魔法少女リリカルなのは ?プリティでキュアなお友達? 第8話 遊園地で遊びます!!
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皆さんお久しぶりです。GO♪サマです。

 

1ヶ月以上も更新が遅れました………

 

ここ最近仕事が忙しく、ようやく休みに入ったので更新します。

 

それではごゆっくりご覧ください。

 

 

 

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………カツーン…………カツーン…………カツーン………

 

僕達は薄暗い廊下を歩いている。

おそらくこの先に行かないとこの場所から出ることは出来ないんだろう。

 

「ユ、ユウ………怖かったらしがみ付いていいからね!?」

 

ぎゅうぅぅぅぅぅぅぅ!!

 

アリシアちゃんが僕の左腕にしがみついている。

アリシアちゃん? すでにしがみついていますよ?

 

「ユ、ユウくん……だ、大丈夫…怖くないからね!!」ブルブル

 

ぎゅうぅぅぅぅぅぅぅ!!

 

フェイトちゃんも僕の右腕にしがみついている。

フェイトちゃん? かなり震えていますけど?

それにそんなに強くしがみつかないで〜〜!!

う、腕が!! 僕の右腕が〜〜〜〜!!

 

なんか前にも、こんなことなかったっけ〜〜〜〜〜〜〜!!?

 

そんな事を思っているとアリシアちゃんの横から………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バアァァァ〜〜〜〜〜〜〜……♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭に白い三角錦で死装束をきているお化けが現れた。

 

「「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!」」

 

「うわあああぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!」

 

み、耳がっ!!? 僕の耳が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。 小鳥遊 ユウです。

さて今回の話は前回の続きです。

 

あの後、僕達は……てゆうか僕以外のみんなが何故かジャンケンを始めました。

そしてジャンケンに勝ったらしいアリシアちゃんとフェイトちゃんが、僕と一緒に遊園地を周る事になりました。

そして、アリシアちゃんのリクエストで『お化け屋敷』に入っていました。

 

そして現在は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……よ、余裕だったね。」ブルブル…

 

アリシアちゃんが震えているのは気のせいにした方がいいのかな?

 

「……あうあうあうあう〜〜〜。」

 

フェイトちゃんは目を回している。

………うん。 そっとしておこう

 

僕達は近くのベンチで休んでいます。

…やっぱり怖かったよね。だってココ『日本で一番怖いお化け屋敷』で有名な場所だし………

 

「…大丈夫? アリシアちゃん、フェイトちゃん?」

 

「…だ、大丈夫だよ!?」

 

「……な、何とか………」

 

どうやら2人も回復してきたみたいだ。

 

「それじゃあ、次はどこに行こうか?」

 

「ユウ〜、喉乾いた〜。」

 

アリシアちゃんは喉が乾いたみたいだ。

あれだけ叫んでいたら、飲み物欲しくなるよね。

 

「それじゃあ、飲み物買ってくるから2人はここで休んでて。

……えっと〜、この近くに飲み物売っている所は…」

 

ギュッ!! ギュッ!!

 

僕が飲み物が売っている場所を確認していたら、両腕から重みを感じた。

 

「……2人ともどうしたの?」

 

僕が両腕を見るとアリシアちゃん達が引っ付いていた。

ハムスターみたいに頬をふくまらせながら……

…これは怒っているのかな?

 

「ユウ!! 可愛い女の子を置き去りにするなんてヒドい!!

私たちに何かあったらどうするの!? ねぇ、フェイト!!」

 

「う、うん!! そうだよ!!」

 

なるほど!! 確かに2人は僕から見ても可愛いし…

もし…しつこいナンパさんにでも会ったら………

 

〜ユウのイメージ〜

 

アリシアちゃんの場合

 

『はぁはぁはぁ………

お嬢ちゃん? 飴あげるからおじちゃんと遊ばないかい?』

 

『わ〜〜〜〜〜〜〜〜い!! 行く行く〜〜〜!!』

 

フェイトちゃんの場合

 

ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

『うがああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!』

 

『きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!』

 

ガシッ!!

 

『うがあぁぁぁぁぁぁあああああ………………』

 

『きゃあああぁぁぁぁあああああ………………』

 

ドドドドドドドドドドドドドドド………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………うん。

確かにアリシアちゃんは飴で知らないオジサンについて行きそうだし、

フェイトちゃんは…………

なんか叫んで混乱させているうちに、連れ去られそうだし……

 

「そうだね!! 2人とも危ないから、僕から離れないでね?」

 

2人が誘拐なんてされないようにしないと!!

 

「……嬉しいんだけど素直に喜べないのは何でだろう?」

 

「……ユウ? 変なこと考えてない?」

 

気のせいかな?

2人の視線が冷たいような気が…?

 

そんなことを考えていると近くの草むらから誰かが飛び出して来た。

 

ガササッ!!!

 

「アカン!! アカンで2人とも!!

腕組みまで許した覚えはないで!!」

 

「そうなの!! 2人とも早く離れるの!!」

 

「………ちょっと近すぎかな?」

 

「ユウ!! 早く離れなさい!!」

 

草むらから飛び出したのは、はやてちゃん・なのはちゃん・すずかちゃん・アリィサちゃん達だった。

…他の人はどこに行ってんだろう?

 

「むうううぅぅ…まだあたし達の時間だよ!!」

 

「そ、それに邪魔はなしって…なのはそう言ったよね?」

 

「だからって腕組むなんて……ズルいの!!」

 

「ユウが変な事しないか見張っていたのよ!!」

 

「…アリサちゃん…その言い訳はちょっと…」

 

それにしてもみんな仲がいいよね〜。

 

『…あなた、本当にそう思って………いるわよね。』

 

哀ちゃんのため息が聞こえたような気がした。

 

 

〜 ???サイド 〜

 

丁度ユウ達が遊園地で騒いでた頃、1人の女の子も来ていた。

髪の色は銀髪だが、青のメッシュが入っている。

女の子は周りを見渡し…

 

「………プリキュアの力を感じる……

…もしかして近い?………」

 

無表情でありながらも、コテンっと首を傾げる彼女はどこか可愛らしい。

そうしながら自分のポケットからなにやらスマフォを取り出した。

その画面には髪の長い女性が映っていた。

しかし逆光の所為か、女性のシルエットしかわからない。

 

『…どうだ? 見つかったか『ロール』…』

 

「…まだ…でも近くにいると思うよ『マスター』…」

 

『…そうか…なら早く確保しろ。

あの『プリキュア』の力は我々に必要だからな。』

 

「…分かっているよマスター…」

 

短いやり取りを終えたのか…スマフォの画面が変わった。

そこには銀髪パーマで何処か気怠そうな女性が映っていた。

 

『…あらら〜? なに? もう報告終わったの?』

 

「…うん…これから『プリキュア』を探す…

……手伝って…」

 

『いやいやいや!! ここ何処かわかっているの!!?

『遊園地』だよ『遊園地』!! そこら辺の田舎の遊園地と違うからね!!?

かなり人がいっぱいだからね!! 人がゴミのようにいっぱいだからね!!?

この人数からたった1人の………なんだっけ? 『プラモデル』だっけ?

…を探すなんて、いくら銀さんでもムリだから!!?』

 

画面の中の銀子はかなり慌てていた。

…ちなみに、ここの遊園地は年間来場者人数1億8000万人を突破している、大人気の『遊園地』である。

しかも今日は『ゴールデンウイーク』

今は1万人以上の来場者がいるのだ。

銀子が慌てるのは無理はない。

 

「…『プラモデル』じゃない…『プリキュア』…

大丈夫…前に渡した『プリキュア』と同じ人を探せばいい……

…心配しなくても…銀子はできる子……」

 

しかしロールは人数なんて関係ないようだ。

 

『だから出来ないって言っているんでしょおぉぉぉぉぉがぁ!!!!

ねぇ!! 少しは私の話を聞いて!!? ほんの少しでいいからぁ!!?

私そこまでハイスペックじゃないから!!? 探索機能なんてないからぁ!!?

ここにいる人全部銀さん1人で確認しなきゃいけなくなるから!!?』

 

「…大丈夫…私も探す…」

 

それを聞いた銀子は『信じられない』という表情をしていた。

 

『…え? マジ? マジで探すの?

この人数の中から? 一人一人確認しながら?

…ねぇ…これ終わる? 陽が暮れる前に終わる?』

 

「……がんばる」

ロールがグッ!!っと拳を握りしめた。

やる気満々だ。

それを見た銀子はため息を出しつつ………

 

『ハアァ〜〜〜………まぁ、やるってならやるがよ 〜…

てか、『プリキュア』って変身したら姿変わるんだよな?

て事は『変身後』のそっくりさん探しても見つかりにくいと思うんだが…

どうやって探すんだ? まさか変身前の写真でもあるのか?』

 

「…………………………………まずは向こうから探す…」

 

『ねえ? 絶対考えてなかったよね? 今言われて気付いたよね?』

 

銀子の指摘を無視して行こうとしたら後ろから声をかけられた。

 

「コラーーーーーー!! そこで何しているの!!

危ないから降りなさーーーーーーーーーーーい!!」

 

係員の人が大声で注意していた。

どうやらロールの立っている場所が悪いみたいだ。

 

何故なら…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジェットコースターのレールに登ったら危ないでしょーーーーーーーー!!!!」

 

『…いや、危ないで済まないと思うよ? 大変危険だよ?

良い子はマネしちゃダメなやつだよコレ。』

 

「……銀子……うるさい……」

 

どうやら銀子のツッコミはお気に召さないロールだった。

 

? ???サイド END ?

 

 

…? あれ? 誰か僕を探しているような?

気のせいかな?

 

「どうしたのユウくん? もしかして疲れたの?」

 

僕が考え事をしていたら、すずかちゃんが心配そうに僕に聞いてきた。

 

「大丈夫だよすずかちゃん。 ちょっと考え事をしていただけだから。」

 

僕達はお昼になったので、遊園地内にあるレストランで食事をする事にした。てっきりみんなで食べるのかなって思っていたら、お昼はなのはちゃんたちと、夕食は桃子さんたちと食べることになっているらしい。

しかもここは、本来なら満席になっているほど有名なレストランなのだが、すずかちゃんのお姉さんの『忍さん』が貸し切りにしてくれたみたいだ。

 

……窓の外から恨めしそうに見る子供の視線を感じるんだけど……

 

…うん、早く食べて席を譲ろう。

 

あの後、なのはちゃん・はやてちゃん・すずかちゃん・アリィサちゃんの順番に一緒に遊園地を周ったんだ。

なのはちゃんとは一緒に二人乗りの『ゴーカート』に、はやてちゃんとは一緒に『世界の料理フェア 2人で食べる世界のデザート』を食べ、すずかちゃんとは『カップルで抱っこすると幸せになれる『フェアリー・ティンク』』を一緒に抱っこして、アリィサちゃんとは『マジックショー』を見ていた時に、お客さんを巻き込んでの『脱出マジックショー』をしたんだけど、牢屋に入っていたアリィサちゃんが僕の前に現れた時、なぜか服が無くなっていてそのままグーパンチされた。

 

そして気づいたらお昼になっていた。

だからかな? アリィサちゃんの方を見ると………

………チラッ

 

「……………ヴヴヴヴぅぅぅぅぅ……」///

 

顔を真っ赤にして僕を睨んでいた……

………かなり怒ってらっしゃる……

 

ど、どうしよ????………

慰謝料かな? 確か『手切れ金』を渡したら丸く収まるって聞いた事あるし……いくらぐらいあれば良いんだろう?

でもアリィサちゃんお金持ちだし………

さりげなく聞いてみようかな?

 

「…あの?、アリィサちゃん? ちょっと聞きたいんだけど……」

 

「………………なに?」

 

やっぱりまだ不機嫌だ………よ、よし!!

僕は気合を入れて……

 

「あの……手切れ金っていくらぐらいあればいいのかな?」

 

ピシッ!!!!

言った瞬間空気が凍った。

 

あ、あれ? 何でみんな動きが止まったの?

 

僕は何と無くアリィサちゃんの方を見ると………

 

「……………………………………………」ゴゴゴゴゴゴ……!!!!

 

な、なぜか火山が噴火寸前のように見えるんだけど………

 

「……ちょっといいかしら? ユウ?」

 

顔は俯いていて見えないけど…なにこの覇気!?

 

「な、何かな?」

 

あ、汗が止まらない!?

 

「手切れ金って…私たちの関係をなかったことにしたいのユウ?」

 

「い、いや………あの………」

 

僕が戸惑っていると、アリィサちゃんが『ユラリ』と起き上がってコッチに来る。

顔は俯いていてわからない。

 

「…フッフッフッフッフ………ちょっとこっちに来て?

話し合いましょう?」

 

「あわわわわ……………」

 

…僕はその後の記憶がなかった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでユウくん? 次はどこに行くの?」

 

ふと気が付いたら、すずかちゃんから次の予定を聞いてきた。

何故か食事の記憶がほとんどないのは何でだろう?

まぁ、いいか!!

 

「次はね?……ここに行こうって思っているよ!!」

 

僕はポッケに入っていたチラシをみんなに見せた。

 

 

同時刻 ロールたちもこれからどこに行くか話し合っていた。

 

『でもよ?、コッチにいったいなにがあるってんだ?』

 

銀子が聞くと、ローラはポケットからチラシを取り出し銀子に見せた。

偶然か…そのチラシを見た、みんなの声が一つになった。

 

『「「「「「「プリキュアショー!!?」」」」」」』

 

「「うん」」

 

そのチラシには『みんな大好き!! プリキュアがやってくる!! 夢いっぱいプリキュアショー!!』と書かれていた。

 

 

 

 

 

?おまけ?

 

とある特設ステージに一人の男がいた。

その男の手にはチラシが握られていた。

 

「楽しみだなぁ????…………プリキュア…………」

 

その男の目は何処か虚だった。

 

 

?おまけ その2?

 

行く場所が『プリキュアショー』と知った銀子は…

 

『いやいやいやいや!! 確かに『プリキュア』を探せって言われているけど、これ偽物だから!! この場所に本物はいないから!! アトラクションの一つだからぁ!!』

 

「……銀子…うるさい………

行ってみないと…わからない………」

 

『いやいや!! 行かなくても分かるからね!? 居るのは着ぐるみ着たおっさんだから!! 』

 

「………行く」

 

ローラの意思は変わらないみたいだ。

それがわかっている銀子は………

 

『ハアァァァァ………わかったよ…行けばいいんでしょ行けば…

ところで入場料がいるみたいなんだけど、お金持ってんの?』

 

チラシの下には確かに入場料が書かれていた。

銀子の指摘にローラは………

 

「………………………………」プイッ///

 

顔を背けた。

 

『えっ!!? 無いの!? お金無いの!?

どうすんのぉコレェーーーーー!!

どうやって中に入るのぉ!!?』

 

そんなやり取りをしていたとか…

 

説明
魔法少女の世界にプリキュアがやってきた!!
しかも男の娘!?
果たして彼はどんな人生を送るのか!!
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コメント
敵さん、ナイスコンビだね(ohatiyo)
タグ
まさかの哀ちゃん 主人公が勘違い 男の娘 プリキュア 魔法少女リリカルなのは 

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