恋姫無双 〜〜紅と蒼の悪魔〜〜 幕間
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 注、この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」を私の個人的妄想により都合よく改変しております。

詳しくは1話を参照してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「…これはまずいわねん。いつもの外史とはわけが違うわん」

 

あら、お久しぶりね〜ん。アタシは貂蝉、外史の管理者にしてしがない踊り子よ。

いつも通り、数ある外史の中から今回担当の外史をみていたのよねん。

いつものご主人様とは違ったまたいい男の子たちだったんだけど…。

 

「どうかしたのか?貂蝉」

「あらん?卑弥呼じゃない、そっちこそこんなところでどうしたのん?」

「漢女の悩む声が聞こえてな!せっかくじゃから来てみたんだが」

 

と、後ろから、アタシと同じ漢女で師匠の卑弥呼がきたわん。

 

「…この外史をみて」

「ふむ………。む、これは…!?」

「ね、ちょっとヤバイでしょ?」

 

卑弥呼はアタシの勧めるままに外史を眺めていたけれど、やっぱり気づいたようね。

 

「これは、どういうことだ?外史が正史の流れに沿わないなんてのは今まで数あれど、ここまで逸れたのは…」

「ええ、おそらく今回送った二人に原因がありそうね」

「…これに関して、あいつらは?」

「気づいてるけど、今回はあちらも一枚噛んでるわん。だから、向こうも出来ることなら壊したくないって言ってきてる。珍しく協力出来そうよん」

 

いま、話してる外史、貴方たちも見てきてたと思うけど、あの二人が降り立った外史。

これは、私たち管理者の実験のようなものも兼ねてたわん。

あのはじめの外史で、北郷一刀が鏡に触れてから、無数の外史ができあがったわん。

最初、私たちはあの子達に関する外史、すなわち、女体化した三国志に関する外史のみが異常に増えただけだと思ってた。

いや、思い込みたかった。

でも、私たちの知ってる外史って正史の人々の思いが反映されてるのよね。

だから、全然関係ない事に関する外史が出来るのも時間の問題だったってわけ。

 

 

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…まさか、よりにもよって正史のゲームの世界だとは思わなかったけどね〜ん。

 

そこで、私たちは消えかかってたあの外史からあの二人を拾い、彼女たちの世界へ送ったわん。

外史に反対している者たちも、大半は北郷一刀による外史が気に食わないって者が多かったから、この案はすんなり通って実行に移された。

彼らも、いい加減いちいち外史に介入して壊していくのがうんざりしてたのもあるみたいだけど。

 

だけど、ここまでずれちゃうと私たちとは関係ないところの興味をひいちゃうのよねん。

 

「…この感じ、まさか!?」

「ええ…。あいつらもこの外史に興味を持ってしまったようねん。まあ、送ったあの二人からすれば見慣れてるんでしょうけど」

 

ああ、言ってなかったわねん。実は反董卓連合のあと、大体の外史のとおり戦乱になったのよん。

劉協ちゃんが言ってたけど、自分にはもうこの世を治める資格はないって。

だから、今しばらく民たちには苦労をかけちゃうけど、諸侯たちで力をあわせてこの国を統治して欲しい。

それがあの子の最後の勅命だったのよん。

 

だけど、まあ、大体の想像はつくだろうから省略しちゃうけど、要は、自分の手の元で統治したかった曹操ちゃんと、みんなで手を取り合いたかった劉備ちゃん、別に自分で支配したかったわけではないけど、上からものを言われるのが嫌だった孫策ちゃんに割れたのよん。

 

で、正史のとおり赤壁で決戦。で、これまた正史どおり曹操ちゃんは策にはまって敗北。

彼女はこの戦で負けたから死ぬつもりだったんだろうけど、劉備ちゃんが、ほんっとに珍しく曹操ちゃんを引っぱたいて怒鳴ったのよね。

 

「なんで、他人と分かり合おうとしないのか!」ってね。

 

で、結局彼女は劉備ちゃんの心に負けて降伏。でも、力あることは天下に示せたから、って劉備ちゃんは三人で、三国でこの国を統治するって劉協ちゃんに伝えたのよん。

劉協ちゃんはもちろん承諾。こうして、無事に終焉を迎えましたってなればよかったんだけど。

 

「あの二人が全く絡んでないのか?」

「そうよん。それどころか…」

 

ま、この先はまた外史に降りてから話しましょうか。

 

「で、あいつらには話すのか?」

「ええ、あの子たちにとってはある種の怨恨も絡んでるから。ただ、ねえ…」

「まあ、お前が決めたのならそれで構わん。で、いつ行くのか?」

「もうすぐ準備が終わるわん。そしたら行くわよん」

 

ええ、もうすぐ始まるから。

 

「…魔界の侵攻が、始まる前に行かないとねぇん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 あとがき

 

どうも、作者のmorikyouです。

今回はいかがだったでしょうか。

今回は前回の宣言どおり超展開+説明回でした。

一部、わかりにくいと思うのでここで補足。

 

管理者たちにとって恋姫の世界は現実です。

そして、DMCの世界は正史のゲーム内の世界という認識です。

そこから、正史が新たに二人を連れ出した世界を生み出した、と認識されています。

 

後は、次回以降に明らかにします。

それと、今回新たな脅威っぽいことが書かれてますが、コメントを参考にしているので、それほど重い話にはならないと思います、というかしたくないのでw

 

次回は出来ればすぐに上げたいと思います。

それでは、お楽しみに!

 

P.S. アンケートはまだまだ実施中です!新しく思いついたのでもどんどんコメントしてください!

 

 

 

 

説明
この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」の二次創作です。
作者の妄想成分が過分に含まれているので、ご覧になる際はこのことを頭の片隅にでも置いておいていただけたら幸いです。

今回は、前回のあとがきどおり超展開を含むので、ご了承のうえ閲覧ください。
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コメント
>スターダストさん そうですね、そんな認識でいいと思います。詳しくはいずれ書いていくことになるのでお楽しみに!(morikyou)
つまりはDMCの世界が恋姫の世界とが混ざり合ってしまっているってことかな?それで本来DMCの世界にしかいないはずのダンテとバージルが恋姫世界に入り込んだことで、魔界という設定も入り込んできたってことかな?(スターダスト)
タグ
DMC 恋姫†無双 ダンテ バージル 貂蝉 説明回 超展開 

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