢「却下よ。そんなのココで使ったらまだ逃げてる人も撒きぞい喰らうわよ。」
魔理沙「だがな・・・・」
そう議論していると一斉に化け物たちが攻撃を始めてきた
霊夢「兎に角!アンタのスペカは火力重視だから私が何とかするわ!」
魔理沙「ちょ!マジでかよ!」
刹那、霊夢と魔理沙に大量の紅い光線が襲い掛かってきた霊夢と魔理沙は回避するが余りの量にダメージを受けてしまった。
霊夢「あっ!」
魔理沙「くそっ!」
そして化け物達が触手で霊夢達を捕まえようとした時・・・
早苗「奇跡「白昼の客星」!」
早苗によるスペカで触手もろとも化け物は爆散した。
霊夢「さ・・早苗!?」
早苗「霊夢さん魔理沙さん大丈夫ですか!?」
霊夢「私は大丈夫よ。」
魔理沙「私は大丈夫じゃないぜ・・・・。」
早苗「そうですかー・・よかったー「よくねぇよ!!」所でこの化け物達は一体・・・」
霊夢「解らないわ。ただ解るのはこいつらは人を襲う。そしてその根源は・・・」
魔理沙「紅魔館・・だけどそっちは零人がいるからあたし等はコッチをどうにかしねぇとな。」
霊夢「てか何でアンタココにいるのよ。」
早苗「実は・・・・」
少女説明中・・・・・
霊夢「なるほど・・つまり向こうには妖夢が居るって事ね。」
早苗「はい・・でも向こうは一体どうなっているのでしょうか・・・・・。」
そう心配そうに早苗と霊夢は紅魔館の方を見ていたのだった・・・・。
お知らせ!
以前募集したアンケートの結果・・・・
参加者五名・・・・
B 4票
A 1票
結果、BのSts編からのスタートとなります!
皆さんご応募ありがとうございました!
説明 | ||
突然の事故で死んでしまった岡本零人。 彼は神の力によってなのはの世界に転生する。 それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。 無印篇イメージテーマソング OP2「Stairway Generaition」銀魂より ED「Don`t say "lazy"」けいおん!より |
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コメント | ||
投稿しましたよー!!(Blaz) おお、遂にStsか! 楽しみ〜(ohatiyo) |
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