真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 第二十話 左近の秘密
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インフェルノは残り2人

 

その中で既に戦っているのは権左衛門のみ

 

シグナムと権左衛門

 

勝つのは果たして……………………

 

シグナム「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

 

権左衛門「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

ガキィィィィィィィィィィィィン

 

何度も打ち合い、レヴァンティンも、権左衛門の日本刀型デバイス アスモデウスも傷だらけになっていた

 

シグナム(クッ レヴァンティンに刃毀れが………早急に決着をつけねば)

 

権左衛門(拙者としたことが、この戦いを心の底から楽しんでいる…………まったく、命が掛かっているというのに…………出来るだけ長引かせるか!!)

 

シグナム「レヴァンティン!!」

 

レヴァンティン(カートリッジロード)

 

シグナム「紫電一閃!!」

 

シグナムが技を仕掛ける

 

権左衛門「その技は利かん!!!」

 

権左衛門は紫電一閃を受け流す

 

権左衛門「貰った!!」

 

シグナムに切り掛かる…………………しかし

 

ガキィィィン

 

権左衛門の攻撃は弾かれる

 

権左衛門「なっ!! 今のは………………………………………」

 

シグナム「ツバメ返しというやつだ……………」

 

カウンターで、権左衛門の攻撃を弾き飛ばした シグナム

 

権左衛門「やりおるわ………………………………………」

 

まさに一流の剣士よ

 

権左衛門「まさか、剣でここまで拙者と渡り合えるとな……」

 

シグナム「それはこちらの台詞だ………それと1つ聞きたいことがある」

 

権左衛門「何だ?」

 

シグナム「お前にも枷が付けられているのか?」

 

権左衛門「他の奴から聞いたのか?」

 

シグナム「ああ、スレンからな」

 

権左衛門「嘘をついても無意味だろうから正直に言っておく、確かに呪いといえる魔法を掛けられている」

 

シグナム「やはりか…………」

 

シグナムの心情は複雑である

 

友を救う為とじゃいえ、敵を間接的とはいえ殺していいものかと………………………

 

権左衛門「下らん同情などするなよ? 理由はどうあれ、貴公の友を誘拐したのは変わらんのだからな」

 

シグナム「………………………………………………………」

 

権左衛門「敵に情けを掛けるのは自殺と同じだ。それに敵に情けを掛けられるのは何にも勝る恥だ…………………………剣を握る者同士だ、わかるだろう!!」

 

シグナム「ああ、そうだな。スマン、無駄な時間を取った」

 

権左衛門「全くだ………………」

 

突如、壁が砕かれ、侵入して来る者が居た

 

アリサ「シグナム!!!」

 

シグナム「む? バニングスか!? 何故来た!?」

 

アリサ「私も戦うわ!!」

 

シグナム「何をバカなことを!?」

 

これは魔力!!

 

シグナム「まさか……………」

 

アリサ「私も魔導師になったのよ」

 

権左衛門「やれやれ、邪魔が入ったな」

 

シグナム「バニングス、悪いが退いてくれ………コイツとは正々堂々、1対1で戦いたい」

 

アリサ「すずかの命が掛かってることを忘れないでくれないかしら?」

 

シグナム「………………………………………………」

 

正論を言われ、反発出来ない シグナム

 

権左衛門「いいだろう! 2人まとめて相手になるぞ!」

 

アリサ「シグナム、あんたの騎士道は立派だと思うけど、それは次の機会に取っておきなさい」

 

シグナム「ああ、そうだな……………熱くなりすぎていた」

 

アリサに諭され、権左衛門に剣を向ける

 

権左衛門「久しぶりにレアスキルを使うとしよう」

 

シグナム「何!?」

 

権左衛門「((剣創結界|ソード・ネスト・ロード))!!」

 

権左衛門がレアスキルを発動すると、周りには青白く光る剣が大量に出現し、空を舞う

 

権左衛門「この剣は拙者の魔力そのもの、自由自在に操れる」

 

アリサ「………………………………………………………」

 

権左衛門「一斉に降り注ぐことはないがな」

 

シグナム「珍しい能力だ」

 

アリサ「だからレアスキルって言うのでしょう?」

 

シグナム「/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////」

 

アリサに正論を言われ、顔を赤らめる シグナム

 

権左衛門「さて! 行くか!!」

 

アリサ「左近!! アレをやるわよ!!」

 

左近「コ〜ン」

 

シグナム「使い魔か?」

 

アリサ「いいえ、違うわ……………………ユニゾンデバイスより、さらに珍しいデバイスよ」

 

シグナム「そのキツネがデバイスだと!?」

 

アリサ「ええ、そうよ…………他のデバイスと融合して、新しい力となる…………それがマリッジデバイスよ」

 

シグナム「マリッジデバイス?」

 

聞いた事がないぞ……………………

 

アリサ「行くわよ!! Ver3」

 

左近「コ〜ン」

 

フレイムアイズと左近が融合し、新しい武器になる

 

刃が炎で構築された剣となった

 

アリサ「フレイムアイズ・シュヴェーレンモードVer3よ」

 

シグナム「………………………………………………………」

 

シグナムは唖然とした

 

マリッジデバイスなど全く知らないものだからだ

 

アリサ「行くわよ!!」

 

フレイムアイズ(オッシャ!!! 暴れるぜ!!)

 

アリサは権左衛門に向かって走り出す

 

権左衛門「珍しいデバイスだな!! マリッジといったか? 戦えるのを光栄に思うぞ!!」

 

アリサ「フレスヴァーユ!!」

 

炎の刃の火力を上げる

 

アリサ「焼き斬る!!」

 

権左衛門「出来るかな?」

 

フレイムアイズとアスモデウスがぶつかりあった時、アスモデウスは豆腐のようにあっさりと切断された

 

権左衛門「っ!! なるほど……………超高温と言った所か」

 

シグナム「信じられん………炎熱でもあそこまで温度を上げれんぞ…………」

 

デバイスを焼き斬るなど…………………………………

 

アリサ「残念だけど、私には出来るのよ…………高温に耐えきるデバイス フレイムアイズと、温度調節をサポートしてくれる左近と、炎熱を越える爆熱を所有している私が揃うことでね!!」

 

シグナム「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

権左衛門「爆熱………だと………………」

 

アリサ「味わってくれればいいわ……………………私達の力を!!」

 

シグナム(炎熱を越えるだと………………………フッ バニングスめ言ってくれる)

 

是非ともお前と戦いたくなったではないか!!

 

シグナム「バニングス!!!」

 

アリサ「何よ? シグナム」

 

シグナム「お前1人よがりの戦いを見ていてもつまらん!! 先に行け………」

 

アリサ「はぁ? あんた何を言ってるの?」

 

アリサは、シグナムの方を向く

 

その瞳には怒りが伺える

 

シグナム「コイツは私が倒す、だからお前はもう1人の方を頼む」

 

アリサ「あんた馬鹿じゃない!! こん「バカで結構!!」なっ!!」

 

シグナム「お前といい、コイツといいい、戦いたい奴が潰し合う所を見るのは、むず痒くてたまらん!! コイツは私が倒す!! お前との戦いは、また後日だ!!」

 

すずか救出より戦いを優先しようとする シグナム

 

アリサ「………………………………………………………」

 

ああ、ダメだ…………アホな子だ……………………

 

アリサは呆れてしまう

 

権左衛門「いいのか? 2人で来た方が有利だぞ?」

 

シグナム「有利な状況で戦うほどつまらんもんはない! 同じ剣を振るう者同士、わかるだろう?」

 

権左衛門「ハハハハハハハ!!!!!!! 気に入った!!! やはりレアスキルを披露するのに相応しい相手だったわ!! おい!小娘! 先に進め!! 拙者はシグナムしか目に入らん!!」

 

アリサ「………………………………………………………………………………」

 

馬鹿共の相手なんてしてられないわ…………………………

 

………………先に進もう

 

アリサは馬鹿2人に呆れ、先に進んだ

 

権左衛門「さて、決闘の仕切り直しと行くか!!」

 

シグナム「望む所!!!」

 

権左衛門「ククククク、何時以来だ、これ程胸が躍るのわ!!」

 

シグナム「滾る………この戦い、純粋に楽しませてもらおう!!」

 

次回、遂に決着か!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左近はマリッジデバイスでした〜

 

オリジナルデバイスを考えてみたかったんですよね〜

 

ただ戦闘はほとんどさせませんでした

 

アリサの戦闘シーンはまた後日ということで!!!

 

次回はシグナムVS権左衛門

 

お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

説明
題名通りですね
左近の正体がわかります
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タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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