真・恋姫無双〜白き牙を持つ者?〜 #???
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†それは時には毒となる†

 

 

彼が俺の肩に手を置く

それだけで俺の鼓動は早くなる

何故だろう?いつから彼を意識するようになった?

 

今日も彼からの指導を受けている

彼が耳元で声をかけて俺に教えてくれる

その内容は決して艶やかなモノではないのに甘言のように俺の脳に響く

 

俺は彼にこの事がバレないようにするだけで必死だ

そして、彼に褒められたくて頑張って勉強をする

二人だけの時間、誰にも邪魔をされたくは無い

この甘美な時間だけは彼は俺のモノなのだから・・・

 

 

「ってな感じでどうかな雛里(ひなり)ちゃん!!」

 

「あわわ・・・朱里(しゅり)ちゃんってば大胆でしゅ」

 

「でも、次の大書簡祭は間近だから早くしないと間に合わないよ!」

 

「そうだね・・・でも、私的には・・・」

 

 

 

彼はいつも俺の先を行く・・・

だけどその度に振り返り俺に手を差し伸べる

くそっ・・・それが悔しくて仕方が無い

今もそうだ、剣の修行をしているが彼からは一本の取れない

俺が大の字になり倒れてると

彼がしょうがないなと溜息をつきつつ手を差し伸べてくる

その手を見ながら俺は・・・彼の手を引き転ばせる

そして・・・

俺が上になり、彼をおさえ・・・

 

 

「はわわ・・・!雛里ちゃんの方が大胆でしゅ!」

 

「だって、今はごしゅじんさ・・・」

 

「雛里ちゃんその先は言っちゃ駄目ー!」

 

「あわわ・・・そ、そうでした」

 

「どこで誰か聞いてるか分からないから秘密だよ」

 

「う、うん、危ないところだった」

 

 

コンコンと扉を誰かが叩く

そして、外から声が聞こえてくる

 

 

「朱里〜雛里〜そろそろ飯だから食堂こいよ〜」

 

「はわわ!わ、分かりましたご主人様!!」

 

「あわわ!了解でしゅご主人様!」

 

 

カツカツっと扉から離れる足音が聞こえ安堵する二人

 

 

「雛里ちゃん」

 

「朱里ちゃん」

 

「「絶対ばれないようにしないとね」」

 

 

今年も暑い夏がやってきた・・・!

説明
来週開催のアレに合わせて書いてみました
書いた後に思った事、何でこんなの書いたんだろうか?
きっと暑い夏が自分を狂わせたんだと思います!!
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コメント
スネークさん>暑い夏の風物詩ですよねー・・・一度も行った事ありませんがw(tokkey)
nakuさん>彼女達にとって801は神聖なものですからきっと許されるんでしょう・・・(tokkey)
観珪さん>一刀君にげてー!男の正体は一体だれでしょう・・・ね?w(tokkey)
もう、そんな時期か…( ・_・;)(スネーク)
一刀くん、魔の手が迫っているぞww(神余 雛)
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真・恋姫無双 ノンケはお断り?! 何故か筆が良く進む駄文 

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