真・リリカルなのは 第八章 時空管理局入隊編 第十一話 目指せ!!Sランク!!
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空港大火災から2カ月後 なのはは、魔導師ランクSになる為、試験を受けようとしていた

 

なのは「う〜 緊張するよ〜」

 

レティ「何故? AAA+の試験は楽勝だっただろう?」

 

提督は、特例として他人の試験を覗く事が出来る

 

なのはの試験を、レティは見に来ているのだ

 

なのは「やっぱりSは難しいって聞いていますから…………」

 

レティ「緊張していたら、尚更落ちるかもしれないぞ? それにSランク試験は1年に1回しかしないから、落ちたら来年までお預けだ」

 

なのは「だから緊張しているんです!!」

 

レティ「そういえば、去年はフェイトが受けに来ていたな」

 

なのは「知ってます……………受かったて言ってました」

 

フェイトは、なのはより一足早くSランクの魔導師になっていた

 

レティ「はやては空戦S+だぞ? 凄過ぎる」

 

管理局に極少数しか居ないとされるS+の魔導師

 

しかも、はやてはまだ十代である

 

これは異例と言われている

 

なのは「私も何時かは……………」

 

レティ「そして何より凄いのが、この子」

 

レティはディスプレイで、ある映像を出す

 

なのは「カイト君……………………………………」

 

そこに映っていたのはカイトだった

 

レティ「この子は、つい最近 総合S+ランクになった」

 

なのは「え!?」

 

レティ「これは凄いぞ? 空戦や陸戦のS+でも相当凄いが、まさかの総合だからな」

 

なのは「総合って空戦と陸戦、両方ってことですよね?」

 

レティ「ああ、でもそれだけじゃない」

 

なのは「????」

 

レティ「空戦、陸戦は勿論、指揮力も求められるし、判断力………つまりは知恵や知識だな、これも求められるし、何より魔力量と質も関係してくる」

 

なのは「そんなにですか!!」

 

レティ「ああ、だから総合のランクを持っているのは本当に凄いことだ。AAAならまだしもS+だからな、そう簡単には合格しないぞ?」

 

なのは「…………………………………………………………」

 

カイト君、やっぱり凄いよ

 

レティ「魔力量が関係しているから、こればかりは努力だけでは無理だな、才能が必要だ…………………まぁ彼は魔力量だけはギリギリ合格ラインだったらしいが」

 

普通の魔導師に比べれば、カイトの魔力量は十分多い

 

しかし、なのは達の中では、フェイトの次に魔力が少ないのだ

 

順位で言うならば、ダントツで はやてが一番

 

その次が なのはとシグナム

 

そして、ヴィータ・カイトとなる

 

フェイトは一番少ないのだ

 

普通の魔導師に比べれば多い方なのだが…………………

 

なのは「魔力量は、努力では増えないんですか?」

 

レティ「ああ、体の成長と共に増えていくものだ。一定の量になると、増大しなくなる……………そこが限界と言った所か」

 

なのは「そうなんですか………………」

 

レティ「お前達はまだ増大すると思う。早い人なら20代で止まるけど、40代でも増大する人もいるからな、こればかりはわからない。何時 増大が止まるかなんてな」

 

なのは「所で、総合S+を他に習得している人は居ないんですか?」

 

レティ「居るさ、彼を除けば3人もな」

 

なのは「誰です?」

 

レティ「三提督だ」

 

なのは「ッ!!!!」

 

レティ「驚いたか? 彼はあの若さで、三提督と肩を並べた」

 

本当に末恐ろしい子だ…………………まぁ なのは達にも言えることだけど

 

全く、この子達を見ていると、天才児と言われていた自分が惨めだ

 

レティ「さて、そろそろあなたの出番だぞ?」

 

なのは「ふ〜う…………………よ〜し、行ってきます!!」

 

レティ「ああ、行ってこい」

 

なのはを見送る レティ

 

レティ(それにしても、漸くなのなの言わなくなったな……………)

 

あれ、何か聞いていて耳障りなんだよな

 

だから直させてやった

 

苦労したぞ? ホント………………

 

あの歳でなのなの言ってたら馬鹿にされるだろうしな

 

仮にもエースオブエースと言われたんだから、しっかりしてほしいものだ

 

って私はあいつの母親か!!!

 

レティ(まぁいい……………)

 

ここで、あの子の成長を見ていよう

 

ルーカス、お前の死は無駄にならなかったぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜試験場〜

 

試験管「それでは準備はいいですか?」

 

なのは「はい」

 

試験管「このルートを進んで下さい、制限時間は18分です」

 

ディスプレイに地図が出される

 

なのは「わかりました」

 

試験管がディスプレイで見せてくれたルートを覚えるのに2分

 

試験は合計20分である

 

試験管「それでは始めましょう……………レディゴー」

 

遂に試験開始!

 

なのは「行きます!!!」

 

試験管「第一関門は、自動攻撃型キャノン砲です」

 

巨大なキャノン砲が、なのはを狙う

 

なのは「撃たせなければ問題ない!!」

 

レイジングハート(ディバインバスター!)

 

大型キャノン砲は、砲撃する前に破壊される

 

あらゆる兵器を破壊しながら時間内に進むのが、この試験のようだ

 

試験管「この程度は序の口、第二関門ハイパーガトリング砲!」

 

魔力弾を連発して放ってくるガトリング砲

 

その魔力弾の数は100以上

 

試験管「この魔力弾は破壊してはいけません、全て躱すのが条件です」

 

なのは「わかってます!」

 

なのはは、体を回転させたりして、魔力弾を躱し続ける

 

試験管「被弾しませんか…………………………ですが、第三関門はクリア出来ますかね?」

 

レティ「来るな、アレが」

 

フェイトもこれには苦戦したが、お前はクリアできるかな? それとも…………

 

試験管「第三関門スケルトン」

 

見えない飛行型兵器スケルトン

 

それが10機現れる

 

勿論、なのはの目には映らない…………しかし

 

なのは「ッ!!!」

 

魔力を若干、流している為、気づくことは可能

 

寧ろ、気づかないと不合格である

 

なのは(何!? 何か居る………よね?)

 

目には見えない何かが………………

 

レティ「気づいたようだな、けどスケルトンの攻撃は躱せるか?」

 

スケルトンは超小型ミサイルを放ってくるぞ?

 

勿論、質量兵器ではない

 

魔力で創られたものだ

 

まぁ直撃したら結構痛いらしいが………………………………

 

レティ「あれ位躱さないと、ランクSなんて、夢の夢だ」

 

なのは「…………何だろう?」

 

何かが、迫っている……………それはわかる

 

スケルトンが、なのはに向かってミサイルを放つ

 

なのは「ッ!! 来る!!!」

 

レイジングハート(見えない何かを仕掛けられましたね)

 

なのは「ならっ!!」

 

レイジングハート(ディバインバスター!!)

 

なのはは、取り合えず攻撃することにした

 

レティ(がらむしゃに攻撃しても、スケルトンは落せない)

 

レイジングハート(マスター 恐らく迷彩能力を搭載した小型ジェット機です)

 

なのは「魔力を流してるのは失敗だね!」

 

レイジングハート(アレを使うのですね?)

 

なのは「そういうこと……………アクセルショット!!」

 

かなり小さい魔力弾を放つ

 

目では見えないほど小さい

 

なのは「分散させる!!」

 

手を払うと、粉のような魔力弾は何所かに飛び散る

 

なのは「…………………………………………………………」

 

何もせずに、ただ立ち止まる なのは…………………すると

 

ドッカァァァァァァァァン

 

スケルトンは10機とも爆発する

 

レティ「なるほどね」

 

機械には魔力感知システムが在り、そのシステムでは感知出来ないほどに細かくされた魔力を流した

 

当然、スケルトンはそれを躱さない、いや正確には躱せない

 

感知出来ないのだから

 

その魔力を自身の周りに分散させておき、近づいたスケルトンから破壊されるというわけか

 

しかも、範囲がかなり広い

 

けどあの技は対兵器用だな、人間には通用しない

 

レティ「にしても……………」

 

魔力をあそこまで細かく出来るなんてな

 

レティ「あの子は本物の天才だな」

 

試験管「第四関門AMF」

 

レティ「これは、なのはには無意味だろうな」

 

レイジングハート(マスター! AMFです)

 

なのは「ぶっ潰すよ!!」

 

レイジングハート(OK)

 

なのは「エクセリオンバスター!!!!」

 

AMFを散布している兵器は消し飛んだ

 

そして、なのはゴールに到達した

 

試験管「タイムは………………6分、かなり早い」

 

レティ「大したものだ、6分ぐらいしか経っていないだろう」

 

まぁフェイトは5分で、カイトは3分だから、遅く感じるけど、平均は17分だから凄い

 

試験管「高町なのは二等空尉!」

 

※前回は三等空尉だったがな、出世したのだよ

 

なのは「は、はい!!」

 

試験管「文句無しの合格だ、おめでとう」

 

なのは「あ、ありがとうございます!!!」

 

なのはもランクSの領域に到達!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?試験が簡単すぎる?

 

知らんがな

 

思ったより長く続いている第八章

 

いつ終るだろうか…………………………

 

現在Stsのストックを書いているんですけどね

 

中々話が思い付かなくて……………………

 

この第八章が終ったら、オリジナルストーリーを2つほど挟みます

 

Stsを楽しみにしている方には申し訳ない

 

頑張って書いてるんで少々お待ちを!!

 

 

 

 

 

説明
なのは視点です
試験を書いてみました
グダグダですが…………………
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タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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