IRON SAIBER
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第2話

 

『イクス様、ご到着いたしました。』

 

シロンはスタークインダストリーに到着したことを広告する。

 

「それは見たらわかるけど。」

 

イクスは直ぐに、フォーミュラから降り、インダストリーの中へと進んでいく。

 

「来たか、イクス。」

 

イクスの向かっていく先の目の前には、アイアンマン、スタークインダストリーの社長である

「トニー・スターク」とその妻「ペッパー・P・スターク」が立っていた。

 

「父さん、母さん。」

 

「良く来てくれたわ。イクス。それに、シロンも」

 

『ありがとうございます。母上様』

 

「さっそくだが、中に入ってくれ。少し見せなければならない物がある。」

 

「見せたい物?」

 

イクスは疑問に重い、首を傾げる。

 

「まあ、中に入ってみたら、わかるはずだ。」

 

「それと、今回は実験じゃないわよ。イクス」

 

ペッパーは真剣な目でイクスを見る

 

「わかったよ、母さん。」

 

そして、インダストリーに入って行き、社長室へと向かって行った。

 

 

 

「ほう、こいつがターゲットのイクス・スタークか?」

 

そのころ、とある場所では、黄色の服を着装した人達と成人スーツを着た男性達が話し合っていた。

 

「ああ、こいつを捕らえろ。そしたら、私の目標も達成するし、お前の目標も達成するだろう。」

 

 

一人の成人スーツを着て、煙草を吸っており、リーダーのような男性は言う。

 

「ほう、良いぜ・・・・だがよ、一つ問題がある。」

 

一人の黄色の服を着装した人が言う。

 

「ほう、何だ?言ってみろ?金か?権利か?」

 

一人の成人スーツを着装し、リーダーのような男が言う。

 

「いや、高町なのは、こいつが問題だ。」

 

そして、どこからか、ホログラフィックディスプレイを取り出し、成人スーツを着た人達に見せる。空中を漂うディスプレイには、一人の栗色のツインテールをした、女性が、杖で、なんらかの船を破壊する映像が写っていた。

 

成人スーツを着た人達は唖然とする。

 

「どうする?こいつをどうにかしなきゃ、無理なんだよ。で、どうするんだ?」

 

「・・・・良いだろう。そいつの居所と、両親の居場所を教えろ。」

 

「それじゃあ、交渉成立だな。」

 

そして、二つの群勢はそれぞれ、闇の中へと消えて行った。

 

 

「ここよ。誰かはわからないけど、なぞの組織がここを襲うかもしれないの。」

 

そのころ、スタークインダストリーの社長室では、イクスとトニー、ペッパーで、何かについて、話し合っていた。

 

「で、俺が行って阻止すれば良いって言うわけか?」

 

イクスは理解した顔で言う。

 

「ああ、すまない。今回は私が行こうとしたが、大統領からの招待状が来てな。」

 

「了解だよ。それじゃあ、行くよ。シロン」

 

イクスが言うと同時に、闇の中から、アクチュエータの音と共に白と金のロボットがイクスに向かって歩いてくる。

 

『わかりました。イクス様』

 

シロンの声と同時に、白と金のロボットは変形し、イクスの身を包み込む。

 

「それじゃあ、行ってくるよ。一応、言っとくけど、探す人がいるから遅くなるかもしれないから!」

 

そして、イクスは腕にあるガントレッド、「リパルサー・レイ」を使い、窓ガラスを割り、真っ暗な夜空へと飛んでいく。

 

「また割って行くのかよ・・・・。」

 

「フフッ、それも、貴方に似てるわね。」

 

「そうか?その間に探す人とは一体?」

 

トニーは疑問に思い、首を傾げる。

 

「この子よ。」

 

ペッパーはタッチペンで操作ディスプレイを操作し、ある少女の写真を映し出す。

 

「この子か・・・懐かしいものだ。」

 

「高町なのはちゃん、イクスの初めての恋をした相手よ。」

 

ペッパーは微笑みながら言う。

 

「ふむ、なるほどな。」

 

トニーは納得したように言う。

 

「それと、トニー、今回のスケジュールは忙しくなるわよ。」

 

そして、ペッパーは少女の写真を消すと、スケジュールを映し出す。

 

「げっ!チーズバーガーを食べる暇は?」

 

トニーは驚いた顔で言う。

 

「フフッ、それは、貴方のがんばり次第よ。」

 

「頑張り次第か・・・・・・。まあ、それも悪くない。」

 

そして、ドアを開け、どこかへと向かって行った。

説明
マンダリンとの戦いから数年後、トニーの息子である少年「イクス・スターク」は父親である、トニーからある設計図を託される。その設計図はトニーが昔、使っていた「アイアンマンウォーズシリーズ」のスーツの動力源のアークリアクターだった
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