タイガー：えー…、どこかの誰かの未来のためのソックスタイガー道場も今回で最終回です。

カリヤ：あぁそうなんだ？ これラストバトルなんだ？ へー（棒読み）

タイガー：そ、そうです。ですのでこれが最後のバッドエンドなんです。

　　　　　はい！ というわけで今回の速水くんは???にとどめをさしたらあの子にとどめさされちゃったエンドです。

　　　　　回避策は基本の「直前の選択肢でもう片方を選ぶ」こと。

　　　　　ですがここまできたらSランククリアを目指しましょう。

　　　　　前回乱入してきたあの人も言っていたでしょう、愛とは許すことだと。

カリヤ：おい。

タイガー：それを踏まえてこのラストバトル、決戦存在であるあなたが世界を選択するのです。

　　　　　あなたの選ぶ新しい伝説を私は応援します！

カリヤ：おい。

タイガー：それでは

カリヤ：おい待て勝手に一人で終わるな！ 僕は当事者だぞ！？ なんか言わせろよぉ！！

タイガー：いやですよ最後はきれいにしめさせてくださいよ！！

カリヤ：無理やり助手にしておいてよく言うよこの変態御曹司！

　　　　別に僕はあいつに愛されたくなんかないんだよ！ 僕はまともに生きたいだけなんだ！

タイガー：あ、今微妙にヒント出ましたねー。ありがとうございまーす弟子一号！

カリヤ：ぐっ…なんだか釈然としない…。

タイガー：さぁ、ハッピーエンドは目の前です！ これまで溜めに溜めた愛をぶつけてください！

　　　　　狂おしいまでのこの愛を！ 靴下に！

カリヤ：靴下にか。

タイガー：あ、やっぱりぶつけてほしいですか？ 愛。

カリヤ：べぇーつぅーにぃー？ ぶつけたいならぶつけてもいいけど打ち返すよ。

　　　　…や、やめろ！ その生暖かい微笑を今すぐ消せ！ あーもう最後まで腹が立つな！

タイガー：ははは、それでは、ソックスタイガー道場は最後まで、あなたの幸運を祈っております。

　　　　　あなただけではなく、この世界に、すべての人々に、幸せな結末を！

カリヤ：……。

タイガー：…正直なところ、今回はあなたが助手だとちょっとやりにくいなって思いました。

カリヤ：じゃあ最初から呼ぶな馬鹿。