英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 544
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〜星見の塔〜

 

「みんな、一気に行くぞ!!」

一方本体らしき銀との戦闘を開始したロイドはクラフト―――鼓舞でエリィ達の闘志を高め

「行きますよ……ファイアー!!」

ノエルは弾丸を撃ちつくすほどの連射で攻撃するクラフト―――アサルトラッシュを銀に放った!

「フ………」

しかし銀は目にも止まらぬ速さで側面に跳躍して回避した。

「喰らえっ!!」

そこにランディがクラフト―――大切断で襲い掛かったが

「甘い!」

「チッ!」

銀は武器を振るってランディの攻撃を受け流すと共に、吹き飛ばし

「爆雷符!!」

「うおっ!?……グッ……マジかよ………」

クラフト―――爆雷符を吹き飛ばされたランディに命中させて、一撃でランディを戦闘不能にした!

「ランディ、今回復するわ!」

それを見たエリィはオーブメントを駆動させようとしたが

「雷電!!」

「キャアッ!?」

銀が放ったクラフト―――雷を宿したクナイを投擲し、敵の行動を妨害すると共にしばらくの間、オーブメントの機能をストップさせるクラフト―――雷電を受けて怯んだ!

「エリィさん!クッ……ロックオン!ファイアー!!」

それを見たノエルは声を上げた後、ミサイルポッドを取り出して標準を銀に合わせて、数本のミサイルを放った!

「無駄だっ!!」

しかし銀は炎を纏わせた手裏剣をいくつも投擲するクラフト―――曼珠沙華で次々と自分を襲うミサイルに命中させて爆発させ、無効化した!

 

「オォォォ……!」

そして銀はオーブメントの駆動を始めた。

「させるか!ハアッ!!」

「グッ!?」

しかしその時ロイドがクラフト―――スタンブレイクでオーブメントの駆動を中断させると共にダメージを与え

「せいっ、はっ、たぁっ!まだだっ!!」

クラフト―――アクセルラッシュとホーリラッシュで連続攻撃を仕掛け

「……………」

銀は武器でロイドの攻撃を次々と受け流していた。

「リカバーモード起動………これで大丈夫です。」

「ありがとう、ティオちゃん!」

一方ティオはクラフト―――エナジーサークルでエリィの傷とオーブメントの異常を回復し

「エニグマ駆動!アセラス!!」

「サンクス!」

さらに戦闘不能者を復活させる回復アーツをランディに放って、ランディを復活させた!

「さっきはよくもやってくれたな……ノエル、行くぞ!」

「はい、ランディ先輩!」

そして戦闘に復帰したランディはノエルに呼びかけた。するとノエルはサブマシンガンをしまって、スタンハルバードを取り出し

「ロイド!下がってろ!」

「!!」

銀に攻撃をし続けるロイドに忠告をした後、ノエルと共に炎を纏ったスタンハルバードを銀の前に叩き付け、炎の衝撃波を発生させた!

「うおっ!?」

炎の衝撃波を受けた銀は怯んだ。そしてランディとノエルは一端後ろに下がった後ランディはスタンハルバードを再び構え、ノエルはミサイルポッドを構え

「「ハウリングレイド!!」」

ランディは竜の姿をした炎の衝撃波を、ノエルは数本のミサイルを銀に放ち、衝撃波とミサイルを銀の目の前でぶつからせ、大爆発を起こした!

「グアアアアアアアアッ!?」

ランディとノエルが放った炎を纏った連携攻撃で大地を揺らし、敵陣を焼き尽くす連携技――――ハウリングレイドを受けた銀は大ダメージを受けると共に悲鳴を上げたが

「クッ………うぉおお…………はぁああっ!!

すぐに立ち直って、クラフト―――麒麟功で自らの能力を上げて、能力が上がった身体で一瞬でランディとノエルに詰め寄り

「鎌鼬!!」

「うおっ!?」

「キャッ!?」

武器を神速に振るって真空破を起こして敵を切り刻むクラフト―――鎌鼬を放って、2人にダメージを与えた!

「えいっ!スパークル!!」

「そこだっ!ストーンスパイク!!」

「エニグマ駆動!ソウルブラー!!」

その時、銀が攻撃している間にオーブメントの駆動を終えたエリィ、ロイド、ティオが次々とアーツを放った!

「フ…………」

しかし銀はさまざまな方向から襲い掛かるアーツを全て回避し

「我が舞は夢幻…………去り逝く者への手向け………眠れ……銀(しろがね)の元に!縛!!」

無数の鉤爪や鎖でロイド達を拘束し

「滅!!」

大剣を構えて突撃した!

「あぁっ!?す、すみません………」

銀が放ったSクラフト―――幻月の舞を受けたノエルは戦闘不能になって、地面に膝をつき

「グッ……!」

ランディは戦闘不能にはならなかったが、身体に伝わる痛みによって怯み

「まだ……だっ!」

「まだ……倒れない!」

ロイドとエリィは大ダメージによって一瞬膝をつきかけたが、気力で立ち上がって身体を震わせていた。

 

「みなさん、今回復します!エニグマ駆動……………行きます――霧よ……我が身代わりとなれ!!」

一方最高位の戦衣をその身に纏っていたティオだけは戦衣に守られて唯一あまりダメージを受けていなく、平気の様子でロイド達の傷を回復する為にオーブメントの駆動を始めた後、魔術―――幻影術を自分にかけた!

「ほう……今のを受けて平気か。ならば、これは耐えられるか!?ハアッ!!」

自分の奥義を受け、無事の様子のティオを見た銀は感心した後符をティオに命中させた!するとティオの命中した符は風の刃を発生さえてティオを閉じ込めながら舞い上がらせ、さらにティオの周囲には風の刃の柱が現れ

「奥義!風塵!封縛殺!!」

銀が指で印を切ると、風の刃は一斉にティオに襲い掛かった!符に封じられた風の刃の中に閉じ込め、敵を斬り裂く符の奥義―――風塵封縛殺を受けたティオはなんと霧と共に消えた!

「何っ!幻影だと……!?」

それを見た銀が驚いたその時!

「―――かかりましたね!ハアッ!!」

銀が幻影を攻撃している間に姿を隠すアーツ―――ホロウスフィアで姿を隠したティオが銀の背後に現れ、クラフト―――ビームザンバーで銀の背中を斬った!

「なっ………グアッ!?」

その事に気付いた銀が驚くと同時に背中を斬られて呻いたその時!

「魔の雷……耐えられますか!?ディサイドセイバー!!」

ティオは一瞬背中に漆黒の翼を見せた後、魔導杖を掲げ、空より妖しく光る紫色の雷を雨のように降り注がせた!

「ガアアアアアアアアアッ!?」

暗黒の雷を召喚して敵を薙ぎ払うティオのSクラフト―――ディサイドセイバーによる暗黒の雷でその身を焼かれた銀は悲鳴を上げ

「エニグマ駆動!ホーリーブレス!!」

自分が放った魔の雷で銀が苦しんでいる間にティオは高位の回復アーツを放って、まだ戦闘不能になっていないロイド、エリィ、ランディの傷を回復した!

「クッ………先程の回復するという言葉は私を騙すために言ったのか……やってくれる……!」

一方銀は呻いた後、ティオを睨んだが

「―――戦闘中に相手を騙す事ができれば、どんな達人でも隙ができる。―――ルファディエルさんの教えです。………トールサンダー!!―――まだです!スパークダイン!!」

「うおっ!?」

静かな口調で呟きながら魔導杖から放った雷の魔法弾とそのすぐ後に放った雷のアーツを受けてしまい、ダメージを受けた後立て続けに雷をその身に受けた影響で動きが鈍くなった!

「ナイスだぜ、ティオすけ!こいつはさっきの……お返しだっ!!」

それを見たランディはスタンハルバードの切っ先に溜めた暗黒の炎を武器を振るうと共に銀に命中させた!

「ガアアッ!?」

暗黒の炎を纏った渾身の薙ぎ払うランディのSクラフト―――ダークゲイルを受けた銀はさらに苦しんだ。

「ロイド、お嬢!今の内に決めちまえ!」

それを見たランディはロイドとエリィに呼びかけ

「ああ!エリィ、行くぞ!」

呼びかけられたロイドはトンファーで突撃の構えをした後エリィに視線を向け

「ええ!」

ロイドに視線を向けられたエリィは頷いた後、雷の弾丸をロイドの突撃と共に放った!

 

「「スターブラスト!!」」

 

「ぐうっ!?ここまで………か………」

ロイドとエリィが放った雷の弾と共に、電光石火のチャージをかける突撃技(コンビクラフト)――――スターブラストを受けた銀は地面に膝をつき、戦闘不能になった………!

 

 

 

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今回の話で驚いたと思いますが銀も原作よりパワーアップしていた挙句、まさかの碧の軌跡のコンビクラフト発動!さらに………なんとティオが銀戦で一番活躍し、ロイド達を勝利へと導きました!!これは皆さん、予想外だったと思います♪………感想お待ちしております。

説明
第544話
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コメント
感想ありがとうございます。 THIS様&本郷 刃様 まあ、3rdに参加したお蔭ですww(sorano)
心身共に強くなったティオだからこその活躍でしたね!(本郷 刃)
 銀も強いですが・・・ティオ流石。っていうより・・あれだけの修羅場をくぐりぬけたティオだからこそですかね?最強武器はまだ封印中ですし、まだある意味本気でないのは恐ろしい。(THIS)
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