次元の騎士テッカマンブレード |
プロローグ2
「はあっ!」
とある次元世界にて戦闘が行われていた。
その次元世界には蟲のような姿をした生命体があちこちにおり、青年の叫び声と共に一体ずつ爆発していく。
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・。」
そして、煙の中から、一人の機械的な白い鎧を身に纏った戦士が息を荒らしながら姿を現す。
「はぁ・・・・はぁ・・・・ぐっ!」
その時、後ろから蟲のような生命体が現れ、ブシュッという音共に白き鎧を纏った戦士を尖った爪で刺す。
「ぐっ!はあっ!」
とっさに戦士は後ろから突き刺してきた蟲のような生命体を手に持っていたハルバードのような武器で切り裂く。
蟲は突き刺されたと同時に、爆発する。
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・。」
そして、地面にゆっくりと膝を着ける。
突き刺された背中のしろいアーマーからは紅い血が流れていた。
「ククッ、やるな!ブレード!」
「その声は・・・ダガー!」
とある男性の声と共に煙の中から白き鎧の戦士と姿が似た灰色の戦士が現れる。
「だが、貴様はこの俺、「テッカマンダガー」にここで殺されるのだ!」
灰色の戦士どこからか弓を取り出し、矢を放つ姿勢を取る。
「こんな所でやられて・・・・ぐっ!」
白き戦士は立ち上がろうとするが、先ほどの蟲に刺された傷の痛みにより、また地面に膝を付く。
「ククッ、その体で立ち上がろうとするとは、さすがはブレードだが、ここでさらばだ!ブレエエエエエエエエエエドオオオオオオ!」
そして、矢を放つ。
「俺はこんな所で死なない!いや、死ねないんだああああああ!!」
そして、背中のアーマーが展開し、中からエネルギー砲のような物が出てくる。
「ヴォルテッカアアアアアアアアアアアア!!!」
青年の叫び声と共にエネルギー砲が発射される。
そして、巨大なエネルギー弾はエネルギーの刃を持った矢を軽々と消し去り、灰色の戦士へと襲い掛かる。
「何!」
灰色の戦士は咄嗟に避けるが、ほかの蟲のような生命体達はエネルギー弾の餌食となる。
そして、巨大な次元震が起きると共に、巨大なワームホールができる。
「くっ!」
灰色の戦士はワームホールから逃れようとスラスターを全開させ、どうにか吸い込まれるのに免れるが、白き戦士はそのまま、ワームホールへと吸い込まれていく。
「はあっ!」
吸い込まれる途中で、白き戦士は灰色の戦士に向け、ハルバードを投げる。
「ぐあっ!」
灰色の戦士は避けようとしたが、避けきれず、顔に当たる。そして、バイザーが割れ、紅い目が露出する。
「俺はまだ、死ねないんだあああああああああああああああああああ!!」
そして、死んだ蟲のような生命体と共に吸い込まれて行った。
説明 | ||
時はJS事件から8年後、 ミッドチルダは謎の生命体「ラダム」からの攻撃を受ける。時空管理局は抵抗するが、兵器や魔法は効き目はなく、更に管理局のエース達は負傷しながら次々と倒れて行った。その時、謎の白き騎士が現れる。 この小説はPIXIVにても投稿しています。 |
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