真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 第十八話 絆の在り方 |
カミューを倒し、すずか救出までまた一歩近づいた はやて達
現在、まだ戦える救援組みは、はやて・シグナム・アリサの3人
対するインフェルノも3人
勝つのは果たして………………………
アーマルド「っ!!」
まさか…………ニコルに続いてカミューまで……………
信じられない…………((鏡の世界|ミラーワールド))が破られるとは
アーマルドとすずかが居る部屋では、全ての戦闘が見ることが出来る
ディスプレイでカミューとはやてと戦いを見て驚く アーマルド
アーマルド「私を含め残り3人………何と言うことだ」
私も出ねばなるまい…………
すずか「…………………………………………………………………………」
すずかは未だに鎖で縛られたままだった
すずか(みんなが私を助けに来る…………私の所為でみんなが傷つく………)
どうしてこんなことになったんだろう?
私なんて見捨ててくれればよかったのに……………
すずか(せめて、脱出ぐらいは自分の力で!!)
どうにかして、あの人からスノーホワイトを取り返さないと………
アーマルド「ここは念話が使えないから不便だ………」
まぁいい、取り合えず………
アーマルド「外に転がってる3人を殺しに行くか」
すずか「!?」
外の3人!! フェイトちゃん達だ!!
すずか(行かせない!! 私の友達をこれ以上傷つけさせない!!)
すずかは渾身の力を込めて、鎖を千切ろうとする
アーマルド「ん? 鎖を千切ろうとしているのか? やめろ、無意味だ」
すずか(この人だけは絶対!!)
アーマルド「…………仕方ない、口で言ってもわからないなら!!」
アーマルドはすずかを殴ろうとする……………しかし
パキィ
鎖は千切れ
アーマルド「っ!!」
すずか「やぁっ!!」
すずかはアーマルドに体当たりする
アーマルド「チッ ガキが!! 面倒な!!」
アーマルドは、すずかの首を掴み、放り投げる
アーマルド「大人しくしろ!!」
すずか「絶対に許さない………私の友達を傷つけたあなた達を!!」
すずかの手にはスノーホワイトがあった
アーマルド「!? 仕舞った!!」
さっきの体当たりの時か!!
すずか「スノーホワイト!!」
スノーホワイト(セットアップ!!)
アーマルド「チッ ニコルめ、厄介な仕事を押しつけてきやがって………」
血は薄いと言っても、やはり吸血鬼
もっと頑丈な鎖で縛るべきだったな
すずか「行きます!!」
アーマルド「私のレアスキルを披露してやるか!!」
〜シグナムVS権左衛門〜
シグナム「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
権左衛門「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
ガキィィィィィィィィン
レヴァンティンと日本刀型デバイスのアスモデウスがぶつかり合う
シグナム(本来なら、この戦いを楽しみたい所だが……)
今回はそういうわけにもいくまい……………………………
シグナム「早急に決着を付ける!!」
レヴァンティン(カートリッジロード)
シグナム「紫電一閃!!」
権左衛門「ッ!! なんの!!」
ガキィィィィィィン
権左衛門は、紫電一閃を正面から受け止める
シグナム「!!!!!!」
ああ、ダメだ…………もう我慢出来ん!!
シグナムは、笑みを浮かべる
シグナム「この戦いを楽しませてもらうぞ!!」
レヴァンティン(カートリッジロード!! シュランゲフォルム)
権左衛門「何と!! 剣が鞭に変わるとは!!」
シグナム「連結刃だ!!」
権左衛門「違いがわからぬ!!」
シグナム「受けよ!! 飛竜一閃!!」
権左衛門「グッ!!」
シグナム「躱せるか!!」
権左衛門「受け止める!!」
ガシッ
シグナム「なんだと!!」
なんと、レヴァンティンを素手で掴む
権左衛門「はぁっ!!」
権左衛門は、レヴァンティンを引っ張る
すると、シグナムも引き寄せられる
シグナム「ッ!!」
権左衛門「鉄拳!!!」
バキィ
シグナムの顔を殴る
シグナム「グッ!!」
そのまま吹き飛ばされる
権左衛門「拙者も貴公との戦いを楽しませてもらおう!!」
〜すずかVSアーマルド〜
アーマルド「魔力変換資質……知っているな?」
すずか「それがどうしたんです?」
アーマルド「私も所有者だ………………「泡」のな」
すずか「泡?」
アーマルド「それが私のレアスキル………魔力で泡を創るのだ!」
アーマルドはシャボン玉のような物を、すずかに放つ
すずか(得体の知れないものは躱す限るね!)
すずかはまず広い場所に出ようとする
アーマルド「逃げれるかな? この泡から」
パチンッ
アーマルドが指を鳴らすよシャボン玉は弾ける
その時に微量だが、液体が床に落ちる
すると…………………
シュワァァァァ
床が溶ける
すずか「ここなら!!」
すずかは広い場所に出た
アーマルド「広い所なら、私の泡から逃げれるとでも?」
すずか「私は逃げ延びます………それが、私を助けに来た友達へ出来る最大の恩返しだと思うから」
アーマルド「…………………………………………………………………」
すずか「私は最低かもしれない………友達が助けに来てくれた。傷ついているのに、本当は嬉しくてしかたなかった…………だから!!」
だから私は……………………
すずか「みんなの元へ帰ります!!」
アーマルド「そう、でもこっちも命掛かってるのでな………全力でお前を捕える」
アーマルドは魔力を泡に変換する
アーマルドの周りにはシャボン玉が溢れ、彼女の姿が見えにくくなる
アーマルド(私のレアスキルなら殺してしまうかもしれないけど、逃がすよりかはマシでしょう)
スノーホワイト(気を付けてください マスター あの泡は普通ではありません)
アーマルド「ほう! 優秀なデバイスだな」
すずか「関係ないよ、勝てばいい」
アーマルド「フン、アホな発言だが、一理ある……………では受けてみろ!!」
泡が集って、巨大な手となる
アーマルド「ソープレット・ハンデネイション!」
すずか「アイスブロック!!」
泡の手をスフィアで破壊しようとするが、
アーマルド「私の泡には無意味」
すずかの技で、泡は弾ける
スノーホワイト(ッ!! マスター!! 躱してください!!)
すずか「!?」
スノーホワイトに言われ、泡が弾けたときに降ってくる微力の水分を躱す
シュワァァァァァァ
地面が溶ける
すずか「まさかっ!!」
アーマルド「そうだ、私の泡は弾けた時、硫酸に変わる………これが私のレアスキル 魔力変換資質「泡」だ」
すずか「硫酸………………」
アーマルド「硫酸に溶かされて、死にたくないなら降伏しろ」
すずか「……………………………………………………」
硫酸の泡だったなんて……………………………………
どうすれば……………………………………………
スノーホワイト(マスター 大丈夫です)
すずか「スノーホワイト?」
スノーホワイト(勝てます! このスノーホワイトにお任せを)
すずか「………………………………………………」
そうだ………何を諦めているんだ…………それに私は1人じゃない!!
スノーホワイトと共に戦っているんだ!!
すずか「私は……私達は勝つ!! 行くよ!! スノーホワイト!!」
スノーホワイト(Yes マスター)
アーマルド「面倒だな……………………………………」
次回、すずかVSアーマルド
お楽しみに!!
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