魔法少女リリカルなのはStrikers ダメ人間の覚悟
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シグナム Side

 

 

なのは「この研究所にあの人がいるんだね?」

 

先を急ぎ走っている時になのはは主はやてにとある人物が居るかどうかを聞いた。

 

私達は現在、管理外世界に位置する研究所に来ている。

 

何故か・・・・・分かりきったことだ、ここに奴等が居ると言う情報を入手したからだ。

 

『暁』・・・・・そして、『暁』のリーダー・・・マダラがココにいると言う情報を研究所の職員が知らせたからだ。

 

はやて「それは間違いない、現に私等より先に行った部隊からも協力要請が入ってんねんもん」

 

薫子「でもでも、行っても意味あるのかな?」

 

シグナム「おい薫子、不謹慎だぞ」

 

薫子「ごめんごめん、でもさぁ私達が行ってももぉ・・・・・」

 

はやて「まぁそれも予想されとるんやけどなぁ、せやかてマダラを放置には出来んやろ」

 

薫子「それは・・・・まぁ」

 

アリシア「ま、分かるよ薫子の気持ち、前みたいにガセかもしれないけどね・・・・」

 

はやて「あぁそれは無いで」

 

フェイト「どういう事?」

 

はやて「これは聖王教会カリムからの依頼でもあるんやからな」

 

なのは「カリムさんから?」

 

はやて「そや、以前聖王教会にマダラが出現して以来か知らんけどなぁ、カリムがマダラに興味を持っとる感じ・・・・というか気になっとるような感じなんよ」

 

聖王教会・・・シスターシャッハが居る所か、彼女との模擬戦闘は今思い出しても楽しかったものだ・・・・彼女も奴と剣を交えたのだろうか?

 

アリシア「ふぅ〜ん、分かった・・・・けど、もう1つ疑問があるんだけど・・・・」

 

 

 

 

 

 

アリシア「何でギンガまでいるの?」

 

 

 

 

 

 

ギンガ「え・・・・・・・・」

 

フェイト「姉さん・・・・・・・」

 

シグナム「・・・・・・・・・・・」

 

リインフォース「・・・・・・・・・・」

 

リインU「アリシアさん・・・もぉ〜」

 

エリオ「・・・・・・・・・・」

 

キャロ「・・・・アリシアさん」

 

アリシアのトンデモナイ発言でギンガ本人はもちろん、私達も言葉を失ってしまい、走りながらではあるが沈黙があった。

 

薫子「あのねアリシアちゃん、一応あなたは私達のこの隊の隊長さんなわけで、そこん所は把握してほしいんだけど」

 

はやて「・・・・・ハァ、もう一回言うでアリシア隊長、ギンガが何でここにおるかっちゅーのは108部隊の部隊長のナカジマ三佐から合同で当たるよう要請があったんや、まぁ本当はナカジマ三佐んトコの人等も来るはずなんやけど先にギンガが来たんで私等と一緒に行く事になった、せやからナカジマ三佐ん所の部隊は後から来るわけや・・・・分かったアリシアちゃん?」

 

アリシア「あぁーあぁー、そー言えばそんな事言ってたっけぇ、ごめんねギンガ」

 

ギンガ「あ・・・いえ・・・」

 

アリシアのマイペースに若干付いていけてないギンガだったが、これでもアリシアはブリッツ分隊の隊長だからな・・・・ギャップがあるのは仕方が無いが。

 

今回研究所に来たのメンバーは機動六課で戦闘が出来る者すべてを投入する事となった、つまりはだ・・・・スターズ分隊、私も属するライトニング分隊、ブリッツ分隊、そして主はやて率いるロングアーチ、そしてギンガはフェイト・テスタロッサの隊・・・つまり私達のライトニング分隊が面倒を見るということになった。

 

アリシア「こんな所で言うのもなんだけど、改めてよろしく!ギンガ」

 

ギンガ「あ、はい!よろしくお願いします、アリシアさん」

 

異様な光景があった、走りながらも互いに再度挨拶をするというのが、これほど奇妙なものだとはな・・・正直変な感じだな。

 

ヴィータ「挨拶すんのはいいけどよ、そろそろ開けた場所に出るから、気ぃ引き締めてけよ?」

 

ヴィータの言う通り通路を通た先には広い場所に出た、そこには地面が天然の土で出来ており、横の方にはかなり広大な池があった。

 

更に言えばココに来るまでの通路で他の部隊の局員、そして公安と思われる連中が叩きのめされて転がされていた、皆殺されてはいないようだったがな。

 

シャマル「ずいぶんと広い場所に出たわねェ、ここは・・・おそらく何か実験する時に使う実験場って所かしら?」

 

ギンガ「こんな所に・・・あの人が?」

 

なのは「いるかもしれないし、もういないかもしれない・・・・でも気は抜かないで」

 

ギンガ「・・・はい!」

 

姉のギンガが気合の入った返事をする中、妹のスバルはというと・・・。

 

スバル「・・・・・・・・」

 

ダンマリか・・・・・余程マダラに負けたのが悔しかったのか、それとも・・・・。

 

ギンガ「・・・・スバル、大丈夫なの?」

 

妹の様子が気になるようでギンガがスバルに近付いて声を掛けた。

 

スバル「ギン姉・・・・・・緊張・・・・しちゃって・・・」

 

ギンガ「・・・ねぇスバル、本当にあの人が今回の首謀者なの?」

 

スバル「・・・・信じられないけど、実際私・・・戦ったし」

 

ギンガ「そう・・・・」

 

スバル「前は敗けちゃったけど・・・・・今回は、敗けない・・・・あれからスッゴク訓練積んだし大丈夫だよ!!」

 

ギンガ「・・・・ふふ、そう」

 

シグナム「・・・・・・」フッ

 

私の取り越し苦労だったようだ、要らない心配だったな・・・・唯一居ると言えば・・・。

 

ティアナ「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ティアナくらいだろうか、マダラとの戦闘とマダラの使い魔との戦闘以来、ティアナはただ力だけを求め訓練漬けになってしまった。

 

親友のスバルや兄のティーダでさえ最近会話らしい会話をしていないらしい。

 

あぁいった奴は初歩的なミスでさえ平気でやってしまうから余計に心配でしょうがない。

 

シグナム「っ!」

 

と、そこで私は何か危険なものが近付いてくる気配を察知した。

 

これは・・・・・何かがこちらに向かって飛んでくる!?

 

シグナム ザフィーラ なのは「「「止まれッ(止まってッ)!!」」」

 

ザフィーラとなのはも気付いたようで、私とザフィーラ、そしてなのはの言葉に皆反応しすぐに停止した、すると私達の目の前にかなりデカい剣・・・それも所々罅の入った大剣が頭上から回転して落ちて来た。

 

いや・・・・・アレは落ちて来たと言うより上から投げたと言うべきか・・・。

 

大剣は私達の目の前の地面に斜めに刺さった、刺さる瞬間”ドォォン”という音も鳴り響いた、かなり質量のある剣のようだが・・・・刺さった地面に若干罅のようなものが見える。

 

スバル「あ・・・・・あれ・・・・」

 

ティアナ「・・・・っ!!」

 

エリオ「アレって・・・・アイツの」

 

キャロ「・・!!」

 

突然スバルやティアナたちの表情が大剣を見るなり変わった、となるとアレは・・・・・・・。

 

はやて「全員、構え!警戒態勢に入り・・・・近くにおるで」

 

主はやての言葉で皆警戒を強めた、分隊ごとに固まり辺りを見回した、すると何処からか声が聴こえてきた。

 

???「次の相手はお前達か・・・・・多少は出来るんだろうな?」

 

声からして男、我々に向けて攻撃してくる男と言えば一人しかいない。

 

すると先程投げられた剣の柄の上の方の空間が捻じれ、その中から一人の仮面の男が現れた・・・・・言うまでもない我々が探してきた男。

 

 

 

 

マダラ・・・・・私とヴァイス、そしてティーダにとって、奴を見るのは実に数年ぶりだった。

 

 

 

 

マダラは刺さっている剣の柄に左足を置き、右足を鍔のあたりに置き、腕を組んだ状態で私達を見下ろしていた。

 

マダラ「・・・・・スゥ・・・・・フゥー」

 

シグナム「?」

 

マダラは私達をジッと見ながら静かにだが深呼吸をしていた・・・・・ように見えた気がした、奴は緊張でもしているのか?

 

マダラ「ほぉ・・・・どんな奴かと思ったら、今管理局でも話題沸騰中の強者揃いの部隊、機動六課の面々だとはな・・・・それに中には、既に会った事のある奴もちらほらいるようだしな」

 

マダラは私とヴァイス、ティーダと新人たちを見て言い放った。

 

はやて「私等の事・・・知ってんねんな・・・・そらおおきに!私等もアンタの事、よぉ知っとるで、『暁』のマダラ」

 

マダラ「では互いの自己紹介は要らんな・・・用件は・・・・・分かりきっているな」

 

はやて「話が早ぉて結構や、アンタには聞きたい事が山のようにあんねん、せやからアンタを拘束させてもらうで!」

 

マダラ「フッ・・・仕事熱心だな、まぁ少しは話でもしようじゃないか」

 

タッタッタッタッタッ・・・・ダッ!!

 

ヴィータ「オメェとなんか話す事なんて無ぇんだよぉ!!」

 

マダラの言葉を否定するかのようにヴィータは不意打ち気味ではあるが、マダラに向かって飛びグラーフアイゼンを横に振り抜いた。

 

ヴィータ「『ラケーテン・ハンマー』ァァァァァァ!!!!」

 

ヴィータの攻撃は確実にマダラの顔の横を捉えていた、マダラに当たる瞬間私達はすぐ次の行動に出られるよう身構えようとした・・・・・・・・が、それは無意味だという事が分かった。

 

 

 

 

スゥっとヴィータの攻撃がマダラをすり抜け、さらにはヴィータごとすり抜けていった、ヴィータはそのままマダラの後ろへと飛んで行った。

 

 

 

 

ヴィータ「うわぁっ!!」

 

マダラ「少しは落ち着け、仮にも副隊長だろう・・・・『鉄槌の騎士』・ヴィータ殿」

 

やはりこちらの事は知っているようだな・・・・・敵対している以上当たり前といえば当たり前だが、しかし・・・・・・どんな攻撃も『すり抜ける』か・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

『アイツの情報通りだな』

 

 

 

 

 

 

 

アリシア「むぅ〜一筋縄じゃぁいかないかぁ・・・・でもこれならどう?!」

 

アリシア・テスタロッサは砲撃魔法を試しに撃とうというのだろう、デバイスを構え魔法を撃とうとしたが。

 

”カチッ”という音がマダラから聞こえた、見るとマダラの右手に掌サイズの丸い物体が握られており、それを押したと思われるが・・・アレは一体。

 

アリシア「あ、あれ・・・・」

 

フェイト「??姉さん、どうかしたの?」

 

アリシア「う、うん・・・・なんかね・・・・魔法が撃てないの・・・魔方陣も出ない・・・・・術式はちゃんとしてるはずなんだけど・・・・」

 

キャロ「え?!」

 

シグナム「おそらく・・・・・・奴が握っている物体と関係しているのだろう」

 

ヴィータ「やいテメェ!!アリシアに何しやがった!?そいつぁ何なんだ?!」

 

マダラ「何も・・・・と言いたいところだが、何もそこに居る奴だけじゃない、この空間にいる俺達すべての魔法陣はおろか・・・魔法を使用することも出来ん」

 

はやて「なんやて?!」

 

マダラ「まぁ焦る必要は無い、これは俺が開発した物だが試作品でな、もって5分・・・・本来なら時間稼ぎの為に造ったんだが、話が出来る程度はあるな」

 

なのは「話?」

 

マダラ「話といってもただお前達に聞きたいだけなんだがな・・・・・」

 

シグナム「聞きたい?何をだ」

 

マダラ「なに、非常にシンプルな事だ・・・お前達は何故俺を捕まえようとする?」

 

ヴァイス「何を馬鹿な事を・・・お前、今まで自分が何をしてきたか分からないのか?!」

 

ヴァイスは前の立てこもり事件の事を思い出して言っているのか、若干だがヴァイスの言葉には怒りが込められていた。

 

マダラ「俺はこういった研究所を破壊し無くしているだけなんだがな」

 

ティーダ「だがそれだけじゃない筈だ、襲った研究所にいた研究員を殺している罪もあるんだぞ」

 

マダラ「知らんな、身に覚えのない罪だ」

 

ヴァイス「白々しいことを言うな!」

 

マダラ「現に俺はやっていないんだがな・・・・・お前達は何でそれを知ったんだ?」

 

なのは「私達は・・・・上からの報告で・・・・」

 

マダラ「となると・・・・お前達は自分達の目で見たわけでは無い・・・と?それだけで俺が悪者扱いとは些かおかしくは無いか?」

 

フェイト「・・・・・・」

 

マダラ「お前等も所詮、周りの風評に踊らされているだけに過ぎん、自分達の居る所の実態も知ら「分かってんねんそんなこと」・・・何?」

 

マダラの言葉を主はやてが遮った、確かに最初は主について行く為に入ったが・・・・今では違う・・・。

 

はやて「上が何か企んでるなんて関係無いし興味も無い・・・・ただ私等は・・・・・私等の道を行っとるだけや、アンタに邪魔されとぉ無い!」

 

なのは「それに私達にはやらなきゃいけない事がある・・・それにはまず」

 

フェイト「あなたを捕まえる事をしなければいけない!!」

 

アリシア「そういうこと!!」

 

主はやて達が言い終わると同時に皆持っているデバイスを構え出した。

 

はやて「・・・今度はこっちから聞きたいねんけど、ええか?」

 

マダラ「ふむ・・・答えられるようならな、何を聞きたいんだ?」

 

はやて「アンタの目的・・・・・最終的に何をすんねん?」

 

マダラ「最終的に・・・・・か・・・・」

 

マダラは顎に左手の親指と人差し指を左右に置き、首を左に傾け人差し指を擦るようにして、まるで何かを考えてるかのような動きをしていた。

 

マダラ「そうだな・・・・・しいて言えば、『平和』だな・・・・」

 

ヴィータ「『平和』だぁ?オメェがやってることのどこに『平和』があるってんだよ!?」

 

マダラ「・・・・・・・ふっ」

 

ヴィータ「テメェ・・・・何が可笑しいってんだ?!」

 

マダラ「それは笑いもする、一つの事柄に対し一つの答えしかあるわけではない・・・・・それは俺が言う『平和』も同じことだ」

 

はやて「・・・・・・どういうことや?」

 

マダラ「簡単な話だ、俺が思っている『平和』とお前達が思っている『平和』は違うものだと言っているんだ、お前達が思っている『平和』なぞたかが知れている、俺からしたらお前達の思っている『平和』なんてものは紛い物でしかない」

 

シャマル「じゃぁ、あなたの言う『平和』ってどういうものなの?」

 

マダラ「そんなもの・・・・・・・・」

 

マダラはゆっくりと右手人差し指をこちらに向け、言い放った。

 

 

 

マダラ「貴様ら管理局の崩壊と俺達・・・・いや、俺の自由・・・・・それこそが俺の『平和』だ・・・・」

 

 

 

ティーダ「管理局の・・・・・崩壊・・・だと?」

 

マダラ「そうだ、俺はお前達の思っている皆でお手手を繋いで仲良しこよし・・・等という見せ掛けの『平和』を嫌悪する・・・・・そんなものに何の意味がある?」

 

キャロ「そ、それでも・・・・必死になって今を生きようとしている人もいるんです!!」

 

マダラ「お前は純粋だな・・・・・・・だが、それ故に・・・・・関係無い奴が、力の無い奴が犠牲になり!研究と題した無意味な凌辱行為に・・・嘆いている者がいるのも、また・・・事実だ、そいつ等もまた必死になって生きている者達だが?」

 

キャロ「・・・・それは・・・」

 

キャロの訴えも空しくマダラの発言にも事実がありこれも間違いとは言えない。

 

エリオ「でもお前がやっている事は間違いだ!」

 

マダラ「そうだな、間違っているんだろうな」

 

エリオ「え・・・・・・」

 

マダラ「だが間違っているから何だ?仮に他人が間違っていたとしても、残された別の人物が正して行けば問題は無い」

 

こいつ・・・・・・・。

 

シグナム「お前・・・・もしかして」

 

マダラ「あぁ別に俺は死ぬ気は無いぞ、だが俺がもし・・・・成し遂げれば、別の奴が正してくれるだろうさ」

 

薫子「でもでも、その別の奴も間違っていたらどうするのよ?」

 

マダラ「決まっている・・・・・俺がそいつの間違いを壊してやる・・・・・・何度でもな、そして成し得た時初めて俺は本当の解放を許されるのさ」

 

六課全員「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

マダラ「例え俺以外の奴が敵になったとしても俺は止まらない・・・・・・・止まりはしない」

 

ギンガ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

はやて「・・・・・・よぉわかった、やっぱ・・・・アンタは私等が捕まえんとアカンみたいやな・・・」

 

ティアナ「アンタの言っている事なんて、何一つ理解できないわよ!」

 

マダラ「・・・・痛みを知らん貴様に・・・・俺を、そして俺のやる事を理解することは出来ん、ま・・・理解してもらおうとも思わんがな」

 

なのは「どんな理由があっても、これ以上罪を重ねる事はダメです・・・・・大人しく投降してください」

 

マダラ「断る」

 

はやて「即答かぃ・・・・なら・・・・私等機動六課は!犯罪集団『暁』のリーダー・・・マダラ・・・・・・・アンタを拘束させてもらうわ!!」

 

マダラ「いいだろう、ではお前達と遊んでやろう・・・・俺を『とらえる』のは容易ではないぞ?・・・・色々な意味でな」

 

マダラは乗っていた剣から降りた、ようやくやる気を見せたようだ、それに丁度5分・・・・・主達も魔法は使用出来る筈だ・・・・・奴の話が本当ならな。

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VS 『暁』マダラ

    ↑

※龍が如くシリーズのボス戦のように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先手必勝!!まず私とヴィータ、そしてザフィーラが切り込む・・・・前にヴァイスとティアナ、さらになのはの『ショート・バスター』とフェイト・テスタロッサの『プラズマ・スラッシャー』などの遠距離攻撃でマダラの出方を見る。

 

一応、奴の言っていた装置の時間は切れていたようだ。

 

マダラ「・・・・・・くだらん小細工だ・・・・・ま、妥当なやり方だ」

 

だがやはり先程同様二人の攻撃を避ける事無く、すり抜けて無効化した、魔法が使用できるのは奴も同じだったな。

 

はやて「やっぱ意味ないんか・・・・」

 

シグナム「ならば!」

 

今度こそ私達で接近戦を試みてみることにした、その際エリオとスバル、そしてギンガも加わっての戦闘になるだろう。

 

マダラ「ふむ・・・・・・次は接近戦か・・・・・剣、槍、槌、素手の4種類か・・・面白い組み合わせだな」

 

私達はマダラを包囲するかのように位置に着いた。マダラの正面に私とエリオ、マダラの左右にザフィーラとリインフォース、ギンガとスバル、そしてマダラの背後にヴィータとティーダが位置に着いた、ティーダの接近戦はザフィーラも認めておりダガーを用いた戦いとなる。

 

マダラ「ん?お前は・・・あのハチマキ娘と似たような奴だな・・・・もしかしてお前・・・」

 

マダラはギンガを見ると反応を示した、おそらく前の空港での事故の事を言っているのだろう。

 

ギンガ「はい、スバルの姉のギンガ・ナカジマと言います、お久しぶりです・・・・このような状況でお礼を言うのはおかしいと思うのですけど、あの時の空港での爆発事故ではお世話になりました」

 

マダラ「要らん礼だ、お前等姉妹を助けたのは俺の単なる気紛れに過ぎんのだからな」

 

ティアナ「でも・・・・この人数、しかもシグナム副隊長たちがいるんだから、前回のようにはいかないわよ!」

 

突然私の横からティアナの声が聴こえてきた、見るとデバイスをダガーモードに変えた状態だった。

 

ティーダ「なっ!・・・・止めろティアナ!!お前まで来るんじゃない!?」

 

ティアナ「兄さんは黙ってて!!コレは私の戦いでもあるんだから!!」

 

ティーダ「・・・・・・ティアナ」

 

スバル「ティア・・・・・」

 

実の兄の言葉でさえ容赦なく聞かないとは、本格的にマズイのかもしれんな。

 

マダラ「久しぶりだな、新人共・・・・・あれから俺が言った事を守っているのか?」

 

ティアナ「お陰様でね・・・・それを今から、アンタで証明してあげるわよ!!」

 

マダラ「はぁ・・・・・今度は頼りになる隊長、副隊長がいるからと調子に乗っていると・・・・前回以上の失態をすることになるぞ?」

 

ティアナ「余計な・・・お世話よ!!」

 

ティアナは叫ぶと同時にマダラへと飛んで行った、当初の予定が崩れ少々焦ったが連携を崩すわけにはいかない!

 

マダラ「・・・・・・確かに変わったが、それではただの猪だな」

 

ダガーで斬りつけようとティアナは腕を振り下ろしたが、マダラはすり抜けを使う事無くただ避けた。

 

マダラ「マイナス面に変わった奴が息巻くな、見苦しいぞ」

 

ティアナ「くっ!!」

 

シグナム「どけ!ティアナ!!」

 

私は良くも悪くも注意がティアナの方へと向いている隙を突いてレヴァンティンを振り下ろした、ティアナは後方へと飛んだ・・・・が、これも空しく空を斬っただけだった。

 

マダラ「ほぉ・・・・・流石は副隊長、僅かな隙も逃さず攻撃してくるとはな・・・・」

 

シグナム「貴様程の奴だ、手加減出来るものではないと思っているからな」

 

マダラ「『烈火の将』にそのような言葉を頂けるとはな、光栄の極みだ」

 

シグナム「ぬかせ!!」

 

ヴィータ「後ろがガラ空きだぜ!?」

 

今度は後ろからヴィータがグラーフアイゼンを振り下ろしてきた、私はマダラが避けるなりすり抜けるなり、次の行動に対し準備をした。

 

マダラ「空いてたらの話だがな」

 

だがマダラは後ろを振り向かず右手を上げヴィータのデバイス・グラーフアイゼンの柄を掴んだ。

 

ヴィータ「片手で掴みやがった?!」

 

マダラ「その程度の攻撃、避けるまでも無いからな・・・・掴ませてもらった」

 

ヴィータ「そうかよ・・・・・けどよ、アタシに構っていいのかよ?」

 

マダラの左右からザフィーラとスバル、そして正面に私で距離を詰めザフィーラが左横腹に右肘鉄、スバルが右わき腹に左ストレート、そして私は右上からの袈裟斬りを放った。

 

これを防ぐのは難しく、マダラに残された道はまたあのすり抜けぐらいなもの・・・・・と思ったが・・・。

 

ザフィーラの攻撃を左手で掴み、スバルの攻撃を右足の脛で防ぎ、私の攻撃を事も有ろうか掴んでいたヴィータのグラーフアイゼンで防いできた!

 

ヴィータ「コ、コイツ・・・アタシのグラーフアイゼンを・・・・!!」

 

マダラ「力なら俺もあるんでな、まぁ・・・・俺が一人だけに構うわけないだろう・・・だが、流石は副隊長達・・・なかなかの連携だ・・・・加えて新人のハチマキ娘も大した反応だ・・・・・前とは雲泥の差だ」

 

スバル「あ、ありがとう・・・・・・ございま「コラ!スバル!!礼なんか言ってんじゃねぇ?!」ゴ、ゴメンナサイ!!」

 

そんなやり取りをしながらも、後ろからギンガが右ストレートをリンフォースが右のハイキックをマダラの死角から打とうとしたが・・・・・。

 

マダラ「そしてこの隙にまた別の奴が俺の後ろから攻撃でもするんだろう・・・大した奴らだよ本当に・・・ならばコイツは返すぞ」ヒョイッ

 

ヴィータ「おわっ?!」

 

リインフォース ギンガ「「っ!!」」

 

こちらの攻撃を読んでかマダラはグラーフアイゼンごと掴んでいたヴィータを後方で攻撃しようとしたギンガに向けて投げ、飛んで来たヴィータを受け止めようとギンガとリインフォースは攻撃を止めヴィータをキャッチした。

 

ヴィータ「す、スマネェなリイン、ギンガ」

 

リインフォース「気にするな」

 

ギンガ「い、いいえ・・・」

 

マダラ「流石は歴戦の勇士達だ・・・・ここまで見事な連携は今まで相手にした奴等の中で確実にトップなものだ!」

 

シグナム「・・・・・そう言ってもらおうとも、あまり嬉しくは無いがな・・・・」

 

だが・・・・あぁ言いはしたが、実際奴の体術スキルは『今の』私達を合わせて同じ・・・・いや、確実にそれ以上だと思われる。

 

私は念話で皆に作戦・・・・・では無いが、ここからの戦闘について話した。

 

シグナム『今度は全員でやるぞ』

 

シグナム以外『分かった(了解)!!』

 

マダラ「相談は済んだか?」

 

マダラ以外「!!」

 

奴には私達が念話で打ち合わせをしていたことが見抜かれていたのか?!バレていようがバレていまいが関係は無い!キャロに私達に強化の術を掛けてもらい再度攻撃に出た。

 

私がマダラに向かって横一閃したが、後方へステップで避けられるが横からエリオが槍での連続突きを放つが悉く避けられ、そして私の後ろからヴィータが跳躍しグラーフアイゼンを大きく振り下ろしたが、これも後ろへ大きく飛んで避けられた。

 

着地すると格闘組のリインフォース、ザフィーラ、スバル、ギンガの四人が一気にマダラの懐に飛び込み乱闘になるが・・・・・。

 

ザフィーラ「オォォォォーーー!!!」

 

リインフォース「アァァァァァッ!!」

 

ギンガ「ハァァァァ!!!」

 

スバル「てやぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

バシッ!ガッ!ガッ!バシッ!バシッ!バシッ!ガッ!バシッ!バシッ!ガッ!バシッ!ビシッ!

 

マダラ「む・・・・・やはり姉だけはある・・・ハチマキ娘よりパワー・スピード・テクニック、どれも上を行っているな」

 

ギンガ「ハァっ!!」

 

マダラ「だが・・・・・・まだ甘い」

 

激しい格闘戦だったが、私達ヴォルケンリッターの中で格闘術に長けたリインフォースとさらに高い防御力を誇るザフィーラとスバルの姉にし、スバルのもう一人の師であるギンガ、そして未熟ながら部隊内で高い格闘スキルとセンスを持っているスバル。

 

この三人の攻撃をマダラはすべて手足で弾き返し、もしくは避けている・・・・・・・・。

 

ヴィータ「オイオイ・・・・あのザフィーラの攻撃が掠りもしねぇぞ・・・」

 

シャマル「リインの攻撃も外されてる・・・・あんなの初めて見たわ」

 

シグナム「・・・・・・・・私達も行くぞ」

 

ティーダ「りょ、了解です!」

 

ティアナ「分かってます!」

 

エリオ「は、はい!」

 

私達はザフィーラたちの下へと向かった、あの攻撃を防ぎきるなんてこと・・・私でも無理だ・・・・・。

 

リインフォース「こ、ここまでの差があるとは・・・」

 

ザフィーラ「ぬぅ・・・」

 

ギンガ「そんな・・・・・・」

 

スバル「これでもダメ・・・・なの・・?」

 

マダラ「いやいや、そこまで落ち込む必要は無いぞ・・・お前達の体術スキルは驚異的だ・・・・・ただ、俺の方が上だったと言うだけの話だ」

 

ザフィーラ「くっ・・・・・」

 

シグナム「せぇぇいっ!!」

 

ヴィータ「うらぁぁぁ!!」

 

ティーダ「おぉぉぉぉ!!」

 

ティアナ「はぁぁぁぁっ!!」

 

エリオ「やぁぁぁぁっ!!!」

 

私達は僅かな隙を突いてマダラに向かって攻撃を仕掛けたが・・・・・。

 

マダラ「・・・・・・・」

 

マダラは焦ることなくリインフォースとザフィーラの肩に片手を置き、そのまま逆立ちをし、そして二人の肩に置いた手を曲げ飛んだ・・・・まるで膝を曲げて跳躍するような・・・・。

 

だが攻めの手を緩めるわけにはいかず、私とギンガ、そしてヴィータとエリオはマダラに接近し攻撃した、更に後からスバルたちも向かってきた。

 

シグナム「はぁっ!!」

 

私は剣を下から斬り上げようとした・・・が、これはマダラに出だしで止められた、剣の柄を手で止められては振れるものも振る事は出来ん。

 

ギンガ「せぃっ!!」

 

今度はギンガの連打がマダラに襲い掛かるが、これも空しく弾かれていた、しかもよく見るとギンガの拳をガードするのではなく、ギンガの手首や腕を添えるようにして軌道を変え、そして重い一撃を放った時は避け、空振りに終わった状態のギンガの身体をそのままの方向へと押した。

 

ヴィータ「うらぁぁぁぁ!!」

 

ヴィータがグラーフアイゼンを振るうが、マダラは身体を捻りヴィータの攻撃を避けたと同時に、ヴィータの力を利用しグラーフアイゼンを掴み投げ飛ばした。

 

続けてスバルが左飛び蹴りを放ったが、右腕で簡単にガードされてしまい、そのことを分かっていたかのようにスバルは右拳を着地するのを利用して振り下ろしたが、マダラは左手で掴み左の方へと投げた。

 

次にティーダがダガーで右から左へ斬りにかかったが、ダガーを持った腕にマダラの足で封じられ、ティアナが背後から飛び突きを放とうとしたが両手を掴まれそのままの勢いを利用され投げられ、エリオが投げている最中に右腹部に突きを入れようとしたが、これは膝で軌道を上に反らされてしまいエリオの襟の部分を掴み私達に向けて投げて来た。

 

ザフィーラのカカト落としも、放つ前にマダラにカカトを掴まれそのまま倒されてしまい、リインフォースの連打もやはり効かず、マダラは後方へとバック転で距離を置いた。

 

マダラ「ふぅ・・・・・流石は機動六課・・・・そしてあのハチマキ娘の姉だけはあるな・・・格闘戦一つをとっても、並みの魔導師や騎士とはレベルが遥かに違うな」

 

冷静に分析などをしている奴が、褒めてもな・・・・・。

 

マダラ「だが哀しいかな・・・・・・その程度の体術では俺に傷をつけることは不可能だ」

 

そう私達がやったように接近戦だけならな・・・・だが、今回の任務は・・・・・『我々だけでは無い』!!

 

シャマル「『戒めの鎖』!!」

 

シャマルのバインド魔法『戒めの鎖』、シャマルのアームドデバイス・クラールヴィントからワイヤー状のエネルギーを伸ばして 対象を捕縛する魔法。 捉えた相手の魔力を妨害する効果がある・・・・・のだが拘束力自体は意外に弱い。

 

マダラ「む・・・・ここでバインドでの拘束か・・・・成程考えたな、だがこの程度のバインドで俺が・・・・」

 

シャマル「・・・・・・」フッ

 

だがマダラを止める時間稼ぎくらいにはなる!!

 

マダラ「!・・・・・・まさか・・・」

 

マダラは何かを予想したようで上の方を見上げた、その際私達も後方へと下がった。

 

 

 

 

 

なのは「『ディバイィィン・・・バスター』ァァァァ!!」

 

アリシア フェイト「「『プラズマ・スラッシャー』ァァァァ!!」」

 

薫子「『スクリュー・バスター』ァァァァ!!!」

 

ヴァイス「これで決めてやる!!」バンッバンッ!!

 

 

 

 

マダラ「っ!!」バキンッ!!

 

 

 

 

シャマルが時間稼ぎをしている隙になのは達がそれぞれの持っている砲撃魔法とヴァイスの狙撃をマダラに向けて放った、だがこれもおそらく・・・・。

 

”ドォォォォン!!”という爆発音と衝撃が辺りに響き渡り、砂塵が大量に舞い砲撃が当たった周辺は何も見えないでいたが、奴の声を聴くと関係は無かった。

 

マダラ「・・・・忘れたわけでは無いが・・・・・仮にも精鋭揃いの機動六課・・・・・油断した俺のミスだ」

 

大量の砂塵の奥からマダラの声が響いていた、そしてやがて砂塵が晴れ、その中からマダラが姿を現した・・・・・無傷の状態で・・・。

 

マダラ「伊達に『エース・オブ・エース』、『心優しき金の閃光』、『金炎の雷刃』、『選び抜かれた天才』、『ヴォルケンリッター』などと御大層な二つ名を有していないな・・・・容赦のない攻撃だ」

 

またマダラは先程のすり抜けを使ったんだろう・・・・・侮れん奴だ、シャマルのバインドを力だけで外し、すぐにすり抜けを使うとはな。

 

マダラ「その上・・・・・『最後の夜天の主』と言われた、機動六課の部隊長を務めている八神 はやてまで控えている・・・・」

 

マダラは先程同様顎に手を置いた考える仕草をし、少し考えたようで・・・・。

 

マダラ「・・・・・・・お前達相手に流石に素手では厳しいか・・・・・ならば」

 

マダラは刺さった罅の入った大剣の下に行き、その大剣を引き抜いた・・・・アレが奴のデバイスという事か・・・・・私達同様アームドデバイスといった所か?

 

抜いたとなると・・・・・・奴も剣での勝負をするということか・・・・。

 

 

 

 

 

マダラ「俺もコイツなどを使わせてもらうとしよう・・・」

 

 

 

 

 

大剣を右手だけで掴み肩に乗せるようにして、まるでただ日曜大工のような仕草だった・・・・が、傍目でも分かるが・・・・あの剣・・・相当な重量を誇っているに違いない。

 

マダラ「さて・・・・・・ありきたりな言葉で申し訳ないが・・・・・」

 

マダラの纏っている空気がまた少し変化した!

 

だがそれ以前に・・・・・奴の戦い方は・・・・どことなく懐かしいと感じたが・・・・気のせいか?

 

マダラ「先程までの俺と思わない方が・・・・・・・いいと、思うぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティアナ「・・・・”ギリッ!”・・・・」ギュッ

 

ティアナ「あんな・・・・・・あんな奴に・・・・・・・敗けない・・・・・絶対に・・・敗けたくない・・・・・」

 

ティアナ「アタシは強い・・・兄さんに教えてもらったこの事が間違ってなんかいないんだから・・・・・」

-4ページ-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

来ました・・・・・・遂に来ましたよ・・・・・・・・やっとなのは達、機動六課との戦いになりましたぁぁ!!makeです!!やっほぉぉーーーい!!!

 

いやぁ・・・・・結果前編後編という形になってしまいました・・・・調子に乗ってしまいましたね、まぁ話が長くなってしまったせいなんですが。

 

戦闘もあまり多くは書けず申し訳ありませんでした、それに格闘組や武器組の戦闘描写も上手く出来ず、重ねて申し訳ありません。

 

更に言えば言っていることも長門をパクっているような感じになってしまって・・・・・。

 

それと・・・・私は『龍が如く』シリーズの大ファンで、シグナム・・・というか機動六課 Sideですけど、マダラとの戦いの時の対戦相手の名前の出方をそれっぽくしてみました。

 

ちなみにマダラ Sideではこんな感じですかね?

 

 

 

VS 『古代遺物管理部機動六課』

 

 

 

という感じで・・・どうでしょう?効果音も”バァァーン!!”

 

 

 

今回はマダラの素手での戦いとなり、次回は剣等を使用する話の予定です!!

 

更に次回ではなのは達にとって悲劇に似たことに・・・・そして透の悲しい戦い・・・・!!

 

 

 

それでは次回もお楽しみに!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
第15話 敵対と運命の戦い(前編)
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コメント
まぁ、あれだけの面子と訓練もすれば、機動六課のメンバーくらい抑えられるってことなんでしょうけども、機動六課ももう少し対策を考えておこうよww(神余 雛)
強いですねぇ。さすが!!(Fols)
流石写輪眼持ってるだけある。強いな。あと最後どう見ても伏線ですね。ありがとうございます。(頭翅(トーマ))
あの大剣にはどんな機能が付いているんだろう?・・・・・・・・・・てか強すぎる(最▽恐!?)(アサシン)
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