真・恋姫†無双 〜鬼が支えし者〜
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‥‥‥side和弘

 

あれから訓練は何とか順調に進んだ。

 

特に砦の補修工事は駄目かと思ったが義勇兵の中に大工が三人、昔とあるしろの城壁の補修工事に携わっ

 

た者が五名ほどいたのでその八名を監督に置いて進めた結果、10日で防壁の補修が完了した。

 

これには流石の陳到と和弘は驚きを隠せなかった。

 

この時二人は同時に、「工兵も行けるんじゃ」と、呟いたのだ。

 

そして一番の問題は狩りにあった。

 

川での魚取りは問題なし、山菜取りも問題なし、

 

そして山での狩りは、最初の2日は兎をメインに捕って来たが人数の事を考えると量が少ない、

 

その日の夕飯の時に次の狩りに行く組が「明日は猪を捕って来てやる」と言っていた。

 

そして次の日の朝、陳到が率いる狩り組が出て行った、そして何時も通りに訓練、補修を行っていた、

 

昼飯時になり訓練を止めて飯を食べようとした時、

 

「熊が出た2頭出た!!増援を!」

 

と、狩り組の二人が砦に戻って来た、

 

和弘は直ぐに弓、槍の訓練組を25人ずつと予備の槍と治療道具を準備して狩り組の一人を連れて狩りの現

 

場に急いだ。

 

そして和弘達が現場につくとそこには陳到を含む40人が別れて熊と対峙していた。

 

残りの8人は武器を壊され後ろに下がっていた。

 

和弘はそれを確認すると直ぐに声をかけた、

 

「陳到!!少しずつ距離を取れ!」

 

すると陳到率いる狩り組は槍を熊に向けたまま少しずつ距離をとり始めた、

 

それを和弘は見続けながら後ろの八人に指示を出した。

 

「直ぐに拳位の石を集めろ!早く!」

 

それを聞いて石を集め始め、集めた石を和弘達の足下に置き始めた、

 

石が置かれた事を確認すると、

 

「弓の訓練組は俺の横に三列に並び石を持て!その後ろに槍組は槍を持って二列に並べ急げ!!」

 

和弘の指示に兵は直ぐに並んだ、

 

「いいか、俺の合図で弓組は一列ずつ熊の頭に向かって石を投げてしゃがめ!その後直ぐに槍組は俺と一

 

緒に突撃!その後弓組は槍を持って熊の後方に廻れ!いいかこれは訓練ではない実戦と思え!!」

 

「「「「応!!」」」」

 

そして和弘は陳到達が直ぐに退避出きる距離になった事を確認すると、

 

「陳到達後ろに走れ!!」

 

その声と同時に走り出しそれに続き2頭の熊も陳到達の後を追って走り出した。

 

そして陳到達が和弘達の後ろに抜けたと同時に、

 

「弓組石を投げろ!」

 

その合図と供に石が投げられた、

 

一列目、二列目、その間にも二頭の熊は和弘達に向かって走って来るが次第にそのスピードが落ちて来て

 

三列目が投げた石が当たった時、二頭の熊はその場で走るのを止めた、

 

それを和弘は見逃さず直ぐ様、

 

「槍組突撃!!脚と腹を狙え!!」

 

そこからは陳到達も熊の横に廻り弓組、槍組に別れて和弘達と交替で闘い始めた。

 

それから約1時間位だろう、漸く二頭の熊は倒れたのだ、

 

その瞬間一斉に、

 

「「「「「「「「ウォーーーー!!」」」」」」

 

歓喜が響いた。

 

ある者は抱き合い、またある者はその場に座りこみ、またある者は放心し、

 

和弘と陳到も例外ではなく二人並んで座りこみ、

 

「つ、疲れた〜♪」

 

「ハッハッハッ♪確かに疲れましたな、」

 

「あ、陳到お疲れ様」

 

「主もお疲れ様でした、そして増援感謝します。」

 

「あ〜いいって、因みにここらの熊ってあんなにデカイの?」

 

「さぁ、それは分かりませんが私のいた所ではあそこまでデカイのは居ません」

 

「そっか」

 

と、二人の視線の先には3b弱の二頭の熊が横たわっていた、

 

そんな事を話ながら少しの休息を入れると熊を担いで砦に戻って行った。

 

因みに砦に戻ると同じように歓喜が上がったのは言うまではない。

 

その次の日1頭の熊は桂花のいる街に送られた。

 

sideout

 

side桂花

 

桂花達は和弘の書いた竹菅に書かれていた訓練をおこなっている、

 

それは和弘が最初にやった街の外周を走る、それを馬で行う、

 

「なかなか良いわね」

 

「はい、そしてこれで騎馬になれたらさらに弓騎兵の訓練、」

 

「なかなか面白い事考えるわね、でも弓騎兵はそう簡単に育つもんじゃないわ」

 

「ええ、そこでここに記されているやり方、」

 

「‥‥流鏑馬ね」

 

「はい、馬で走りながらその間置かれてある藁の束を射ぬく、」

 

「なかなか効率の良いやり方ね、」

 

「ええ、そして、ん‥あれは!」

 

「え、何!」

 

呂岱は話の途中である者を見つけ声に出した、それにつられ桂花もその方向を見ると、

 

和弘が連れて行った義勇兵の数人が街に向かって来ていた。

 

それを見た二人は直ぐ様街の門に行くと、

 

「どうしたの!ヒロに何かあったの!」

 

桂花は戻って来た義勇兵の一人に近寄り問いただそうとすると、

 

「いえ、島津様に「これを荀イク様に届けよ」との事です。」

 

「これを?」

 

と、桂花は義勇兵の後ろにある荷馬車の中を見るとそこには、

 

「キャーー!!」

 

あの熊があった、

 

「これは先日、山で狩りの訓練で仕留めた二頭の内の一頭です」

 

その言葉に桂花は、

 

「はっ!狩りの訓練で熊の退治!!何やってんのよアイツはー!!」

 

因みに桂花の声は響いたらしい‥‥‥‥

 

sideout

 

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後書き

 

あ〜〜♪なんとなく狩りの風景を描きたかったのです。

 

許して下さい!

 

次回は話を進めたいと思います。

 

(幼稚で駄文で矛盾の作品ですけど、これからも読んで下さい!)

説明
こんにちはです!
本当はおすすめ作品を紹介しようかと思ったのですが、
作品が消えてなくなっていたので今回は止めにします。

さて今回も駄文劇場の始まりですよ!
(因みに幼稚な文才でごめんなさい)
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コメント
ルナミス様、gyao様、ありがとうございます。これからもヨロシクおねがいします!(義弘)
一気に読んでしまいました、これからも楽しみに待っています。(gyao)
楽しみにして待ってます(風飛)
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恋姫†無双 真・恋姫†無双 オリキャラ オリ主 桂花 

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