真・リリカルなのは 第八章 時空管理局入隊編 第十五話 襲撃された無限書庫
[全1ページ]

時は少し遡り、なのはとフェイトが巨大生物と戦っている間、謎の2人組みが無限書庫の入り口に来ていた

 

ガブリ「では、早速…………………………」

 

キバ「やり過ぎるなよ? 派手に暴れると、管理局に感付かれる」

 

ガブリ「わかってる……………………」

 

ガブリは、背負っていた大剣を片手で持ち、

 

ガブリ「ストラクター・ヴェイル!!」

 

ブンッ

 

大剣を振るうと、水の斬撃が飛び、無限書庫の扉を砕いた

 

キバ「やれやれ」

 

コイツに隠密は不可能だな

 

ユーノ「何だ!? 何が起こったんだ!?」

 

いきなり正門が破壊されたことに驚き、2人が居る所に近づいてしまう ユーノ

 

ガブリ「おお、丁度いい………………おい、お前!!」

 

ユーノ「っ!! な、何者!?」

 

怪しげな2人に警戒する ユーノ

 

ガブリ「お前、ジュエルゼロって知ってる?」

 

ユーノ「な!?」

 

ガブリ「知ってるんだな?」

 

ユーノは動揺を隠せず、ジュエルゼロを知っていると教えてしまった

 

ユーノ「何故、お前達がジュエルゼロの事を!!」

 

ジュエルゼロの事を知っているのは、管理局でもごく少数の人だけだ

 

ガブリ「そんなことはどうでもいいだろ? 何所にあるか教えろ」

 

ユーノ「断る!!!! アレは危険な物なんだ!!!」

 

ガブリ「はぁ? お前に断るっていう選択肢とか無いし」

 

ガブリは、ユーノに近づき、

 

ザシュッ

 

ユーノ「グワァァァ!!!!」

 

ユーノを切り裂く

 

ガブリ「もう一度、ぶった斬られたいか? 吐けよ」

 

ユーノ「チェーンバインド!!」

 

ユーノは鎖の様なバインドで、ガブリの右腕を縛るが、

 

ガブリ「下らね」

 

プチッ

 

軽く千切る

 

完全に無意味だった

 

ガブリ「面倒くせぇな………………………喋らねぇなら死ね!!」

 

ユーノに向かって大剣を振ろうとするが、

 

キバ「待て!」

 

相方のキバに止められる

 

ガブリ「ん? 何だよ? キバ」

 

キバ「そいつ、何所かで見た顔だと思ったら無限書庫の司書長だ」

 

ガブリ「だから?」

 

キバ「そいつより、無限書庫について詳しい奴はいないということだ」

 

ガブリ「殺すなっていいたいのか?」

 

キバ「そうだ…………………………ジュエルゼロについても知ってるのなら、態々 殺す必要もない」

 

ガブリ「仕方ねぇな……………………」

 

ガブリは、ユーノの髪を掴んで引き摺り、無限書庫の中に入って行く

 

ガブリ「うわ〜 広いな、オイ」

 

キバ「此処から探すのは骨が折れる」

 

ガブリ「オイ! ポンコツ野郎! さっさと喋れよ!!」

 

ガブリは、ユーノの顔を何度も殴る

 

ユーノ「う、う……………………」

 

ガブリ「ダメだ、こりゃ」

 

ガブリは、ユーノを投げ捨てる

 

キバ「仕方ない……………………………」

 

キバは、ユーノに近づき、目線を合わせる

 

キバ「お前には大切な人が居るか?」

 

ユーノ「な…………に?」

 

キバ「失いたくはないだろ?」

 

ユーノ「や、止めろ……………………止めてくれ…………………」

 

キバ「お前の所為だぞ? お前がジュエルゼロの居場所を教えないからだ」

 

ユーノ「止めろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」

 

ユーノは突然、大声で叫び出す

 

ガブリ「相変わらず、お前のレアスキルはえげつないな」

 

キバ「さぁ話せ」

 

ユーノ「ジュエルゼロは………………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜無限書庫から離れた場所〜

 

どういうわけか、ユーノはジュエルゼロの場所を話してしまう

 

キバ「此処か」

 

ガブリ「凄い封印魔法を掛けられてるな」

 

2人の目の前には石が飾られている

 

キバ「いや、これぐらいの封印なら解ける」

 

ガブリ「お前ってチートじゃね?」

 

キバ「さぁな」

 

キバは、ジュエルゼロらしき石に触れようとするが、

 

フェイト「待て!!」

 

後ろから声が聞こえ、2人は振り返る

 

ガブリ「ん? 誰? アイツ」

 

キバ「……………………………閃光」

 

フェイト「時空管理局 執務官のフェイト・T・ハラオウンだ………………………無限書庫襲撃の容疑で逮捕する」

 

ガブリ「はぁ? お前みたいな雑魚じゃ無理に決まってるだろ? 諦めて帰れ」

 

フェイト「バルディッシュ!!」

 

バルディッシュ(クレッセントフォーム)

 

ガブリ「何だよ? やる気か?」

 

フェイト「………………………………………………………………………………………」

 

無言でガブリを睨み付ける フェイト

 

キバ「はぁ、面倒だな」

 

ガブリ「オイ! キバ! 俺にやらせろ!」

 

キバ「速攻で決めろよ?」

 

ガブリ「ああ!!」

 

フェイト「先手必勝!!」

 

フェイトはガブリの後ろに回り込み、脇腹を狙う

 

キバ(閃光の二つ名は伊達ではないな、かなりのスピードだ…………………だが)

 

ガキィィィィィィィィィ

 

ガブリは、フェイトの斬撃を大剣で受け止める

 

キバ(速さだけではガブリには勝てん)

 

フェイト「!!!!!」

 

受け止められた!?

 

ガブリ「早いじゃねぇか…………………けど、軽すぎるんだよ!! お前の斬撃は!!」

 

ガブリの腕力に押され、吹き飛ばされる フェイト

 

ガブリ「虫けらが!!! 死ね!!!」

 

フェイトに向かって走り出す ガブリ

 

フェイト「クッ」

 

凄い腕力……………………シグナムやカイトとは比べ物にならない

 

ガブリ「オラァァァァァァ!!!!!!!」

 

大剣を振りかぶる

 

フェイト「ッ!!」

 

フェイトは飛んで躱す

 

フェイト(あの大剣、デバイスじゃない!!)

 

ガブリ「チッ!! ピョンピョコ跳ねやがって!!! 蛙か! お前は!」

 

ガブリは大剣を地面に突き刺す……………………すると

 

ザァァァァァァ

 

水が溢れ出す

 

フェイト「!!!!!」

 

あれは魔力変換資質「流水」!?

 

ガブリ「食らいな!! ウォータープリズン!!!」

 

一斉に水がフェイトを襲う

 

フェイト「ッ!!」

 

フェイトは躱そうとするが、反応が遅れた

 

フェイト(これは……………………)

 

フェイトは水に飲まれてしまう

 

ガブリ「そこからは絶対に出れねぇぞ?」

 

フェイト(水の牢獄………………ヴ!!)

 

こ、呼吸が…………………………

 

ガブリ「このまま放っておいても窒息するだろうが、それじゃあ詰まらねぇ」

 

ガブリは大剣を抱え、

 

ガブリ「スプラッシュ・ブラスト!!!」

 

フェイトの回りを覆っている水溜りを切り裂く

 

すると、水に変換されていた魔力が元に戻り、魔力が斬撃破となって、フェイトを襲う

 

フェイト「グハァ!!」

 

躱せるはずもなく、直撃する

 

ガブリ「へぇ〜 結構強めで撃ったんだけどな。死なねぇのか?」

 

フェイト「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

限界なのか、地面に寝そべり、立とうとしない フェイト

 

キバ「時間だ…………………行くぞ ガブリ」

 

ガブリ「へ? コイツは殺さないでいいのかよ?」

 

キバ「近くに莫大な魔力を感知した………………こちらに向かってきている、そいつの仲間だろう」

 

ガブリ「へんっ! 皆殺しにすればいいんだよ!」

 

キバ「面倒なことは避けるに越したことはない…………………行くぞ ガブリ」

 

ガブリ「チッ」

 

2人は去っていく

 

ジュエルゼロと思われる石を持って

 

フェイト「ま…………………待て…………………………………」

 

死にかけているフェイトが静止しても無意味だった

 

それから5分後、はやてが来た

 

そして、状況を把握し、一旦撤退し、フェイトをシャマルに預ける

 

ジュエルゼロが奪われた

 

完全敗北である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はカイト視点です

 

召喚師を倒せるか……………………………

 

 

 

 

 

説明
十五話ですね
後4話ぐらいで終わります
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
626 614 0
タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

ohatiyoさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com