真・リリカルなのは 第八章 時空管理局入隊編 第四話 取り戻した平和 |
自らの快楽の為、戦争を起こし、人々を虐殺しようとする男
その名はグットマン
彼は、カイトが居る街へと来ていた
その所為で、自分が酷い目に遭うとは知らずに…………………
グットマン「あの町には魔導師がいるらしいからな、激しい戦争になりそうだ」
騎士A「しかし、町民の人数は少ないらしいです。一瞬で終わるでしょう」
グットマン「ここを落したら、都を火の海にしてやろう」
楽しみだ…………戦争で苦しむ人々を見るのは楽しいね!!
騎士A「ム?」
グットマン「どうかしたか?」
騎士A「前方に男女1人ずつ立っています」
グットマン「ふ〜ん、殺せ」
騎士A「はっ」
グットマン「僕の特高騎士団、期待している」
〜カイト視点〜
ルナ「見える? あの馬車に乗っている太った男が」
カイト「ああ」
ルナ「アレがグットマンよ」
カイト「そうか」
予想通りの屑みたいだな
カイト「所で、貴様は何故隠れない?」
ルナ「グットマンは………………私の父と母を殺したの……………だから」
カイト「…………足を引っ張るなよ」
ルナ「わかってるわ」
そして、カイト達の前に現れたのは、
騎士D「特高騎士団、参上!!」
騎士C「悪いがお前たちには死んでもらう!!」
カイト「消してやる」
ルナ「行くわよ! レンゲル!」
騎士B「グットマン様のご命令だ、行け!! 我が精鋭達よ!!」
騎士達「「「「「「「「「「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」」」」」」」」」」
雑兵であろう騎士達が、カイト達を囲む
カイト「百人程度か………………………」
ウィザード(セットアップ! レディ!!)
騎士「やぁぁぁぁぁ!!!」
カイトに切り掛かるが、
カイト「フン」
ザシュッ
騎士「うわぁぁぁ!!!!!」
返り討ちにされる
騎士「数で押し切れ!!!」
ルナ「舐めないで!!」
ザシュッ
騎士「グフッ」
騎士の首を斬り裂く ルナ
カイト「…………………………………………………………」
あの女、確か上月といったか?
まだまだ未熟だが、筋は良い
カイトとルナは悉く、騎士を斬って捨てる
騎士A「情けない!! 我らが出るぞ!!」
騎士B「はっ」
遂に動き出す隊長格
ルナ「あの4人、特高騎士団の隊長よ」
カイト「………………………………………………………」
この4人は同じデバイスを所持している
形はランスである
カイト(上月ではキツイか…………………)
4対1では苦戦しそうだが……………………
カイト「上月!! 貴様は雑魚騎士の相手をしろ!!」
ルナ「けどっ!!」
カイト「いいな!!」
ルナ「…………わかったわ」
騎士C「貴様1人で挑むのか?」
騎士D「舐められたものだ」
カイト「ツヴァリングタイマー、セットアップ」
ウィザード(スタート!!)
騎士B「行くぞ!!」
ガキィィィィィィィン
ランスと剣がぶつかり合う
ウィザード(ロード!)
カイト「ああ、頼む」
ウィザード(レディーゴー!)
騎士A・B・C・D「「「「!!!!!!!!!!!」」」」
カイト「「行くぞ!!」」
騎士A「2人になった!?」
騎士B「だが、それでも2人」
騎士C「こっちは4人」
騎士D「有利には変わらん!」
カイトA「なら来い!」
カイトB「速攻で終わらせる」
騎士D「やぁっ!!」
カイトに切り掛かるが、
カイトB「はぁっ!!」
ザシュッ
騎士D「グッ!」
討ち取られる 騎士D
騎士C「野郎!!」
ランスで突き刺そうとするが、
カイトB「雑魚が!!」
ザシュッ
騎士C「馬鹿な……………」
ランスごと斬られる
騎士B「オラ!!」
カイトA「ブレイザーファング!!!」
炎の刃で、騎士Bを突き刺す
騎士A「後ろがガラ空きだ!」
騎士Bと戦っている カイトの後ろを取った 騎士A
カイトA「そうでもない」
カイトB「フレイムバレット!!」
炎の弾丸が、騎士Aの背中に直撃する
騎士A「グガッ!」
吹き飛ぶ 騎士A
カイトA「ウィザード!」
ウィザード(カートリッジロード!)
カイトA「大紅蓮斬!!!」
紅い斬撃が地面を這い、騎士Aを切り裂く
騎士A「我らが…………敗北するとわ………………」
騎士Aは意識を失う
ルナ「後はあんただけね!! グットマン!!」
薙刀を構えて、ゆっくりとグットマンに近づく ルナ
グットマン「ヒィッ!!」
最早、頼れる部下は居ない
ルナ「あんたのボンクラ騎士に殺された父と母の仇!!」
カイト「運が悪かったな ゴミクズ、図に乗るから、管理局の目に留まるのだ」
グットマン「ヒィィィィィィ!!!!!!!」
ルナ「レンゲル……………」
レンゲル(非殺傷解除)
ルナ「殺す……………あんただけは……………殺す!!」
グットマン「ヒィィィィ!!!!! お、おい!! あんたは管理局員なんだろ!! あの女を止めてくれ!!」
カイトに助けを求めるが、
カイト「……………………………………………」
無視する カイト
助けを求める相手が間違っている
グットマン「お、おい!!」
カイト「生憎、最近視力が低下していてな。何も見えん」
グットマン「こ、この人でなし!!」
ルナ「喋るな!!」
ザクッ
レンゲルを、グットマンの右肩に突き刺す
殺傷の為、グットマンの右肩から血が噴き出す
グットマン「うぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ルナ「父と母は、もっと苦しんで殺されたのよ? わかる? 自分がやってきた愚行が」
グットマン「い、命だけはお助けを………」
ルナ「安心して、首を落して終わらせるから」
ルナはレンゲルを振り上げる
ルナ「父さん、母さん……………漸く、仇が取れます……………はぁぁぁぁ!!!!!」
ザシュッ
グットマンは首を刎ねられ、絶命する
ルナ「終わった………………もう、戦争は起きない……………」
戦争の原因である グットマンを遂に葬った ルナ
長老「ルナ、すまなかったな」
隠れていた 長老が出て来る
ルナ「長老?」
長老「ワシらはずっとお前だけを頼りにしていた……………大人として恥ずかしい限りだ」
ルナ「………………………………………………………」
カイト「済んでみると呆気ないものだな、復讐は」
ルナ「本当に良かったの? 私を止めなくて?」
カイト「屑を一匹、殺すことの何所が悪いことか」
ルナ「あなた、本当に管理局の人間?」
カイト「今の管理局は屑も同然、俺が創り直す…………それだけだ」
ルナ「……………………………………………………」
カイト「さて、帰るか」
最早、用無しと言わんばかりに、すぐさま帰ろうとする カイト…………しかし
ルナ「待って!!」
ルナは引き止める
カイト「何だ?」
ルナ「私も連れて行ってくれないかしら?」
カイト「何?」
ルナ「私も今の管理局は信用していない…………けど、あなたが新しい管理局を創るなら、是非とも手伝わせてほしい」
ルナの目は真剣だった
遊び半分でもなければ、興味本心でもない
カイト「……………勝手にしろ」
カイトは許可する
ルナ「長老……………………」
長老「何も言わなくていい、行ってらっしゃい」
ルナ「はい」
カイトは新しい仲間を得た
そして、ミッドに帰還中
ルナ「ねぇカイト、どうして私の復讐を邪魔しなかったの? 普通は復讐は何も生まない! とか言って、止めるでしょう?」
カイト「……………俺にも仇が居るからだ」
ルナ「ッ!! そう」
カイト(あの仮面の女………((遙斗|はると))さんを殺した奴)
そして……………………
俺達の人生は狂わされた
何もかもが砕けて無くなった………………
遙斗さん……………俺は正しい道に居るのでしょうか?
俺は……………自分がわからなくなってきた……………
と言う訳で、4話でした〜
カイトの過去も、少しずつわかりだしましたね
さて、あのカイトがさん付けする遙斗とは一体?
それがわかるのは、まだ大分先になりそうです
次回はフェイト視点です
お楽しみに〜
説明 | ||
3話の続きですね さて、どうなることやら |
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