魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第三十四話 |
A,s編 第三十四話 「霊に恋し幻の剣を持ち奇跡を手に入れろ」
「・・・なんと言う事だ・・・・・これでは闇の書を封印できない・・・。」
なのは達が闇の書と戦っている頃、あるビルの屋上では一人の男が立っていた。
仮面「くっ・・・・・・・・」
仮面2「我々は・・・・・一体どうして・・・・・?」
一方で仮面の二人はボロボロの状態で別のビルの上で立とうとしていた。すると二人に突然バインドが縛られた。
仮面「なっ!?」
仮面2「このバインドは!?」
「トルースバインド・・・・コイツとの開発で出来上がったバインドで特殊魔法にのみ効果がある。使える場所はあまり無いがこういう時は役に立つな・・・。」
仮面「なっ・・・・・お前等は!?」
仮面の男達は後ろを見るとクロノと霊太が立ってたのだ。すると仮面の男達はみるみる姿が変わり女になった。
クロノ「ロッテ、アリア。まさか二人がこれを仕組んでいたとわね。」
霊太「でも、最後は誤算だったらしいな。」
ロッテ「えっ・・・・・とクロノ。コレってどういう状況?」
クロノ「・・・・どういうって君達が闇の書を起動させたんだろ!岡本零人の魔力を使って!」
アリア「えっ・・・・起動って・・・・まだ"600"ページぐらいじゃ・・・・・」
その言葉にクロノと霊太は顔を見合わせた。どうやら二人はあの時、"自分の意思ではなかった。"のだ。
霊太「お二方。少し質問するぜ。あんた等の最後の記憶を言ってくれ。」
ロッテ「記憶・・・?・・・・・確か砂の無人世界に行って・・・・それから・・・どうしたっけアリア?」
アリア「・・・・・・覚えてないわ・・・・・・。」
クロノ「・・・・霊太・・・コレは一体・・・・・。」
霊太「簡単な話だ。"二人は無人世界から戻った後に何かに操られていた。"」
クロノ「・・・・その結果がアレか・・・・・」
霊太「ああ・・・・兎も角こいつらの主の所に言って事情聴取だ。」
クロノと霊太はロッテとアリアのバインドを外し主の元に向かった。
なのは「アクセルシューター!」
フェイト「フォトンランサー!」
ヴィータ「シュワルベフリーケン!」
闇「無駄。」
なのは達は射撃系の魔法で闇の書に攻撃するもシールドで守られてしまった。だがそれを隙にシグナムが向かって行った。
シグナム「はあっ!!」
闇「防御。」
しかしシールドで再びガードされてしまい闇の書は左手に魔力を集中していた。
闇「ブラッディダガー」
シグナム「っ!!」
刹那、闇の書は左手から魔力弾を連射しシグナムはとっさの事でシールドは張れなかったが防御を行い致命傷はさけられた。
ヴィータ「シグナム大丈夫か!?」
シグナム「あっ・・・ああ。」
フェイト「・・・何て強さなの・・・・」
ザフィーラ「6人掛りで足止めだけで精一杯とはな・・・」
なのは「こうなったらSLBで・・・・・「蒐集されるぞ。」・・・・・・じゃあどうするのぉ!?」
シャマル「多分、シールドを破壊して砲撃を撃ったりゼロ距離で撃ったりしたらどうかしら?」
ヴィータ「そんな都合のいい魔法が「あるよ。」そうそうあるはず・・・・・は!?」
フェイト「ホントなの!?なのは!」
なのは「うん。でもエイミィさんに止められてて・・・・すっごい威力はあるけど私への負担が大きいから駄目って。」
ヴィータ「んだよ・・・じゃあ無いのと同じじゃん・・・・」
フェイト「なのは。ちなみにその魔法の威力は?」
なのは「えっと・・・・SLB・・・・・5回分と同じくらいなの。」
「「「「「・・・・・・・・・・・・・」」」」」
シグナム「テスタロッサ。お前、とんでもない友人がいるのだな。」
フェイト「・・・・否定はしません・・・・・」
なのは「えっ?えっ?どういう事?」
闇「・・・・・・戦闘再開。目標の殲滅に移行します。」
闇の書は再びなのは達に向かい攻撃を再開した。なのは達も応戦を開始したが圧倒的な強さに押されていた。
フェイト「くっ・・・・・!」
ザフィーラ「これではジリ貧だ・・・・・」
なのは「やっぱり私が・・・・」
ヴィータ「却下だ!そんなのぶっ放したら街が吹っ飛ぶぞ!?」
なのは「あ・・・・・・・それもそうっ!!『マスター!』っどうしたのレイジングハート!?」
レイジング『7時方向に生体反応!魔導師ではありません!』
ヴィータ「おい・・・・・あれって・・・・!」
なのは「アリサちゃん!すずかちゃん!!」
なのはがそう叫んだ瞬間、闇の書もその存在に気づいてしまいなのは達への攻撃を中断した。
闇「ノーマル(一般人)確認。機密保持の為・・・・・・排除します。」
闇の書は両手に魔法陣を展開し何かを取り出した。それは二丁の銃でグリップは木で出来ていた。その名は・・・・・
闇「魔銃"ヴェルベルク"」
シグナム「何っ!?」
シャマル「武器・・って闇の書が!?」
刹那、闇の書はそのままアリサ達に向かっていたがなのはとフェイトとヴィータが道を阻んだ。しかし、闇の書は勢い止まらず向かって行った。そしてヴィータを掴み一回転して後ろに立った。
ヴィータ「くっ・・・・・何っ!?」
闇「マズルフリッター・・・・・」
そして闇の書は直後にサマーソルトキックをヴィータに喰らわせヴェルベルクをフェイトに向けて発射した。
ヴィータ「があっ!?」
闇「スプリングレイド・・ブルームトリガー・・・」
フェイト「っ・・・・!」
フェイトはシールドで守ったがヴィータは蹴り倒されビルに落ちて行った。なのははその隙にアクセルシューターを発射し牽制。シグナムの直接攻撃につないだ。
なのは「これなら・・・・・!」
シグナム「取った!」
闇「無駄。」
シグナムはレイヴァテインで斬りかかるも闇の書はヴェルベルクを使い受け止めた。
そしてつば競り合いに勝ちシグナムに向かいタックルした。シグナムはつば競り合いのせいで動けずモロで喰らってしまった。
シグナム「ぐっ!?ぐああああ!!」
闇「アサルトスルー」
フェイト「シグナム!?」
シャマル「ザフィーラ!」
ザフィーラ「分かっている!」
ザフィーラはシグナムをキャッチし少しその場から離れた。ヴィータもヨロヨロとだが戻って来て闇の書と再び対峙した。
なのは「紅子ちゃん大丈夫?」
ヴィータ「いつつつ・・・・・何とかな・・・・シャマル、シグナムは?」
シャマル「腹にモロだからしばらくは動けないかも・・・・」
フェイト「って事は実質・・・三対一・・・・って事だね。」
シャマル「・・・それって実質私入ってない?「「「そりゃね。」」」・・・・・・・・orz」
ヴィータ「兎に角、シャマルはシグナムの回復を頼むぜ。アタシ等で何とかしてみる。」
シャマル「・・・・・・わかったわ。でも三人とも無理はしないように!」
シャマルはそう言いシグナムとザフィーラの元に向かい三人は再び闇の書に向かい突撃した。
フェイト「アリサ達から離さないと・・・・・!」
なのは「お願い!止まって!!」
闇「・・・・・・。」
ヴィータ「聞く耳持たずかよ!くっ・・・・なのは、アタシとコイツで時間を稼ぐからドでかい砲撃を頼む!」
なのは「え!?でも蒐集されるんじゃ・・・・・」
フェイト「なんとか蒐集できないように食い止めるから!だから早く!」
フェイトはそう言い闇の書の攻撃を回避した。なのはも少し悩んだが他に手は無いと思いSLBの発射準備に掛かった。
なのは「スターライトブレイカー・・・・特大バージョンで行くよ・・・・!」
その頃、あるビルの屋上では・・・・・
クロノ「・・・・やはりアナタが彼女、八神はやてに闇の書を渡したんですね?グレアム提督。」
クロノは霊太と途中合流したアルフ、ユーノとロッテ、アリアと共にビルの屋上に立っていた。そこには一人の管理局員グレアムが立っていたのだ。
霊太「提督。アナタは何をしたか分かっているんですよね?ロストギアの私的使用・・・ただではすみませんぜ。」
グレアム「そうだな・・・・最初は私の力でどうにかなると思った・・・だが結果はこの有様。何も言い訳は出来んよ・・・・。」
アリア「マスター・・・・・」
アルフ「・・・・それよりアイツをどうにかする事って出来ないのかい?」
ユーノ「そうです・・・!このままでは三人とも負けますよ!?」
グレアム「・・・残念だが・・・私でもアレをどう対処するべきか分からんのだ・・・」
アルフ「んな無責任な・・・・・・「そうでもないぜ?」・・・は?」
霊太「提督。もしかしてアンタが言いたいのはあのパターンは初めてでどんな事をするか分からない・・・・そう言う事だろ?」
クロノ「・・・・そうなんですか?」
グレアム「・・・・・・ああ。今まで闇の書の管理者が武器を使うなんて聞いた事もなかったのだ・・・それが今現実になり・・・・私はどうすれば良いのか分からんのだよ・・。せめてコイツを使えば・・・・・どうにかなるかもしれんが・・・・・」
グレアムはそう言い手に持っていたデバイスを見た。
ユーノ「・・・それは?」
グレアム「・・・"デュランダル"。私が対闇の書の為に創ったデバイスだ。コイツの氷系の魔法ならどんなヤツでも凍て付く・・・・だが相手はアレだ。数分凍らせるのが精一杯だろう・・。」
するとクロノは一歩グレアムに近づいた。
クロノ「それでも・・・可能性かせあるのなら・・・それを使ってくれませんか?」
クロノがそう言ったがグレアムは顔を横に振った。
グレアム「今の私ではコイツの魔力消費に耐えられん・・・・・誰か別の奴でないと・・」
すると霊太は何かを思いついたかのようにニヤリとしクロノに提案をした。
霊太「ならさ。お前が使ったらどうだクロノ?」
クロノ「え・・・・・僕が?」
霊太「お前のデバイスの属性って氷主体だろ?だったら・・・・・」
クロノ「・・・・・・・。」
グレアム「・・・・ふむ・・・・お願いできるか・・・・クロノ執務官・・・?」
クロノ「・・・・・わかりました・・・・それを皆が望むのなら・・・・」
クロノはそう答え、デュランダルを受け取った。だが、しかしその時グレアム達の近くに何かが落ちた。
アルフ「っ・・・何だ!?」
霊太「アレって・・・・・ヴィータ!?」
ヴィータ「くっ・・・・ああ・・・・・・」
ヴィータはボロボロの状態でビルに突き飛ばされていた。ユーノと霊太がヴィータを救出しているとクロノとアルフは闇の書となのはと フェイトが戦っている方を見た。
それはあまりに絶望的でフェイトはヴィータ同様ボロボロの状態で頭を闇の書に掴まれており、なのはは辛うじて立っていたのだった。
アルフ「フェイトッ!!!」
クロノ「くっ・・・霊太、行くぞ!ロッテとアリアも援護頼む!」
霊太「分かった! じゃ後頼むぜ「分かったよ。」行くぜ、ゼクス!」
ゼクス『了解した!』
グレアム「ロッテ、アリア・・・頼むぞ・・・・」
アリア「・・・・はい!」
ロッテ「任せてください!」
霊太「スプリットミサイルッ!!」
クロノ「スティンガーシュート!!」
アリア・ロッテ「「いっけえ!!」」
刹那、クロノ達の一斉攻撃が始まり容赦ない弾幕が闇の書を襲った。
しかし闇の書はシールドですべて弾きフェイトを荒々しく投げつけた。
アリア「っよいしょっ!!」
クロノ「っ!来るぞ!!」
闇「オプティクバレル」
闇の書はヴェルベルクを使い弾幕の嵐をクロノ達に向けた。クロノと霊太はそれをシールドでガードしたが弾幕が強いせいでシールドが壊れ二人に直撃した。
霊太「何っ!がああああ!!」
クロノ「くっ・・・・うおおおおお!!」
ロッテ「クロノ・・・頑張って!」
ロッテとアリアはその間にフェイトを救出しユーノの元に届けた。
クロノと霊太は何とか耐えしのぎ取り合えずなのはと合流した。
すると後ろからも回復したシグナムが来た。(ザフィーラとシャマルはユーノの元に向かった)
シグナム「三人とも大丈夫か?」
霊太「俺は多少・・・クロノは?」
クロノ「・・・問題ない。かすり傷程度だよ。」
なのは「ごめんね二人とも・・・全然ダメージが通らなかったよ・・・・」
なのはとフェイトとヴィータは戦略としてフェイトとヴィータがバリアを破壊または消費させる為に近距離で攻撃したもののバリアバーストでカウンターを受けてしまった。
だがその反動で一気になのはの射線から離れなのははSLBを放ったが蒐集はされずバリアによって無力化されてしまった。その後闇の書の猛撃でヴィータは蹴り飛ばされフェイトにいたってはほぼゼロ距離でヴェルベルクを連射され最後になのはは「零銃トール」によってバリアはしたが大ダメージを負ってしまったのだった。
クロノ「にしても・・・・アレだけの猛撃で魔力消費が一切ないとは・・・・」
霊太「マジで万事休すじゃねーか・・・・」
シグナム「こうなれば・・・・・・再度全員総攻撃で・・・・「その間にやられるぞ?」っ・・・・・・。」
すると霊太はやれやれと言った顔をし提案をした。
霊太「俺か時間を稼ぐ。その間に一気に叩き込みな。」
なのは「っ!?無茶だよ不知火君っ!」
クロノ「そうだ!お前もただではすまんのだぞ!?」
霊太「無理は承知。アイツだってそうしたんだ・・・ここでそうしなきゃアイツに・・・
合わせる顔がねぇからな。」
霊太はそう言って笑っていた。なのはは自分が傷つけてしまった零人の行動を思い出し口を開いた。
なのは「・・・わかったの。・・・・でもっ!・・・・・無理はしないで!」
クロノ「なのは・・・・・」
霊太「あいよっ!」
霊太はそう言い単身闇の書に向かって行った。霊太は全部武装を開放し闇の書に喰らいかかった。本当は内心怖かった。だが今引いたらどうなるか。それを考えたら前に進む事しか頭になかったのだ。
霊太「リニアミサイルランチャー!ハイパービームキャノン!レクタンクルランチャー!」
霊太は射撃武装を一斉発射し攻撃できないようにした。弾切れになると大型のビームライフルを取り出した。
霊太「メガ・ビームライフル・・・・これでどうだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ドウッッッ!!
霊太はメガ・ビームライフルを闇の書に向かって発射した。爆煙が周りに舞っており霊太は「流石にどうか?」と思っていたが・・・・・
闇「零銃・フェンリル」
刹那。闇の書はガトリングを使い霊太に向かい攻撃をした。霊太はシールドを張ったが
瞬く間に破壊されメガ・ビームキャノンは破壊され霊太も大量に喰らってしまった。
霊太「・・・・・・・・・・・・・・・」
闇「対象の沈黙を確認。次のターゲットに「それは・・・早いぜ・・・・」・・・。」
ズバッ!!
すると闇の書は背中を何かで斬られた。霊太の手元に何かが戻ってきたがそれはブーメランだった。
霊太「ステルス・ブーメラン・・・ようやく当てたぜ・・・・・!」
闇「・・・修復・・・不能・・・・」
霊太「今だぁ!撃てぇぇぇ!!!」
なのは「スターライトォォォォォ・・・・・ブレイカァァァァァァァァァァァァァァ!!」
シグナム「駆けよ・・隼!シュツルムファルケンッ!!」
霊太の合図と共になのはとシグナムは一斉に攻撃を繰り出した。刹那、その攻撃により
闇の書は動けなくなった。そして・・・・
ピシッ・・・・ピキキキキキ・・・・・・
闇「・・・・・シールド・・・・破損」
霊太「じゃあダメ押しで喰らえや。」
ダメ押しとして霊太が至近距離でニュートロンブラスターを放ち・・・・・・・
クロノ「これで・・・・・・終わりだ!エターナル・・・・コフィンッ!!」
クロノの氷魔法で闇の書は瞬く間に凍り付けになったのだった・・・・。
なのは「・・・・・・・・・・・」
シグナム「・・・・・・・・・・・。」
霊太「・・・・・・・・・。」
クロノ「・・・・・・・・。」
ユーノ(-や・・・・やったの?-)
しかし。
ピシッ・・・・・ビキビキビキビキビキビキビキ・・・・・・
なのは「嘘・・・・・・・」
シグナム「これでも駄目か・・・・・」
闇の書は氷の中から再び姿を現した。そして・・・・・
闇「スターライトブレイカー」
闇の書はなのはのスターライトブレイカーを蒐集し今度は6つにして一斉発射をしてきた。
霊太「高町っ!!」
なのは「えっ!? (ブンッ!) うわっ!!」
霊太はなのはを掴みそのまま射程外に投げ飛ばした。
そして、なのはが再び見た時には・・・・
クロノ「うっ・・・・・・・・」
シグナム「・・・・・・・・・。」
霊太「ちっくしょー・・・・・・」
なのはを除き全員戦闘が不可能になっていた・・・・・
ユーノ「・・・・・これじゃあ・・・・・」
アルフ「なぶり殺しと変わんないよ・・・・・。」
ザフィーラ「・・・・・・・・・。」
アルフとザフィーラは自分達も戦いたかったと心の底で叫んでいたが圧倒的な差を見て
そうも思えなくなった。
なのは「み・・・皆・・・・・・っ!」
すると闇の書が再びアリサ達の方に向き動こうとしていた。なのはは急いでアリサ達の方に向かい結界の外に逃がそうとした。
アリサ「っ!なのは!?その姿・・・ってかその傷は!?」
なのは「話は後!二人ともじっとしてて!」
すずか「それってどういう・・・「目標確認。」っ!」
すると三人の上には闇の書がヴェルベルクを構えていた。なのはは転送魔法を使おうとしたが間に合わずどうするべきかと考えていた。
なのは(二人を逃がそうとしても私一人じゃ・・・・でもこのままじゃアリサちゃんとすずかちゃんが・・・・!)
だが、闇の書は待ってはくれず12個の魔法陣を展開していた。
闇「スターライトブレイカー」
なのは「・・・容赦ないね・・・・・」
闇「任務・・完了」
闇の書はその言葉と同時に一斉発射をした。アリサとすずかは目を閉じなのはも「ココまでか」と思った。
だが、奇跡は起きるものだった
『イメージして下さい。あの砲撃を防ぐ強靭な盾を・・・・・・・』
なのは「えっ」
刹那、なのは達が居た辺りは大爆発が起こった。
ユーノ「なのは・・・・なのはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
アルフ「・・・・・・・そんな・・・・・」
ユーノが叫びアルフは絶望した。
爆煙が晴れ始めた。闇の書は彼女を倒したと霊太はなのはが倒されたと思っていた。だが・・・・
闇「目標・・・・・・・・・・・・・・・ダメージ確認できず。」
霊太「・・・・・・・アイツめ・・・・とんでもないプレゼントを上げたもんだぜ・・・」
そう、なのは達は・・・・・・・・・・・・・・・無傷だったのだ。
(BGM"勝利" フルメタルパニックSRTより)
なのは「えっ・・・・・どうして・・・・何で?」
『始めにしては上出来です。ですが次からはもっと対象を絞った方が良いかと。』
なのは「ふえっ!?何処にいるの!?」
『アナタの右手を見てください。』
なのははそう言い自分の右手を見た。するとそこには白と藍色のカラーで真ん中にエメラルドの宝石が付けられているグローブの様な物がいつの間にか付けられており、レイジングハートには両サイドに見たことの無い廃熱版が付けられていた。するとグローブがデバイスのように喋り始めた。
アル『始めまして。Ms.高町。私の名はアルと言います。』
なのは「アル・・君?『AIなので呼び捨てで構いません。』そっか・・・ってどうして私達生きているの!?」
アル『アナタが先程"ラムダドライバ"を使用したからです。』
なのは「ラム・・・・・?それって魔法なの?」
アル『違います。このラムダドライバはアナタのイメージを具現化する装置でアナタが先程の攻撃を防げる盾をイメージしたのでそれが具現化したのです。』
なのは「ふええぇぇぇ・・・・ってアリサちゃんすずかちゃん大丈夫!?」
すずか「ハレホレ・・・・・・」
アリサ「な・・なんとか・・・・・ってそれよりさっきの何よ!?」
なのは「えっとぉぉ・・・・・(-ユーノ君転送よろしく。(-あははは・・・-)アリサちゃんこの事はまた後で!」
アリサ「えっちょっ!!(シュン・・・)」
アル『説明しなくてよろしかったのですか?』
なのは「うん・・・今は・・・これをどうにかしないとね・・・アル・・『何でしょう』ラムダドライバって私がイメージすることなら何でも出来るの?」
アル『具体的には現実的な事しか出来ません。例題としては反動の大きい行動の抑制。人質には無傷で後ろに居る相手のみに攻撃。 用途は様々です。』
なのは「そっか・・・・・ならココから反撃だよ!」
闇「目標の健在を確認。排除再開。」
アル『多少の警告はこちらで行います。安心して戦って下さい。』
なのは「にゃははは・・・・それじゃあ・・・・・行くよっ!!」
なのはは再び闇の書に向かって行った。闇の書は今度はディバインバスターを連射するがいずれもなのははガードした。
なのは「ううっ・・・・イメージって難しいね・・・・・」
アル『よければ此方でアシストしますが?』
なのは「それはその時になってからで!」
なのはは再びディバインバスターの構えを取った。闇の書はそれを妨害しようとしていたがそれもなのはには当たらずラムダドライバでガードされた。
闇「・・・・・・・・。」
仕方なく闇の書もSLBを構え反撃の用意をした。
なのは「行くよ・・・・カートリッジロード!ディバイーン・・・・バスター!!」
闇「ディバインバスター」
威力では闇の書が5つのディバインバスターを放っているので威力としては勝ると思われていたが、なのははディバインバスターをラムダドライバを使い貫通能力を上げており5つのディバインバスターは貫かれ闇の書に直撃した。
闇「バリア貫通・・・・理解不能・・・」
なのは「私だって理解不能なの・・・・」
ユーノ「僕らはもっとだよ・・・・」
アル『警告。第二波が来ます。』
刹那、今度はフォトンランサーの弾幕がなのはを襲ったがここではアルが変わりに行い、なのはは"ある技"の準備に入っていた。
なのは「レイジングハート。準備は?」
レイジング『いつでも行けますが大丈夫ですか、マスター?』
なのは「どの道これしかないんだしそれに反動は何とかなるよ・・・『警告第三波・・いえ、直接攻撃が来ます。』っ!」
アルの言葉になのはは反応し前をみると接近している闇の書がいた。
それに対してなのはは焦るどころかむしろ喜んでおり顔はニヤッとしていた。
なのは「それなら・・・好都合なの・・・・・!」
なのはは接近してくる闇の書に対しじっとしていた。
そして、目と鼻の先になり闇の書が至近距離で攻撃した・・・!
ドッ・・・・・!
アルフ「・・・・・どうなった?」
シャマル「一体・・・どちらが攻撃したの・・・・・?」
後方支援チームはただそれをじっと見守るしかなかった・・・・。
闇「・・・・・・・・」
なのは「・・・・・・・・・・」
なのは「ゼロ距離・・・・・・取ったよ!!」
なのははギリギリで攻撃を回避しレイジングハートを闇の書の腹辺りに突き出した。
闇「反撃・・・・不能・・・・・」
なのは「いっくよー!これが全力っ!エクセリオン・・・・・・バスタァァァァァ!!!」
刹那、なのははゼロ距離で砲撃魔法を叩き込んだ。爆発が起こり外部から見ていた面々はどうなったか解らなかった。
しかし一分近く立つとアルフが変化に気づいた。
アルフ「っ!アレって・・・・・・・まさか!!」
そう・・・なのはが闇の書に頭を掴まれていたのだ。さらにさっきよりはボロボロで意識があるかどうか遠くからでは解らないぐらいだった。
ユーノ「なのは・・・・・・・」
なのは「うっ・・・・・うう・・・・・」
闇「対象の体力低下を確認。」
アル『ご無事ですか、Ms高町。』
一方なのはは殆ど体力は無くさっきのエクセリオンバスターで全てを賭けたのだが結果、闇の書には敵わずだが大ダメージを残すことは出来た。
なのは(-うん・・・ラムダドライバを使ってなきゃアウトだったよ・・・-)
レイジング(-ですがマスターの体力は・・・・・-)
闇「・・・・・。」
闇の書は荒っぽくなのはをビルの屋上に投げた。
そして再びSLBを発射準備に入った。なのはは身体を動かそうとしてもまともに動けず闇の書はただただ魔力を収束していた。
なのは「うっ・・・・・ここまで・・・なのかな・・・・・アル・・ラムダドライバは?」
アル『先程の大消費でしばらくは使用はできません・・・・』
なのは「・・・・・そっか・・・・打つ手・・・・無くなっちゃったね・・・・・」
レイジング『マスター!』
闇「・・・・消去。」
刹那、闇の書は先程とは比にならない位の魔力を収束していた。なのはは打つ手無しとなり諦めていた。
なのは「お父さん・・・お母さん・・・・お兄ちゃん・・・・お姉ぇちゃん・・・・」
闇「・・・・・。」
なのははゆっくりと友や家族の名を口にしていた。もう諦めたのだろう。
そして最後には自分の罪とも自分が始めて恋を知った者の名を口にした。
なのは「・・・ごめんね零人君・・・・わがままで・・・・」
闇「・・・・・任務・・・完了。」
闇の書はなのはの言葉を聞きSLBをなのはに向け発射しようとしたのだった。
・・・・だがやはり神は死なせたくなかったのだろうか。
「霊符「夢想封印」!」
「恋符「マスタースパーク」!」
「幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」。」
「獄界剣「二百由旬の一閃」。」
「奇跡「弘安の神風」!」
刹那、突如闇の書に向かい弾幕とぶっといビームが襲い掛かった。闇の書はとっさにシールドを張るもSLBに当たり誘爆、ダメージを負った。
なのは「っ!?」
闇「・・・侵入者確認。魔力・・・・一部測定不能。」
「それで結構。アタシ等は魔力じゃなくて妖力と霊力だから。」
「うーむ・・・色っぽいな・・・・」
「この大変な時に何をノンキに・・・・」
「それって立派なセクハラ・・・って言うか・・・百合?」
「いやー!久しぶりの現実世界だぁ!」
なのは「・・・アナタ達は一体・・・・・・」
早苗「巫女です!」
妖夢「庭師です。」
咲夜「メイドです。」
魔理沙「魔法使いだぜ!」
霊夢「博麗の巫女・・・そんでもって・・・・・零人の知り合いよ。」
今ココに幻想から解き放たれた少女達が参上した。
ソルナ「ゲームセットには・・・・・早いよね。零人ちゃん!」
次回予告っ!
ソルナ「突然登場東方チーム!」
ラン「なのはも再び参戦し勝敗は五分五分に!」
クリス「って言うかお兄ちゃん達大丈夫なの?」
ヴィータ「そして零人は大変な事に!?」
なのは「零人君戻って来て!そして私とキ「(妖)どう言う事ですかそれ!?」にゃははは・・」
霊夢「次回!「蒼き思いを風に乗せて」!」
零人「見せてやるよ・・・これが蒼の力だ!」
お知らせ!!
第三十七話投稿後に「Blazのプチラジオ」をまたするので
コメント欄に質問等を募集します!
それと今回は作者さんの誰からかをゲストにお招きしたいと思います!
ご応募お待ちしています!!
説明 | ||
突然の事故で死んでしまった岡本零人。 彼は神の力によってなのはの世界に転生する。 それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。 A,s編イメージテーマソング |
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コメント | ||
後、Stsが終ったらViVidまたはforceはやりますか?(匿名希望) 今の話が終ったら、すぐにStsをやるんですか?(匿名希望) 質問:基本スパロボに登場したことのある機体や技などが出ていますが、今後もそういうのはありますか?あとコード麒麟のあの機体も出ますか?(デルタ) まさかのメンバーでしたねwwwそして次回反撃開始!蒼の力を呼びさませ!(デルタ) しかし、アルのサポートを受けてラムダドライバを使用するなのはにwゼロの「ゼロシステム」も渡したら一体如何なるんだろうか?(俊) これは00のトランザムもなのは達に渡すフラグになるのでしょうか?だとすれば楽しみですね(make) 後、文が零人に惚れる事は有りますかね? 個人的には惚れて欲しいけど。(俊) 更に質問ですが、零人が流派東方不敗や機神拳と覇皇拳を習得する事は有りますか? 後、零人がファイターロアに変身したり、コンパチブルカイザーを纏う事は有るんでしょうか?(俊) しかし、なのはがラムダドライバを使うとは、予想外ですね。コレでヴァイスリッターorラインヴァイスリッターを纏ったら一体如何なるのか。(俊) 久し振りの質問ですが、霊夢と早苗とレミリアとフランが零人に惚れる時は来ますか? またその場合零人に会いに頻繁に外の世界に来るのでしょうか?(俊) なのはに質問です。アルさんの使い心地はどうですか?(キリヤ) ロキ:どーでもいいですが、質問は無いのですか・・・・(Blaz) アーバレストにやられるなら本望!(システムACE(オリシステム)で回避)(キリヤ) どーん(その後ろからアーバレストで攻撃)(Blaz) フルメタキタァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!(SLBを違う方向に蹴り飛ばす)(キリヤ) ロキ:なのは「少し・・頭冷やそうか・・・・」(SLB+ラムダドライバ)(Blaz) げんぶ:"今のところ"は妖夢だけです。(Blaz) フルメタキタァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!ヒャッハx亜x亜x亜x亜x亜x亜x亜xアッxアッx亜x亜xあっx亜x亜x亜x亜ぁっぁぁぁっぁぁっぁぁっぁぁ!!!!!!!!!!(キリヤ) |
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